新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

加藤事務局長が上野地域九条の会集会で講演-上野地域九条の会は5年間の活動をDVDにまとめる

2012年01月26日 | Weblog
 名古屋市千種区の上野地域九条の会は、結成から5周年になりますが、昨年11月13日に「講演と文化の集い」を行い、その模様を1月発行のニュースで報告しています。

 「講演と文化の集い」では、日ごろコミュニテイーセンターを活動の場としている大正琴の会による「船頭小唄」や「お山の杉の子」など懐かしい歌の演奏で始まり、みんな一緒に歌いました。

 その後、上野地域九条の会の会員が作りあちこちで演奏されている「私の町千種の空が焼けた日」を上野地域九条の会合唱団の方たちが美しいハーモニーを披露しました。

 そしてメインは「戦争は体験してないけれど」というあいち九条の会事務局長の加藤洪太郎弁護士の講演です。

 加藤さんは職場の差別と闘う人たちの弁護活動を永らくしてこられましたが、「人権が守られない国は戦争をする国になる危険がある。貧困はその後押しをする。」と日々の活動が平を守るために必要なことを強調されました。

 なお、上野地域九条の会は会員が250人余、この日のつどいには地域の方を含め48人の方が参加しました。

 会では5年間の活動の記録をDVDにまとめ1部300円で頒布しています希望する方は事務局の熊谷さん(052-711-4622)へ申し込んでください。

 また、上野地域九条の会は桜の季節になったら地区内の清明山公園で、お酒や食べ物を持ち寄って「お花見の会」をやることにしています。


各地九条の会が新成人に向けて宣伝-ビラや呼びかけにも工夫をこらして

2012年01月13日 | Weblog
 今年は1月9日の第2月曜日が「成人の日」でしたが、1日前の8日の日曜日や9日に各地で成人式が行なわれました。いくつかの九条の会が成人式の会場前で新成人に向けて九条の会の宣伝をおこないました。


 事務局に届いた報告から各地九条の会の活動を紹介します。


<吉永小百合さんのメッセージの載ったリーフレット 九条の会・尾張旭>


 九条の会・尾張旭は8日に会員24人が市内3つの会場に分かれて「成人式宣伝行動」を行いました。会紹介のリーフレットに「新成人向けカラーチラシ」と「のどアメ」をセットにして430部配布しました。


 カラーチラシには例年の爆笑問題・太田君、三輪明宏さんの言葉に加えて、今年は新たに吉永小百合さんの「『原子力の平和利用』という言葉を今まであいまいに受け止めていましたが、原発の恐ろしさをもっと知っておくべきでした。


 世の中から核兵器がなくなってほしいし、日本から原発がなくなってほしい」というメッセージを載せ、「原発のこと、憲法のこと、一緒に考えてみませんか」という見出しをつけました。


 明るく「成人おめでとう!」と呼びかけながらビラのセットを渡すと大半の人が「ありがとういます」と丁寧にお礼を言って受取ってくれました。


<晴れ着姿の女性用に往復ハガキ大を二つ折りにして渡す 岩倉九条の会>


 岩倉市の成人式も8日でした。


 式典は11時からでしたが、9時半から会員10名以上で岩倉9条の会の幟を立て、「ご成人おめでとうございます。あなたも岩倉9条の会へ」というカラー印刷のリーフレットを配りました。


 女性は晴れ着姿の人が多く、小さなバッグを手にしているため、リーフレットも往復ハガキの大きさで二つ折りにして、バッグに入れやすいようにと工夫を凝らしました。


 「おめでとうございます」と言って差し出すと、「ありがとうございます」と言って受取ってくれました。


<ハンドマイクで「主権者」としての新成人に呼びかけながら 昭和区9条の会>


 名古屋市昭和区では9日に名古屋市公会堂で成人式が行なわれました。


 成人式は10時からですが、区側が成人式をスムーズにおこなえるようにするため、昨年からその前に「交流会」を行なうことになったため、8時半から宣伝をはじめました。


 昭和区の成人式には600人が参加しますが、地下鉄の鶴舞の駅から公会堂に向かう人たちに向けて、「憲法が改定されると、『自衛隊』が『自衛軍』に変わり、日本はアメリカと一緒に戦争をすることになります」というオリジナルのリーフレットを、尾張旭の経験に学んで「のどアメ」と一緒に配りながら、ハンドマイクで「若者の就職難は皆さんの責任ではなく、政冶が非正規雇用を進めていることが原因です。一部の国会議員は今年中に憲法を変えようとしています。


 憲法が変えられるとリーフレットに書いてあるように日本は戦争をする国になってしまいます。


 主権者として政冶に関心を持ち、選挙を通じて日本の恒久平和をまもりましょう。」と呼びかけました。


 ビラを受取った人の中には「平和を守らんとネ」と話す人もおり。「のどアメはうれしい」と早速口に入れる人もいました。


 「家に帰ってから読ませていただきます」という女性もいれば、「間に合ってます」とビラを受取らない男性もいました。しかし多くの新成人は「おめでとうございます」と声をかけると、「ありがとうございます」とにこやかに会釈してくれました。


 この他にも新成人向け宣伝を行なったところは事務局にご連絡ください。続けてご紹介します。

癌に侵されたミュージシャンの平和への叫び-昭和区9条の会がトーク&演奏のコンサート

2012年01月10日 | Weblog
 昭和区9条の会が1月29日(日)にPeace&Lifeと題するトークと演奏を組み合わせたコンサートを行います。

 出演はレインボウズ(雨坊主)~かしもはるおと仲間たち~です。

 長崎の原爆で被曝し、ビキニの水爆で二度目の被曝をさせられたマグロ漁船員の藤井節弥さんの気持ちを歌った「命焼かれて」などが披露されます。



                        Peace&Life トークコンサート



            と き     1月29日(日)    14:00~16:00



            ところ     昭和生涯学習センター 視聴覚室

                          
                        (地下鉄鶴舞線「御器所」駅②出口から市バス車庫西を南へ)


            出 演     レインボウズ(海坊主)~かしものはるおと仲間たち~



                        (かしものはるおさんについては欄外に説明)


            曲 目     二度の被曝への怒りを歌った「命焼かれても」の他




 若い人に聞いてほしいと作った「憲法九条」や「私は日本人」 (中国残留孤児の悲劇)「風に乗って」など全てかしものはるおさんが作詞・作曲した曲とトークが披露されます。



            参加費 500円(会員以外の方の参加も歓迎いたします)


            連絡先 事務局舟橋(052)731-2749



 かしものはるおさんは、岐阜県加子母村の出身。東海財務局岐阜財務事務所に勤務したのち、東京で民主運動に参加、奥さんの出身地の長野県松本市で生協に勤務。

 定年退職後、九条の会で得意の音楽を生かして平和運動を行なうバンドを結成、活動を開始した矢先に癌に侵されていることがわかりました。

 昭和区9条の会の事務局を担当している舟橋勝さんとは財務局時代の同僚で、かねてから「昭和区の平和のつどい」に参加することを希望されていましたが、癌の転移がわかり、急遽コンサートの日程を早めたものです。

 昭和区9条の会では「癌に侵されたミュージシャンの命の叫びを」みんなで聞こうと大勢の参加を呼びかけています。

コミニュティーセンター利用問題解決-平和を愛する大坪九条の会

2012年01月05日 | Weblog
                                 大坪九条の会「コミセン使用不許可」問題について



                                                                      2012年1月5日あいち九条の会

 2011年2月、大坪九条の会が「政治(的な)団体」と見なされ「コミセンは貸せない」として利用を拒まれた問題について、事務局長の服部さんから「全面解決」の報告が入り、下記のような<御礼>をいただきました。


 大坪九条の会の粘り強い運動の貴重な成果であり、他の会にも大きな励ましになると考え、紹介します。


 なおこの件についての詳細は、大坪九条の会の8月1日付『公開質問状』や『愛知憲法通信』10月号掲載の服部平和レポート、『大坪九条の会ニュース』などをご覧になることをお勧めします。


  *「大坪九条の会」への問合せは、事務局長・服部平和さんにお願いします。

  電話・FAX:052―833―8458/メール:hheiwa@mediacat.ne.jp



                             <コミセン利用問題の全面解決について――報告と御礼>


                                                           平和を愛する大坪九条の会 事務局長 服部平和

 新年明けましておめでとうございます。


 さて、昨年2月12日に端を発した「大坪コミセン問題」(=「大坪九条の会は政治団体であるから、コミセン利用規約の利用制限の〝政治に関する行事・会合については利用することができない〟


 という規定に該当するので、今後、使用させないことを決定した」とされ、コミセンが利用できなくなった問題)については、「あいち九条の会」第8回学習交流集会(昨年6月26日)で報告させていただいた後、多くの方々にご心配をおかけし、様々なご意見もいただきましたが、先日、うれしい決着を見ることが出来ました。


 昨年の8月1日付で提出した『公開質問状』を挟んで、コミセン運営委員会、学区、区役所(まちづくり推進室)などに話し合いを申し入れ、名古屋市市民経済局長にもお尋ねするなど、解決に向けて重ねた努力が次のように実を結ぶことになりました。


 昨年12月10日に持たれた話し合いで、コミセン運営委員会から、「大坪九条の会が政治団体であるということを撤回し、コミセン利用規約についても2月12日以前の(平成19年4月1日適用の、「政治」云々の文言が入っていない)ものに戻す」と確認されたのです。


 念のため付言しますが、名古屋市の「コミュニティセンター管理要綱」は、「営利を目的とする利用」については禁止していますが、「政治」や「宗教」については何ら制限をしていません。


 むしろ「利用者の行為を不当に制限することのないよう、特に注意しなければならない」と強調しています。


 その意味で今回の決着は当然と言えば当然ですが、私どもの願っていた方向で円満解決できたのは関係者ならびに皆様の有形無形のご尽力のおかげと感謝しつつ、報告とさせていただきます。


 ありがとうございました。