新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

岩倉9条の会が第3回「憲法を読む会」-自民党改憲案の「天皇条項」を検証

2013年04月22日 | Weblog
 岩倉9条の会は昨年10月に「憲法を読む会」をスタートさせました。



 憲法「前文」を読むことからはじめて、その内容を確認し、みんなで話し合う運動を行なっています。3月10日(日)に第3回の「憲法を読む会」が行われました。



 この日は「天皇」の条項についての確認と自民党の改憲案が天皇の条項をどのように変更しようとしているか、その内容と狙いについて話し合いました。



 この回の結果が会報の「のぼり鯉」に掲載されていましたので紹介します。皆さんの九条の会での討論の参考にしてください。





                       「第1章天皇」の中心は“国民主権”




 はじめに関戸祐一さん(編集者註:岩倉9条の会呼びかけ人の一人)が以下のように問題提起しました。




 現行憲法の「天皇」の中心は第一条です。「第一条 天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権を持つ日本国民の総意に基づく」、明治憲法の下の天皇は「神聖不可侵」で、その地位は永遠でした。




 天皇は日本国の元首として君臨し、陸海軍を統帥する大元帥でした。「国体」にそむく者には極刑を含む刑罰・弾圧が加えられました。この天皇の絶対的な権力と軍部が結びついて、「15年戦争」とも呼ばれるアジア・太平洋戦争を引き起こしました。




 これに対して現行憲法は「政府の行為によって再び戦争の惨禍を起こさない」ことを決意し、「主権が国民にある」ことを宣言しました。



 天皇は日本国及び国民統合の象徴で、国政に関わる権能はない。その地位は「改廃」を含めて国民の総意によって決まる。この「国民主権」こそが冒頭第一条の中心であることが強調されました。




                          恐ろしい自民党改憲案




 この原則に照らして自民党改憲案を読み、話し合いました。





 前文は、①日本は長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家である、で始まり、②国民はよき伝統と国家を末永く継承するために、この憲法を制定する、と結んでいます。




 さらに第1章天皇条項では、①「天皇は日本国の元首」である(1条)、②皇位は世襲で、継承にともない新たな元号を制定する(2条及び4条)、③日の丸、君が代を国旗、国歌として尊重しなければならない(3条)、など目を疑うような条文が並んでいます。



 すでに東京、大阪では卒業式で国歌を口を開けて歌わない教員を摘発し、処分しています。



 やがて建国記念日や天皇誕生日を中心に、祝祭日には各戸に国旗を掲げるよう強制され、住民による相互監視、摘発の動きに進まないか。愛国心教育、国防軍創設との結びつきが憂慮されるなどの意見が出されました。




 なお、岩倉9条の会では、5月12日に第4回「憲法を読む会」を行い、憲法96条と9条について話し合うことにしています。

GOLF憲九会が第18回コンペ-4月22日 森林公園ゴルフ場

2013年04月16日 | Weblog
 戦争のない平和の空の下ゴルフを楽しみましょうと活動しているゴルフ仲間の九条の会「憲九会」が4月22日(月)に第18回のコンペ、GOLF憲九会を開催します。



 コースは森林公園ゴルフ場西コースで、午前8時40分スタートです。定員は20人。まだ1人分(4/15)の余裕があるようです。


 ご希望の方は090-1293-1322 岩外(いわほか)さんまでお申し込みください。



 プレー費は1万2900円ですが、65歳以上の方は1万500円、70歳以上の方は9900円。



 他にプレー後の懇親会の会費が1000円です。懇親会では各種景品も用意されています。

平針九条の会発足に先がけ憲法連続講座をスタート

2013年04月16日 | Weblog
 先に平針九条の会の準備会が発足して5月19日に結成総会を行うことをこのコーナーで紹介しました。



 その平針九条の会準備会は、発足に先がけて4月27日から憲法講座をスタートさせることにしました。



 憲法講座は全3回で、テーマは「自民党の憲法改正草案を斬る」です。講師は、平針にも事務所を開設した名古屋南部法律事務所の弁護士さんたちが務めてくださいます。




    【憲法講座の日程】

     

           第1回 4月27日(土) 10時~11時30分



           第2回 5月25日(土) 10時~11時30分



           第3回 6月22日(土) 10時~11時30分



 会場は毎回平針南コミュニティーセンター2階和室です。また、参加費は200円で、事前の申込みは不要です。




 連絡先は、052-806-0359 宮地さん、052-802-9831 岩佐さん、または名古屋南部法律事務所平針事務所事務局の岡田さん(052-804-1251)です。




 平針九条の会準備会では、講座に参加された人が九条の会に入会してくださることを願っています。

植田九条の会が4月9日「九条守ろう!」-のプラカード掲げて駅前スタンディング

2013年04月04日 | Weblog
 植田九条の会(名古屋市天白区)は2007年に結成されましたが、同年8月9日以来プラカードを掲げて「憲法九条を守ろう」と通勤者に訴えるスタンディングを行って来ました。




 これまで毎月9の日に朝の通勤時間帯に地下鉄植田駅周辺でスタンディングを続けています。4月9日も行います。




 最初のうちは通勤者もチラっとプラカードを見て通り過ぎていましたが、最近では“顔なじみ”にもなり、あいさつしてくれる人も増えたといいます。




 3月は9日が土曜日でしたの19日に行いました。その時の模様を写真でお知らせします。

安倍内閣で憲法9条はどうなる-九条の会・張旭が講演と話し合いのつどい

2013年04月04日 | Weblog
 憲法9条を変えるために憲法96条を変えようとする動きが急です。




 そこで九条の会・尾張旭が、安倍内閣の下で憲法9条はどうなるのかについて、憲法学者の講演を聞き、みんなで話し合おうという集会を開くことにしました。




 講師は名古屋大学の愛敬浩二法学部教授です。愛敬先生には東アジアの平和にもふれて、9条をめぐる現在の情勢について話していただきます。




                         九条の会・尾張旭 講演と話し合い


 

       と き    4月20日(土)    13:30~




       ところ    尾張旭市中央公民館3F第3研修室




       講 演    安倍内閣で憲法9条はどうなる~東アジアの平和のにも触れて~




       講 師    名古屋大学法学部教授  愛 敬  浩 二 さん




                               講演を聞いてみんなで話し合いをします。



       参加費    300円




 会員以外の方も自由に参加できます。  連絡先 0561-54-6279 筒井




 なお、九条の会・尾張旭では7月には作家・落合恵子さんをお招きして「九条の会・尾張旭7周年のつどい」を行うことにしています。



 7月7日(日)午後、尾張旭市文化会館です。日が近づきましたらこの欄で詳しくお知らせします。

第8回 守ろう憲法9条 東三河のつどい-森英樹さんの講演と平和を願うコンサート

2013年04月02日 | Weblog
 東三河九条の会が第8回となる「守ろう憲法9条 東三河の集い」を4月6日(日)に行います。



 あいち九条の会代表世話人の元名古屋大学副総長(憲法学)の森英樹さんの講演と平和を願うコンサート・合唱組曲「とべないホタル」の演奏があります。





                       第8回 守ろう憲法9条 東三河のつどい





      と き      4月6日(土) 13:30~16:00




      ところ      豊橋公会堂(市電「市役所前」下車 1分)




      講 演      「どうなる9条 どうする9条」




      講 師      あいち九条の会代表世話人  元名古屋大学副総長 森  英 樹さん




      平和を願うコンサート    合唱組曲「とべないホタル」より




      合 唱      「とべないホタル新城公演合唱団 豊川親子合唱団「たけのこ」



                           指 揮 平野とも子さん   ピアノ 山下 真理さん



      参加費      1,000円(高校生以下無料)




      問合せ      Tel & Fax 0532-62-0016 杉浦