新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

「9条を守る一点で手をつなごう」とよびかけ-岩倉九条の会が4周年の「市民のつどい」

2009年12月28日 | Weblog
 岩倉九条の会が創立4周年を迎え、12月6日に「平和憲法を守ろう市民のつどい」を開催しました。
 第3児童館の会場いっぱいの80人が参加しました。

中高校生グループのエレクトーン演奏も

 オープニングは中高校生の音楽グループ「自遊倶楽譜」のエレクトーの演奏で、沖縄の悲しみを思って高校3年生が作曲した「地獄を見た天国の島」や楽しい「コーヒールンバ」などが演奏されました。岩倉九条の会は積極的に若い人との交流を図っています。

ガダルカナル生き残りの人の話を聞く

 続いて特別企画の「私の戦争体験」でガダルカナル生き残りの元兵士伊藤博之さん(90歳)の話を聞きました。伊藤さんは1934年(昭和14年)20歳で名古屋の歩兵6連隊に召集され、以後広東など中国大陸を転戦。

 ジャワ島など南方の島々を経て、すでにアメリカ軍が上陸していたガダルカナル島に渡りました。ここでアメリカ軍の飛行場攻略のため二度にわたって総攻撃を行いましたが、圧倒的な物量の差に歯が立たなかったと言います。

 食糧、弾薬の補給もなく(当時はガダルカナル島のことをガ島ともいいましたが、“餓島”=飢餓の島でした)、絶え間ない集中砲火を浴びて多数の犠牲者を出しながらジャングルの中で過ごしました。

 43年1月に、それこそ骨と皮だけになってやっとガ島から“転進”(当時の大本営発表では退却のことをこう言いました)しました。

 伊藤さんは敗戦の翌年46年5月に名古屋港に帰りましたが、焦土となった名古屋の町を見て、「身を守るため武装していた兵士でさえ苦しかった戦争で、非戦闘員である国民は我々以上の辛苦であったと思わずにいられなかった」と語りました。

「平和憲法を守り、核兵器も戦争もない世界を」のアピール

 続いて総会に移り、09年の経過報告と10年の活動方針が提案されましたが、その中で、九条の会も増え、運動は発展しているが、小沢民主党幹事長が主導する国会改革で内閣法制局長官の国会答弁禁止の動きに触れ、その狙いは政府が憲法解釈を勝手に変え、自衛隊の海外での武力行使を「合憲化」することにあると指摘され、「9条を守る一点で手をつなぐ」運動の原点に立ち返ってがんばろうというアピールを採択し、来年は会員1000名を超えるようにしようと決議しました。

「政権交代でどうなる憲法9条」-東郷9条の会が結成3周年の集い

2009年12月24日 | Weblog
 東郷9条の会が結成3周年を迎え、これを記念して新春1月24日に講演と合唱の集いを催します。

 と き  2010年1月24日(日) 13:30

 ところ  東郷町施設「いこまい館」1Fホール(東郷町役場隣)

         地下鉄「赤池駅」から名鉄バス豊田市行きで「和合」下車

 講 演  「政権交代でどうなる憲法9条」

         名古屋大学名誉教授・憲法学者の森 英樹さん

 合 唱   親と子のみどりの杜・合唱団

 参加費   大人500円

   ※   会員以外の人も参加できます。


              問合せ先 0561-39-3189 水谷
                      0561-39-3631 伊豆原
                     0561-38-0396 三宅

新しい「九条の会」が生まれます!-名古屋市天白区大坪学区準備会発足

2009年12月24日 | Weblog
 名古屋市天白区大坪学区の人たちが、このほど「平和を愛する大坪九条の会」の準備会を結成しました。2010年5月に会を正式に発足させることにしています。

これまでに32人が呼びかけ人になり、81人の賛同者を得ました。大坪学区在住のシャンソン歌手の荻野克典さんを代表に、8人の事務局メンバー(事務局長に服部平和さん)を選出しました。

会では年齢、性別、思想信条の如何を問わず、「戦争ノー、平和が大切」という趣旨に賛同される方ならどなたでも参加できますと、地域の人たちに広く呼びかけ、結成総会までに学区人口の2%に当る200人の会員を集めることにしています。

準備会では、活動方針として、学習会・講演会・見学会の開催。憲法改悪反対の宣伝活動、ニュースの発行。必要経費はカンパ、バザーなどで賄うことなどを申し合わせました。

 早速「準備会ニュース」第1号が12月20日に発行され、次のような賛同の呼びかけが掲載されました。

(要旨)
 軍備の増強によって平和を作ることはできません。世界に誇るべき日本国憲法、その第9条を守ることにこそ、平和への道ではないでしょうか。

 黙っていては何も変わりません。アメリカに引きずられて又、戦争へ・・となりかねません。

 さあ、みんなで声をあげましょう!

 作家大江健三郎氏ら9人の呼びかけから始まった「九条の会」は、いま全国に広がり、すでに7000を超えています。大坪でも「九条の会」を結成しましょう。

 そのために、みんなが自分のできることを無理せずにやりましょう。
 この呼びかけにご賛同いただき、平和な未来を子どもたちに手渡そうではありませんか。

                             呼びかけ人一同

名古屋の夜空に響いた「九条を守ろう」-幅広い人の参加で「平和のともしび」成功

2009年12月10日 | Weblog
 名古屋市の昭和・みずほ・千種・名東の四つの区の九条の会が共催し、名古屋市内の各区の九条の会に参加を呼びかけた「平和のともにび」行進が12月8日の夜行われ、大勢の人の参加で成功しました。

 「平和のともにび」は瑞穂区の東栄公園と千種区の東山公園を基点に午後5時に出発し、参加者が手に手にペットボトルを利用して作ったともしびを掲げて沿道の商店や家々、道行く人々に「九条を守ろう」と訴えながら国鉄千種駅近くの今池西公園で合流し、朗読や合唱などで平和のつどいを行いました。

 この模様は9日付中日新聞の市民版でも報道されました。
 主催者の昭和九条の会事務局長の舟橋勝さんから以下のようなお礼の言葉が届いていますのでご紹介します。

 「ウォークには、ベビーカーに乗った0歳児から89歳の女性会員まで幅広い年齢の方が参加して戴きました。主催した名東、千種区、みずほ、昭和区九条の会以外からも、緑区、南区、瀬戸、東区の九条の会と第9条の会なごや、聖公会中部教会憲法プロジェクト、恵方町教会ピースナインなど多様な護憲団体・グループから参加していただき、400人になりました。

 皆さまへの感謝の気持ちを込めてお力添えについて具体的に書かせていただきます。

 ・ユニークなともしびづくりに精を出した人

 ・宣伝チラシを一軒、一軒ポストインしてくれた人

 ・沿道のお店に協力要請を行った人

 ・多くの人に参加をよびかけた人

 ・ともしびをたくさん作り参加を呼び掛けた人

 ・いつもながら素敵なポスター(評判がよく協力が得やすい)を書いてくれる人

 ・「平和のつどい」で朗読してくれた人

 ・見事な歌や太鼓、合唱を披露してくれた方々

 ・寒い中最後まで参加し、後片付けを手伝ってくれた人

 ・退院した足で駆けつけてくれた人

 ・忘年会を途中で抜け出した人

 ・仕事を休み参加した人、店を早めに閉め参加した人

 ・「ともしびウォーク」の交通整理に行進の前後を何度も行き来して安全確保をしてくれた人

 ・宣伝カーや先導者の運転

 ・アナウンスを引き受けてくれた人

 ・3時間ほどかけて会場づくり(昭和・みずほの会場)に頑張ってくれた人

 数え上げれば限りがないほどの方々のお力添えで「平和のともしびウォーク」は成り立っています。

 これからも【平和をまもろう、9条をまもろう】という運動を広範な人々とともに続けて行くこと大切だと考えています。

 来年は、もっともっと「楽しく、賑やかなともしびウォーク」を目指し、12月8日・「平和のともしびウォーク」が多くの人にインプットされ、平和の声、足音を夜空にひびかせるために頑張ります。」

 様々なご意見、ご指導を戴きたいと思います。お忙しいとは存じますが、平和のともしび実行委員会(舟橋)まで、よろしくお願い致します。

  (電話)052-731-2749 舟橋 勝です。funahashi-masaru@lagoon.ocn.ne.jp

「老後と平和」で学習会-春日井東部中学校区憲法九条の会

2009年12月10日 | Weblog
 春日井市の東部中学校区「憲法九条の会」が12月19日に学習会を行います。

 テーマは「安心してくらせる老後と平和」で、介護と後期高齢者医療の問題。

 介護や高齢者医療の実態を報告してもらい、参加者が疑問を出し合って勉強します。

 と き    12月19日(土) 午後1時30分から4時まで

 ところ    春日井市綜合福祉センター 第二集会室

 内 容    ① 深刻な介護、ぬけられるか?

              介護福祉士 辻 美枝子さん

         ② 後期高齢者医療は廃止しかない

              九条の会事務局長 落合 幸次さん

資料代     300円

※ 九条の会は、政治的な立場の違いを超えて「九条を守ろう」で一致し、活動している組織です。

 行動は、九条の会の一致点にもとづいて行うが、学習や関心は広く持つこと、九条の会が憲法が侵害されている状態を議論し、憲法に関連する問題(例えば憲法第25条)については学習することは大切だと考えています。

 あいち九条の会として、そのような観点から春日井市東部中学校区「憲法九条の会」の憲法学習会について、皆さんにご紹介しました。関心のある方は是非ご参加ください。

今年も12月8日に「平和のともしび」行進-昭和・千種・みずほ・名東の九条の会が合同で

2009年12月01日 | Weblog
 昭和区九条の会の呼びかけではじまった「平和のともしび」行進が今年も12月8日に企画されています。今年は第4回です。

これは太平洋戦争の開戦の日12月8日に平和を願ってペットボトルを利用して作った「平和のともしび」を掲げて名古屋市の中心部を行進しようというものです。

主催者側では多くの区の九条の会から、あるいは個人での参加を呼びかけています。

 なお、今年は竿灯型やねぶたを模した「とのしび」や乳母車を改良した「花乳母車」など賑やかな行列で市民に平和の大切さをアピールしようと企画しています。

 行進は午後5時に2箇所から出発して、千種駅東の今池西公園を目指し、そこで二つの行進が合流して「平和のつどい」を午後8時まで行います。

  ◆行進のコース

 1) 瑞穂区東栄公園(名古屋環状線瑞穂通り2丁目交差点を東へ50m)―ウォーク―天神町公園(御器所通り交差点の南2筋目を西へ20m)―ウォーク―今池交差点左折れ→今池西公園午後7時30分到着予定

 ※天神町公園では、昭和区と瑞穂区の会が集会を行い、「新しい憲法のはなし」から「戦争の放棄」の朗読や歌、アピールの採択を行います。

 2) 東山公園前―ウォーク―千種区役所(休憩―ウォーク―今池交差点→今池西公園午後7時30分到着予定

  ※東山公園前では千種区と名東区の会が集会を行います。

 なお、この件についての問合せは ℡&Fax(052)731-2749昭和区九条の 会事務局 舟橋 勝さんまで


尾張旭で「9条をまもる平和祭り」-多彩なコーナーを設け参呼呼びかけ

2009年12月01日 | Weblog
 九条の会・尾張旭は12月6日(日)に「9条をまもる平和祭り」を行います。

 音楽の演奏やフラダンス、ピエロの大道芸などの催しあり、戦争資料コーナー、和紙人形など会員の作品展示コーナー、飲食コーナーなど午後12時30分から午後4時まで時間をかけてたっぷり半日を楽しんでもらい、最後に全員の合唱で締めます。

 お子様向けの「折り紙でサンタクロースを作ろう」というコーナーもあり、家族連れでの参加を呼びかけています。入場は無料です。

尾張旭「9条をまもる平和祭り」

    と き    12月6日(日) 12時30分~16時

     ところ    尾張旭市中央公民館 第3・4研修室

     舞 台    1)音楽アンサンブル:プレジール

            2)フラダンス 新婦人フラ小組

            3)大道芸 ピエロのグウさん

            4)ミニライブ 八竜リバティバンド

     戦争資料コーナー
 
     作品展示コーナー 和紙人形・編み物・陶器・手作り小物・尾張絵など

     折り紙コーナー  サンタクロースを作りましょう(午後1時~2時)

     読書コーナー   童話・絵本など

     飲食コーナー   コーヒー・ケーキ・おでん・赤飯・鬼まんじゅうなど

 なお、九条の会・尾張旭では、憲法問題に無関心な若者が増えると9条改憲につながりかねない。若者の現状を先ず知ろうと、10月17日(土)に愛知学習協会長で同朋大学講師の吉田豊さんを招いて「若者の今と未来、そして憲法」という講演と意見交流のつどいを行いました。

 吉田さんは「派遣切りなどが平気で行われる中で、ヨーロッパに比べ日本は社会保障が貧弱、経済的理由による自殺が若い人に増えている。

 貧困と格差の中で出口のない閉塞気分に陥りやすくなっており、『憲法9条壊憲』という破滅的な出口につながりかねない」と警告し、「孤立している若い人の相談に乗ってあげられる場が必要」「オバマ政権の登場、日本も古い政治体制が選挙で忌避されたのは、新しい時代の始まりの始まりです。

 それをどう掴み取って若い人たちに受け渡していくか、頭と足を使って、若い人との対話を拓きましょう」と強調されました。

 この講演を聞いてのアンケートには、「若者は『自己責任』の重石で押し潰されている。

 やっぱり自分が意見を出すことが大切だと痛感しました」「必至に迷い、がんばる若者を支え、応援できる自分でありたい」などの意見が寄せられました。