新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

市会議長を務めた自民党の幹部が春日井9条の会で憲法講演会講師

2014年06月26日 | Weblog

 春日井9条の会が7月5日(土)に第39回憲法講演会を行います。講師はなんと春日井自民党の重鎮、元市議会議長を務めた河村廣康さんです。
 この方は全国強制抑留者協会の愛知県支部長をしておられ、「シベリアを風化させてはならない」「二度と戦争は起こしてはならない」と説き続けておられます。
 今回は九条の会がどういう団体かということを承知の上で、講演に来てくださることになりました。これを契機に9条運動の新しい形が生まれるといいですね。

春日井9条の会第39回憲法講演会 ~「シベリア抑留問題」について

  ◆と き  7月5日(土)13:30~14:30

  ◆ところ  レディアンかすがい講習室
           (JR中央線勝川駅から名鉄バス藤山台南行きで春日井高校前下車、徒歩2分)

  ◆講 師  河村廣康さん(全国強制抑留者協議会愛知県支部長)

  ◆参加費  無料(どなたでも参加できます)

  ◆問合せ  0568-85-4877:春日井9条の会
 

 なお春日井9条の会では7月29日から8月3日まで、文化フォーラム春日井のギャラリ-で「第14回 平和への祈りアート展」を行います。(詳しくは後日説明いたします)

みなと医療生協九条の会が集団的自衛権反対のデモ

2014年06月23日 | Weblog
 みなと医療生協九条の会が5月と6月、2回に亘って会単独で「集団的自衛権反対」のデモを行いました。
 その模様について、みなと医療生協九条の会から報告が届きましたので紹介いたします。

~ 町のひとがデモに賛同のあいさつ(みなと医療生協九条の会からの報告)~

 みなと医療生協九条の会は、安倍政権が切迫した情勢に行動しなければと、5月13日に続いて、6月17日に「集団的自衛権は認めない、憲法を守ろう」のデモを行ないました。

 安倍首相の私的諮問機関の安保法制懇が5月15日に集団的自衛権の行使を容認すべしという報告がなされることが確実となったため、その前の13日に緊急にデモを行なって市民に集団的自衛権行使の危険性をアピールすることにしましたが、さらに安倍政権の動きが強まってきたため6月17日にも2回目の緊急デモを実施しました。

 緊急の呼びかけにもかかわらず、5月13日には100名が、6月17日には70名が参加しました。
デモはいずれも午後6時から熱田区五番町のみなと医療生協レインボウセンターを出発点と終着点として行なわれましたが、デモの出発式で江間幸雄会長が「集団的自衛権が実施されたら、若者が外国へ出て行って血を流すことになる。憲法解釈を閣議決定だけで変更するなど、一内閣がやっていいのか?立憲政治の崩壊を認めるわけには行かない」と発言され、その後「集団的自衛権行使反対」「憲法守れ」とシュプレヒコールを上げながら、熱田区五番町、六番町を行進しました。

 止むに止まれず企画されたみなと医療生協九条の会のデモでしたが、みなと医療生協が地域に根差しているだけに、突然の呼びかけにも多くの老若男女が集まりました。「若い人の血を流させないために」のシュプレヒコールに近くの小学生が手を振ってくれたり、日頃付き合いのある身近な商店からは窓から顔を出して手をたたいてくれたり、声援が飛んできて、手作りの日常デモと言う心好い印象の残るデモでした。
                              
(報告 奥村一平)

瀬戸に残る戦争の傷跡 - コープあいち九条の会が戦跡めぐり

2014年06月20日 | Weblog
 コープあいち九条の会が5月に「瀬戸を歩く・戦跡めぐり」を催し、瀬戸に残る戦争の傷跡を訪ねました。その模様がコープあいち九条の会ニュースに掲載されました。事務局長の野々山さんに紹介していただきました。

~戦争に行く若者を送り出した尾張瀬戸駅~
 「新緑の瀬戸を歩く・戦跡をめぐり」は5月18日に行なわれました。
参加者は12人で、午前10時に名鉄尾張瀬戸駅に集合し、地元の九条の会の佐藤大介さんの案内でスタートしました。
尾張瀬戸駅は戦争中召集された若い人たちがここから電車に乗って名古屋の部隊に向かったところです。

~皇居遥拝所・忠魂碑・慰霊塔~
 一行は陶祖とよばれている加藤民吉さん生誕の地という説明を聞きながら進むと、皇居遥拝所に出ました。戦時中は毎月1日を興亜奉公日とされ、全員早朝にここに集まって「天皇陛下への忠誠と戦争への協力」を誓わされました。
 瀬戸の市街地を見下ろす高台に無風庵があります。工芸家藤井達吉さんの草庵だったところです。ここには太平洋戦争で亡くなられた兵士の「殉国慰霊塔」と日清・日露戦争で亡くなられた方の「忠魂碑」があります。

~金属の鐘を供出させられ、陶器の梵鐘~
 次に訪れた法雲寺には陶製の梵鐘がありました。戦争中に金属は武器の材料にするため、強制的に供出させられました。お寺の梵鐘も例外ではありませんでした。
そこで瀬戸のお寺では陶製の梵鐘をつくりました。いかにも瀬戸らしい話です。

~郷土の歴史から学ぼう~
 見て回ったところやそれにまつわる話はまだまだありますが、瀬戸は戦争の影響が少なかったところだと思っていましたが、いろんなところで戦争の影響を受けていました。
 詳しくお知りになりたい方は、コープあいち九条の会に連絡すると、当日の行動を詳しく書いたニュースをメールで送ってもらえます。アドレスはDNonoyam@tcoop.or.jp です。

もりやま九条の会が8周年で集団的自衛権講演会 - 女子大前でビラを配り若い人の参加をよびかける

2014年06月20日 | Weblog
 もりやま九条の会が8周年のつどいを行ないます。

 集会では矢崎暁子弁護士の「いくらなんでもひどすぎる! 集団的自衛権行使で向かう先」という講演と地域で文化活動をしている琉球舞踊のグループや合唱サークルの協力で文化行事との2本立てです。

 もりやま九条の会では若い人の参加を促そうと金城学院大学と小幡駅前でビラを配ったり、「あなたは若者を戦場に送れますか」と区内を宣伝カーで回ることにしています。

もりやま九条の会8周年のつどい

 ◆ と き  7月5日(土) 13:30 ~ 15:45
 ◆ ところ  守山区役所3階ホール
         名鉄小幡駅北200m(徒歩4分)
 ◆ 講 演  「いくらなんでもひどすぎる!集団的自衛権の向かう先」
 ◆ 講 師  矢崎 暁子弁護士(名古屋北法律事務所所属)
 ◆ 文化行事 琉球舞踊 玉城流康舞会のみなさん
          コーラス 「ピース&ラブ」の皆さん
           ※みなさんと一緒に歌いましょうの曲も
 ◆ 参加費  無料 どなたでも参加できます
 ◆ 問合せ  もりやま九条の会事務局 052-774-7553

※矢崎弁護士は秘密保全法に反対する愛知の会が発行するニュースの編集長としても活躍しておられます。

講演と朗読「新美南吉の世界と平和」 ~ 八事東&表山9条の会が企画

2014年06月16日 | Weblog

 八事東&表山9条の会は6月22日(日)に日本福祉大学名誉教授の福岡猛志先生の新美南吉についての講演と南吉の作品「ひろったラッパ」の朗読を組み合わせた「新美南吉の世界と平和」という会を行います。

 新美南吉は「手ぶくろを買いに」「花のき村と盗人たち」などヒューマニズムにあふれる作品を残した童話作家ですが、反戦を訴える「ひろったラッパ」や韓国や中国の人たちに暖かいまなざしを向けた「アジアの国」なども書いています。

 福岡猛志先生は“ヘイトスピーチ”など排外主義のはびこる昨今の社会を憂え、あの過酷な時代にあって、反戦平和や隣人愛など南吉が抱いていた先駆的な思想に光をあてて話されます。

新美南吉の世界と平和

   ◆ と き  6月22日 13:30~15:30

   ◆ ところ  表山コミュニティセンター
           天白区八事石坂302 TEL 052-838-7928
           (地下鉄八事駅②出口又は駐輪場出口から左へ3分)

   ◆ 講 演  「社会を見つめ、平和を愛した新美南吉」

   ◆ 講 師  日本福祉大学名誉教授・元副学長
            福岡 猛志 先生

   ◆ 朗 読  「ひろったラッパ」

   ◆ 参加費  300円(18歳未満無料) 会員以外の方も歓迎

   ◆ 問合せ  052-833-0543(尾関)又は052-831-7434(大山)

岩倉9条の会「ぶらぶら歩き」で歴史発見!- 会員の交流深まり、運動の広がりへ

2014年06月10日 | Weblog

 岩倉9条の会が5月24日(土)に9条の会の行事として「岩倉北部ぶらぶら歩き」を実施しました。

 これは昨年4月に岩倉市南部を歩いた「桜と岩倉街道ぶらぶら歩き」で岩倉城址など岩倉の歴史を辿ったことが好評で、「今年もやろう」となったものです。昨年は市の南半分を訪ねたので、今度は北半分を探索しようとなりました。

 当日は午前9時半に石仏駅に集合して、会員で元高校社会科教員の関戸祐一さんの案内で弥生時代の遺跡や6世紀の七面山古墳、7世紀に立てられた奈良法隆寺にも匹敵すると云われ、今は廃寺となった長福寺跡(一宮市千秋町の法光寺本堂前にある巨大な礎石が長福寺の五重塔の塔心礎だといわれています)、義経ゆかりの熊野神社などを訪ねました。岩倉には歴史遺跡も沢山ありますが、太平洋戦争の戦死者の忠魂碑など戦争の傷跡を感じさせるものもありました。

 当日の参加者は22人で、「近くに住んでいながら初めて知った」「いつも車で素通りしていた。こんなところに、このような史跡があるなんて」「岩倉は城下町だったからか、神社・仏閣が多いところだね」などの感想が出されて、「岩倉の歴史発見!」となりました。

 岩倉9条の会では市全体の取り組みとしての催しだけではなく、身近な人たちが気軽に集まって情勢についての話し合いや交流をしようと、小学校区単位の活動も追及しています。岩倉市には5つの小学校があり、校区の集まりで岩倉市の「核兵器廃絶都市宣言」を読み合わせ、宣言が行なわれることになった経緯を学んだり、その地区にお住まいの会員の方が講師になって料理教室を開いたりしながら、運動を進めています。

 2011年曽野小学校区で、2012年5月南小学校区で、それぞれの史跡・戦跡を訪ねる会を行なってきました。昨年4月曽野・南校区合同で第一弾「岩倉街道ぶらぶら歩き」が実現しました。
「ぶらぶら歩き」でも移動の途中で「集団的自衛権をめぐる情勢について話し合ったり、岩倉では普段着の9条運動が行なわれています。

九条の会・尾張旭が愛知選出国会議員に集団的自衛権で働きかけ 「9条にノーベル賞を」署名にも取り組む

2014年06月09日 | Weblog

 九条の会・尾張旭は集団的自衛権の行使に反対することを決め、選挙区選出の衆議院議員と愛知選挙区や比例区選出の参議院議員に与野党を問わず反対の声を届ける運動を呼びかけています。

 尾張旭市が含まれる衆議院愛知第7区選出の衆議院議員(自民)と参議院愛知選挙区と愛知県を本拠にしている比例区選出の参議院議員(自民・民主・みんな)7名の名前と事務所のファックス番号を会報で紹介するとともに、インターネットで検索するとメールのアドレスがわかるので、メールでも意見を届けることができると呼びかけています。

 また神奈川県の主婦鷹巣直美さんが呼びかけた「憲法九条にノーベル平和賞を」の運動に参加することにして、会報に書名用紙を挟みこんで会員に配りました。そして6月12日(木)と7月3日(木)の午後6時から尾張旭駅前で電車から降りて家路に向かう人たちに署名を呼びかける運動を行うことにしています。

「仏教徒の戦争責任」を考える - 愛知宗教者九条の会が学習会

2014年06月09日 | Weblog

 愛知宗教者九条の会は仏教やキリスト教、天理教など各宗派が憲法9条を守るという一点で共同して運動を続けていますが、この度「仏教徒の戦争責任を考える」学習会を行なうことになりました。

 学習会では「親鸞を生きるということ」「沖縄・宗教イデオロギーを問う視点」「真宗の平和学」などの著書が多数ある同朋大学の前学長で、真宗大谷派泉稱寺住職の尾畑文正さんが「仏教徒の戦争責任」と題して講演を行い、これをめぐって参加者が意見を出し合います。愛知宗教者九条の会では、仏教のみならずあらゆる宗教の戦争責任の問題を継続して提起しています。

なお真宗大谷派名古屋教区(東別院)も毎年春のお彼岸をはさんで「平和展」を行なっており、ここでも「宗派が戦争に加担してしまった責任」を追及しています。

愛知宗教者九条の会学習会「仏教徒の戦争責任」

  ◆ と き  6月28日 13:30から

  ◆ ところ  名古屋・東別院会館「蓮の間」
         (地下鉄名城線「東別院」下車、出口すぐ)

  ◆ 講 演  「仏教徒の戦争責任」

  ◆ 講 師  尾畑 文正さん(真宗大谷派泉稱寺住職)

  ◆ 参加費  無料(会員以外の方もご参加ください)

  ◆ 問合せ  052-551-4371 西祐寺

小林武先生講演会「九条改憲と沖縄」 ―集団的自衛権は何をもたらすか―

2014年06月03日 | Weblog

 安倍内閣と自民党は、歴代政府が憲法九条によって禁止されているとしてきた集団的自衛権について、閣議決定だけで解釈を一方的に変更して集団的自衛権の行使を可能とする動きを強めています。正式な法の手続きを経ないで行なう憲法九条の改悪です。

 集団的自衛権の行使容認は、アメリカ軍の基地が集中し、アメリカ軍がアジア・中東への出撃拠点になっている沖縄にとっては、戦争の危険と密接に結びつくことになります。また沖縄がそうなることは日本全体にとっても重大な問題をもたらします。

 そこで名古屋で憲法学の教鞭をとられ、現在は沖縄大学に移られてこの状況を見つめておられる小林武先生に「九条改憲と沖縄―集団的自衛権は沖縄に、日本に、何をもたらすか」を語っていただきます。

 「九条の会」の主旨に賛同する愛知・大学人の会、愛知大学九条の会、東海放送人九条の会、第9条の会なごやの4団体の共同主催です。


小林武先生講演会 「九条改憲と沖縄 ―集団的自衛権は何をもたらすか―」

  ◆ と き  6月29日(日) 13:30~16:00

  ◆ ところ  愛知大学車道校舎9階K901教室(地下鉄桜通線車道下車①出口すぐ)

  ◆ 資料代  500円(学生無料)

  ◆ 問合せ  shimizu_8mys8@yk.commufa.jp

  ◆ URL  http://www.geocities.jp/univ_aichi_9/

春日井9条の会「平和のつどい」に320人 -高校生の「沖縄」報告に共感と励ましの拍手-

2014年06月03日 | Weblog
 春日井9条の会はこのコーナーでもお知らせしましたように5月25日(日)に「憲法九条 平和のつどい2014」を春日井氏東部市民センターで行いました。

会では同朋高校放送部が制作したドキュメンタリー映画「沖縄戦―肉弾攻撃―」の上映と制作に当たった高校生の報告、一橋大学名誉教授の渡辺治さんの「安分倍内閣の改憲にどう立ち向かうか」の講演が行なわれました。

 春日井9条の会事務局長の細江幸右さんからレポートが寄せられましたのでご紹介いたします。

(春日井9条の会からのレポート)

映画を作った高校生の発言に会場から共感と励ましの拍手

 第一部は同朋高校放送部制作のドキュメント映画「沖縄戦―肉弾攻撃―」が上映された後、映画の製作に携わった高校生とOB4人が発言しました。

 4人ともハキハキした態度で「修学旅行で沖縄の高校生と交流し、沖縄で何があったかということを知ったことが取材の発端でした」「取材に応じて証言してくださった皆さんはずーっと苦しみを抱えて生きてこられたことがわかりました」「戦争についてこれからも学んでゆきたい」などと意見を発表してくれました。

 会場からは共感と励まし大きな拍手が高校生に送られました。

   「より広い層の国民に運動を拡げよう」渡辺治さん講演

 続いて第二部に入り、九条の会事務局でも活躍しておられる一橋大学名誉教授の渡辺治先生が「安倍内閣の改憲にどう立ち向かうか」という講演を行ってくださいました。
 渡辺先生は「自民党は1951年から改憲策動をおこなってきたし、アメリカも望んできたが、60年安保闘争をはじめとする国民の闘いが明文改憲を阻止してきた」「そこで解釈改憲を1990年代に持ち出し、戦争する軍隊を国民に認めさせることを目指し、集団的自衛権を持ち出している」「今こそ9条の会の頑張るとき。より広い層の国民と共同を拡げていこう」と訴えられました。

 当日は会場一杯の320人の参加で「平和のつどい」は成功しました。
 なお、春日井9条の会では7月に「シベリア抑留」についての憲法講演会と「平和のアート展」を企画しています。