淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

映画「プリテイ・プリンセス2」。何でこういう映画、アメリカだけで受けるんだろう?

2005年01月31日 | Weblog
 映画「プリテイ・プリンセス2」。
 ゲイリー・マーシャル監督作品。ジュリア・ロバーツの「プリティ・ウーマン」や「プリティ・ブライド」を撮ったあの監督である。
 しかし、こういうライトでシンプルなコメディって、アメリカで受けるんだよなあ。前作の「プリティ・プリンセス」は、全米で1億ドルを突破してメガヒットしたし、今作もヒット。
 現在、日本でラストクールに突入したテレビ番組「フレンズ」とかもそうだしね。アメリカでは国民的テレビ番組でしょう。
 何か、日本とアメリカの笑いの壷ってちょっとずれてる感じがしてならない。風土と歴史の違いと言っちゃえばそれまでですが。
 アダム・サンドラーなんて、全米で公開する作品はどれもこれも大ヒットして大受けだけど、日本ではさっぱり当らないし、コメディに限らず国民性の違いってやっぱり厳然と存在する。
 今作も、某国のプリンセスとなったお茶目な女性が、30日以内に結婚しないと王位継承権を剥奪されるという議会の取り決めに右往左往するドタバタ劇。つまりは、恋あり涙ありのラブコメ。
 でもこういう映画って、日本ではどういう年齢層を狙うんだろう? よく解らないなあ。 淳一

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「究極のロック・アルバム100枚!」その2「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツクラブB」

2005年01月30日 | Weblog
 僕が始めてビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツクラブバンド」のアルバム・ジャケットを見たのは、青森市新町にあった松木屋デパートのレコード売り場だった。
 ビックリした。こんな素敵なアルバム・ジャケットがあるんだ。そう思った。
 当時は知らなかったが、画家のピーター・ブレイクが描いた世界の歴史上の有名人と一緒に並び立った4人を、写真家のマイケル・クーパーが撮ったアルバム・ジャケット。
 当然、アルバムを買うほどの小遣いを貰っていた訳ではなかったので、それは遠くから眺めていただけだったけれど。
 僕は、その数年前、今のシネマ・ディクトがある国道を挟んだ南側(現在は青空駐車場)に当時あった映画館で、始めてビートルズの「ヘルプ!」を観て心底ぶっ飛び、その次の日から、毎日、ビートルズの首を横に振りながら歌う、その物真似をして遊んでいたのである。
 そして、独りで歩いて、栄町にあった「スバル座」という映画館まで「ヤア!ヤア!ヤア!4人はアイドル」を観に行ったこともあった。

 このアルバム。確かにコンセプチャルなトータル・アルバムとして、当時、衝撃的に受け入れられた。ビートルズが演奏する架空のバンドによる架空のライブ! サイケデリックでポップ!

 勿論、ビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツクラブバンド」というアルバム。ちゃんと買って聴いたのは、もっともっと先の事だった。  淳一

 

 
 

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「若大将的憂鬱-僕の偽日記」そのⅡ

2005年01月30日 | Weblog
 2005年1月30日(日曜日)吹雪。
 アパートの二階の部屋の窓から、北へ広がる薄墨色の海が見える。
 時計の針がちょうど昼の12時を指した。僕は空っぽの冷蔵庫を開け、食べ残したサンドイッチとサラダを仕舞い込む。
 海からの、雪を伴った強い風が窓硝子をカタカタと鳴らし、ストーブの上の沸騰した薬缶からあがる湯気を、少しだけ揺らしている。
 それまで勤めていた仕事を辞めたことで手に入れた、僅かばかりの退職金ももうすぐ底をつく。八畳一間の部屋に敷いた万年床に潜り込んで、僕はまた静かに眼を瞑る。
 もう若くはない。
 希望はないけれど、絶望もない。一度も結婚をすることなくたった独りで老いてゆくことへの寂しさや空しさも、今の僕にはない。
 僕はゆっくりと眠りの中へと落ちてゆく・・・。
 
 いつか、南の暖かい島へ行ってみたい。輝く太陽と紺碧の海。真っ白な砂浜。爽やかな風。そして、僕の隣には、昔、心から愛したあの女性が笑いながら座っている。全てが美しい。
 僕たちは、また始めから全てをやり直すのだ。遅くはない。

 その想像は、僕を少しだけ幸福にする。   淳一

 

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「Ray」は、レイ・チャールズの自伝映画。ジェイミー・フォックスが熱演!

2005年01月29日 | Weblog
 映画「Ray」。
 レイ・チャールズの自伝映画。当時のゴスペルとR&Bを融合させ、新しいソウル・ミュージックを創り上げた男。
 昔、サザン・オールスターズの「いとしのエリー」もカバーしておりましたが・・・。

 主演がジェイミー・フォックス。前作「コラテラル」でもトラブルに巻き込まれるタクシー・ドライバーを熱演してたけど、トム・クルーズにちょっと喰われてたもんね。
 監督はテイラー・ハックフォード。あの「愛と青春の旅立ち」を撮った監督。
 前半の、アトランティック・レコードと契約するまでの苦難時代より、やっぱり後半のビルボードチャートを賑わした時代が断トツに面白い!
 有名になることで避けられないメンバーとの確執や家族との問題。そして麻薬。
 子ども時代とを映画はクロスさせながら、彼の精神形成を観客に語り掛ける。兎に角、音楽が素晴らしい。
 名曲「ホワッ,ド アイセイ」を、ステージでのアクシデントから偶然歌うシーン。次々に登場するヒット曲。なんたって、「我が心のジョージア」って曲は、ジョージア州の州歌になったという話だし。
 2時間30分の長丁場を飽きさせない。

 ジェイミー・フォックス。アカデミー賞取るのか? まあ、どうでもいいけど。  淳一

 

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1月29日 晴れてますね。

2005年01月29日 | Weblog
淳一さま

気持ちいいことばかりで、いいですね。こっちも、元気ですよ。

禎子

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「最高に気持ちいいーっ!!」

2005年01月29日 | Weblog
 朝早めに起きて、軽い食事を済ませ、急いで駅前のフィットネス・クラブ。
 インストラクターの先生による20分の腹筋エクササイズ。そのあと「歩く脂肪燃焼クラス」約60分間。
 土曜日の午前中にスポーツで汗かきまくるって気持ちいい!
 上手いインストラクターによるレッスンだと、やはりスタジオは満員状態。大音響の音楽をバックに軽いストレッチから徐々にテンポが上がって、複雑なステップへと変化してゆく。
 懐かしい「ドナ・サマー」に、今日は「デュラン・デュラン」と「パワー・ステーション」!! 昔、よく六本木の「アフロレイキ」とかのディスコで朝まで踊ったよなあ。何件も、仲間とディスコの掛け持ちしたり。滅茶苦茶やってたなあ。
 汗が吹き出る。ジョギングパンツにスポーツシャツがびっしょりと濡れている。フロアに汗がポタポタと落ちる。息が上がる。
 でも何ていい気持ち!! 最高っ!!
 窓から、晴れ渡った青空。青森駅。アウガ。そしてベイブリッジ。
 うーん。快感っ!  淳一

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「2004年、最低の映画は何っ?!」

2005年01月28日 | Weblog
 「週刊文春」が、2004年公開された日本映画の最低作、つまり一番サイテイだった映画のことね、これを発表しました。
 何と「きいちご賞」! 
 これって、アメリカの年度ごとの最低映画を決定する「ゴールデン・ラズベリー賞」、いわゆる「ラジー賞」をバロったものですね。
 アメリカ人はパロディーとかが大好きで、「アカデミー賞」の直前にこの「ラジー賞」を発表して、全米映画界をある意味盛り上げているわけです。
 過去に、「ショーガール」を撮ったポール・バーホーベン監督が、この作品で年間最低作品賞を受賞して、何と実際に会場に現れ、大喝采を浴びたとか。
 まあ、普通は出席しないわな。でも「ショーガール」は面白かったけどなあ。
 で、今回設定された「きいちご賞」。日本の映画評論家たちが選考したらしく意外とマジ。
 第一位が「デビルマン」(出演者の演技をボロクソ!)。第二位が「CASSHERN」(宇多田ヒカルの旦那様が監督したやつね)。そして第三位が「ハウルの動く城」でした。
 個人的に「ハウルの動く城」は評価したいし、「CASSHERN」だってよかったじゃん!
 去年も、「あずみ」なんて評論家から大ブーイングを浴びてたけど、俺は傑作だったと思うし。まあ、好き嫌いなんて個人的な部分が大きいしね。勿論、それだけとは言い切れないところが評論とか批評というものには内在していて・・・おっと、ここではこれ以上やめておきますが。

 余り深読みせずに、笑ってその評価を楽しんだほうがいいのかもね。 淳一
 
 

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出ました「バイオ・ハザード4」! このゲームやんなきゃゲーマーじゃないね!

2005年01月27日 | Weblog
 今日発売された、ゲーム・キューブ版「バイオ・ハザード4」!
 僕にとってのTVゲームって、「ドラクエ」、「FF」、「ファイヤー・エンブレム」、「ゼルダ」、そして「バイオ」!
 早速、ゲーム・キューブ版の小さいCDを入れて、スタート!
 映画並みのCGが終わって、ゲームが始まる。今回は舞台がヨーロッパの寒村。これまでのラクーンシティでの閉鎖的で暗い世界観とは異質なトーン。開放感がある。
 勿論、これまでのバイオ・ハザードファンの期待を裏切ることなく、村人たちが大挙襲って来る! ただし、ゾンビは出ません。クリーチャーがそれを補う。
 あの、扉をギギーッと開ける瞬間の緊張感や、真っ暗な廊下から突然襲って来るおぞましいゾンビを期待するとちょっと肩透かし。
 でもライフルをぶちかます爽快感があって、アクション性も増している。
 まだ前半なので、主人公のレオンが孤軍奮闘しているけど、誘拐されたらしい大統領の娘を探しに来たという設定なので、この先、アシュリーというかわいい女の子も登場しちゃうし!
 プレイヤーの腕前によって、その難易度が変化したり、村人を倒したあとに出現する金貨など、新要素も満載です。
 今夜も日本全国、徹夜でゲームに熱中する人間がいっぱい出るんだろうなあ。俺もだけど。淳一

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「1月期のヒットチャートは新旧アーティストの混合戦だ!」

2005年01月26日 | Weblog
 大晦日の紅白歌合戦を辞退した「スマップ」。理由が、「去年、ヒットチャートに新作を出せず、あくまでも旬の歌で勝負したい」ということらしい。潔いと言えば潔い。
 そのスマップ。久々の新作がいきなりチャートの第一位。作詞が竹内まりあで、作曲がエリック・クラプトン。その話を聞いて、最初はクラプトンとスマップ? って驚いたけれど、まあまあそれなりに妥当な線。話題性もあってトップを取りました。

 しかし、平原綾香は粘り強い。またまた「jupiter」がランク・イン。楽曲が素晴らしいから当たり前なのだろうが、「優しい時間」の主題歌もいい出来なので、これも発売とともにランク・イン確実でしょう。こういう売り方って正解だよね。

 ラルク・アン・シエルも「Killing me」が久々のトップ。
 ラルクも強い。一時、活動停止でどうなるのかと思っていたら、地道にシングルを出し続けている。これもプロデュースがしっかりとしていて戦略性があるから。

 オレンジ・レンジがまだ売れ続け、ヒップポップ系や新人のロックバンドがいきなりチャートに上るなど、今月も乱降下が激しい日本の音楽シーンですが、山下達郎の新作が20位以内に入るなど、今月も、新人とベテランがちょうどいい形で競い合っています。
 これってある意味、健全じゃない?  淳一

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「人間滅亡的人生案内」

2005年01月25日 | Weblog
 僕は疲労困憊です。
 現在、仕事で関わっているある施設の今後の展開が不透明で、このままだと大変な状況になるもので・・・。
 これまでは余りなかった事なのですが、グッタリ疲れるという感じでしょうか。
 しかし、仕事って一体何なのでしょうね? 
 世の中で一番幸せな人って、仕事と趣味が合致していて、仕事に生きがいを持っている人なんでしょうね、きっと。そういう人は、見るからに輝いていますよね。周りを見ても。

 僕はダラダラと生きたいです。理想ですけど。一日中何も考えず、ぼやーっと暮らしたいです。
 どうせ、世の中なんてたいして面白くもないですもん。いつかみんな死んじゃうんだし。

 僕の好きな作家に深沢七郎がいます。彼は「人間滅亡的人生案内」でこう言ってます。
「人間として生きるという言葉を私は信じません。生きるのではなく生きているのです。ただわけもなく生きているのが人間です。貴方も私も、うじ虫も芋虫もただ動いて生きているだけです」

 僕は、「人間滅亡的人生案内」を一年に一度読んでいます。淳一

 

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1月25日 作品を見送る。リセット完了

2005年01月25日 | Weblog
淳一さま

 久しぶりに、私たちの日記が「かみ合い」ましたね。

 本日、作品がトラックに載せられていくのを見送って、リセット完了です。今は、来年のさまざまな「野望」の思いをめぐらせ、企画書に落とし込むという作業。
 非生産的なアートを生産する仕事は幸福です。

禎子

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「ちゃんと観たっちゅうねん!」

2005年01月24日 | Weblog
 ちゃんと展覧会、みたってばあ。本当にもう! K森事務長に聞いてみぃ。

 しかし、皮肉でも何でもなく、いいですね、そういうの。仕事をひとつ終えたことでの感傷はないって。
 僕もそういう風に、自分の好きな仕事をして、ある時間の中でひとつの担いが終わって、また、一切合財を引き摺ることなく、新しいものを立ち上げてゆく。そういう仕事をしてみたい。
 勿論そりゃあ、色々あとを引いたり、人間関係での煩わしさや面倒臭さ、或いは、一緒に創り上げてゆくことの困難さはあるでしょう。
 でも、終了したら全てを撤収して、まっさらな頭で次の新しい創造を考える。それっていいなあ。

 でも普通の組織の仕事って、もっと複雑で、ある意味単純で、平凡で、馬鹿馬鹿しいほど遠回りです。そして、そのほとんどは何も生み出しません。成果と呼ばれるものはあるにはありますが。

 それでも好きな仕事をしているなら別ですよ。苦しさやキツさだって耐えられるでしょう。だって、好きな事をしてる充実感があるでしょうから。
 そんな仕事が出来て、本当に禎子さんは幸せですね。

 僕は仕事が大嫌いです! 一日に57回ぐらいは辞めたい辞めたいと唱えます。
 特に日曜日の午後になると、仕事が始まる月曜日からの一週間を考えて憂鬱になります。何の生産性もなく、何の到達点も見えず、何の感動も得ることがない。一生懸命やろうが手を抜こうが、「神輿担ぎ」と同じで、誰かが力を抜いても誰かが力を加えてくれますから。

 辞めるために今僕は何が出来るのか! それが今年の最も重大なテーマですね。いやマジで! 淳一

 

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1月24日(月) 展覧会の撤収はじまる。焦燥感はない。

2005年01月24日 | Weblog
淳一さま

 12月半ばから開催しておりました、私が担当する展覧会が昨日終了し、今日から搬出作業でございます。今回はいつもより長い会期でしたが、終わるとあっという間。撤収もあっという間。明日、トラックに積んで見送ったら、またがらんどうのギャラリーになります。でも、さみしくはありません。展覧会を作り込む時は力いっぱい、思いを込めて行いますが、始まってしまえば、ある意味、手を離れてしまうところがあって。あとはご来場のお客様、ひとりひとりのお顔を拝見しながら反応をみたり、時にはコミュニケーションをとったり。今回は、しっとりと、じっくりと、なかなか骨太なものでした。さあ、次だ。
 そういえば、淳一さんは、この展覧会をみていないんじゃないの~? いいけどさ。

禎子

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「1月23日日曜日の静かな朝」

2005年01月23日 | Weblog
 昨日の夜、寝際に読んだ「嫉妬の世界史」(山内真之著)が面白くて、ついついページを閉じられず、結局寝不足気味。
 シェークスピアの、「人間、出来る事なら、嫉妬からだけは免れていたいものです!」という引用が物語るように、世界史を変える要因のある一部は、嫉妬が齎(もたら)したとも言えるくらい。
 嫉妬は、その何れも女偏であるが、嫉は疾病にも通じていて、「ねたみ」や「それみ」はむしろ男の世界の方が数倍酷いらしい。
 そりゃあ、そうでしょう! 上司が部下に嫉妬したり、部下同士の出世欲、あるいは信頼関係にある友人間でもそれは発生する。男って、心に宿っている上昇志向って半端じゃないのかも。

 遅く起きた朝、目覚めの音楽を聴きながら、朝日、読売、毎日、産経、日経の各紙に目を通す。
 ビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」に、ビートルズ「ホワイトアルバム」。それから、急に聴きたくなった広瀬香美の「ザ・ベスト ラブ・ウインター」。そして、ドリームズ・カム・トゥルーの「ダイヤモンズ15」。
 えっ? 喰い散らかし? 一貫性がない? ごめん・・・。

 本の書評はやっぱり毎日新聞が断トツにいい。コラムは産経。このストレートさって貴重だよね。特に「産経抄」は真っ先に読む。読売ってテレビ欄は充実してますが、よくも悪くも発行部数第一位の弊害が出てる気が。一週間分の番組表は便利だけど。
 本当は朝日新聞ってレイアウトも含めてずーっと好きだったんだけど、最近はどうも鼻についてきて。でも文化欄は群を抜いてる。「文学界」や「群像」や「文藝」や「新潮」の純文学系の広告を掲載しているのも朝日だけだし。

 外を見ると、車の通らない静かな日曜日の道路の上を、雪がひらひらと舞っている。
 これからスポーツジム。そして「ARTizan」の月例会に参加する予定。では行きますか!

 ああーっ! 明日からまた仕事! 思い出したくもないっ!  淳一

  ・・・って、「ARTizan」の月例会のある場所に行ったら誰もいないじゃん!
  マスター曰く「先週やってたよ」 ・・・。
 
 

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吉永小百合111本目の主演作「北の零年」。監督が行定勲っていうのが凄い!

2005年01月22日 | Weblog
 何と青森東映がほぼ満員状態。それもアニメ映画じゃないのに! そのほとんどが中高年。
 吉永小百合って、まだまだ映画界ではブランドなんだろうか?
 
 吉永小百合111本目の主演作「北の零年」。
 でも興味は俄然、監督の行定勲である。
 あの「GO!」、「きょうのできごと」、「世界の中心で、愛をさけぶ」(これは面白くなかったけど)、「ロックンロール・ミシン」の行定勲。
 その行定勲が、明治時代の北海道開拓民の苦難と挫折とその離散を撮る? これだけでも観る価値あり。
 3時間の大作である。もしも、途中で飽きたらどうしようと少し不安になる。
 しかしさすがに上手い。テーマがテーマだけに、集団劇としての様々な困難や反目は、ダレさせない。豊川悦司と石田ゆり子がいい。それから香川照之。
 朝日新聞の映画評でも絶賛していた。
 ただ、ストーリーを言う訳にはいかないが、折角のラストが盛り上がりに欠ける。理由は明らか。渡辺謙の心の変容が描き切れていないからである。いきなり観客に提示される事実が今ひとつ納得できない。
 とは言うものの、映画そのものは丁寧に作られているし、役者たちも大熱演。誰かが日本版「風とともに去りぬ」と褒めていたが、それはちょっとないんじゃない?  淳一
 

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