今日の朝刊を読んでいたら、一面に大きく「世界の死者50万人 感染者1000万人」、「コロナ振興・途上国で猛威」の見出し。
中国で感染者が報告されて半年足らずで1000万人である。なかでもアメリカは深刻で、約250万人の感染者、続いてブラジルが約130万人。この2か国で世界の4割を占めている。このどちらの国も、政治のトップが経済活動優先に舵を切っていて、そのコロナ禍への意識も薄いようだ。
特に今日付け「東奥日報」国際面では「米フロリダ 進むコロナ震源地化」というルポが掲載されていて、南部のフロリダは無防備な生活を送る人たちで溢れ、ほとんどマスクを着用せず、若い感染者が急増しているのだとか。主要メディアもニューヨークの次はフロリダだと警告している。
トランプ大統領の支持率もかなり下がっているようだ・・・。
実は日本国内における各都道府県を跨る移動の解禁を受けて、7月中旬から東京に行こうと思っていたのだけれど、これはちょっとヤバいかもしれない。もう少し治まるのを待ったほうがいいかも。連日の都内50人超えはかなりキツい。学生たちにうつしちゃったら大変なことになってしまう。
ということで、あまり密なる場所への移動は控え、家の中で音楽三昧と決め込む。
ターン・テーブルに乗せたのは、ソウル界の歌姫(もう79歳になっちゃいましたが)ディオンヌ・ワーウィック「ORIGINAL ALBUM CLASSICS」 5枚組。
インポートで2500円は買い得だ。なんせ、5枚のアルバムがまとまってパッケージされているのにだ。
1979年リリースの「Dionne」、80年「No Night So Long」、82年「Friends in Love」、同年「Heartbreaker」、そして83年「How Many Times Can We Say Goodbye」という、主に80年代前半のアルバム5枚セットである。
ちょうど世の中は、70年代ディスコ・ブームからAORやフュージョン・クロスオーバーが主流を占め、少し軽めだけれど洗練された都会的な音楽が流行っていた時代だった。
当然にして音楽界のディーヴァ、ディオンヌ・ワーウィックもまた、そういうソフィスティケートされたサウンド志向に乗ってゆくことになる。
なので、彼女のR&Bフレーヴァーを求め、深めのソウル音楽の神髄を求めてアルバムを聴くと、肩透かしをくうかもしれない。
この5枚に流れているのは、彼女にとっての第2期ブームへと躍り出た、結構コマーシャルなディオンヌ・ワーウィックであるからだ。
5枚とも中々の出来栄えだけれど、やはり「ビージーズ」と組んだ1982年リリースの大ヒット・アルバム「Heartbreaker」がイチオシだろう。
「ビージーズ」のバリー・ギブがディオンヌ・ワーウィックのアルバムをプロデュースしたということは、当然にして「ビージーズ」の色彩が色濃く塗り込まれることになるのだけれど、そこはさすがに稀代のメロディ・メーカー、いい曲を書いている。
アルバム「Heartbreaker」、聴いていると、熱いお風呂につかったあとのようなさっぱりした心地よさに襲われる。炎天下のドライブ時に聴くのもいいけれど、夜、ひとり部屋で美味しい赤ワインなんかを飲みながら、BGMで流したなら、素敵な夜の雰囲気に浸れること請け合いです。
歌姫ディオンヌ・ワーウィックは、2012年に惜しくも他界してしまったホイットニー・ヒューストンの従姉妹でもある。この時代にリリースされた彼女のアルバムを聴いていると、確かに2人に流れる音楽的な共通点を見いだすことができないでもない。
ディオンヌ・ワーウィックのORIGINAL ALBUM CLASSICS 5枚組、かなりのお得盤です。
中国で感染者が報告されて半年足らずで1000万人である。なかでもアメリカは深刻で、約250万人の感染者、続いてブラジルが約130万人。この2か国で世界の4割を占めている。このどちらの国も、政治のトップが経済活動優先に舵を切っていて、そのコロナ禍への意識も薄いようだ。
特に今日付け「東奥日報」国際面では「米フロリダ 進むコロナ震源地化」というルポが掲載されていて、南部のフロリダは無防備な生活を送る人たちで溢れ、ほとんどマスクを着用せず、若い感染者が急増しているのだとか。主要メディアもニューヨークの次はフロリダだと警告している。
トランプ大統領の支持率もかなり下がっているようだ・・・。
実は日本国内における各都道府県を跨る移動の解禁を受けて、7月中旬から東京に行こうと思っていたのだけれど、これはちょっとヤバいかもしれない。もう少し治まるのを待ったほうがいいかも。連日の都内50人超えはかなりキツい。学生たちにうつしちゃったら大変なことになってしまう。
ということで、あまり密なる場所への移動は控え、家の中で音楽三昧と決め込む。
ターン・テーブルに乗せたのは、ソウル界の歌姫(もう79歳になっちゃいましたが)ディオンヌ・ワーウィック「ORIGINAL ALBUM CLASSICS」 5枚組。
インポートで2500円は買い得だ。なんせ、5枚のアルバムがまとまってパッケージされているのにだ。
1979年リリースの「Dionne」、80年「No Night So Long」、82年「Friends in Love」、同年「Heartbreaker」、そして83年「How Many Times Can We Say Goodbye」という、主に80年代前半のアルバム5枚セットである。
ちょうど世の中は、70年代ディスコ・ブームからAORやフュージョン・クロスオーバーが主流を占め、少し軽めだけれど洗練された都会的な音楽が流行っていた時代だった。
当然にして音楽界のディーヴァ、ディオンヌ・ワーウィックもまた、そういうソフィスティケートされたサウンド志向に乗ってゆくことになる。
なので、彼女のR&Bフレーヴァーを求め、深めのソウル音楽の神髄を求めてアルバムを聴くと、肩透かしをくうかもしれない。
この5枚に流れているのは、彼女にとっての第2期ブームへと躍り出た、結構コマーシャルなディオンヌ・ワーウィックであるからだ。
5枚とも中々の出来栄えだけれど、やはり「ビージーズ」と組んだ1982年リリースの大ヒット・アルバム「Heartbreaker」がイチオシだろう。
「ビージーズ」のバリー・ギブがディオンヌ・ワーウィックのアルバムをプロデュースしたということは、当然にして「ビージーズ」の色彩が色濃く塗り込まれることになるのだけれど、そこはさすがに稀代のメロディ・メーカー、いい曲を書いている。
アルバム「Heartbreaker」、聴いていると、熱いお風呂につかったあとのようなさっぱりした心地よさに襲われる。炎天下のドライブ時に聴くのもいいけれど、夜、ひとり部屋で美味しい赤ワインなんかを飲みながら、BGMで流したなら、素敵な夜の雰囲気に浸れること請け合いです。
歌姫ディオンヌ・ワーウィックは、2012年に惜しくも他界してしまったホイットニー・ヒューストンの従姉妹でもある。この時代にリリースされた彼女のアルバムを聴いていると、確かに2人に流れる音楽的な共通点を見いだすことができないでもない。
ディオンヌ・ワーウィックのORIGINAL ALBUM CLASSICS 5枚組、かなりのお得盤です。