新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

「蟹工船」をみて憲法と働く者の今日の状況を語り合う会

2008年07月22日 | Weblog
 7月1日にこの欄で紹介した「憲法九条を守る勝川地域の会」の活動「第12回 憲法を語る会」(7月19日)の様子を地元の皆さんからお知らせいただました。
 以下に掲載します。

 春日井市の憲法九条を守る勝川地域憲法九条の会は 一昨年の1月から2~3カ月に1回の割合で「憲法を語る会」を開いていますが、7月は第12回で、今話題の「映画『蟹工船』を見て日本国憲法と働く者の今日の状況を話し合おう」という企画で行いました。

 会では、田中代表世話人(名古屋哲学セミナー元運営委員長)が時代背景の説明を行った後映画を見ました。見終わった後参加者からは「蟹工船は旧憲法下の話。現憲法を持つ今日、また労働者がこの話に共感する状況をどう考えるのか、そこまで憲法は空洞化しているのか」など様々な感想が出されました。

 蟹工船を上映したことで、今までの会では参加が少なかった現役の労働者の人が参加してくれたのが嬉しい結果でした。なお、この時代を原体験として持つ95歳の長老もこの時代のことを話してくださいました。
 
 憲法九条を守る勝川地域の会は、地域内にいくつもある集会所を使って地域を巡回するようにしており、開催の直前にはその地域内に案内のビラを配布しています。ビラを見て参加する人はまだ少ないのですが、「こんなことをやっているんだ」という宣伝になっており、やがて会の活動に参加してくださる人が現れることを願っています。

 勝川地域の会は、次回は9月下旬に<語り継ぐ戦争シリーズ>で、地域の最長老で、治安維持法被害者の会の愛知の代表を務めておられる荒川次郎さんのお話をうかがうことにしています。会が近づきましたら、このホームページでお知らせしますので、皆さんもご参加ください。

 なお、勝川地域九条の会への連絡は、〒486-0927 春日井市柏井町3-186-2山下 徹(事務局長 ℡ 0568-32-5025)までお願いします。

(この文章は勝川地域九条の会からの報告を基に、広報委員会がニュースにまとめました。)