新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

岩倉9条の会の「9条酒場」などの活動を朝日新聞が30日朝刊で大きく紹介

2010年04月30日 | Weblog
 岩倉9条の会が「9条酒場」を開いてみんなと話し合いの場をひろげていたり、戦跡めぐりや小学校区ごとの集会を開くなどの活動に工夫を凝らしていることはこのホームページでも紹介してきましたが、30日の朝日新聞が地方版(19面)で岩倉9条の会の活動を取上げて紹介しています。

  飲んで歩いて平和を思う「岩倉9条の会」-酒場やハイキング企画 すそ野拡大期待

 と見出しをつけ、5段の囲み記事で、会員が「さかな」を一品ずつ持ち寄って、酒を酌み交わしながら、憲法9条や普天間基地の問題を話し合ったこと。

 戦争中に工場疎開に使った可児市の地下壕や航空機を隠した各務原市の掩体壕跡などをめぐる戦跡めぐりのハイキング。

 小学校区ごとの集会を開くなど運動に加しやすいように工夫をこらしていて、4年前に40人で立ち上げた会も現在は1000人弱までに増えたと、岩倉9条の会の活動を好意的に紹介しています。

            9条の会にマスコミの注目が高まっている

 先日は中日新聞が富田九条の会(名古屋市中川区)の集会を取材に来て記事にしたり、羽黒・池野9条の会の新緑歩く会を地元のCATVが取材して放送したり、これまであまり見向きもしなかった9条の会の活動にマスコミも注目するようになってきました。

 みなさんの会も、「集い」などの情報をマスコミに積極的に提供するといいですね。

                                  (広報委員会)

「軍隊のない国・コスタリカを訪ねて」-犬山9条の会が5周年記念講演会

2010年04月30日 | Weblog
 犬山9条の会が創立5周年を迎えるのを記念して、会長の杉山幸丸さんによる「軍隊のない国・コスタリカを訪ねて」という講演会を行います。


                  犬山9条の会5周年記念講演会

     と き    6月6日(日) 13:30~15:30

     ところ    犬山福祉会館中ホール(名鉄犬山線「犬山」駅下車)

     講 演    軍隊のない国・コスタリカを訪ねて

     講 師    犬山9条の会会長   杉山 幸丸さん

     参加費    資料代 300円(※コーヒー・お菓子代を含みます)

                   連絡先 0568-68-2431 岩槻まで

 なお講師の杉山さんは、京都大学名誉教授、東海学園大学名誉教授で、霊長類学の専門家。「人とサルの違いが分かる本」などの著書があります。

 「戦争は悲惨だ。だから軍隊などいらない」という話を聞くが、では軍隊なしで国家は生き延びていけるのか、

 という疑問を解消するため、実際に軍隊を捨てた国コスタリカはどうやって国家を維持しているのかを見てみようと思って、このほどコスタリカを訪ねました。

 旅行社の企画ではコスタリカの自然探訪など表街道をなぞるだけなので、自分の足で歩き回って「軍隊のない国」の実態を見、そこに暮らす人々の意見も聞いてみようと個人旅行でコスタリカを訪ねました。その生の報告です。

東海放送人九条の会が「国民投票法の強行施行に反対する決議」を採択

2010年04月23日 | Weblog
 5月18日に国民投票法の施行日が迫っていますが、この地方の放送関係者で組織する東海放送人九条の会は4月23日に開かれた運営委員会で別項の「国民投票法の強行施行に反対する決議」を採択しました。


           国民投票法の施行強行に反対する決議

 憲法9条を改正して日本を戦争をする国にしようとする勢力によって2007年5月に国会で成立した「国民投票法」(憲法改正の手続きに関する法律)は、当時の与党(自・公)が成立を急ぐあまり、無理矢理法を強行成立させました。

 このため現行法律では満20歳以上を成年とするが、投票年齢を何歳からにするかも決らないままでした。

 この他にも審議の途中でいくつかのあいまいな問題や不十分な規定が問題となり、条件を整備することが必要として施行が3年間延期され、その間条件を整えることになりました。 そして手続上は今年5月18日に施行されることになっています。

 しかし、この3年間、これらの宿題が何も片付いていません。

 また、この法律に伴って憲法改正原案を審議することになる憲法調査会は衆参両院に設置されることが議決されましたが、未だに委員の選任もできないでいます。

 これは、改憲手続法の施行を望まないというのが国民の多数の意思であるからです。

 このまま施行すれば、欠陥法律になります。それなのに、自民党国会議員を中心とする「新憲法制定議員連盟」が今月28日に「新しい憲法を推進大会」を開くのをはじめ、自民党の憲法改正推進本部が5月18日に大きなイベントを構えるなど、国民投票法の施行を強行する構えです。

 これには日本弁護士連合会も会長声明で「国民投票法の成立に際し、参議院日本国憲法に関する調査特別委員会で18項目にわたる付帯決議がなされました。

 特に『成年年齢』『最低投票率』『テレビ・ラジオの有料広告規制』の3点については、『本法施行までに必要な検討を加えること』とされています。

 しかしながら、これらの重要な問題点を含めて、付帯決議がなされた項目について、ほとんど検討がなされていない。」と指摘し、「国の基本法たる憲法の改正手続は、国民主権原理から、国民の意思が正確に反映されるよう、極めて慎重な配慮が必要である」として、国民投票法の施行延期を求めています。

 法律の専門家の目から見て問題があるとされているのですが、私たちは、憲法九条を守り、九条改正に反対しています。

 その立場から、現行改憲手続法の強行施行に反対し、国民投票法そのものの廃止を求めます。

  2010年4月23日

                          東海放送人九条の会運営委員会

「どうなる?どうする?憲法9条」-みずほ九条の会が5周年の集い NPT再検討会議ニューヨークの報告も

2010年04月23日 | Weblog
 みずほ九条の会が5月16日(日)に結成5周年の集いを行います。

 森英樹龍谷大学教授(名古屋大学名誉教授)による「どうする?どうなる?憲法9条」の講演、瑞穂区在住で、みずほ九条の会の会員でもある「ぽこあぽこ」のうた、4月29日からニューヨークで行われるNPT=核不拡散条約再検討会議の市民集会に参加する西岡菜絵会員のニューヨーク報告も行われます。

 この集いは名古屋市立大学九条の会と共催で、会場は名古屋市立大学本部棟4階ホールです。

            みずほ九条の会結成5周年の集い

     と き    5月16日(日)    13:30~16:30

     ところ    名古屋市立大学本部棟4階ホール

             (市立大学病院の内・地下鉄桜通線桜山駅③出口が便利、
              病院駐車場は有料)

     講 演   「どうなる?どうする?憲法9条」

              森 英樹 龍谷大学教授・名古屋大学名誉教授

     う た    ぽこあぽこ

     報 告    NPT再検討会議(ニューヨーク)の報告

              西岡 菜絵 みずほ九条の会会員

     参加費    無料(市立大学病院構内は全域禁煙です)

     問合せ      尾鍋 昭彦(052-851-3977)

                山崎 雅子(052-872-6398)

                湯浅 道子(052-852-5732)

三池炭鉱労働者の体験を聞く-春日井東部中学校区九条の会

2010年04月21日 | Weblog
 春日井市東部中学校区九条の会は創立4年を迎え、3月13日に第5回総会を行いました。

 総会は新婦人フラワーズの元気な歌声で始まり、元三池炭鉱労働者の眞村勲さんがマジックを披露してくださいました。

 続いて眞村さんから三池炭鉱での体験を聞くのがこの日のメインのプログラムです。

 眞村さんは1963年の炭じん爆発に遭遇し、仲間の救助活動をしているうちに自分も意識を失いました。

 夜中にようやく抗外に運び出されましたが、トラックから降ろされたところは死体置き場でした。看護婦さんが「この人は生きとるバイ」と処置室に運んでくれてようやく生還したそうです。

 4年のリハビリの後再び坑内に復帰しましたが、そこでも再び電気的な事故が起き、感電して2メートルも吹き飛ばされた経験を持っています。

 眞村さんは三池闘争後に三池を去って名古屋にきましたが、三池炭鉱第一組合の仲間が信念を貫いたことに誇りを持っていると語りました。

 第二部で一年間の活動報告と討論が行われ、憲法9条を守る運動を一層強めるとともに、介護などの問題(憲法25条)や地域を流れる地蔵川などの環境問題にも関心を持っていこうと話し合われました。

 春日井東部中学校区九条の会では5月22日(土)1時30分から綜合福祉センターの第一集会室で憲法学習会を行い、介護福祉士の辻美枝子さんから「介護の実情と問題点」を学ぶことにしています。

羽黒・池野九条の会(犬山)の「新緑ウォーク」を-市の広報紙が行事予告、ケーブルTVが取材

2010年04月21日 | Weblog
 犬山市の羽黒・池野九条の会が4月18日に「新緑ウォーク」を行いました。

 名鉄小牧線の羽黒駅を起点に五条川左岸の遊歩道を通り、尾張富士登山口にある宮浦池などをめぐるコースで、15人が参加し、当日は暖かい良い天気にも恵まれ、参加者一同いい汗をかきました。

 このイベントの告知を市の「広報いぬやま」に掲載を依頼したところ掲載されました。

 これを見て中部ケーブルテレビ(CCNet)のスタッフ2人が出発点から一行と一緒に歩いて取材してくれました。

 この模様は21日に放映(尾張北部一円がサービスエリア)されることになっています。

 (広報委員会から)

犬山市の「広報いぬやま」は月2回発行されますが、「市民のひろば」というページがあり、比較的自由にどんな団体・個人の主催する催事のお知らせを掲載してくれるそうです。

先日東海市九条の会の行事を市の広報が紹介してくれたことを紹介しましたが、富田九条の会(中川区)は中日新聞の地方版担当部局にファックスを送って催し物紹介欄で告知され、記者が取材に来て紙面に記事が載りましたし、一色九条の会(中川区)の月例会をフリーペーパーの地域情報紙が紹介してくれました。

 このようにマスコミや市町村の広報紙(誌)や地域情報紙に積極的に情報を送ることが有効です。


大坪九条の会(天白区)が5月16日結成総会

2010年04月21日 | Weblog
 名古屋市天白区の大坪学区の皆さんが「平和を愛する大坪九条の会」の準備会を作って、知覧特攻平和会館初代館長の板津忠正さんを招いて「特攻の真実と平和」という講演会を催すなど、昨年から活動しておられることはこの欄でも紹介しましたが、いよいよ5月16日に結成総会を開くことになりました。

 準備会ではこれまでに140人の賛同者を集めましたが、総会までには150人にしたいと周りの人への呼びかけを強めています。

 結成総会では、あいち九条の会代表世話人の小林武愛大教授の講演や準備会世話人会代表でもあるシャンソン歌手の荻野克典さんの「平和の歌」の演奏も企画されています。


            平和を愛する大坪九条の会結成総会


    と き    5月16日(日)     14:00~16:30

    ところ    生協文化事業センター

               地下鉄鶴舞線植田駅下車・徒歩8分

               旧153号線植田交差点を南へ(駐車場僅少)

    総 会    記念講演「いま 憲法9条は 平和の大切さと九条の会」

           あいち九条の会代表世話人・愛知大学放火大学院教授

                            小 林  武 さん

    総会行事   会則、活動方針、役員の選出など

    文化行事   歌―平和への思いをこめて  長崎の鐘 百万本のバラほか

              シャンソン歌手 荻野 克典さん

              ピアノ伴奏    鬼頭ひかるさん

    参加費     500円

    問合せ    Tel & Fax 052-833-8454 服部さん

 なお、荻野克典さんは東京教育大学(現筑波大学)の学生時代から音楽活動を続け、名古屋市立高校の教員を永らく勤めた後、定年後から本格的な歌手活動をしている方です。

名北福祉会九条の会が第二回講演会-9条はどうなる?私たちに何ができる!!

2010年04月19日 | Weblog
 福祉の充実や子ども・障害者・高齢者が安心して暮らせる街づくりなどの活動をしている社会福祉法人「名北福祉会」の職員やOBの人で作る「名北福祉会九条の会」があいち九条の会代表世話人で愛知大学教授の小林武さんを講師に迎えての講演会を行います。

 5月には国民投票法が施行されます。

 そういう中で改憲の動きはどうなっているのか。私たちに何ができるのか。九条の会の役割は。小林先生にこうした疑問に答えていただきます。

         講演会「9条どうなる?私たちに何ができる」

       と き      4月25日    午前10時~12時

       ところ      北医療生協わかばの里   4階ホール

                  (北区城東町5-114 地下鉄志賀本通駅下車)

       講 演      「9条どうなる?私たちに何ができる」

       講 師      小林 武・あいち九条の会代表世話人

       参加費      無 料(会員以外の方も参加できます)

       問合せ      052-910-3066 名北福祉会 黒川まで

 名北福祉会では5年前にOBの人たちで「名北9条の会」を作り、講演会や学習会を行ってきましたが、昨年度の福祉会の総会で法人として9条を守る運動に取り組む必要が確認され、それまでの「名北9条の会」の運動を引き継いで新しく「名北福祉会九条の会」を立ち上げることになりました。

 そして昨年11月に名古屋大学の愛敬浩二教授による「改憲問題の現在と私たちの課題」という講演会を行い、約60人が参加しましたが、今回が二回目です。


「憲法改正すべし」が52%から43%に減少-「9条改正すべし」38%→32%  読売新聞調査

2010年04月16日 | Weblog
 読売新聞は毎年3月に憲法について国民の意見を探る世論調査を行っていますが、今年3月に行った調査の結果を4月9日に発表しました。

 各種世論調査で「憲法を改正すべきだ」は「環境権を盛り込むべきだ」「知る権利を明記すべきだ」などの目くらまし改憲論の影響もあって、半数以上の賛成になるケースが多いのですが、昨年の読売新聞の調査でも半数以上の52%ありました。

 それが今年の調査では「改正すべきだ」が9%も減って43%となり、半数を割りました。「9条を改正すべきだ」は昨年も38%と少数派でしたが、今年はさらに32%にまで減りました。

 読売新聞は「改正論が減少した背景には、鳩山内閣での憲法論議が停滞していることや、景気対策、米軍普天間飛行場移設など喫緊の課題が山積している(ので国民の関心が離れている)ことがあるとみられる」と分析しています。

 そして社説では「鳩山首相も、小沢(民主党)幹事長も、ともに改憲論者である。にもかかわらず、党内の意見対立の回避や、社民党との連立政権維持など政略的な思惑もあって、改憲論を封印してきた。

 民主党は与党として、憲法論議を停滞させている責任を深く自覚すべきだ。」と、9条改正などを内容とする憲法改正案を提起した新聞社として、民主党を叱咤しています。

 一方社説は自民党に対しては「1月党大会で決めた新綱領で、『日本らしい日本の姿を示し、世界に貢献できる新憲法の制定を目指す』と打ち出した。2005年の新憲法草案を踏まえた第2次草案の策定作業に入っている。」とエールを贈っています。

 ところが、今回の調査では、自民党支持層でも改正賛成は41%と昨年比10ポイント以上も減り、反対派が42%と賛成派を上回りました。

 読売新聞は「憲法改正賛成」が減ったことを鳩山内閣と民主党の政治的対応が原因としていますが、「9条の会」の運動が全国的に広がり、各地、各分野の「9条の会」が創意をこらして「9条を守れ」の運動を展開し、世論を掘りここしていることを見ようとしていないのは、新聞社(ジャーナリズム)として恥ずかしいことだと言いたいと思います。

 広報委員会 大西
 

中区九条の会が発足

2010年04月14日 | Weblog
 名古屋市の中心部であり、古くからの寺社や商店も集まる、中区で新たに九条の会が発足しました。

 3月27日、「中区九条の会」立ち上げの集いが、中区生涯学習センターで開催されました。集いには、約50人が参加しました。
 つどいには、来賓として伊藤あいち九条の会事務局次長が挨拶し、発足を祝いました。

 ミニ講演として、「中区九条の会」の世話人を引き受けた濱嶌将周弁護士が、5月に施行となる国民投票法について、法律は最低投票率を定めておらず、国民の数割の投票でも改憲が可能となる危険な内容であることなど、わかりやすく語り、九条の会の活動を通じて、改憲の危険を国民のすみずみにまでひろげることを訴えました。

 続いて、「戦争体験のお話し」として、ピースあいちの語り部として、戦争体験を語りつないでいる斉藤孝さんが、持参した焼夷弾などを見せて、名古屋空襲と戦時の状況を語りました。

 焼夷弾の実物をみて、戦争を体験した世代の方からも、「初めて見た、実物をみると戦争を身近に感じる」と感想を述べていたのが印象的でした。斉藤さんは、ピースあいちで子どもたちに語るときに、戦争反対の結論を押しつけないように配慮していること。

 そのうえで子どもたちから、戦争体験の話を聞いて、「これまでの歴史の対する認識が変わった、歴史とは今日につなげるもの」という感想を寄せられたことを語りました。

 子どもたちが、自ら戦争の悲惨さや本質をつかむ力を持っていること、そして自分の言葉で「戦争は起こしてはいけない」と感想を寄せてくれていることを紹介し、戦争体験を語り、次世代につないでいくことの大切さを語ってくれました。

 そして、僧侶であり、自らロックグループで活動している佐々木賢祐さんとその仲間、3人による演奏がありました。最後の曲として、2011年が親鸞上人没後750回忌を迎えることから、親鸞聖人をたたえ、平和な世界を希求する歌を披露し、喝采をあびました。

 最後に、「立ち上げの会(設立総会)」に移り、会の目的や活動内容、会費などについて提案があり、世話人を選出し、終了しました。