新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

平針九条の会が戦争を語るつどい ~ 長崎被爆者の高井ツタエさんが語る ~

2014年07月28日 | Weblog
 平針九条の会は戦争を体験した人から戦争の話を聞く会を行なうことを決め、その第1回として8月2日(土)に緑区在住の原爆被爆者高井ツタエさんに被爆の苦しみを語っていただくことにしました。

 高井さんは9歳のときに長崎で被爆しました。中学卒業後福岡で就職しましたが、被爆者に対する偏見と差別に苦しめられました。17歳で名古屋に転居、被爆の事実を隠して就職、結婚もしましたが、東日本大震災で福島第一原発が大きな被害を受け、そこから漏れ出した放射性物質で子どもたちが被爆したことを知り、自分が被爆者であることを明かして、核兵器と原発反対の運動に参加するようになりました。

 高井さんは被爆者認定訴訟にも取り組み、愛知県原水爆被災者の会の役員も務めており、戦争を知らない為政者が若者を戦争に駆り立てようとしている今こそ、戦争のもたらす苦るしみを多くの人、特に若い人に伝えたいと、自分の体験を語ってくださいます。

平針九条の会・戦争を語る会

 ◆と き  8月2日(土) 15:00~16:30

 ◆ところ   平針南コミュニティーセンター洋室
        (地下鉄平針駅バスターミナル2番乗り場から平針住宅行き
        又は徳重行きで平針上ノ池下車、徒歩3分)

 ◆お 話  高井ツタエさん

 ◆参加費  無料・どなたでも参加できます

 ◆連絡先  岩佐佳代子さん(052-802-9831)又は
         名古屋南部法律事務所平針事務所内事務局(052-804-1251)

安倍首相、滋賀県知事選の敗北に集団的自衛権が影響したと認める

2014年07月23日 | Weblog

 7月15日に投票が行なわれた滋賀県知事選挙は、無所属で立候補した民主党の前衆議院議員の三日月大造氏が、自公が推薦した元内閣官房審議官の小鑓隆史に1万3千票余りの差を付けて当選しました。

 滋賀県では一昨年の衆議院選では全選挙区で自民候補が民主候補を破り(三日月氏は比例復活当選)、昨年の参議院選でも自民候補が圧勝しており、この選挙では当初小鑓氏優勢が伝えられていました。しかし7月に入ってから形勢に変化が見られ、石破幹事長や菅官房長官ら自民党の幹部や公明党の山口代表なども応援に駆けつけましたが、結果は三日月氏が勝利しました。

 7月に入ってというのは、7月1日に自民党と公明党の協議が合意に達し、政府が集団的自衛権に関する従来の憲法解釈を変更し、行使を容認する閣議決定を行なったということと関連します。また東京都議会でセクハラやじが問題になり、衆議院でもセクハラやじがあったことも明らかになりました。石破幹事長「集団的自衛権やセクハラやじ問題に有権者や県政以外で支持に影響が出ていることは否定しない」(8日記者会見・毎日新聞)と集団的自衛権問題で自民党推薦候補から有権者が離れていっていることを認めました。

 当選が決まった翌日の新聞は「集団的自衛権も影響」(中日)、「集団的自衛権影響」(毎日)、「集団的自衛権など逆風 与党戦略練り直し」(日経新聞)、「集団的自衛権逆風か」(産経)こぞって集団的自衛権の閣議決定が有権者の反発を買ったと評価しました。朝日は「原発再稼働に批判」を第一に挙げ、「集団的自衛権が影響との見方がある」「閣議決定で雰囲気変わった」と伝えました。

 安倍首相は14日に衆議院で行なわれた集団的自衛権に関する集中審議で、民主党の海江田代表から「滋賀県知事選の結果に、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定と記者会見を行なったことが影響していると思わないか」と質問されて「集団的自衛権の議論が影響していないというつもりは毛頭ない」と答え、集団的自衛権に対する県民の反発があったことを認めました。

 各種世論調査でも、集団的自衛権の行使容認には国民の過半数が反対しており、憲法を改正せずに内閣の解釈変更で従来行使できないとしてきた国の方針を変えることには3分の2前後の人が反対しています。
安倍内閣の支持率は、発足以来50%以上を保ってきましたが、ここへきて支持率が下がっています。最近の調査を見てみますと、

◆朝日新聞 6月21,22日調査 支持率43%(49%)、不支持33%(30%)
◆毎日新聞 6月27,28日調査 支持率45%(49%)、不支持35%(33%)
◆共同通信 7月1,2日調査 支持率47.8%(52.1%) 不支持40.6%(33.0%)
◆読売新聞 7月2,3日調査 支持率48%     不支持40%
(  )は前の月の調査

 彼の口癖の「国家を代表している」というならば民意に添った政治を行なうべきで、「影響していないというつもりはない」というならば集団的自衛権の行使容認を一旦白紙に戻すべきです。

《お断り》本記事は大西五郎さん(日本ジャーナリスト会議所属・あいち9条の会広報委員長)が「東海放送人九条の会」のホームページ「ものみやぐら」のコーナーに寄稿されたものを転載させていただいたものです。

東海放送人九条の会 http://tokaicue.la.coocan.jp/


春日井9条の会が「’14平和への祈りアート展」

2014年07月23日 | Weblog
 春日井9条の会が今年も「‘14平和への祈りアート展」を開催します。

 集団的自衛権の行使容認、特定秘密保護法など安倍内閣による「戦争をする国」への動きが強まっているため、「反対の民意に耳傾けて」というタイトルの作品や「心なごむ日」などいずれも平和への願いを込めた作品や福島原発事故の被害者に心を寄せ、原発廃棄を願う作品など、今年は例年より多い130名の方が出展されます。

名古屋芸術大学「peace nine展」も合流参加

 また今年の「平和への祈りアート展」には北名古屋市にキャンパスがある名古屋芸術大学九条の会の「名古屋芸術大学peace nine展」も合流参加することになり、若い人の作品も多く展示されることも特徴の一つです。
 名古屋芸術大学peace nine展は県下各地を巡回したいと望んでおり、各地の九条の会関係者の方がこの平和への祈りアート展をご覧になって、自分のところでも開きたいと声をかけてくださるのを待っています。

《 2014 平和への祈りアート展 》

◆開催期間  7月29日(火)から8月3日(日)までの6日間

◆時   間  午前9時半から午後5時まで(最終日は午後3時まで)。

◆会   場  文化フォーラム春日井・ギャラリー(JR中央線春日井駅下車、春日井市役所の隣)

◆展   示  絵画や書、写真、彫塑工芸など会員や地元芸術家の作品

◆後   援  春日井市、春日井市教育委員会、中日新聞社

◆主   催  春日井9条の会(0568-85-4877)

◆入場無料  どなたでも入場・鑑賞できます。

昭和区九条の会が「憲法9条にノーベル平和賞を」の署名活動に取り組む

2014年07月08日 | Weblog
 昭和区九条の会が「日本国憲法にノーベル平和賞を」の署名活動に取り組んでいますが、活動の経過や到達点について事務局長の舟橋勝さんからレポートが届きましたので紹介します。

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「昭和区九条の会ノーベル賞署名運動の経過と現状」~事務局長 舟橋 勝~

1、何人かの会員さんから「ノーベル賞を署名に取り組みませんか」という照会がありました。事務局で検討し、世話人会に諮り、取り組みを決定しました。
2、「たより」で予告記事を書き、署名を取り組む意義も解説しました。
3、会員が、署名計画を企画(各九条の会の催しに出かけること)し署名を実施(現在まで4つ九条の会を訪ね、署名依頼・総数225筆)。他にも10名ほどの会員が、町内やサークル、同窓会などで署名を集め、三週間ほどで2000を超えました。
4、エピソードとしては、①熱心な学会員が「公明党は恥ずかしい、この署名ならできるから」と言い、50名ほど集約。②90歳の書家が、弟子に「最後のお願い」を書き、署名を集めている。③喫茶店や飲食店に署名を置いてもらっている。④断る人は殆どいない。⑤いままで署名をしなかった人が署名を集め、持参する。などがあります。

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 昭和区九条の会ではこの他にも、毎年4月に「平和美術展」を開いたり、若者対策として大学の門前で若者に絞った宣伝を行なったりしていますが、それらの詳細は8月2日の交流会で報告していただく予定です。

「集団的自衛権と平和な日本」昭和区九条の会総会で田巻弁護士が講演

2014年07月08日 | Weblog
昭和区九条の会が7月13日に総会を行ないます。

この総会では、政府が集団的自衛権の行使容認を閣議決定しましたが、関連諸法案を成立させなければなりません。この法案の国会審議に向けて、これを成立させないためにどう運動を進めるかを、名古屋南部法律事務所の田巻紘子弁護士の講演を聞いて討議します。

また昭和区九条の会では「日本国憲法9条にノーベル平和賞を」の運動に取り組んでいますが、その運動の現状とこれからの進め方についても討議します。

昭和区九条の会総会と講演会

  ◆と き  7月13日(日)13:30~16:20

  ◆ところ  昭和区生涯学習センター・視聴覚室
         (地下鉄御器所駅下車051-852-1144)

  ◆講 演  「集団的自衛権と平和な日本」

  ◆講 師  田巻紘子弁護士(名古屋南部法律事務所)

  ◆参加費  会員は無料、会員以外は500円

  ◆総 会  これからの運動の進め方

尾張北部7つの九条の会が合同で落合恵子さんの講演会を実施

2014年07月08日 | Weblog

 一宮市、犬山市、岩倉市、江南市、大口町、扶桑町、稲沢市の7つの九条の会は、九条を守る運動を共同して進めようと、一宮・尾張北部九条の会連絡会を結成して、隔年で講演会を開催するなどの活動をしていますが、今年も作家の落合恵子さんを招いて結成9周年の記念講演会を行なうことになりました。

 落合恵子さんは元文化放送のアナウンサーで、その後作家に転じ、女性やこどもの問題についての評論活動も行なう傍ら、原発や特定秘密保護法反対の活動にも参加して、各地で講演活動を行なっています。この集会では「いのちの感受性2014年」というテーマで戦争が近づく危機にどう立ち向かうかを話していただきます。

一宮・尾張北部九条の会発足9周年記念講演会

  ◆と き  7月12日(土)13:30開場 14:00開演

  ◆ところ  江南市民文化会館大ホール(名鉄犬山線江南駅下車、北野天神交差点左折れ)
          ※会場の駐車場に限りがありますので、電車の利用または乗り合わせでご来場ください。

  ◆講 演  「いのちの感受性 2014年」

  ◆講 師  作家 落合 恵子さん

  ◆参加費  500円(障害者・高校生以下無料)

  ◆連絡先  事務局 宮島 0587-37-5212