新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

「昭和区平和のつどい」合唱団募集中

2014年08月21日 | Weblog
 昭和区九条の会はこれまで毎年秋に区内にある法律事務所、保育園、障害者施設、キリスト教会など10団体と実行委員会を作り、「昭和区平和のつどい」を行なってきました。
 昨年は作家の早乙女勝元さんをお招きし「語り継ぐ平和の想い」という講演をしていただきました。

 今年の第8回平和のつどいは、10月5日に柳城短期大学体育館で行い、名古屋大学大学院法学研究科元教授(憲法)であいち九条の会代表世話人の森英樹先生の「憲法の行方と日本の行方」(仮題)の講演のほか、障碍者団体による演舞や高校生によるミュージックベルの演奏などが行われますが、区内の有志による合唱も計画されています。

 合唱では「平和の琉球」「アンパンマンマーチ」「belive」が歌われます。九条の会「ピースアンサンブル」と共演の70人の大合唱団になりますが、合唱に参加してくださる方を募集中です。

 練習は第2、第4土曜日の15:30~18:00、第3月曜日の19:00~20:00です。練習場は池内わらべ保育園です。どなたでも参加できます(昭和区以外の方もOK)です。

 問い合せ、申込みは実行委員会事務局(舟橋)052-731-2749まで。

春日井九条の会「アート展」、大勢の市民の参加で大成功

2014年08月07日 | Weblog
 春日井9条の会が今年も「平和への祈り アート展」を行なうとお知らせしましたが、1500人を越す人が参加して大成功しました。春日井9条の会からレポ-トが届きましたので紹介します。

◆ 参加者は1500人超!子連れのお母さん、学生の姿が目立った ◆

 春日井9条の会主催の「‘14平和への祈り アート展」(後援 春日井市、春日井市教育委員会、中日新聞社)は、7月29日(火)から8月3日(日)まで、春日井市の文化フォーラム春日井・ギャラリーで開催されました。今年は、133名の作家による129点の作品が並びました。また特別企画として「名古屋芸術大学peacenine展」も併催しました。

 中日新聞近郊版に2回も報道されたこともあり、期間中の入場者は1517名と過去最高でした。会場募金の金額もアンケートの回収数も過去最多でした。中日新聞は名芸大の学生たちの平和を守ろうとする真摯な姿勢に共鳴して大きく紙面を割いて報道してくれました。春日井市長も来場されました。

 名芸大OBの小林憲明さんの「ダキシメルオモイ」という麻布に福島の母子を描いた作品(テレビ、新聞で報道)の鑑賞を目的に20代~40代の母子の来場が目立ち。子供は工芸作家のからくり人形で遊んでゆきました。

 大学生(中部大、造形大、名芸大)の入場者が多かったことも特徴です。日頃、美大系の学生の交流は少ないようで「勉強になった」とアンケートに書かれていました。

 市民の作品は「反対の民意に耳傾けて」と安倍内閣の横暴を訴える墨彩画から「心なごむ日」というパステル画、「原爆投下前と後の広島ドーム」の緻密なボールペン画など多彩で、年々、作品の質の向上が見られます。出展者からの希望で画集を作成し販売することにしました。

 多数の市民に9条の会の活動を知ってもらいたいと工夫を重ねて6年目、少し成果が表れてきました。

春日井9条の会事務局長  細江幸右

後援拒否でつしま九条の会と市・市教委が意見交換会

2014年08月07日 | Weblog
 つしま九条の会は先にこの「各地の九条の会の活動」でも紹介しましたように、7月12日に津島市文化会館小ホールで「学ぼう!私たちの平和憲法」という9周年のつどいを行いました。

 つどいでは男性合唱団フロイデの演奏の文化行事の後、名古屋大学大学院法学研究科教授愛敬浩二さんの「憲法9条はなぜ大切か―改憲動向と私たちの課題」という講演が行なわれました。愛敬教授は「戦前、日本は『正義の戦争』の名のもとに侵略戦争が行なわれた歴史がある。真摯に考えるなら本当に正義の戦争というものがあるのか疑うべきだ。実は不正義な戦争だったという反省から一歩踏み出して誕生したのが日本の憲法だ。それを安倍首相は“戦後レジュームからの脱却“などといって、憲法を改悪しようとしている。集団的自衛権容認を閣議決定した。政府が憲法の解釈を変えるというのは、国民が権力を制約するという立憲主義の破壊である。今こそ私たちが憲法9条をどのように守って平和な良い社会を築いてきたのかを思い起こし、後世に語り継いでいくことが私たちに求められている」と述べられました。

ところで、先にこの会のことを紹介した時に、昨年までは九条の会の憲法集会を後援してきた津島市と市教育委員会が、今年は後援の申し入れを断ったことをお伝えしましたが、つしま九条の会の申し入れにより、7月9日に市及び市教委と「後援に関する意見交換会」が開かれました。

 市と市教委は「昨年のつどいで配布された全国九条の会のアピール『九条の会の皆さんへ(2013.5.17)』に、安倍内閣や自民党を批判する文言があり、政治的な集会と判断して後援を断った」と述べました。九条の会の側からは「九条の会は戦争に反対し、平和憲法を守ろうと活動している。一昨年市議会で当局は平和をテーマとする九条の会の活動は市の施策と合致していると答弁している」と指摘し、理解と協力を求めました。

 これに対し当局側は「一昨年の議会答弁に変わりはない。意見交換をして九条の会が尊い活動をしていると理解した。今回の意見交換をふまえ相互理解していきたい」と答えました。来年の10周年のつどいの後援がなされるかどうかは今後の話合いによると思われますが、最近九条の会の集会の後援を断ったり、会場の使用を許可しないケースが全国的に起きています。津島市における意見交換会はこれからの運動の参考になると思われます。
 なお、インターネットで[津島市教育委員会会議録]を検索しますと、後援拒否を決めた津島市教委の会議の議事録(平成26年5月定例会)が見られ、どんな議論が行なわれたのかを知ることができます。