新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

三好九条の会が「暮らしに活きる平和憲法」でシンポ-愛大九条の会の協力で大学生とOBが発言者に

2009年02月09日 | Weblog
 三好九条の会が2月22日(日)に「暮らしに活きる平和憲法」という講演とシンポジウムの会を行います。
           
 主 催 三好九条の会

 日 時 2月22日(日) 14:00~16:00

 会 場 三好町サンアートレセプションホール

 オープニング  オカリナ演奏
 
三好町ボランティア・グループ「おたまじゃくし」


第一部 講演「信教の自由について」

木全和博さん(愛知宗教者9条の会、宝泉時住職)

第二部 シンポジウム「平和に寄せる思いを語る会」

パネリスト 

戦争体験者、町会議員、キリスト教宣教師

愛知大学学生、中学校教員


 会 費  無 料

 問い合わせ 0561-36-2137 永野さんまで


(広報委員会から)

 三好九条の会は、2005年12月から活動していますが、党派・宗教に関係なく、憲法9条を守るという点で一致する人が集まっています。

 今度の会の特徴は、「党派・宗教に関係なく」という会の主旨にしたがって様々な立場の方に発言していただくことです。講演は会の代表のお寺の住職ということもあり、愛知宗教者9条の会から講師を招きました。

 また、シンポジウムのパネリストの町会議員の方は無所属で「いつも無党派、ずっと市民派」を唱えている方です。キリスト教の宣教師の方もおられます。
 
 さらに、三好町には愛知大学の名古屋校舎があり、愛知大学九条の会が活動していますが、シンポジウムを企画するに当たって、愛知大学九条の会と相談し、現役の学生さんとOBの中学校教員の方の出席が実現したことです。

 地域の九条の会とその地の大学の九条の会との連携は他の会にも参考になると思います。

元日の宣伝行動で2人の新会員を迎える-5月24日には澤地久枝さんで3周年集会

2009年02月09日 | Weblog
 九条の会・尾張旭から事務局に16号(昨年11月20日)と17号(今年1月29日)のニュースが送られてきました。内容をご紹介します。

 九条の会・尾張旭は、元日の朝、初詣参拝者で賑わう市内の多度神社の参道で9条の宣伝活動を行いました。16人の会員が参加し、憲法9条の条文と九条の会への参加を呼びかけるリーフレット370部と40個の風船を配布し切りました。この日の宣伝活動で2人の新会員が増えました。

 九条の会・尾張旭は、成人の日にも市内三つの成人式会場で35人が参加して「成人おめでとう」と新成人に声をかけながら、リーフレットを配りました。リーフレットにのど飴をホッチキスで止め、「のど飴つきですよ」と声をかけると、多くの人が「ほしい」と言ってリーフレットを受け取ってくれました。なお、元日に入会した会員の方(1人)もリーフレット配りに参加してくださいました。

<3周年記念の合唱参加者を募集中>

 九条の会・尾張旭は、5月24日(日)に九条の会呼びかけ人の澤地久枝さんを招いて3周年のつどいを尾張旭市文化会館で行います。このつどいでは、尾張旭ピース合唱団が松本三紀夫作「いちばんたいせつなもの」などを披露します。

5月までに10回の練習日を設けており、今合唱に加わる人を募集しています。(連絡は0561-54-6279 筒井さんまで)

<戦争体験など会員の投稿がいっぱいの会報(ニュース)>

 九条の会・尾張旭のニュースは、会員からの投稿が沢山載っていて、いつも十数頁になることは先にこのホームページでも紹介しましたが、今度の号も会員の投稿や地域の話がいっぱいです。

 その中から一つ紹介しましょう。80歳の男性の戦争中の経験談です。この人は戦争中郵便配達の仕事をしていました。

 昭和20(1945)年5月のことです。
 名古屋市東区の三階橋の手前で空襲警報・退避の通報を受けました。急いで橋を渡ろうとすると、学徒動員で近くの工場にいたと思われる県立第一高女の生徒に荷台に乗せて欲しいと頼まれました。

 しかし、自分は公用の電報を配達しなければならないので、乗せることはできないとその少女を振り切って走りました。

 爆撃が終わってから大東紡の前を通ると、沢山の女学生の死体がありました。
 さっきの女学生が気がかりで探してみると、その中に「加藤」という名札をつけたさっきの女学生がさっきとそのままの顔をして死んでいました。

 「人を死なせてしまった」と思い、申し訳なくて泣いて敬礼をしてその場を離れました。緊急な電報を配るので乗せて行けなかったとは思っても、「すまなんだ」という思いは消えず、一ヶ月間線香を持ってそこへ通いました。いまだにこの時のことを思い出すと泣けてきます、と言っています。

 実は後日談があります。
 この人は昨年8月に行った「戦争体験を聞く会」に来られて、受付で「私も大変な戦争体験がある」と言いました。

 そこで後日お宅に伺って話を聞き、ニュースに掲載したのですが、この人が元日にリーフレットを配っていた筒井事務局長に「ニュースに載っていたあの郵便配達は私です」と声をかけてきました。その場で話し合う中で、「九条の会に入って一緒に平和を守る運動をしませんか」とよびかけると、その人は「わかった」と言って会員になってくれました。

岩倉9条の会が新成人へ“ラブコール”-成人式会場で入会呼びかけのリーフレット配布

2009年02月09日 | Weblog
 岩倉9条の会は、1月11日に成人式の行われた市綜合体育文化センター前で、岩倉9条の会に入会を呼びかけるリーフレットを配りました。

 リーフレットは、会の呼びかけ人の名前を列記した往復ハガキ大(B5版ウラ・オモテ)のもので、お祝いの言葉と憲法第九条の条文を書いて、「あなたも20歳の記念に『岩倉9条の会』に入りませんか」と呼びかけています。(写真参照-但し裏面のみ)

 10人で配りましたが、岩倉市では市長選挙が行われている最中で、3人の候補者が成人式の会場入り口で演説を行っており、9条の会の幟を立ててのリーフレット配布も、選挙の宣伝ビラと思って受け取らない人もいましたが、用意した新成人250名分のうち約200枚余を配ることができました。

 岩倉9条の会は、昨年12月7日に設立3周年「平和憲法守ろう 市民のつどい」を行いました。地元のフラダンスサークルの方たちの優雅な踊りを楽しんだのち、あいち九条の会代表世話人の小林武愛知大学法科大学院教授が「新しい情勢と私たちの9条運動」と題して講演を行いました。

 小林教授は日本の政党状況に触れ、「自民党と民主党に対立軸はなく、特に憲法ではいつでも大連立状態です」と指摘しました。「民主党は国連決議があれば自衛隊の海外派兵や武力行使は問題ないという立場だから、むしろ自民党より右よりです。

 国連決議があれば日本の国権の発動たる戦争ではないとしていますが、全く通用しない憲法論です。」「自民党は2005年に新憲法草案を発表し、国会で国民投票法を成立させました。今後憲法改正を発議してくることも視野に入れ、これを阻止することが大切です。」と警鐘を鳴らしました。

 そして「世論調査では『9条を変えるな』が『変える』を大きく上回る結果が出ている。これは全国で7,294にも広がっている「9条の会」の運動が改憲攻勢を押し戻した結果です。『9条の会』が、9条を守る一点で、自衛隊違憲論の人たちから、『われ自衛隊を愛す、ゆえに9条を守る。』という人々まで結集した、日本人が21世紀に創造した新しい組織形態だからです。」と訴えました。