昭和区九条の会は7月17日に6周年総会を行ないました。
総会では元岐阜大学教授で、岐阜九条の会事務局長の吉田千秋さんの「どうするの日本の平和と安全」という講演を聞いた後、今後の活動について意見を交わし、つぎのようなアピールを採択しました。
[昭和区九条の会6周年総会アピール]
今、この大災害を大いに利用し、憲法の改悪を企む動きが強まっています。
5月には参院で憲法調査会規定が成立し、衆参両院で憲法審査会始動のための整備が一段と進められています。
改憲のための一歩として衆参両院の3分の2以上の賛成を必要とする発議の条件を2分の1へ緩和するための「憲法96条改正を目指す議員連盟」も旗揚げし、賛同署名に乗り出しています。
一方、改憲の外堀を埋める動きも活発です。憲法19条を踏みにじって大阪その他で「君が代」の起立・斉唱を教職員に強要し、また太平洋戦争を『正義の戦争』として加害の歴史を教えようとせず、現憲法は戦後GHQによる一方的な押し付けだと決め付ける教科書を子どもたちに与えようとしているのはその表れです。
また、沖縄米軍基地の移転問題、自衛隊海外派遣もねらいは米軍と協力し、戦争できる態勢の準備を強化することではないでしょうか。
今月に入ってから防衛省研究会が「武器輸出三原則」を見直し、兵器の国際共同開発・生産に参入することを提言していることも警戒すべきことです。
こうした動きは一方で解釈改憲を進めながら他方で憲法9条を変えるための布石を打ち、改憲の地ならしをする危険な動きです。
今こそ改憲派の意図をしっかり見抜き、国民的な共同と連帯でこれらの動きにストップをかける力を大きく強める必要があります。
(アピールでは大震災と原発事故と憲法の問題にも触れていますが、分量の関係で割愛しました。広報委員会)
また昭和区九条の会では、この日に向けて会員に昭和区九条の会の活動や活動への参加についてのアンケート調査を行いました。
総会までに35人の方から回答が寄せられました。それによりますと、
◇「会の活動に参加した」と回答した人は32人(91.4%、以下%は回答者比)(参加しなかった理由は「体調が悪い」「忙しい」でした。)
◇どんな催しに参加したかでは、「平和のつどい」26名(74.2%) 「平和美術展」27名(77.1%)「ともしびウォーク」19名(54.2%) 「学習会」10名(28.6%)「愛知の戦跡めぐり」3名(8.6%)でした。
◇今後会員相互で行いたいことでは、「戦争体験を語る会」「昭和区の戦跡発掘・資料集め」「気楽なおしゃべり会」「九条酒場・喫茶」などが挙げられました。
世話人会では、会員の希望を採り入れ、会員の経験、知識、力を発揮できるように活動のあり方を改善し、会の活性化と参加率の向上を図ることを検討することにしています。
(紹介したのはアンケート項目の一部です。広報委員会)
総会では元岐阜大学教授で、岐阜九条の会事務局長の吉田千秋さんの「どうするの日本の平和と安全」という講演を聞いた後、今後の活動について意見を交わし、つぎのようなアピールを採択しました。
[昭和区九条の会6周年総会アピール]
今、この大災害を大いに利用し、憲法の改悪を企む動きが強まっています。
5月には参院で憲法調査会規定が成立し、衆参両院で憲法審査会始動のための整備が一段と進められています。
改憲のための一歩として衆参両院の3分の2以上の賛成を必要とする発議の条件を2分の1へ緩和するための「憲法96条改正を目指す議員連盟」も旗揚げし、賛同署名に乗り出しています。
一方、改憲の外堀を埋める動きも活発です。憲法19条を踏みにじって大阪その他で「君が代」の起立・斉唱を教職員に強要し、また太平洋戦争を『正義の戦争』として加害の歴史を教えようとせず、現憲法は戦後GHQによる一方的な押し付けだと決め付ける教科書を子どもたちに与えようとしているのはその表れです。
また、沖縄米軍基地の移転問題、自衛隊海外派遣もねらいは米軍と協力し、戦争できる態勢の準備を強化することではないでしょうか。
今月に入ってから防衛省研究会が「武器輸出三原則」を見直し、兵器の国際共同開発・生産に参入することを提言していることも警戒すべきことです。
こうした動きは一方で解釈改憲を進めながら他方で憲法9条を変えるための布石を打ち、改憲の地ならしをする危険な動きです。
今こそ改憲派の意図をしっかり見抜き、国民的な共同と連帯でこれらの動きにストップをかける力を大きく強める必要があります。
(アピールでは大震災と原発事故と憲法の問題にも触れていますが、分量の関係で割愛しました。広報委員会)
また昭和区九条の会では、この日に向けて会員に昭和区九条の会の活動や活動への参加についてのアンケート調査を行いました。
総会までに35人の方から回答が寄せられました。それによりますと、
◇「会の活動に参加した」と回答した人は32人(91.4%、以下%は回答者比)(参加しなかった理由は「体調が悪い」「忙しい」でした。)
◇どんな催しに参加したかでは、「平和のつどい」26名(74.2%) 「平和美術展」27名(77.1%)「ともしびウォーク」19名(54.2%) 「学習会」10名(28.6%)「愛知の戦跡めぐり」3名(8.6%)でした。
◇今後会員相互で行いたいことでは、「戦争体験を語る会」「昭和区の戦跡発掘・資料集め」「気楽なおしゃべり会」「九条酒場・喫茶」などが挙げられました。
世話人会では、会員の希望を採り入れ、会員の経験、知識、力を発揮できるように活動のあり方を改善し、会の活性化と参加率の向上を図ることを検討することにしています。
(紹介したのはアンケート項目の一部です。広報委員会)