上野地域九条の会(名古屋市千種区)が戦争を体験した人の話をビデオ(DVD)に撮って、それをみんなで見て話合う会の第2回の会合を5月18日に行います。この日は伊藤勤也弁護士による「今進められる『戦争国家』づくりの危険」という講演も併せて行なわれます。
まさかと思う油断が戦争への道 ―ビデオで聞く戦争体験と講演会―
◆と き 5月18日(日) 14:00~16:00
◆ところ 上野コミュニティセンター2階
名古屋市千種区上野町1丁目
(地下鉄池下駅から清明山経由大森車庫行き又は地下鉄千種駅から砂田橋行きで清明山下車近く)
◆ビデオ上映 「木村喜久一さん戦争体験を語る」
◆講 演 「今進められる『戦争国家』づくりの危険」
◆講 師 伊藤 勤也弁護士
(名古屋北法律事務所ちくさ事務所長)
◆参加費 無料(カンパを)
◆連絡先 052-711-4622 熊谷敏行方
上野地域九条の会は一昨年5月からお年寄りの戦争体験の話をビデオに撮る活動をはじめ、これまでに4人の方に体験を語っていただきました。
一昨年11月に第一回の「ビデオで聞く戦争体験」の会を行いました。
そして今回第二回として木村 喜久一さんのお話のビデオを上映することになったものです。木村さんは千種区萱場1丁目にお住まいで、戦争中は千種の陸軍造兵廠で働いておられ、自宅を空襲で焼かれた経験をお持ちの方です。
上野地域九条の会は2006年に発足以来、毎年講演会や地域の戦跡をめぐるピースウォーキング、「平和を願うわが町の戦前・戦後資料展」などの活動を続けてきました。
また会員の中に作詞ができる人、作曲ができる人がおり、「千種の空が焼けた日」という組曲をつくりました。この曲を歌うために「千種の焼けた空」を歌う合唱団ができましたが、他の九条の会の集会でも歌うようになり、2011年に「千種の空混声合唱団」に改名し、第一回の「ビデオで聞く戦争体験」の会でも披露しました。今後も要請があればいろいろな所へ出かけて行って、歌を披露することにしています。