新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

「自衛隊イラク派兵違憲」判決学習会-豊橋で開催!

2008年07月14日 | Weblog
 渥美半島九条の会の皆さんからいつものニュースをいただきました(№8 右の写真)。

 そのニュースの記事によれば、今週の土曜日(19日)「東三河九条の会」の皆さんのご尽力により、「自衛隊イラク派兵差止訴訟の会」の代表である池住義憲さんをお招きしての学習会が、豊橋で企画されていることがわかりました。

 東三河の仲間の活動を知るためにこのコーナーで紹介させていただくことにしました。日時・場所等は下記のとおりです。
 詳しいことは、右の写真を少し大きくしてご覧下さい。

  日  時   7月19日(土)  午後1時半~午後4時

  会  場    豊橋市民センター(カリオンビル) 6階 多目的ホール

  参 加 費    500円 (但し、高校生以下は無料) 

平和憲法への思いを込めて「なかまの文集」第3集発行-みなみ年金者九条の会

2008年07月10日 | Weblog
 名古屋市南区の年金者組合南支部の組合員で作っている「みなみ年金者九条の会」がこのほど会員からの手記を集めた「なかまの文集」第3集を発行しました。

 みなみ年金者九条の会は2006年6月の発足ですが、1998年1月と2004年12月に年金者組合南支部が「戦争体験文集」第1集と第2集を発行しています。それを受け継いでみなみ年金者九条の会が第3集を編集・発行したものです。

 A4版24頁のこの文集には、会員から寄せられた「自ら従軍させられた戦場の思い出」「空襲下の生活」などの手記や「占領地で住民にひどいことをしたことの反省」、憲法改悪反対・平和への想いを込めた「詩」などが収められています。
 その一部を紹介します。

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「助けたかった!救護所の中学生たち」(Kさんの手記の一部)

頭には、血や泥で汚れた「必勝」の鉢巻。服はボロボロで全身腫れあがって、とても苦しそう。顔色は青白い。次から次へ、大怪我をした中学生たちが運ばれてくる。すでに息のない子も混ざっている。皆で手分けして、教室へ運び始める。うめき声が教室にひろがる。

 「先生、この子まだ生きています。注射お願いします」

 「あと3本しかない。助かりそうな子にしか打てない」

でも私はどの子も助けてほしい。助かってほしい。泣けてきました。私は苦しむ子の手を握り、

 「がんばって、がんばって」

といいつづけました。
でも握っていた手はだんだん力がぬけて、ポトンと下へ落ちました。くやしくて、腹立たしくて、胸がつまって涙が止まりませんでした。

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 また、「いつかきた道ゆるすまじ」と題して、治安維持法が猛威を振るった1928年からはじまって1945年敗戦を迎えるまでの侵略戦争、政治・社会・国民のくらしの年表も添えられています。

 「南区の戦時動員の行政支配」の記録、軍事施設、「戦争に反対した人たちがいた」など南区の歴史もよくわかるものになっています。
 編集した村松寿人さんは、「『立命館平和ミュージアム』や『ピースあいち』の見学、そして八百津の杉原記念館から、信州の無言館、松本大本営跡、ちひろ美術館をめぐる旅などを行ってきました。その都度息を詰まらせ、『どうしてあんな戦争に進んでしまったのか、もっとみんなに知ってもらい、九条を絶対に守らなければ』が参加者の感想でした。
そのみんなの想いが文集をまとめる力になりました。」と語っておられます。

 なお、「なかまの文集」第3集は、まだ少し残部がありますので、ご希望の方にさしあげることができるそうです。村松寿人さん(Tel&Fax 052-611-7696)にご相談ください。

(この文章は、みなみ年金者九条の会から送られてきた文集を基に広報委員会が取材してニュースにしました。)

会員の戦争体験をホームページに掲載-東海放送人九条の会

2008年07月09日 | Weblog
 東海放送人九条の会は、東海地方の放送局(民放とNHK)に関わりのあるみなさんによって2006年11月10日に結成された会です。
 東海放送人九条の会は、現在ホームページ上で会員の皆さんから寄せられた戦争中の体験、敗戦直後の体験を「私の戦時・戦後体験」というコーナーで紹介しています。
 これまでに
  ・「艦載機の機銃掃射に遭った怖い思い出」
  ・「防空壕で過ごした戦中の生活・空襲の被害」
  ・「旧満州で迎えた敗戦・連れ去られた妹を取り戻した話」
  ・「苦渋に満ちた学徒動員の航空整備兵時代」
  ・「軍港の町横須賀の戦中の模様」
 などを掲載してきました。
 この度、その一部「東京で遭った空襲の模様」を了解を得てこの「手をつなごう」コーナーで紹介させていただくことになりました。以下、ご紹介します。

 「爆発音が聞こえてきた。至近距離では焼夷弾の発火音にも首を竦めさせる威力があるがどうも我が家の玄関脇にあったドラム缶の燃料油が燃え上がった様子である。借用した家の大家さんは舟も所有していたらしい。もう少し家財を持ち出そうと家に駆け込まなかったのは正解だった。爆発音や立ち込める黒煙がやや収まったのは昼を大分過ぎていた。

 壕から出ると敵機の爆音も聞こえない。燃える家に家族の名を呼びながら走り寄る人たち。我が家は勤めに出ている男たちを除けば全員ここに身を寄せ合っているのがうれしかった。表通りに出てみると経験したことの無い不気味な生臭い風が残り火から立ち上り、煙や灰、燃え残った紙屑を舞い上げている。焼け跡から探し出したとても使えそうに無い瀬戸物などを抱えて泣きながら家族の名を呼び走り回る奥さん、もんぺの後ろ紐が解けて下がっているのだがそれに気が付いていない。

 しかし声を掛けて教えてあげられるような雰囲気ではなかった。電車道には焼け落ちて骨だけになった市電、黒焦げの鉄兜などが散乱。その中に頭骸骨が入っていないことを念じながら脇を通り過ぎた。」

 なお,東海放送人九条の会のホームページのURLは
 http://www.tokaicue.com/です。
または、あいち九条の会ホームページ→県内九条の会→末尾に「東海放送人九条の会」の記載がありますので、ここをクリックして下さい。

 なお、掲載されている文章の転載を希望される方は、(052)623-3289櫛田様あてにご連絡下さい。

(この文章は、東海放送人九条の会から寄せられた報告を基に、広報委員会でニュースにまとめたものです。)

憲法全文をみんなで読み続けて「司法」まで

2008年07月08日 | Weblog
 先には、豊田九条の会の憲法の連続講座を紹介しましたが、今回は地道に憲法全文を読み続けている富田地域憲法九条の会(名古屋市中川区)の活動を紹介します。

 名古屋市中川区の富田地域憲法九条の会は、「憲法全文を読む会」を毎月第4土曜日に行っています。これは、世話人会の中から「憲法九条のことは何度も読んだり、聞いたりしているが、憲法の他の条文の内容もしっかり知りたい」という提起があり、昨年10月からはじめたもので、6月で第6章の「司法」まで進みました。

 毎回読む部分と担当者を決め、担当者が音読した後、自分が学習してきたことを解説し、参加者がそれについて質問したり、意見を述べる形で進められます。
 6月28日は第76条から第82条までを読みました。「『すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される』(第76条3項)と規定されているが、実際は疑問がある」という意見が出され、例えば、砂川事件では地裁判決が米軍の駐留を違憲としたが、高裁を飛び越えて最高裁で合憲とされた。そのウラにはアメリカ駐日大使と田中最高裁長官の極秘会談があったと報道されているという事実も指摘されました。

 このほか「軍法会議のような特別裁判所は設置できないことになっている(第76条1項「すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する」)が、防衛省設置に伴って軍事裁判所設置の構想も自民党筋から出ているらしい」という問題提起や、イラク派兵違憲判決、生活保護費の高齢者加算廃止、ビラ配りの不当逮捕、裁判員制度、死刑制度の問題など、多方面にわたって意見が交換され、憲法の理解が進むいい勉強会になりました。

 次回は、8月23日に第7章「財政」と第8章「地方自治」をよむことになっています。
 なお、富田地域憲法九条の会では、8月6日と9日、そして15日に中川区江松の随縁寺で「平和の鐘つき」を行うことにしています。15日には戸田の宝泉寺でも行います。
 富田地域憲法九条の会への連絡先は、(052)301-7902山田清文方です。

 (この文章は、富田地域憲法九条の会からの報告を基に、広報委員会でニュースにまとめました。)

連続講座で憲法を学ぶ-豊田九条の会

2008年07月07日 | Weblog
 豊田九条の会の皆さんから、独自に企画した連続憲法講座についてのお便りが事務局宛に寄せられました。以下にご紹介します。


豊田九条の会では、昨年1月から今年6月にかけて、5回の連続憲法講座をひらきました。 
そのテーマと講師は次のとおりです。

 第1回 2007年1月20日「なぜ憲法をかえるの?」     梅村浩二弁護士
 第2回    3月11日「憲法のすばらしさを再確認しよう」 梅村浩二弁護士
第3回    6月 9日「イラク戦争は何だったのか」  愛敬浩二名大教授
 第4回 2008年3月29日「海外から見た九条の価値」 マイケル・シーゲル南山大準教授
 第5回    6月14日「歴史的違憲判決を9条を守る力に」 中山 弦弁護士

豊田九条の会は、2005年3月に結成、公務員、労働者、年金者の方や主婦など幅広い方が会員になっています。
「連続憲法講座」は2007年1月からはじめましたが、第1回は豊田市で事務所を開き、会の代表世話人をしておられる梅村浩二弁護士にお願いしました。以後はテーマを決めて、関係する団体などに相談して講師を決めています。

 これまでの講座には毎回50人前後の人が参加しています。このほか今年2月には豊田地区の民主団体と共同で「日本の青空」の上映会も行いました。第5回では、名古屋高裁のイラク派兵違憲判決について、イラク派兵阻止訴訟弁護団の中山弦弁護士から詳しく内容を解説してもらいました。

 参加者からは「判決の意義を深くとらえることができました。」「私も非武装中立論者なのだが声が出せないでいた。これからは遠慮なく主張していきたい。」「判決の中には知っていたが、この判決の重みをあまり認識していなかった。この重要性を有効な手段として、ひとつの武器として活用していくことに気付かされました。」「司法がまともな判断を下したので、次は選挙で良識を示す番だと思いました。」などの感想が寄せられました。

 また、この日はイラクの現状を伝えるDVDを視聴しましたが、これにも「今、平和に生きている陰で同じ日本人がイラクでひどいことをしているということ、今も戦争は続いていることを改めて実感しました。」「イラクで子供たちが苦しんでいる。自分や子供は安全に毎日くらしていることが申し訳ないように思いました。でも平和はみんなでして行くものだと思いました。」などが寄せられました。

 連続講座が運動への確信を高めているといえます。
 豊田九条の会では、引き続き講座を続けていくことにしています。なお、豊田九条の会への連絡は、けやき通り法律事務所(0565-31-2632)にお願いします。
 
(以上は、豊田九条の会からいただいた報告を広報委員会で編集しました。)

第12回 憲法を語る会

2008年07月01日 | Weblog
 「憲法九条を守る勝川地域の会」の皆さんが続けていらっしゃる「憲法を語る会」のご案内です。

 「憲法を語る会」は会を重ねて12回目を迎えますが、今回は、今話題の「蟹工船」(1953)をみて、「日本国憲法と働く者の今日的状況」について話し合おうという企画です。

 日時・場所は末尾に記載してあります。参加費は無料、どなたでも参加できます。参加を希望される方はスリッパをご持参下さい。

 また、詳しくはあいち九条の会の事務局へお問い合わせ下さい。

  日  時   7月19日(土)  午後1時30分~

  会  場    勝川中部学習等供用施設