新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

昭和区平和美術展出展作品募集中

2016年02月23日 | Weblog
 昭和区九条の会などが企画・運営する第10回昭和区平和美術展が今年も4月27日(水)から5月1日(日・祝)まで名古屋市博物館3階ギャラリーで開催されます。
 美術展実行委員会では出品作品の応募受付をはじめました。

【応募要領】

① 絵画・写真・書・工芸・絵手紙など作品のジャンルは問いません。

② テーマも自由です。

③ 出展数:複数の出展が可能です(申し込み書を添えて)。

④ 出展料:1作品につき500円

⑤ 作品は展示し易いように絵画・写真は原則として額縁に、書は表装してください(相談に応じます)。

⑥ 作品の搬入は4月26日(火)午後1時(この日は博物館は休館)

⑦ 申込締切:3月31日です。

⑧ 連絡先:052-731-6417 古田まで

安保法制についての昭和区連続学習会第4弾~「父が語った731部隊」と高校生の取組みの報告

2016年02月23日 | Weblog
 昭和区で平和運動をしている人たちで作る「集団的自衛権の行使に反対する昭和区の会」は安保法制に関する連続学習会を行っています。
 昭和区九条の会もこれに賛同し、会員に参加を呼びかけてています。

 連続学習会では第3弾として1月21日にカトリック名古屋教区司教松浦悟郎さんの「宗教者が考える日本のこれから」(160名参加)に続いて第4弾として、元高校教師の服部則明さんの「父が語った731部隊」の講演と高校生の平和への取組の報告」を聞く会を行います。

 元名古屋国際高校教師の神谷則明さんのお父さんは731部隊に所属していましたが、戦後そのことを息子の則明さんにも話していませんでした。しかし神戸大震災の折、則明さんの母の兄の遺品の中からお父さんが731部隊に所属していたことが判る写真が見つかりました。
 その後731部隊のことを詳しく語ってくれて、「日本はまた戦争に入っていくぞ。くい止められるのは教育とマスコミだ」という言葉を残して亡くなりました。
 神谷さんは父の言葉に従い、父が経験した731部隊の真実を多くの人に伝える活動をされています。

昭和区戦争法についての連続学習会第4弾

 ◆と き  3月6日(日)13:30~16:10

 ◆ところ  名古屋柳城短期大学体育館(地下鉄御器所駅④出口から南へ約5分)

 ◆講 演  「長き沈黙 父が語った731部隊」

 ◆講 師  元名古屋国際高校教諭 神谷 則明さん

 ◆報 告  愛知の高校生の平和へのとりくみ
         これに応えて各世代からのスピーチもあります

 ◆参加費  300円(予約不要、どなたでも参加できます)

 ◆主 催  集団的自衛権行使に反対する昭和区の会

 ◆連絡先  鶴舞総合法律事務所 052-852-1220


豊田市で安保法制を考えるつどい 孫崎享さんの講演とビデオ上映

2016年02月12日 | Weblog
 豊田九条の会をはじめ豊田市内で平和運動をしている人たちの集まりの「戦争法廃止を求める豊田市民の会」が“反骨の”元外交官・孫崎 享さんを招いて「亜mm歩法制を考えるつどい」を行います。

 この会では「イラク戦場からの告発」などのDVDを制作したフリーのジャーナリストで、イラクの子どもを救う会代表の西谷文和さん制作のビデオ「シリア内戦、7イスラム国の正体を暴く」も上映されます。

安保法制を考える豊田市民のつどい

 ◆と き  2月27日 14:00より

 ◆ところ  豊田市福祉センターホール
        (名鉄豊田市駅西口から市街地玄関口バスに乗り豊田市福祉センターが終点です)

 ◆講 演  集団的自衛権と東アジアの安全

 ◆講 師  元外交官(外務省情報局長・イラン大使など歴任)
          孫 崎  享(うける)さん

 ◆ビデオ上映 「シリア内戦、イスラム国の正体を暴く」
          西谷 文和さん監修

 ◆参加費  800円(どなたでも参加できます。高校生以下は無料)
         入場券はサークルK・セブンイレブンで販売中(Pコード 631739)
 
 ◆主 催  戦争法廃止を求める豊田市民の会
          連絡先 けやき通り法律事務所 Tel(0565)31-2632





あいち九条の会「結成11周年のつどい」開催のご案内

2016年02月05日 | Weblog

<あいち九条の会広報委員会>

 あいち九条の会は今年で結成11周年を迎えます。
 安倍内閣は戦争法を強行し、憲法と民主主義をふみにじりました。この暴挙に戦争法の廃止と立憲主義、民主主義を取り戻そうとの声が全国で広がり、各地でさまざまな行動がとり組まれています。
 安倍内閣の暴走は戦争法の強行にとどまらず、パリの同時テロ事件などを口実に憲法に「緊急事態条項」を盛り込むとして、明文改憲を7月の参院選の争点に据えようしようと企んでいます。

 こうした切迫した情勢のもとで「結成11周年のつどい」を企画しました。
いま中東やヨーロッパを中心にテロや難民問題など貧困と格差を背景とする暴力の連鎖が広がっています。今回は中東やヨーロッパ情勢に詳しい国際政治学者をお迎えして講演していただきます。武力によらない平和を追求する憲法9条の価値を問い直し、草の根運動をさらに飛躍させる機会としたいと思います。
是非、多くの皆様のご参加をお願いします。

   【日 時】 2月20日(土)13:30~16:30

   【場 所】 名古屋市教育館 講堂(地下鉄東山線「栄」駅下車3番出口から2分)

   【内 容】 (1)講演:定形 衛(名古屋大学教授・国際政治学専攻)
         (2)これまでの活動とこれからの活動について

   【入場料】  無料(どなたでもご参加いただけます)





憲法九条を守ろう 2015愛知県民のつどいのご報告

2016年02月05日 | Weblog
<あいち九条の会広報委員会>


 憲法公布69周年を迎えた昨年11月3日、あいち九条の会主催の「憲法九条を守ろう愛知県民のつどい」が名古屋市公会堂で行われ、1500名が参加しました。
 集会の冒頭、憲法違反の安保関連法案を強行採決した安倍政権への抗議を込めて、参加者全員が「安倍政治を許さない」「九条を守ろう」のプラカードを一斉に掲げるパフォーマンスが行われ、会場の熱気は一気に高まりました。

 最初に主催者を代表して代表世話人の内河惠一弁護士が開会のあいさつに立ち、「戦争法が強行されたが日本国憲法が最高法規であることに変わりはない」「これからも戦争法の行使を許さず、廃止の声を上げ続けよう」と呼びかけました。



第一部では「沖縄の心をうたと踊りにのせて」と題して、与那国島出身で名古屋市在住の浜盛重則さんと沖縄を中心にシンガーソングライターとして活躍する海勢頭豊さんがステージに登場しました。浜盛さんは三線を手に歌とエイサーの踊りで会場を盛り上げ、海勢頭豊さんは沖縄戦の歴史や緊迫する辺野古新基地建設など戦争と向き合う沖縄の現実を歌と語りで訴え、聴衆に深い感銘を与えました。





 第二部では東京新聞論説委委員兼編集委員の半田滋さんが「戦争法を廃止に~自衛隊を軍隊にさせない闘い」と題して講演されました。



 半田氏は最初に「参考人として呼ばれた3人の憲法学者全員が『違憲』と答え、あんな形で採決された法律によって海外派兵される自衛隊員は不本意に違いない」とし、「米国の戦争に世界的規模で巻き込まれるおそれが高まった」と戦争法の成立を批判しました。また、戦争法成立の背景として、昨年4月の安部首相の訪米は、2013年の初訪米時に韓国や中国の首脳とは対照的にまともな会談や晩餐会も実現できなかったことのトラウマから首相の「評価をリセット」させたい一心で日米ガイドラインの改定やTPP合意への決断を手土産に歓待を受けたこと、その約束を忠実に実行するための法制であったと述べ、その結果は首相の持論である「戦後レジームからの脱却」どころか「戦後レジームの固定化」となってしまったと指摘しました。
 他方、安部政権の復活以降、それまで11年間連続して減少してきた防衛費が3年連続で増加を続け、戦争法の成立でさらに拡大の一途をたどることは確実、中国など周辺諸国が日本への警戒感からさらに軍備を拡大させ、「東アジアで日本を起点とする軍拡競争がはじまる」と指摘しました。
 その上で、私たちは何をすべきかという点について、7月の参院選で野党が結束して与党を過半数割れに追い込み戦争法を発動させないこと、さらに「集団的自衛権容認の閣議決定や武器輸出にストップをかけるには衆議院でも勝つことが重要」とし、そのためにも「自民党政権を交代させる長期的な構想を持つことが大切」と訴えました。
 講演終了後、若い世代からの発言として3名の若者が登壇し、「デモに行って、選挙に行って、平和憲法をまもりましょう」と訴えました。





最後に代表世話人の本秀紀名古屋大学大学院教授が閉会あいさつに立ちました。
本さんは、憲法解釈を勝手に変えた安倍首相の手口について「『公共の福祉に反しない限り』の条文をねじ曲げて治安維持法のような法律を復活させかねない」と懸念を表明しました。同時に戦争法廃止の運動での若者の活躍を「自分の言葉で語っている」と評価した上で「今までの生活が出来なってしまうとの危機感がある」「日本社会の危機の深刻さを表すものであり、本当の民主主義が育ちつつある」として、「ようやく芽生えた民主主義を大きく育て、来年の参院選をたたかいましょう」と締めくくりました。