新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

ひしの九条の会(瀬戸市)が4周年記念文化のつどい-安川名大名誉教授の講演や宮沢賢治の作品の朗読など

2010年02月23日 | Weblog
 瀬戸市のひしの団地で活動しているひしの九条の会が結成4周年を迎え、記念の文化のつどいを行います。


    と き    2月28日(日)  13:00~16:30


    ところ    萩山公民館2F大集会室


    内 容   1.開幕太鼓 瀬戸和太鼓9条の会


           2.朗読   水野 紀代美さん


             宮沢賢治作「虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)」


           3.講演    安川 寿之輔名大名誉教授


             「福沢諭吉が敷設した『暗い昭和』への道」

               ~「坂の上の雲」と「日韓合併」100年~


           4.全員合唱 萩山コーラス・ドレミファ先生


           5.参加費  無料(託児もあり、要予約)


           絵画・絵手紙・陶器・写真などの展示もあります。


 安川名誉教授の講演は、福沢諭吉自身が社主で論説主幹だった「時事新報」紙上で、アジア蔑視の主張(脱亜入欧論など)を展開しました。

 このため福沢諭吉は韓国や中国・台湾の人々から嫌悪されていると言われます。

 幕末から明治にかけての先覚者と言われる福沢諭吉の実像を知ることは、単に歴史の知識を深めるにとどまらず、アジアとの真の友好を進めるためにも欠かせないとこの講演が企画されたということです。

 また朗読の「虔十公園林」は宮沢賢治の短編集で、題名の由来の「虔十」は、可笑しくもないのに笑ってばかりいて周囲から馬鹿にされている知的障害を持った少年の名前で、賢治が障害者にそそぐ暖かい思いが綴られている作品です。

 なお、ひしの九条の会では、菱野団地全体(原山台・萩山台・八幡台・菱野台)全戸に6000枚のビラを配って団地の住民みんなに参加を呼びかけています。

 また、3月24日(水)には春日井市の戦争遺跡(旧陸軍造兵廠と弾薬庫跡など)めぐりも企画されています。

尾張旭九条の会が「若者の今」を知る集会

2010年02月19日 | Weblog
 「九条の会・尾張旭」では2月14日(日)午後、「もっと知ろう 若者の今」をテーマに「しゃべり場」(ミニ集会)を開催しました。

 「九条の会・尾張旭」から以下のような報告が届きましたので、紹介します。

 この会は、貧困と格差による閉塞感が「憲法9条の壊憲」につながりかねない。「31歳、フリーター。希望は、戦争!」「戦争という手段を望まなければならないほど社会の格差は大きい」「私たちにとって戦争とは現状をひっくり返せる希望の星・・・」(『論座』2007年1月号)。

 そんな絶望する若者を生まないためにはどうしたら良いか。

 若者の就職状況や労働現場の状況はどうなっているのか?高校講師の富田里美さんと中学校教師の城山喜男さんから若者の現状を聞いて、私たちに何ができるのかを一緒に考える場にしたいということで行われたものです。

 この「しゃべり場」には30名が参加、報告いただいた講師のお2人も一緒に、32名でしゃべり、考え合いました。

<若者に自己責任を押し付けるのは間違い>

 報告や意見の特徴的なものを挙げますと、

・高卒に仕事がない。就職試験に3回も落ちると子ども達の士気も落ちてしまう。そもそもお金のない家の子も多く、貧困の再生産につながりかねない。

・大学に行きたいがお金が無い、という子は奨学金を借りる。卒業時には平均700万円(月々返済4万円)の借金を抱えているのが現状。

・就職しても半年くらいで辞めてしまう子も多い。「自分に合った仕事がしたいから」というが、実際に働いてみることなしにはそんな仕事は見つかるものではない。

・中卒で、進学もしないが就職もしない、という子も出ている。友達関係がうまく作れない子も、将来どう社会に入っていけるのか心配。

・学校では職業教育はしていない。入ってから育てる職場であって欲しい。

・就職しても育てるシステムのない会社が多い。特に中途採用で入ると入ったその日から即戦力として指示され、働かされる。(転職経験ある若者)

・職安に行っても仕事は本当に少なく、仕事を探す人で溢れている。「仕事が無い」「会社がつぶれそう」「でも特技は持ってないし」という声を同級生からよく聞く。(若者)

・自分は典型的な高学歴ワーキングプアー。大学院を出て中学校の講師をしているが、1コマ3000円。年収120~130万円。でも結構やっていけている。(若者)

・人育てを全くしない職場が増えている。何とかしなければ。

・でも私の所の様な中小製造業では一人何役も兼ねて働かねばならず、育てる余裕がない。

・大企業に勤めているが、職場では少ない人数でこなしているので教える余裕が無い。また、優秀だが応用力の無い若者が増えている、と感じる。

・教わるほうもやる気を見せて頑張ってほしい、と感じる場合が少なくない。

・大企業勤務。一昨年、6~7年も働き続けてきた人も対象に派遣切りがあり、その後昨夏から期間社員をまた入れて働かせている。仕事があるなら常用にすべき。こんなことがまかり通る世の中はおかしい。人間を大切にする考え方が薄れている。

・「自己責任」が言われるが、ウチの学校の生徒の三分の一は出発点から落ちこぼれ。授業料も払えず、どうやって食べているのだろうと思うような子も少なくない。「努力」を言うだけではどうにもならない状況がある。(教師)

・次の世代が安心して住める社会にするには、底上げこそが必要。退職して時間に余裕の出たものが若い人たちのために頑張らなければ、と思っている。

・「事業仕分け人」に、防衛予算を削って学校で職業教育や資格取得ができるよう予算を振り向けてちょうだい、と言いたい。

 と問題がいっぱいあることがわかりました。

<「しゃべり場」に参加した人が九条の会会員に>

 若者をめぐる問題について心配している人、話し合う場を求めている人は少なくないようで、こうした催しは始めて参加という人も含め、予想以上に多くの方に参加いただき、32名中17名が発言されました。

 終了後のアンケートでも「九条の会でこのような話をする機会を設けていただいてありがたく思いました。今後もいろいろな話ができるとよいと思います」とのご意見をいただいています。
 
 会員も1人増えました。昨年10月に同様なテーマで講演会を持った折、会場周辺に配ったチラシを見て参加してくれた方に今回も手紙でお誘いしたところ、参加して発言もしてくれ、「九条の会」に入会もしていただけたものです。

 最後に、「九条の会」とはこれまで何の縁もなく、会員からの声かけで参加してくれた自称「高学歴ワーキングプアー」の若者がアンケートに書いてくれた声をご紹介します。

・このような会は初めてでしたが、思ったよりも面白いものでした。普段は駅前で旗を立てて叫んでいるあまり好ましくないイメージしかなかったので、その分新鮮でした。

・ビラ配りなどの広告活動よりこういった活動の方が重要だと思いますので、その質を上げることができればよいと感じました。」

岩倉9条の会が“9条酒場”開設

2010年02月16日 | Weblog
<飲みながら平和を語ろう>

 岩倉9条の会は、昨年年末から準備していた“9条酒場”を2月9日に開店しました。

 これは堅苦しい議論ではなく、気軽に本音を出し合って平和について語ろうと企画されたもので、元日の午後には準備会が開かました。

 当日は各自が手料理を一品ずつ持ちよることになっていたので、準備委員の中には馴れぬ手つきで大根など野菜を切っていたら自分の手を切ってしまったという人もありました。

 当日は会員の自宅を会場にして、各自が手料理を持ち寄り、会費1000円でスタートしました。“9条酒場”と書き込んだ100円ショップで買った提灯が会場に飾られ、雰囲気も満点。

 集まったのは10人でしたが、最初に「飲むのが目的ではありませんよ。平和の問題を話しながら飲むのですよ」と、酒場の主人の念押しがあり、まず、前日の新聞に載ったアメリカ国防省の防衛計画の見直しが話題になりました。

 記事では国と国との戦争は起こらないだろうというのが計画見直しの動機だと伝えられていましたが、懐疑的な意見は出たものの大して議論も深まらないうちに、持ち寄った手料理を肴にお酒が進み、民主党の小沢氏の戦略をめぐる政治情勢論議や、平和の問題に花が咲きました。

 飲む程に話題はあっちに飛び、こっちに飛びでしたが、楽しいひと時になりました。そして今後も毎月1回9条酒場を開店することを申し合わせまあいた。
 
<4月には9条ハイキングも計画>

 岩倉9条の会は、今年も成人式の会場前で「核も戦争もない世界を」と若い人に9条の会への参加を呼びかけるビラを配りました。

 4月4日には春の知多半島をめぐる“9条ハイキング”を計画しています。半田市の空襲跡や海の特攻隊・回天、震洋基地跡、中島飛行場滑走路跡や新美南吉記念館を訪ねることにしています。

地域情報紙に掲載して会を紹介-中川区一色九条の会

2010年02月15日 | Weblog
 名古屋市内で発行され無料配布されている地域情報紙「グゥ~とモーニング」の中川区版に一色九条の会の案内が掲載されました。

 B3版2つ折り4頁の「グゥ~とモーニング」には「読者からの投稿コーナー」というのがあり、そこに一色九条の会が「日本国憲法を皆で、学習して、暮らしに役立てる会です。」と会への参加を呼びかけるとともに、2月28日(日)の例会の案内を行っています。

 一色九条の会は毎月最終日曜日に例会を開いて「あたらしい憲法のはなし」の読み合わせなどを、中川診療所(所長が呼びかけ人代表)のディケアセンターを借りて行っています。

 情報紙に会の紹介を載せたのは1月からで、今月が2回目ですが、情報紙の発行者の好意で無料で告示させてもらっています。

 一色九条の会では、5月に結成3周年のつどいを行うことにしており、現在企画を検討中です。

 ※ 最近は無料情報紙が発行されるところが増えていますが、皆さんの会の地域で発行されている情報誌と相談してみたらいかがでしょう(広報委員会から)。

「あいち医師・歯科医師九条の会」第9回のつどい

2010年02月10日 | Weblog
「あいち医師・歯科医師九条の会」のみなさんから9回目をむかえた「つどい」のご案内をいただきました。

 以下に日程などをご紹介いたします。

 と き   2月13日(土) 午後3時~5時

 ところ   保険医協会伏見会議室

       (中区錦1-13-26 名古屋伏見スクエアビル9階 電話052-223-0415)

 講 師   池住義憲氏(「自衛隊イラク派兵差止訴訟の会」代表)  

 参加協力費  医師・歯科医師 1000円  一般 500円


 なお、詳しくは愛知県保険医協会(電話052-832-1345)へお問い合わせ下さい。 

東郷9条の会が結成3周年のつどい-「9条を守って平和な社会」の合唱や森教授の講演

2010年02月02日 | Weblog
 東郷9条の会は3周年を迎え、1月24日に記念行事「音楽と講演のつどい」行いました。

 親と子のみどりの杜合唱団の会場の人とともに歌う合唱と、森英樹龍谷大学大学院教授(名古屋大学名誉教授・あいち9条の会代表世話人)の「政権交代でどうなる憲法9条」という講演でした。

 東郷9条の会から次のような報告が届きましたので、ご紹介します。

<みんなで「9条を守って平和な社会」の合唱で始まった>

 第一部は、親と子のみどりの杜合唱団です。

 大人と子どもあわせて約20人が舞台にあがり「歌を披露」すると会場からは拍手喝采。 
 合唱の合間に「会場のみなさん。ここで肩こりをほぐす体操をしましょう」といって、イスに座ったままの体操をリーダーが指揮することで緊張がほぐれました。

 また参加者全員で「じゃんけんゲーム」をおこなって、勝ち残りの方が舞台にあがって合唱団と一緒に歌う『変なプレゼント』があったり、舞台と参加者の一体感がでて和やかな雰囲気となり「9条を守って平和な社会」で合唱をと本当に明るく楽しいみんなで歌う一コマでした。

 団員の募集も訴えられましたので「新しく増えるといいな」と思いました。

<マニフェストでは民主も改憲派。新政権は日米同盟維持の立場、安保と憲法は相容れないと森英樹教授講演>

 第二部はメインの森英樹教授の「政権交代でどうなる憲法9条」という講演。

 森先生は「国民の総意で自公政権を退場させ、国民に耳を傾けるという民主党中心の鳩山政権へと交代を勝ち取ったが、こと日米軍事同盟という枠や改憲思考という問題で安心していいのか」と問いかけられ、「新しい政権で改憲策動が遠のいたとして国民の監視を決して緩めてはいけない」と述べられました。

 とりわけ小沢幹事長と鳩山首相の民主党のナンバーワンとツーが金権政治と縁がきれない事情や安保体制から逃れられない背景について資料を基に説明されながら、「この間の沖縄普天間基地移設問題をめぐる動きにその特徴が現れている」と語られました。

 予算問題でも「国民生活を優先と口ではいいますが実際には生活に必要な制度政策予算を削減するという『蛸足福祉費』だ。こうしたことを国民が監視し間違いを正すために声を大きくあげなくてはならない」と、行動を呼びかけられました。

 そして、「いま全国では7000を超える9条の会が活動しているが、あちらこちらの9条の会主催の学習会や集いで「最近参加が一時期のような勢いがなくなったとの話を聞くので、少し心配なところがある」と感想を述べられ、「民主に吹いた『期待の風』を無駄遣いへの怒りや、9条精神を発揮し『軍事費を削ってくらしや福祉に』という運動などを大きく広げることがいまこそ重要ではないか」と、9条の会の活動にさらなる期待を寄せられました。

 参加された60代の男性は「憲法と安保は相容れない問題との認識を改めて考えさせられました。久し振りに良い勉強をしたのでみんなに話をしてあげたい」と感想を語られました。
 
 最後に東郷9条の会事務局からお礼と訴えをおこないました。

 訴えは、当面の活動として①賛同者の数を一日も早く500人へとひろげ、さらに1000人へと伸ばすために賛同署名を広げていこう。②会費制ではないので活動のための募金を広く訴えよう。③今後の企画で意見を持ち寄ろう、などを提起しました。

<宣伝カー、チラシなどで町民に広く知らせ、88名の参加で集会は成功>

集会に当っては町民大勢の参加も得て成功させたいと、1カ月前の12月にチラシを約4000枚、事務局メンバーを中心に各戸配布し、手配りが出来ない地域には「新聞折り込み」でと、町民にお知らせをしました。

 また瀬戸9条の会から宣伝カーを借りて11月と12月の2回街宣を行ってきました。

 そして何よりも350名近い9条の会賛同者のみなさんに「ぜひ講演を聴いてほしいと」願って全員にチラシやチケット、案内文など「述べ2回配布し」会場を一杯にしようと頑張りました。

 1月24日の当日は午後1時半開始でしたが、事務局のメンバーは12時に集合し、会場の準備を始めましたが、準備をしている間に「合唱団のメンバーが本番めざして」その練習に集まってこられました。

 気がはいっていました。午後1時には森先生も会場入り、いつでもスタートOKの状況でしたが、残念ながら入場者の数がいまいちの状態で、事務局も心配顔。

 でも開演の時間には何とか70名を超える方々が参加して頂きましたのでスタートしました。(最終的には88名の参加者となりました)

                           (報告 事務局長:伊豆原直)

第12回 GOLF 憲九会のご案内

2010年02月01日 | Weblog
  GOLF憲九会の皆さんからも次回憲九会のお知らせをいただきました。

  日時・場所は次のとおりです。

  また、詳しくは上記チラシを拡大して参照して下さい。


   日   時    4月19日(月)   8時30分スタート
   
   場   所    森林公園ゴルフ場 西コース

東丘九条の会が「憲法を話し合うつどい」

2010年02月01日 | Weblog
 名古屋市緑区の東丘九条の会が2月11日(祝)に「憲法のつどい」を開催します。

 この会は、「天皇会見問題」で憲法の条文を知らないことの危険性が明らかになったということから、憲法を読むことで憲法の意義を確認しようと行うことになったものです。

 事務局から「立憲主義とは何か」の問題提起を受けて参加者が憲法について話し合います。

    と き    2月11日(祝)   13:30~16:00

    ところ    アーバンラフレ鳴海・第2集会室(鳴海団地運動場費東側)

    参加費    無料

        問合せ 052-621-3632 山本さんまで
 

日進九条の会が名古屋大学 本教授をお招きして「続・私たちの暮らしと憲法」講演会

2010年02月01日 | Weblog
 日進九条の会は昨年10月に結成5周年の記念総会を開き、名古屋大学法学部の本 秀紀教授(愛知憲法会議事務局長)に「私たちの暮らしと憲法」という講演を企画しました。

 今度はその続きで、「続・私たちの暮らしと憲法~政権交代語の情勢と展望~」です。


    日 時   2010年年2月20日(土)     PM1:30~4:00頃

    場 所   にぎわい交流館(日進市役所東どなり)

    講 演   本 秀紀氏(名古屋大学教授)

    参 加   会員以外の方も参加できます。
   
    参加費    資料代として300円が必要です。


 問合せ   0561-72-3271 村松さん または

         0561-72-1041 平井さん まで