新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

尾張南部の五つの九条の会が新年初の交流会

2009年01月27日 | Weblog
 かにえ九条の会から、1月23日に行われた尾張南部地域の九条の会の交流会の報告がありましたので、ご紹介します。

 尾張南部の海部(佐屋・甚目寺・かにえ)、つしま、いなざわ地域の五つの九条の会が1月23日に09年最初の交流会を開きました。

 最初に、つしま九条の会から、「品川正治氏を招いて、この地域で一緒に『つどい』を行おう」という提案があり、今後実現に向けて協議をつめていくことになりました。

 この五つの九条の会はこれまでも交流会を行って互いに情報を交換したり、一昨年は「日本の青空」上映実行委員会に一緒にとりくんだり、昨年11月3日にあいち九条の会が行った名古屋・栄でのアピール行動に共同で取り組んだりしてきました。

 今回も、甚目寺九条の会が4月12日にあいち九条の会代表世話人でもある俳優の天野鎮雄さんを招いて3周年記念行事をすること。

 いなざわ九条の会からジェームス三木さんを招いて行った記念行事の経過報告や2月の月例会で、ジャーナリスト会議の大西五郎さんを講師に「田母神論文と報道の問題点」の学習をする予定であること。

 つしま九条の会は200人を目標に会員拡大に取り組んでいること。

 佐屋九条の会からは会員に凝ったデザインの年賀状を送ったこと

 などが報告されました。

 かにえ九条の会からもあいち九条の会世話人でもあるジャーナリスト会議の大西五郎さんを招いて「憲法九条が果たしてきた役割」というテーマの学習会を行ったことや、会報(ニュース)を作成中であることが報告されました。

 また、これまで五つの会で交流会を続けてきましが、この地域には祖父江九条の会、また蟹江にはみなと医療生協の支部があって、九条の会も名古屋と蟹江にまたがっています。
 
 これらの会にも呼びかけて、名称も「連絡会」にしたらどうかということも話し合われました。

豊田戦跡マラニック

2009年01月27日 | Weblog
RUNNERS9条の会から企画のご案内をいただきました。
 以下にご紹介いたします。

 走りながら9条の大切さを訴えようと、全国の平和を愛するランニング好きが集まって結成されたRUNNERS9の会です。愛知・東海のメンバーも着実に増えて36名になりました。

 会では戦争遺跡を走って訪ねるマラニックシリーズの企画しています。これまで名古屋市内、知多、豊橋、瀬戸など企画してきましたが、今回は豊田市地区です。

 終戦の前日8月14日に模擬原子爆弾パンプキン3発が豊田に投下されていたのをご存知ですか?

 そのパンプキン着弾地や特攻隊に出撃して行った若者たちが訓練を受けた海軍航空隊跡などを訪ねる予定です。

当日は「平和をねがい平和を記録する会」のご協力で現地説明もしていただけそうです。

 せっかくの機会なのでいろいろ訪ねてみたいと思って距離26kmはちょっと長め?になりましたが、ゆっくり走りましょう(途中電車利用すれば19kmです)。

みんなとワイワイ走れば意外に走れるもんです。たくさんの参加をお待ちしております。

日時・集合場所は次のとおりです。

     日   時    2月8日(日)  午前9時集合

     集合場所    名鉄新安城駅    

平和百人一首展に若い人を含め222人-昭和区九条の会が学生青年センター等と共催

2009年01月27日 | Weblog
 昭和区九条の会から「平和百人一首原画展」の報告が届きました。
 以下にご紹介します。

 昭和区九条の会が新年最初のイベントとして、1月14日から18日まで「甦る平和百人一首原画と時事かるた展」を昭和区の名古屋聖マタイ教会で行い、来場者に深い感銘を与えて成功しました。

 「平和百人一首」は昭和23年に平和の鐘楼設立会が全国から募集し、23720首応募があった中から選んだものですが、永い間埋もれていたものを、児童文学者の大竹桂子さんが発掘し、稲田善樹さんのイラストを添えて「百のうた 千の想い」という本にして昨年5月に出版したものです。

 今回は稲田さんの原画を添えて展示しましたが、短歌と絵はいずれも、長い戦争から解き放たれ、ささやかな喜びに浸る庶民の姿と故郷の自然や働く喜び、家族や平和日本をいとおしむ気持ちがにじんだもので、参観者のアンケートでも「どの歌にも当時の様子が滲み出ており、戦争のない時代到来の安心と喜びが全編に溢れ、心打たれるものばかりでした」などの感想が寄せられました。

 「時事かるた」は昭和区九条の会会員の若原さんという80歳の方(元教員)が作成したもので、平和をないがしろにする政治を批判したり世相を風刺した文章と絵に、思わずにやりとする人、うなづく人、さまざまでした。

 併せて「平和年賀状」も展示されましたが、「平和の想いを伝えるには大変いい方法だ」という声が多く聞かれ、「来年は私も年賀状でアピールしよう」という人もいました。

 この他、昭和区九条の会の一年の活動を写真で説明しましたが、多様な活動を評価してもらえたようです。

 また、会場に最新のイスラエルのガザ攻撃の写真も展示しましたが、人々は立ち止まって写真に見入り、小学生が母親に説明を求める姿もありましたが、戦争の酷さに衝撃を受け、「なぜこうなるの」と疑問の声が多く聞かれました。

 この企画は、名古屋学生青年センター・ピースナイン恵方町との共同主催でしたが、期間中4日間の入場者は222人で、近くの短大の学生さんが50人ほど、キリスト教関係の人が60人と九条の会の催しに初めて参加する人が多く、新しい人たち、特に若い人たちとの接触をはかれたことがよかったと思います。

東郷9条の会結成2周年記念行事のお知らせ

2009年01月27日 | Weblog
 東郷9条の会のみなさんから結成2周年記念として、次の企画を進めているとのご連絡をいただきました。
 以下にご紹介いたします。

 ① 「平和百人一首と稲田善樹」原画展を開催します。
   9条の会の賛同者の作品(絵画、写真陶器、書など)も同時に展示します。

    日 時   1月31日(土)12:00~2月1日(日)17:00までの2日間

    場  所   東郷町の施設「いこまい館1階町民ギャラリー」にて

 ② 東郷9条の会2周年記念のつどい

    日 時   2月28日(土)13:00開場 13:30開演

     場  所   東郷町「いこまい館」1階多目的ホール(300名以上可)

    内 容   品川正治さんの講演「戦争・人間・そして憲法9条」

 ○オープニングとして地元東郷で活躍の「ハンドベル演奏:奈々シータハンドベルリンガーズ・エンジェルリンガーズ」出演

 ○品川さんは84歳とご高齢であり、本年3月以降は講演会を遠慮されているようで、もしかしたら東郷講演がラストの可能  性があります。

  ぜひ「この機会を逃さずに」品川さんのお話をお聞きください。

  協力券1000円(子ども500円)当日、お待ちしています。

第2回「あたらしい憲法のはなし」を読む会のご報告

2009年01月27日 | Weblog
 富田地域憲法九条の会は1月17日に「憲法学習会」第2シリーズ名「あたらしい憲法のはなし」第2回を行いました。

「あたらしい憲法のはなし」は1947年から52年まで中学校の社会科の副読本として使われていたものです。
 以下はそのご報告です。

 今回は「天皇陛下」、「戦争の放棄」、「基本的人権」の3項目を読みました。参加者の中の3人が音読したあと話題提供者が内容についての感想を述べ、みんなでは話しあいました。

<天皇陛下>の項では、

 ・この本が書かれたときには天皇の地位はもう「象徴」になっていたが国民の意識はそうすぐには変わらず、天皇に配慮した書き方がしてある。

・天皇は「日本国民の中心にいて日本国民を表している」という箇所があるが、「日本国民を代表する」とはどうちがうか。

 ・「天皇元首化」を唱える人が多くなっているらしい、天皇の国事行為(憲法第7条)の内容が増えて天皇は忙しいらしい、というようなことも話題になりました。

<戦争の放棄>の項では、

 ・「戦争をしても何にもならない。戦争は人間をほろぼす。世の中の良いものをこわす」という箇所をきちんと若い世代に伝えていかねばならない。

 ・「こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任がある」とい箇所があるがどの国とははっきりと言っていない。「侵略戦争だった」とも言っていない。
 まして天皇に責任があるとも言っていない。

 ・「よその国と争いごとがおこったときは、おだやかにそうだんして、きまりをつける」とも書いてあるがイスラエルのガザへの無差別爆撃が現に行われている。 武器を持たせると使いたくて仕方のない人がいる。

 ・ソマリア沖へ自衛隊を出したくて仕方がない人々もいる。
  「派遣村」へ集まった人がなぜそんな境遇になったのかを考えると同じよう に、どんな理由で彼らが海賊になったかを考えなければならない。

 など、話題は多方面に発展しました。

<基本的人権>の項では、

 ・憲法25条に該当する部分がこの本には欠落している。

 ・義務教育の「義務」を子どもが学校へ行く義務だと勘違いしている人がいる。

 ・田母神さんが言論の自由だと各地で講演しているようだが、この本には「むやみにこれ(基本的人権を)をふりまわして、ほかの人に迷惑をかけてはいけません」とある。
   田母神さんは地位もある人だから彼の言動で迷惑をこうむっている人も多いはずだ。

 ・反戦ビラを配って逮捕された人や共産党の人がビラを配って捕まっている。言論の自由が侵されている。

 ・「派遣村」の人たちの「基本的人権」はどこへ行った。

 などなど、時間いっぱい話し合いました。

 第3回(次回)は3月28日に予定しております。

昭和区九条の会が他団体と共催で「平和の百人一首・時事かるた展」を開催

2009年01月13日 | Weblog
 昭和区九条の会が他団体と共催して「平和の百人一首・時事かるた展」を開催するとのご連絡を受けました。
 以下、事務局に届いた開催のご案内を紹介いたします。

 昭和区九条の会では、昭和区内のキリスト教関係の平和を守る団体と「平和の百人一首・時事かるた展」を以下の日程で開催いたします。

 ご都合のつく方は是非ご観覧ください。

   日 時    2009年1月14日午前10時~同月18日午後4時まで

   会 場    名古屋聖マタイ教会

          (地下鉄「御器所駅」下車・4番出口から南に350m)

   入場料    無 料

   主 催    昭和区九条の会、名古屋学生青年センター、ピースナイン恵方町

   連絡先    昭和区九条の会・事務局(舟橋)
              (電話・FAX) 052-731-2749

【平和百人一首とは】

 このたび開催する「平和の百人一首」は、1948(昭和23年)に平和の鐘楼建立会が募集し、23720首の応募から選ばれた短歌です。

 うたには長い戦争から解き放たれ、ささやかな喜びにひたる庶民の姿と故郷の自然や働く喜び、家族や平和の日本をいとおしむ気持ちが滲んでいます。

 それらの歌を発掘したのが大竹桂子さん。

 短歌に添った絵を書いたのが稲田善樹さんです。ふたりの力で60年前の短歌が「百のうた 千の想い」という本になり、2008年5月3日に発行されました。

【開催のいきさつは】

 瀬戸九条の会の高橋さんから昭和区九条の会に展示要請があったからです。

 それを受け、名古屋学生青年センターと恵方町教会内のピースナインと話し合い、名古屋聖マタイ教会をお借りして展示会をすることになりました。

 いま、日本を戦争ができる国にするために憲法を変えようとする勢力も大きくなっています。

 そのような折り、戦後の混乱期に平和な暮らしを心から喜び、希望に満ちた短歌を市井の人々が読みました。平和の大切さを感じていただければ幸いです。





 

みずほ九条の会が「緊急アピール」に賛同

2009年01月13日 | Weblog
 みずほ九条の会の世話人会の皆さんから、1月7日の世話人会において、世界平和アピール7人委員会からの「イスラエルによるガザ地区攻撃中止を求める緊急アピール」への賛同を決定したとのご連絡を受けました。

 アピール内容は以下のURLをご参照下さい。

     http://worldpeace7.jp/

 このささやかな賛同表明が、日本国憲法の精神である国際平和の希求の一助となることを願っています。

 とのコメントが付されていました。

こそくな手段で自衛官を募集―富田地域九条の会が会報で警告

2009年01月07日 | Weblog
 富田地域九条の会(名古屋市中川区)から会報の「九条の会富田十九号」が事務局に届きましたので、ご紹介します。

<九条をないがしろにする動きに注意>

 会報では「こそくな手段で自衛官を募集」という記事で会員に注意を促しています。その要旨は、「防衛省では若者を狙って言葉巧みに自衛隊への勧誘をしています。
 県下でも三河のある町では、役場が住民台帳のような大事なものを防衛省に見せています。

 防衛省はそれをもとに、いろいろ資格が取れる、技術が身につく、住宅や食事の心配がない、希望すれば勉強もできるなど、不況で仕事がない若者や進学をあきらめざるを得ない若者を的にしています。」「多くの中学校で、主に二年生が授業の一環として職場体験をしますが、その職場に自衛隊を選んでいる学校が増えているようです。

 職場体験の受け入れをいやがる企業が多いなか、自衛隊はサ-ビスがいいそうです。」「職員会議などで体験場所を話し合うと、若い先生が『規律正しい生活を学べる』『将来の役に立つ』などと自衛隊を推薦する例が多いと聞きます。」

<憲法九条を守る歌人の会に会員が入選>

 また会報は、会員の佐島昇さんの歌が、憲法九条を守る歌人の会の歌集に入選したことを伝えています。

  佐島さんの歌は

 九条の改憲なりせば、孫達の徴兵義務に危惧をば抱く

  というものです。

<「あたらしい憲法のはなし」学習会>

 また昨年11月から始まった「あたらしい憲法のはなし」の二回目の学習会を1月17日に行うことも伝えています(学習会の詳細は当会ホームページ参照)。

第2回「新しい憲法のはなし」を読む会

2009年01月05日 | Weblog
 「富田地域憲法九条の会」のみなさんによる今年の最初の企画を紹介します。

 昨年11月から始まった「新しい憲法のはなしを読む会」の第2回学習会が、以下の日時・場所で行われます。

 「あたらしい憲法のはなし」とは、1947年8月に当時の文部省が社会課の教材として発行し、1952年頃まで使われていたものです。

 詳しくは上記のチラシを拡大してご確認下さい。

  日  時   1月17日(土) 午前10時30分~12時30分

  場  所   富田地域北センター 

12月8日に不戦を誓う「ともしびウォーク」を実施-昭和・千種・瑞穂・名東各区九条の会合同

2009年01月05日 | Weblog
 みなさん明けましておめでとうございます。
 今年もこのコーナーは、昭和、千種、みずほ、名東の各会のみなさんの合同による「平和のともしびウォーク」のご紹介から始めます。

 太平洋戦争開戦の日にあたる12月8日に、「第3回平和のともしびウォーク」が行われました。
 この日は午後5時に、瑞穂区の東栄公園から空港線を東に、また東山公園前から千種区役所を経由して西への二つのコースに分かれて今池西公園を目指しました。

 出発地点では歌やスピーチ、太鼓の演奏など様々な趣向を取り入れて楽しく、賑やかな集会を行い、行進ではペットボトルを利用した手製のともしびを夜空にかかげながら、沿道の人々に平和への願い、9条を守れの思いをアピールしました。

 JR千種駅の東にある今池西公園で二つのコースが合流し、噴水のまわりにともしびが並べられ、幻想的な雰囲気を漂わせました。名東・千種の合唱団が歌を歌い、通行人からも注目されました。

 今年98歳になられる元名古屋市長の本山政雄さんも今池西公園の集会に参加される予定でしたが、風邪を引かれたといことで、「憲法を活かして戦争をしない、豊かな日本をつくりあげましょう。
 世界の流れは、反戦、非戦、話し合いです。ここに確信を持ち、運動を広げましょう。」というメッセージが代読され、大きな拍手が巻き起こりました。
 集会は午後8時に終わりました。

 「平和のともしびウォーク」は昭和区九条の会の呼びかけで一昨年から始まったもので、最初は昭和区・千種区・瑞穂区の三つの九条の会の参加で行われ、昨年はこれに名東区九条の会がオブザーバー参加しました。

 今年は名東区が正式メンバーになり、九条の会なごやも実行委員会に加わり、四つの九条の会以外にも市内、近郊の九条の会からも参加があり、450人が集いました。この模様は中日新聞でカラー写真とともに、また「赤旗」でも紹介されました。

 昨年は500人の参加だったのに残念ながら今年は450人に減りました。
 17日に行われた「平和のともしびウォーク」実行委員会では、「昨年参加したから」「夜で寒いから」などが不参加の理由になったという報告があり、会員に何らかの役割をお願いし、自分が行事の一端を担っているという自覚を持ってもらう働きかけが必要だなどの意見がでました。

 そして「専守防衛は抑止力にならない」「自衛官の99%は私を支持している」などと公然と唱える田母神空幕長(当時)に講演の機会を与える団体がある。九条の会に対抗する団体も作られつつある。改憲勢力は着々と手を打っている。

 私たち九条の会も、従来以上の運動で改憲の動きを水際でストップしようということを確認して、来年の12月8日には、名古屋市内の全ての九条の会に「ともしびウオーク」への参加や、各区で市民にアピールする行動をとるよう訴えようということになりました。