がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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龍馬伝前夜

2010年01月02日 | ・徒然日記

龍馬伝×プロフェッショナル見た

龍馬伝、いよいよ明日から始まりますね~

これに合わせて買った地デジ、今日アンテナ工事が終わって
無事に見事にきれ~~~な画像でNHK総合も見ることができます

今日の龍馬伝×プロフェッショナルを観た限りでは、

福山龍馬、
なかなかよさそうじゃな~~~~い?(  ̄ー ̄)

ワタシは元々、坂本龍馬=ワイルドで硬派 ってイメージじゃないのですよ。

ワタシにとっての龍馬像は「おーい!竜馬」だから(笑)
(おちゃめで親しみやすくて面白くて、でも熱くて視野が広くて活動的)

なんか、その竜馬に近い雰囲気を感じました


武市瑞山の土佐勤皇党に血判する龍馬の図


河田小竜に話を聞く龍馬の図


薩長同盟に立ち会う龍馬の図

少なくとも、こんなどんな場面でも同じ表情ばかりの龍馬ではない(笑)
(※
龍馬歴史館での蝋人形の数々でした)

なにはともあれ、楽しみ楽しみ

思わず夏に行った土佐旅行での写真、引っ張ってきちゃったわ(笑)

 

…はっ!気づけば、ちょうど一週間後は京都だわ

↑オイオイ、シゴト関係の大阪行きじゃなかったのか?というツッコミは置いといて…。
正直なところ、大阪:京都=2:8 くらいです(笑)


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'10新春の宴④ 大通り

2010年01月02日 | ・琉球歴史/文化風景

正月儀式 朝拝御規式

第三部 大通り(おおとーり)

ラストです。

この儀式は、国王をはじめ諸臣が順々にお祝いの酒「泡盛」の杯を回し飲みし、

国王が朝賀に出席して諸臣を祝福したことに感謝すると共に、

国王と王子、王孫の繁栄を祈る儀式です。

琉球王朝時代、泡盛は貴重なお酒で朝拝御規式のように

特別な儀式の時にしか口にすることができなかったといわれています。

(パンフレットより)

泡盛は財(お金)と同じ宝であり、
泡盛を管理する部署(銭蔵奉行)が王府にもありました。

はい。もちろん「テンペスト」からの知識です(笑)
(儀間親雲上~!)

去年は場所が悪くてこの場面は見えなかったのですが、
今年は正面からバッチリ

儀式ではまず国王と王妃が杯をいただきます。

その後、国王が諸臣へ杯を下す合図をします。

まずは今で言う総理大臣である三司官たちへ。

そして、諸臣へと配られていきます。

最後に、一般のお客さん8名へも振舞われます。

ワタシ近くにいたんですが、今回は写真に集中!

この杯は持ち帰っていいそうです。

いいなぁ。

来年はワタシも頂きたいかも

今回の新春の宴はお天気に恵まれまれて
本当に参加できて良かったです。

このあと、鎖之間でお茶と琉球菓子でも・・・

と思いましたが、宴を見物し終わった人々がどっと番所に押し寄せたので
今回は遠慮しました。

また今年もたくさん首里城を楽しみたいな

では、とりあえず(とりあえず?)今年の首里城新春の宴レポートは終わります

ここまでお付き合いいただいたみなさまありがとうございました


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'10新春の宴③ 朝之御拝

2010年01月02日 | ・琉球歴史/文化風景

正月儀式 朝拝御規式

第二部 朝之御拝(ちゅうぬうぬふぇー)

この儀式は、年頭にあたり、諸人が国王の聖寿を祝い
琉球王国の繁栄を祈る儀式です。

儀式に参加する全てのものは国王への忠誠を誓い、
琉球王国の栄華を心から祈念し、
粛々と儀式が執り行われました。

(パンフレットより抜粋)

この儀式の見所は国王、王妃が正殿2階の唐破風からお目見えする事★

全体図はこんな感じです♪

ちなみに去年の様子はこちらから★
(内部からの画像もあります)

さて、琉球の役人たちがかぶっている帽子(ハチマチ)は
色によって階級が分かるようになっていますが、
1番最高の位(王子・王族)はこのように柄入りになっています。

紫は親方(うぇーかた)、
黄色は親雲上(ぺーちん)です。

合掌。

この頃にはすっかり青空の首里城。

日差しがじりじりするほどの陽気な天気となりました

正殿左半分の漆の塗り替え工事はまだまだ続く…。

しょうがないけどちょっと残念。

一体いつごろ全て完了するのかなー?
(右半分は今からだし…あと1年以上はかかりそう…)

 

つづく。


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'10新春の宴② 下之方御拝

2010年01月02日 | ・琉球歴史/文化風景

首里城新春の宴
正月儀式、朝拝御規式(ちょうはいおきしき)に入ります。

まずは第一部
子之方御拝(にぬふぁぬうぬふぇー)です。

この儀式は、いわゆる天の神様への拝みの儀式であり、

国王をはじめ、王族、それに王朝の高官である摂生、
三司官から諸役はもとより、

庶民の代表である各間切のウッチサバクイまでが参列する、
国を挙げての行事でした。

厳粛なうちにも上下が心を一つにして、
新年を寿ぎ、平和・平穏を祈願する儀式です。

(パンフレットより)

 

 

まぁ、もうちょっと詳しい解説や儀式の細かい流れについては
去年の記事を読んでいただくことにして…

今期の国王様。

去年の時の国王様に比べるとだいぶ大人でがっしりした感じですね

かっこいいです

今期の王妃様。

首里城祭についで2回目の登場

衣装にも注目!

まだまだ続きます。

琉球王国時代の異国情緒溢れるお正月の雰囲気を
写真でお伝えできればと思います。

どうぞお楽しみ下さい

 

つづく。


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'10新春の宴① 御開門/御座楽

2010年01月02日 | ・琉球歴史/文化風景

昨日の元旦に、毎年恒例の首里城公園新春の宴に行ってきました★

元旦~3日まで行われるのですが
琉球王国時代の再現儀式が見られるのは1日と2日のみ。

去年は2日に参加したのですが、今年はお天気から判断して元日参加です!

去年は小雨がぱらつくさむ~い日だったのですが…
昨日は初日の出の様子から分かるように多少の雲はありましたが晴れっ
大して気温も下がらず、ジャケットやニットコート要らずでした。

では、早速、御開門(うけーじょー)の儀式から。

どうせ行くならここから見たいっ!ってことで
初日の出を見たあと、車をぶっ飛ばしてダッシュで下之御庭まで駆け上がって
多少ヘロヘロになりながら無事先頭ポジションをゲット(笑)

(年間パス持ってて券を買う必要なかったのがポイント高し。券売所はずら~っと行列してました)

御開門の儀式の後、首里城正殿に入ると一斉に鳴り響く御座楽の生演奏!

去年はこれが雨で見れなかった(外で演奏できず中からだった)のよね~

(…正殿左半分の工事中の様は見ないことに…)

正殿二階には飾り御簾がかけられています。

さて、
御座楽(うざがく)とは、琉球王国の宮廷音楽のことです。

一般的に聴かれる沖縄音楽とは全く違った音楽と言っていいでしょう。

楽器も音階も曲調も全く違います。

すごく雅で上品な御座楽。

御座楽のCD、ここのところエンドレスリピート中です

約20分間演奏された御座楽の生演奏をたっぷり堪能しました。

演奏のさなか、御来光が差し込んできました。

ああ、なんて祝福された元日。

 

新春の宴レポート、まだまだ続きます。


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