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ひしの九条の会が「三周年記念文化のつどい-団地6千戸にビラで宣伝、新しい参加者も

2009年02月27日 | Weblog
 ひしの九条の会(瀬戸市)から「三周年記念文化のつどい」の報告が届きました。以下、ご紹介します。

 ひしの九条の会は、2月22日(日)午後、菱野団地内の萩山公民館で「三周年記念文化のつどい」を行いました。

 第一部は、ひしの団地在住の水野紀世美さんによる新美南吉作『ごんぎつね』の朗読で、いのちの大切さを童話から学びました。

 水野さんは名古屋市の朗読教室の草分け的グループ「つくしの会」会員で、幅広く朗読活動を展開されています。「求めがあれば、どこへでも」と活動している方です。

 続いて、真宗大谷派圓光寺住職の大東仁さんの講演「戦争は罪悪である―反戦僧侶竹中彰元の叛骨」でした。

 竹中彰元さんはNHKの教育テレビでも紹介されましたが、反戦を貫いた方です。
 大東 仁さんの若々しい語り口での竹中彰元師の紹介は、あの日中戦争の最中で「戦争は罪悪である」と言い切った師の覚悟を、改めて浮き彫りにし、参加者の感動を呼びました。(なお大東さんはあいち宗教人九条の会の呼びかけ人の一人です。)
 
 第三部は、コーラス「かりん」による二つの歌が披露されました。

 24年目を迎えるコーラス「かりん」は、歌を楽しみながら『うたごえは平和の力』をモットーに地域に根ざした活動を続けています。(かりんメンバーは「かりん有志九条の会」を結成して、九条を守る活動にも参加しています)

 最後に全員で「故郷」を歌いました。三番を「志をあつめて、いついつまでも九条守る」と歌詞を変え、声高く歌い上げて、幕を閉じました。

 「この文化のつどい」を団地の全戸6千戸にビラを配布して知らせ、ポスター40枚を団地周辺に張り巡らせ、前日には宣伝カーでの団地中に案内しました。

 また中日新聞が事前に告知記事を地方版に載せてくれたこともあって、60席を用意した会場の9割方を、菱野団地にお住まいの方々を中心に、埋めていただきました。
 その中で17名もの、初参加の方を迎えることができました。

 ひしの九条の会では、四周年、五周年も見据えて、活動を続けます。地道に学びと語り合いに取り組む決意を表明して、集会の成功にご協力いただいた方々にお礼のご挨拶といたします。ありがとうございました。

(広報委員会から)
 ひしの九条の会は、2006年3月に結成以来、学習会のほか、「海上の森ハイキング」、「陶器づくり」、「テレビ番組を観て語る会」などで会員の交流を深めるとともに、ニュースの発行などの活動を続けています。特にニュースは3か月に1回、菱野団地の全体6千戸に配って会の活動の内容を知らせるとともに、憲法九条を守ろうと呼びかけています。