新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

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テレビは今後どうなるのか-東海放送人九条の会が学習会

2011年03月15日 | Weblog
 テレビが世論をつくり、それが社会を動かす時代になっています。

 だから政治家がテレビを利用しようとします。またテレビ局自体が“刺激的”な番組で視聴者を惹き付けようとします。そうして憲法改正論者だけを集めた討論番組が放送されたりします。

 いまテレビをつけると、画面に「地上デジタル化への対応をお早目に」とくどいほど表示されます。今年7月にテレビの放送方式がアナログからデジタルに切り替わり、デジタルTVに買い替えなかった人はテレビが見られないことになります。

 デジタル難民が生まれると問題になっています。

 また、テレビをはじめとする放送を取り仕切る放送法が昨年末に改正されました。
 今回の改正では、放送と通信の統合ということが言われ、インターネットの一部までも放送で包括して規制が強化されることが心配されています。

 また放送には免許が必要ですが、これまでは割り当てられた周波数の電波を正しく発射する設備になっているかが5年ごとの免許の更新の審査の対象になっていましたが、改正された放送法では番組の内容にまで政府の審査が及ぶ恐れもあります。

 こうしたことから、放送はこれからどうなるのかを学び、言論・表現の自由を守るためどうしたらいいのかを話し合おうというものです。

 講師は元名古屋テレビに社員で、その後大学院に行き、現在岐阜大学で准教授で東海放送人九条の会代表運営委員でもある野原仁さんです。

 東海放送人九条の会の会員以外の方も参加できます。


                東海放送人九条の会学習会-テレビは今後どうなる


       と き    4月1日(金) 14:00~16:00


       ところ    名古屋市公会堂第一集会室(2階)


       講 演    テレビは今後どうなる


                 岐阜大学准教授 野 原  仁さん

       
       参加費    300円(資料代) 学生は無料



  学習会のあと、鶴舞公演で桜を見ながら飲み物持ち寄りで歓談します。

名古屋・中区九条の会が結成1周年のつどい-愛知平和委高橋信さんの講演とシャンソン

2011年03月15日 | Weblog
 名古屋市の中区九条の会が昨年3月結成されてから丁度1年経ちました。これを記念して3月27日(日)に1周年の集いを開きます。

 この1年の活動報告や今年度の予定、役員の選出などを行った後、愛知平和委員会理事長の高橋信さんの講演がおこなわれます。

 また、結成総会ではお坊さんたちのジャズ演奏がありましたが、今回は会員でシャンソン歌手の浜崎久美子さんが美しい歌声を披露します。


                       中区九条の会1周年のつどい


          と き    3月27日(日) 13:30から


          ところ    名古屋市中生涯学習センター(地下鉄上前津⑥出口を南へ)


          総 会    この1年の活動報告・今年度の予定・決算と予算・役員選出


          講 演    愛知平和委員会理事長 高橋 信さん


                       「今こそ9条に輝きを―東アジア共同体へのみちすじ」


          演 奏    シャンソン歌手 浜崎久美子さん


          参加費    無料(会員以外の参加も可)


          連絡先    052-201-3026 佐藤方

 高橋さんは「中国や北朝鮮の『脅威』への対処は、『日米同盟』の深化ではなく、憲法9条の理念を根底に据えた外交と市民の交流であることを、朝鮮戦争以後の米朝会談、日朝会談、南北会談等歴史的事実をひもとき、また、名古屋三菱女子勤労挺身隊訴訟を通じて経験した韓国の市民との交流の経験を通して明らかにしたいとおっしゃっています。

 浜崎久美子さんは、シャンソン・コンクール全国大会でグランプリを受賞した実力派。フランス国営TVでも歌声と映像が流れて話題になりました。中区九条の会の会員でもあります。

鈴木瑞穂さんの講演「戦争と私の役者人生」-東三河九条の会が第6回東三河のつどい

2011年03月15日 | Weblog
 東三河九条の会は2005年3月の結成以来毎年「守ろう憲法九条 東三河のつどい」を開催していますが、今年も4月3日(日)に第6回のつどいを開催します。

 今年は、文化関係者の講演をと考え、これまでも友好関係にあった豊橋演劇鑑賞会の協力で鈴木瑞穂さんに出演の依頼をし、出演を承諾してもらいました。

 また、若手の津軽三味線演奏家神谷茂良さんのダイナミックな津軽三味線の調べが“つどい”の雰囲気を盛り上げてくれることでしょう。


                  第6回 守ろう憲法9条 東三河のつどい


    と き     4月3日(日) 13:30~16:00


    ところ     豊橋市公会堂(市電「市役所前」下車すぐ)


    講 演    “戦争と私の役者人生”


    講 師     俳優 鈴木 瑞穂さん(元劇団銅鑼主催)


    演 奏     津軽三味線 神谷茂良さん・近藤のぶ代さん


    参加費     1,000円(一般) 高校生以下は無料


    問合せ     東三河九条の会事務局 0532-57-1336


 講師の鈴木瑞穂さんは1927年旧満州で生まれ、18歳の時に敗戦を迎えました。帰国後、京都大学経済学部に入学しますが、中途退学して劇団民芸に参加、俳優の道に進みました。

 1971年に劇団銅鑼を結成しましたが、現在はフリーで活躍中で、映画やドラマでは正義派ジャーナリストの役や弁護士の役などに定評があります。

 津軽三味線の神谷茂良さんは名古屋在住。青森県で開かれた津軽三味線の全国大会で2年連続優勝の偉業を達成しました。

 現在は、演奏活動のかたわら、演奏指導、技術の伝承にも力を注ぎ、若手の実力派として注目を集めておられます。

 近藤のぶ代さんも演奏と指導で精力的に活動しておられます。

尾張旭九条の会が「私の戦争体験集」発行-28人31編の会員の体験を収めた第一輯

2011年03月01日 | Weblog
 九条の会・尾張旭がこのほど会員から寄せられた体験談をまとめて「尾張旭・未来への伝言 私の戦争体験集(一)」を発行しました。

 九条の会・尾張旭は2006年4月に発足しましたが、その後二ヶ月に一回の割合でニュース(会報)を発行しています。どの号も会員からの投稿がたくさん載っているのが特徴です。

 その中から最新号までの投稿のうち、戦争体験を語ったものを集めて「未来への伝言」として一冊の体験集にまとめました。

 これには28人の会員の方の31編の体験談が収録されています。どの体験談も胸に迫る生々しい話ばかりです。

 編集に当たったスタッフは「広く市民の皆さんや戦争を知らない若い人にも読んでほしくて冊子にしました。読んで、あの戦争は何だったのか考えてほしい。そして身近な人たちと話し合ってほしい」と言っています。

 「私の戦争体験集」はA5版86頁で、巻末には尾張旭出身の戦没者の数や軍需工場への徴用の記録、空襲の被害、食糧難のことなどの資料も付け加えられています。

 頒価300円で会員以外の人も購入できます。

 申し込みは 事務局(筒井) 0561-54-6279
    又は 53-5085若杉、54-0477 澤田
        54-7044高橋、54-9617 立川

 九条の会・尾張旭では引き続き第二輯を発行していきたいとしています。
 
 また、九条の会・尾張旭は5月28日に「5周年のつどいを計画」しており 中村哲さん(ペシャワール会)の講演を予定しています。