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東郷9条の会「平和百人一首展」開催-2日間で208人が鑑賞

2009年02月03日 | Weblog
東郷9条の会は結成2周年を記念して2月28日に品川正治さんをお招きして「記念講演会」計画しています。

 それに先だって1月31日(土)と2月1日(日)の2日間、甦る平和百人一首と題して「百のうた、千の想い」を綴る「短歌と原画」の展示会を開催しました。

 今回の展示会は東郷町の施設・いこまい館町民ギャラリーで開催、2日間で208人の町民が鑑賞に訪れました。
 準備した東郷9条の会では、31日は朝から展示準備に作品の出展者および会員・事務局員が40名近く集まり、1日の撤去作業にも30人を超す方々が参加しました。それぞれに「平和百人一首」もよかったが「賛同者の作品展」もよかった。

 「こんなに評判がいいのなら2日間でなく一週間ぐらい思い切ってやればよかった」と疲れも見せずに思い思いの感想を述べていました。

 展示されたのは60年前の昭和23年に「平和の鐘楼建立委員会」が新憲法制定を祝って募集した短歌で、全国から2万3千7百20首の歌が応募され、その中から選ばれた百首に稲田善樹さんが絵をつけられたパネルです。

 展示会は「平和百人一首と稲田善樹原画展」として展示され、同時に、東郷9条の会の賛同者がそれぞれの趣味をいかした作品で油絵、水彩画、書、写真、トールペイント、刺繍、ブルタニカアートや陶芸など種々にわたり29人で40点をこえる力作が展示され訪れた人の話題をよびました。

 また、昭和9条の会がつくった宣伝用の「イスラエル、ガザ侵攻。これが戦争だ」の写真パネルも展示されました。

 鑑賞された方々は、

・「昭和23年にこんな短歌募集の動きがあったなんて知らなかったが、これで平和になったとホットした思いがある」(67歳、男性)
・「すごい、感動した。本当にいい機会であった」(12歳、女子中学生)
・「イスラエル、ガザ侵攻というが、日本でも60年少し前にあったことだ」(76歳、男性)
・「短歌をすこし習っている。詠まれた方の身になって声をだしてよませていただいた」(71歳、女性)
・「歌と挿絵がマッチして感じが良く伝わってくる。2日間ではもったいないですネ」(54歳、女性)
・「憲法9条は本当に大切にしなければ」(46歳、女性)

 など思い思いの感想を述べておられました。

 東郷9条の会は「2周年の本番はこれからだ」と記念の集いに向けて「品川正治さんの講演とハンドベル演奏」を今月28日に企画していますが、会場を300名と満席にして「憲法を守る運動に弾みと元気をつけよう」とがんばっています。

 愛知のみなさんどうぞよろしく。