山崎拓巳氏の書いた「人生のプロジェクト」という本を買ったのはだいぶ前のことだ。
本棚の脇に高く積まれている、まだ読んでいない数多の書物の中の一冊だった。
自己啓発、思想書に関する本は、まったく興味を示さない時と、逆に、むさぼり読みたくなるほど激しく欲している時とに大きく分かれてしまう。
両極端なのである。
当たり前の話だけれど、心が今それを求めているかいないかにそれは大きく係ってくるからだ。
「人生のプロジェクト」著者の山崎拓巳氏は1965年生まれ。
三つの会社を経営しているビジネス・アドバイザーで、多彩なテーマで年間200回以上の講演を行っているらしい。マネジメントやコミュニケーションに関する本も幾つか出版しているという。
彼の本を読んだのは今回が初めてだった。
「人生のプロジェクト」は写真を多く使っていて、中に書かれてある言葉というかメッセージというかチャートというか戦略は、かなり短い。
個人的には、こういうストレートでシンプルな箴言やメッセージのほうが、ごちゃごちゃ自分の主張を繰り返す本に比べて、とてもすっきりしていて分かり易く、胸に迫る。
ただ、「人生のプロジェクト」を読んでいて、あまりにもその内容が薄過ぎるという批判も中にはあるかもしれない。
山崎拓巳氏は、人生もまたひとつのプロジェクトなのだという。
誰もが目的を持っていて、それに向かって生きているのだと。
だから限られた時間を有効に使って、無駄を省き、計画を立て、毎日を楽しみながらそのプロジェクトを遂行してゆくべきだと。
この本は、表面上、仕事の完成形までの段取りをシンプルに述べているように見えるけれど、もっと大きな視点から、人生を軽やかに生きてゆくための幾つかの指針を教えている。
最後の、「あなたに与えられた人生最高の贈り物は、『人生を楽しんでいい』という権利なのだ」という言葉が、折れた心にずしんと響きます・・・。
本棚の脇に高く積まれている、まだ読んでいない数多の書物の中の一冊だった。
自己啓発、思想書に関する本は、まったく興味を示さない時と、逆に、むさぼり読みたくなるほど激しく欲している時とに大きく分かれてしまう。
両極端なのである。
当たり前の話だけれど、心が今それを求めているかいないかにそれは大きく係ってくるからだ。
「人生のプロジェクト」著者の山崎拓巳氏は1965年生まれ。
三つの会社を経営しているビジネス・アドバイザーで、多彩なテーマで年間200回以上の講演を行っているらしい。マネジメントやコミュニケーションに関する本も幾つか出版しているという。
彼の本を読んだのは今回が初めてだった。
「人生のプロジェクト」は写真を多く使っていて、中に書かれてある言葉というかメッセージというかチャートというか戦略は、かなり短い。
個人的には、こういうストレートでシンプルな箴言やメッセージのほうが、ごちゃごちゃ自分の主張を繰り返す本に比べて、とてもすっきりしていて分かり易く、胸に迫る。
ただ、「人生のプロジェクト」を読んでいて、あまりにもその内容が薄過ぎるという批判も中にはあるかもしれない。
山崎拓巳氏は、人生もまたひとつのプロジェクトなのだという。
誰もが目的を持っていて、それに向かって生きているのだと。
だから限られた時間を有効に使って、無駄を省き、計画を立て、毎日を楽しみながらそのプロジェクトを遂行してゆくべきだと。
この本は、表面上、仕事の完成形までの段取りをシンプルに述べているように見えるけれど、もっと大きな視点から、人生を軽やかに生きてゆくための幾つかの指針を教えている。
最後の、「あなたに与えられた人生最高の贈り物は、『人生を楽しんでいい』という権利なのだ」という言葉が、折れた心にずしんと響きます・・・。