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連続講座で憲法を学ぶ-豊田九条の会

2008年07月07日 | Weblog
 豊田九条の会の皆さんから、独自に企画した連続憲法講座についてのお便りが事務局宛に寄せられました。以下にご紹介します。


豊田九条の会では、昨年1月から今年6月にかけて、5回の連続憲法講座をひらきました。 
そのテーマと講師は次のとおりです。

 第1回 2007年1月20日「なぜ憲法をかえるの?」     梅村浩二弁護士
 第2回    3月11日「憲法のすばらしさを再確認しよう」 梅村浩二弁護士
第3回    6月 9日「イラク戦争は何だったのか」  愛敬浩二名大教授
 第4回 2008年3月29日「海外から見た九条の価値」 マイケル・シーゲル南山大準教授
 第5回    6月14日「歴史的違憲判決を9条を守る力に」 中山 弦弁護士

豊田九条の会は、2005年3月に結成、公務員、労働者、年金者の方や主婦など幅広い方が会員になっています。
「連続憲法講座」は2007年1月からはじめましたが、第1回は豊田市で事務所を開き、会の代表世話人をしておられる梅村浩二弁護士にお願いしました。以後はテーマを決めて、関係する団体などに相談して講師を決めています。

 これまでの講座には毎回50人前後の人が参加しています。このほか今年2月には豊田地区の民主団体と共同で「日本の青空」の上映会も行いました。第5回では、名古屋高裁のイラク派兵違憲判決について、イラク派兵阻止訴訟弁護団の中山弦弁護士から詳しく内容を解説してもらいました。

 参加者からは「判決の意義を深くとらえることができました。」「私も非武装中立論者なのだが声が出せないでいた。これからは遠慮なく主張していきたい。」「判決の中には知っていたが、この判決の重みをあまり認識していなかった。この重要性を有効な手段として、ひとつの武器として活用していくことに気付かされました。」「司法がまともな判断を下したので、次は選挙で良識を示す番だと思いました。」などの感想が寄せられました。

 また、この日はイラクの現状を伝えるDVDを視聴しましたが、これにも「今、平和に生きている陰で同じ日本人がイラクでひどいことをしているということ、今も戦争は続いていることを改めて実感しました。」「イラクで子供たちが苦しんでいる。自分や子供は安全に毎日くらしていることが申し訳ないように思いました。でも平和はみんなでして行くものだと思いました。」などが寄せられました。

 連続講座が運動への確信を高めているといえます。
 豊田九条の会では、引き続き講座を続けていくことにしています。なお、豊田九条の会への連絡は、けやき通り法律事務所(0565-31-2632)にお願いします。
 
(以上は、豊田九条の会からいただいた報告を広報委員会で編集しました。)