5月23日に一宮・尾張北部九条の会連絡会が主催してペシャワール会の中村哲さんの「軍隊はいらない アフガン命の水を」という講演会を開くことはこのホームページでも紹介しましたが、岩倉9条の会が会報の「のぼり鯉」第54号で中村さんの講演の内容を詳しく紹介しています。その中から一部を抜粋して要約しました。
「戦争と干ばつは、国土の荒廃と大量の難民、困窮者を生みました。水が不足し、砂漠化が進み、温暖化が拍車をかけます。作物、家畜が育てられなくなった農民は、土地を捨てて市・町へ流入しますが、仕事はなく、難民化します。
水をなんとかしなければというので、2000年にアフガンの村々で農民とともに井戸掘りをはじめました。03年には灌漑用の水路建設に着工、09年までに24・3㎞を開通させ、砂漠の緑地化を進めました。
用水路を作る時に心がけているのは、決して請け負うのではなく、地元の人たちと一緒に作業し、地元の人たちが自分たちでも作れる、壊れたら修理、修復できるようにするということです。
また、工事に参加する村人には賃金を払っています。決して額は多くはありませんが、人々は仕事と生活の糧を得、耕作に意欲を持つようになりました。
(アメリカや軍隊を派遣しているEUの国々は)治安が悪いから軍隊を増やすといいます。
当初アフガンに駐留した外国兵は1万2千人、増派につぐ増派でいまは13万人にふくれ上がっています。
しかし、治安は今が最悪だといいます。
軍隊を送っている外国は、家もなく、食もなく死んでいく貧しい層、人々の声に耳を傾けたことがあるだろうか。アフガン人は自尊心の高い民族です。
必ず自分の手で国を建設します。ソ連軍に対してがそうだったように、外国軍の理不尽な駐留を決して許しません。
中村さんはこのように話しました。この講演会は江南市民文化会館で行なわれましたが、1147人が大ホールを埋めました。
<岩倉9条の会 6月21日に「9条酒場」>
なお、岩倉9条の会は、今年2月から「9条酒場」を始めました。
この「9条酒場」のことは朝日新聞でも紹介されましたが、4月には市内のおまつり広場の桜の下で屋外酒場も行いました。
これまでは参加者がそれぞれ手料理を持ち寄っていましたが、6月は趣向を変えて「くし蔵」という居酒屋に集まることにしました。居酒屋の料理を楽しもうというわけです。
「戦争と干ばつは、国土の荒廃と大量の難民、困窮者を生みました。水が不足し、砂漠化が進み、温暖化が拍車をかけます。作物、家畜が育てられなくなった農民は、土地を捨てて市・町へ流入しますが、仕事はなく、難民化します。
水をなんとかしなければというので、2000年にアフガンの村々で農民とともに井戸掘りをはじめました。03年には灌漑用の水路建設に着工、09年までに24・3㎞を開通させ、砂漠の緑地化を進めました。
用水路を作る時に心がけているのは、決して請け負うのではなく、地元の人たちと一緒に作業し、地元の人たちが自分たちでも作れる、壊れたら修理、修復できるようにするということです。
また、工事に参加する村人には賃金を払っています。決して額は多くはありませんが、人々は仕事と生活の糧を得、耕作に意欲を持つようになりました。
(アメリカや軍隊を派遣しているEUの国々は)治安が悪いから軍隊を増やすといいます。
当初アフガンに駐留した外国兵は1万2千人、増派につぐ増派でいまは13万人にふくれ上がっています。
しかし、治安は今が最悪だといいます。
軍隊を送っている外国は、家もなく、食もなく死んでいく貧しい層、人々の声に耳を傾けたことがあるだろうか。アフガン人は自尊心の高い民族です。
必ず自分の手で国を建設します。ソ連軍に対してがそうだったように、外国軍の理不尽な駐留を決して許しません。
中村さんはこのように話しました。この講演会は江南市民文化会館で行なわれましたが、1147人が大ホールを埋めました。
<岩倉9条の会 6月21日に「9条酒場」>
なお、岩倉9条の会は、今年2月から「9条酒場」を始めました。
この「9条酒場」のことは朝日新聞でも紹介されましたが、4月には市内のおまつり広場の桜の下で屋外酒場も行いました。
これまでは参加者がそれぞれ手料理を持ち寄っていましたが、6月は趣向を変えて「くし蔵」という居酒屋に集まることにしました。居酒屋の料理を楽しもうというわけです。