豊田９条の会が結成８周年の総会－憲法とマスコミ報道の記念講演も

　豊田９条の会が結成８周年を迎え、６月９日(日)に総会を行います。



　現在、自民・維新・みんなの党に民主党の一部議員も加わって「憲法９６条研究会」が発足するなど、憲法改悪の動きが強まっています。



　この情勢に対応するため、９条の会として運動をどのように強めていくかを話し合い、今後の方針と体制を確立します。



　また、この間の憲法をめぐる報道について、マスコミが国民に情報や情勢を正しく伝える役割りを果していないのではないか、と会員の間で不満が高まっています。



　このことから、「憲法とマスコミ報道」について研究者の話を聞いて、マスコミにどう対処したらいいのかを考えようと記念講演会も総会関連の行事として行うことになりました。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　豊田９条の会８周年記念講演と総会





　　　　　　　　　　と　き　　　　　　６月９日(日)　　　　１３:００～１４：００




　　　　　　　　　　ところ　　　　　　崇化館交流館




　　　　　　　　　　講　演　　　　　　「憲法とマスコミ報道」




　　　　　　　　　　講　師　　　　　　大　西　　五　郎　氏　　　　日本ジャーナリスト会議・東海代表





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（元ＣＢＣ記者・元愛知大学教授）





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　講演後に質疑・討論を行います。






　　　　　　　　　　　総　会　　　　　活動報告・行動計画・役員決定を行います。







　参加費は無料ですが、カンパをお願いします。





　連絡先　けやき通り法律事務所気付　豊田９条の会



　　　　　　　　　　　　　　　　　Tel ０５６５－３１－２６３２　　　Fax 　０５６５－３１－２６８１

愛知県下の大学人グル－プが緊急声明を発表－「改憲の動きに対抗して九条守れを広げよう」

　昨年末の総選挙で自民党の圧勝を受けて安倍晋三氏が首相に返り咲いて以来、「改憲」の危険性が急速に高まっています。



　これに対し、憲法「九条の会」アピールに賛同する愛知・大学人ネットワーク(「九条の会」愛知・大学人の会)の人たちが中心になって日本国憲法、とりわけ九条を守ることの大切さを訴える緊急アピールを発表しました。



　そして県下の全大学人に訴えて、アピール賛同者を募っています。
なお、このアピールは、あいち九条の会のホームページでも紹介する予定です。



　さて、上記のアピールを踏まえ、同ネットワークは６月２２日(土)午後１時３０分から、憲法「九条の会」アピールに賛同する愛知・大学人ネットワークと愛知大学九条の会が共同で「東アジアの平和と日本国憲法第九条」という講演会を、愛知大学笹島新校舎で行うことになりました。



　その講演会の詳細を紹介します。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東アジアの平和と日本国憲法第九条講演会




　　　　　　　と　き　　　　　６月２２日(土)　１３：３０　～　１７：００




　　　　　　　ところ　　　　　愛知大学笹島新校舎　講義棟８階Ｌ８０６教室





　　　　　　　　　　講演１　　　　　　　　　「東アジアの平和をどうつくるのか」




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　加々美光行・愛知大学教授(現代中国)




　　　　　　　　　　講演２　　　　　　　　　「現在の改憲動向と私たちの課題」





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛敬浩二・名古屋大学教授(憲法)




　　　　　　　主　催　　　　　憲法「九条の会」アピールに賛同する愛知・大学人ネットワーク 愛知大学九条の会




　　　　　　　共　催　　　　　東海地区私立大学教職員組合連合




　　　　　　　資料代　　　　　５００円(どなたでも参加できます)



　　　　　　　問合せ　　　　　東海私大教連(電話０５２－８８３－６９６９)

萩原九条の会(一宮市)と９条の会尾西が憲法を語る会を共催

　一宮市の萩原九条の会の会員の方から、萩原九条の会と９条の会尾西が共同で「今、憲法を語ろう」という憲法の勉強会を行なったという報告がありましたので、紹介します。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　９条、２５条、９６条を分科会に分かれて討論




　２０１３年５月１９日、一宮市富田の尾西グリーンプラザ、多目的ホールなどを利用して、「今、憲法を語ろう」という集会が行われました。



　午後２時から、川柳クイズを初めに行うなど、なるべく軟らかく憲法に接しられるような企画からはじめました。



　資料に、自民党第二次憲法草案と現行憲法の比較しとものを配布し、一宮市の最古参の弁護士の鍵谷恒夫(リブレ法律事務所)さんから、判りやすい憲法の話を５０分くらいの短時間でしてもらいました。



　５０名強の参加者は、その後、９条、２５条(人権)、９６条の３分科会に分かれて討論をおこないました。



　なるべく、全員に発言していただけるようにと企画しましたが、時間が足りずに、そこまではできませんでした。しかし多くの人が発言しました。



　最後にまた全員が、集まって簡単な分科会の報告とまとめを行い、１６時３０分に終了しました，開会と閉会の挨拶はそれぞれの会の責任者が行いました。


　
　この模様は、２０日の中日新聞尾張版で紹介されました。

平針九条の会が５月１９日に発足しました。

　名古屋市天白区の平針地区で、天白区としては９つ目の「平針九条の会」が５月１９日に結成されました。


　結成総会の模様と、続いて行われたイラク派兵差止め訴訟の会代表の池住義憲さん(立教大学特任教授)の「今、憲法９条があぶない」という記念講演について、平針九条の会の事務局から報告が届きましたのでご紹介します。




　　　　　　　　　　　　　会員９３人で「平針九条の会」発足－９条運動を広げることを確認




　天白区平針で５月１９日，平針９条の会発足記念のつどいが開かれました。つどいには５０人余り(会員数は９３名)が参加者しました。


　発足準備会の代表者から規約及び人事案を説明し，参加者全員の賛同を得て平針９条の会の発足を宣言しました。


　会の代表に就任した森裕司弁護士(名古屋南部法律事務所平針事務所)が挨拶し，２００４年に９条の会の運動が立ち上がったことが改憲を阻止してきた経緯を説明し，安倍内閣が声高に９６条先行改憲を叫んでいる今，９条の会の運動をいっそう広げて平和を守る運動の一翼になりましょうと訴えました。




　　　　　　　　　　　　　　　　池住義憲氏が記念講演「９条がなかったらイラク戦争では？」




　記念講演では，「今，憲法９条があぶない」と題して池住義憲氏（元自衛隊イラク派兵差止訴訟の会代表）が講演しました。



池住氏は、まずフィリピンや韓国、南京での９条に関わるご自身の体験を紹介し、日本の侵略戦争の歴史を自らの問題として考える必要性を、「過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目になります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです」というドイツ元大統領ヴァイツゼッカー氏の言葉を借りて訴えられました。



　次いで、自民党の改憲案について、国民が権力を縛る憲法から権力が国民を統治するための憲法へその性格を１８０度方向転換するものだとして自民党改憲案の中身を説明されました。



　最後に、改憲されたらどうなるか、２００３年に現実に起こったイラク戦争を例にとって話されました。



　「もしこの時、安倍政権が狙っているとおりに憲法が“改正”されていたとしたら、日本は米国の軍事同盟国として合憲・合法的に集団的自衛権を行使したに違いない。



　米国が起こした国際法違反の間違った戦争に参戦したに違いない。死亡者ゼロではすまないだろう。有志連合に加わった英国軍兵士は、１７９名が死亡した。



　参戦状態が深まり、軍事的緊張が高まれば、内閣総理大臣は「緊急事態」宣言(自民党草案第９章第９９条)を発することになる。



　政府に非常権限が集中する。地方自治体および国民は、政府の指示にすべて従わなければならなくなる。国民の日常生活に様々な制約・制限が課される。



　もちろん、国を相手取っての「国防軍派兵差止」訴訟や「国防軍派兵違憲」訴訟など、起こすことができない。根拠となる９条がないからだ。もはや、歯止めが利かなくなる…。」



　「安倍政権・与党自民党が狙う憲法“改正”とは、そういう状態になってしまうということだ。平和憲法を、変えてはいけない。９条を、変えてはいけない。」

名東九条の会が６月１６日に憲法講演会－９月には結成８周年を迎え憲法九条を守る名東区のつどい

　名古屋の名東九条の会が今年結成８周年を迎え、９月２１日に詩人のアーサー・ビナードさんの講演や小中生のバンドの演奏やや朗読や合唱などを折り込んだ「憲法九条を守る名東区のつどい」を計画しています。



　そのプレ企画として６月１６日(日)に憲法講演会を行ないます。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名東九条の会憲法講演会




　　　　　　　　と　き　　　　６月１６日(日)　　　　１３：３０～１５：３０




　　　　　　　　ところ　　　　名東生涯学習センター　視聴覚室




　　　　　　　　講　演　　　　「憲法９条と２５条の大切さ―私の弁護士活動の経験から―」




　　　　　　　　講　師　　　　森　弘典弁護士（名古屋共同法律事務所）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名古屋三菱女子勤労挺身隊訴訟弁護団、反貧困ネットワークあいち事務局次長



　　　　　　　　参加費　　　　無料（どなたでも参加できます）




　　　　　　　　連絡先　　　　Tel & Fax ０５２－７７８－０３９３　渡邉




　なお、名東九条の会では８周年の集い「憲法九条を守る名東区のつどい」で名東ピース合唱団が、名東九条の会のオリジナル曲「いちばん大切なもの」や「ふるさと」を披露しようと５月２３日から練習を始めることにしています。



　団員の方の参加を呼びかけるとともに、新しく合唱団に加わってくれる人を募集しています。
　連絡は０５２－７０４－３４６４　松本雅子さんへ

勝川九条の会が第34回憲法を語る会－「自民党の憲法改正草案を斬る」

　春日井市の勝川九条の会(憲法九条を守る勝川地域の会)が、６月１６日(日)に第３４回の「憲法を語る会」を行います。



　講師は新進気鋭の若手弁護士水谷実さん(２０１１年１２月弁護士登録)です。



　戦前の再現を狙う自民党の「憲法改正草案」を解剖して、問題点を摘出し、これに打ち克つ治療法をみんなで確認します。




　　　　　　　　　　　　　勝川九条の会第３４回憲法を語る会－「日本国憲法改正草案」を斬る




　　　　　　　　と　き　　　　　６月１６日(日)　　１３：３０～１６：００




　　　　　　　　
　　　　　　　　ところ　　　　　駅南学習等供用施設(中央線勝川駅南口より徒歩５分)




　　　　　　　　講　演　　　　　戦前の再現を狙う自民党の日本国憲法改正草案を斬る




　　　　　　　　講　師　　　　　水谷　実弁護士(名古屋第一法律事務所所属)





　　　　　　　　参加費　　　　　無料(どなたでも参加できます)




　　　　　　　　問合せ　　　　　Tel & Fax ０５６８－３２－５０２５　山下

「基地はいらない、どこにも」のＤＶＤ上映と作者小林アツシさんの講演－なんぶ法律九条の会が第８回総会

　名古屋南部法律事務所の弁護士さんや事務局員、事務所に関わりのある方々で作るなんぶ法律九条の会が６月１日に第８回総会を開きます。



　この総会では「基地はいらない、どこにも」のＤＶＤを上映し、演出を手がけられた映像ディレクターの小林アツシさんの講演もあります。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんぶ法律九条の会第８回総会




　　　　　　　　と　き　　　　　　　６月１日(土)　　　　１３：３０から





　　　　　　　　ところ　　　　　　　日本特殊陶業市民会館第一会議室



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(地下鉄金山総合駅北口より徒歩５分駅の北側改札口から地下通路もあります)




　　　　　　　　総　会　　　　　　　活動報告・方針や役員の選任など





　　　　　　　　記念企画　　　　　　ＤＶＤ「基地はいらない、どこにも」上映




　　　　　　　　講　演　　　　　　　小林アツシさん(ＤＶＤ演出、映像ディレクター)




　　　　　　　　参加費　　　　　　　資料代５００円(会員は無料)、ＤＶＤ上映会にはどなたでも参加できます。



　　　　　　　　問合せ　　　　　　　なんぶ法律九条の会（名古屋南部法律事務所内）０５２－６８２－３２１１

へきなん九条の会が「日本の青空」上映会－秋には学習講演会と結成７周年のつどい

　へきなん九条の会が、日本国憲法の成立の原点を描いた映画「日本の愛空」の上映会を６月２日(日)に行います。



　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へきなん九条の会「日本の青空」上映会

　



　　　　　　　　と　き　　　　　６月２日　　　１４：００～１６：００頃




　　　　　　　　ところ　　　　　碧南市文化会館　視聴覚室




　　　　　　　　映　画　　　　　日本の青空




　　　　　　　　懇　談　　　　　映画を見終わった後、引き続き映画の感想などを話し合う懇談会を行います。




　　　　　　　　問合せ　　　　　０５６６－４１－７３６１　津田公子さん




　どなたでも参加できます。映画の鑑賞は無料です。




　へきなん九条の会では、９月８日(日)にも三重短期大学の三宅裕一郎准教授(憲法学)をお招きして改憲問題についての講演会、さらに１１月１０日に結成７周年のつどいを予定しています。

尾張南部の六つの九条の会が合同で小森陽一さん(九条の会事務局長)の講演会

　尾張南部のつしま・いなざわ・かにえ・さや・甚目寺・やとみの六つの市町の九条の会は、２０１０年５月に尾張南部九条の会連絡会を結成しました。


　これまで、それぞれの九条の会が行う「周年の集い」などを互いに協力しあって成功させてきました。


　今度は、その結成３周年を記念して、東京から九条の会事務局長の小森陽一さん(東京大学大学院教授)をお招きして「うたごえと講演の集い」を尾張南部九条の会連絡会として開催することになりました。


　これには津島市、稲沢市、弥富市、蟹江町の四つの市町と各市町の教育委員会、あま市教育委員会、愛西市教育委員会が後援します。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひびけうたごえ　輝け！憲法９条





　　　　　と　き　　　　　　６月９日(日)　１４：００から




　　　　　ところ　　　　　　津島市文化会館大ホール(名鉄津島駅から徒歩５分)




　　　　　第一部　　　　　　うたごえ　尾張南部うたごえ合唱団レインボー




　　　　　第二部　　　　　　講　演　　　　　　　「平和のバトンを未来へつなごう」




　　　　　　　　　　　　　　　　講　師　　　　　　　小森　陽一さん(九条の会事務局長・東大大学院教授)





　　　　　参加費　　　　　　５００円(但し高校生以下は無料)、どなたでも参加できます。






　　　　　問合せ　　　　　　０５６７－３１－１９５３（川村）

平針九条の会準備会が憲法講座－自民党憲法改正案の問題点学ぶ

　名古屋市天白区の平針地区ではいま、九条の会を結成しようと準備が進んでいますが、この準備作業のなかで５月１９日の結成総会に先立って憲法講座を開くことが決まりました。



　その第１回の講座がゴールデンウィーク最中の４月２７日(土)に２０人ほどが参加して平針南コミュニティーセンターで開かれました。



　会では名古屋南部法律事務所平針事務所の伊藤朝日太郎弁護士が自民党改憲案の問題点などを解説しました。



　伊藤弁護士は最初に「憲法というものは政冶権力が恣意的に政冶を進めて国民の権利・自由をおかさないようにするため、国民が権力を縛るために存在する」という立憲主義について解説しました。



　その立場から９６条を改正しようというのは、政権の側が自分たちのやりやすい政冶にしようとするもので、立憲主義に反すると説明しました。



　ついで、自民党の改正案は今の憲法が持っている平和主義の否定、「公益や公の秩序」を理由に基本的人権の制限、社会保障の切捨てなどの問題点があることを指摘しました。



　このあと、参加者から日本の旧憲法は立憲主義からみるとどうなのか、世界の国々ではどうなっているのかなどの質問や立憲主義についての意見が出され、憲法についての理解を深める勉強会になりました。



　平針九条の会は５月１９日に結成総会を開き、自衛隊イラク派兵差止め訴訟の会代表の池住義憲立教大学教授の「今、九条が危ない」という講演を聞き、会則や活動方針、役員を選出することにしていますが、結成後も憲法講座を続けることにしています。