やっぱり韓国映画って面白い。
いや、韓国の映画監督はやっぱり才能のある人が多いと言い直すべきか。
個人的に大好きな監督は、まずはキム・ギドク、それからイ・チャンドン、キム・ジウン(「悪魔を見た」は凄かった!)、パク・チャヌク、それからポン・ジュノ辺りだろうか。ホ・ジノもいい。
何故こんなことを思ったかというと、最近やっと観ることが出来た、韓国のポン・ジュノ監督による韓国・フランス・アメリカによる合作映画「スノーピアサー」を観て、改めて韓国映画の凄さ、監督の層の厚さを思い知ったからだ。
賛否両論があった、映画「スノーピアサー」。
僕は断固支持したい。
さすがである。ポン・ジュノ監督は素晴らしいと思う。
ポン・ジュノ監督の「母なる証明」も良かったし、「殺人の追憶」も良かった。
でも僕が一番好きなポン・ジュノ監督作品は、なんと言っても「「グエムル 漢江の怪物」である。この映画は傑作だ。だ~い好きだ。
そのポン・ジュノ監督による最新作(観たかったんだけれど我が街では上映されず、東京でも観逃してしまった)「スノーピアサー」、フランスのコミック漫画を原作にしているらしく、SFという体裁を保ちながら、近未来の氷河期が到来した地球を舞台に、超スピードで大陸縦断する列車の中で繰り広げられる支配層と被支配層との壮絶な戦いを描いてゆく。
特に狂喜乱舞したのが、「グエムル 漢江の怪物」でも親子を演じた、あのソン・ガンホとコ・アソンが再び親子役で共演しているということ。
この2人がこの「スノーピアサー」でもとてもいい味を出している。
そして、ポン・ジュノと双璧をなす韓国の映画監督といったら、やっぱり前段でも挙げたパク・チャヌク監督ではないだろうか。
パク・チャヌクも凄い監督だ。
「JSA」に「オールド・ボーイ」、それから「親切なクムジャさん」も衝撃的だった。
ただし、ハリウッドに招かれて作った最新作「イノセント・ガーデン」だけはガッカリしてしまったけれど・・・。
もちろん、だからといってパク・チャヌク自身の評価が下がったかと問われると決してそんなことはなくて、彼が「オールド・ボーイ」という傑作を産み出した事実はまったく変わらず、今でも傑作たる一本であることに間違いはない。
この、土屋ガロンと嶺岸信明による日本漫画を原作にした、カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作、パク・チャヌク監督の「オールド・ボーイ」が、スパイク・リー監督、ジョシュ・ブローリン主演によって今回新たにハリウッドで映画化された。
パク・チャヌク監督の「オールド・ボーイ」を観たのはもうだいぶ前なので、細かい部分についてはほとんど忘れてしまったけれど、あの濃厚な後味だけは絶対に忘れることが出来ない。
今回のアメリカ版「オールド・ボーイ」は、監督がスパイク・リー、主演がジョシュ・ブローリン(適役でしょうね)。
サミュエル・L・ジャクソンがまたまた拾い物の脇役で、ジョシュ・ブローリンとサミュエル・L・ジャクソンの2人が、今回はいいところ全部持って行ってしまったようだ。
仕事が上手くいかずに、酒を飲んでべろべろに酔っ払った男が、酔いから醒めてふと目覚めると、突然拉致され、テレビだけが置かれた部屋に閉じ込められてしまう。
男は、理由もわからぬまま、20年にわたってその謎の部屋で監禁生活を強いられることに。
男は、一度は絶望から自殺まで考えるが、生きる決心を決め、その謎の監禁部屋からの脱出を試みる。
その矢先、男は何故か突然その場所から解放される・・・。
何の目的で男は20年もの間、監禁生活を強いられたのか?
監禁した人間の真の目的は何なのか?
男は、やがて監禁場所を突き止め、罠に落とした人間たちへの復讐を誓うのだが・・・。
やっぱり面白い、「オールド・ボーイ」。
前作の衝撃度や濃厚さはかなり薄まってしまったけれど(そこを評価できないという人もいるだろう)、ストーリー自体が面白いので最後までグイグイと惹き付けられてしまうのだ。
復讐劇って、面白い。
血が滾り、胸躍る。
いや、韓国の映画監督はやっぱり才能のある人が多いと言い直すべきか。
個人的に大好きな監督は、まずはキム・ギドク、それからイ・チャンドン、キム・ジウン(「悪魔を見た」は凄かった!)、パク・チャヌク、それからポン・ジュノ辺りだろうか。ホ・ジノもいい。
何故こんなことを思ったかというと、最近やっと観ることが出来た、韓国のポン・ジュノ監督による韓国・フランス・アメリカによる合作映画「スノーピアサー」を観て、改めて韓国映画の凄さ、監督の層の厚さを思い知ったからだ。
賛否両論があった、映画「スノーピアサー」。
僕は断固支持したい。
さすがである。ポン・ジュノ監督は素晴らしいと思う。
ポン・ジュノ監督の「母なる証明」も良かったし、「殺人の追憶」も良かった。
でも僕が一番好きなポン・ジュノ監督作品は、なんと言っても「「グエムル 漢江の怪物」である。この映画は傑作だ。だ~い好きだ。
そのポン・ジュノ監督による最新作(観たかったんだけれど我が街では上映されず、東京でも観逃してしまった)「スノーピアサー」、フランスのコミック漫画を原作にしているらしく、SFという体裁を保ちながら、近未来の氷河期が到来した地球を舞台に、超スピードで大陸縦断する列車の中で繰り広げられる支配層と被支配層との壮絶な戦いを描いてゆく。
特に狂喜乱舞したのが、「グエムル 漢江の怪物」でも親子を演じた、あのソン・ガンホとコ・アソンが再び親子役で共演しているということ。
この2人がこの「スノーピアサー」でもとてもいい味を出している。
そして、ポン・ジュノと双璧をなす韓国の映画監督といったら、やっぱり前段でも挙げたパク・チャヌク監督ではないだろうか。
パク・チャヌクも凄い監督だ。
「JSA」に「オールド・ボーイ」、それから「親切なクムジャさん」も衝撃的だった。
ただし、ハリウッドに招かれて作った最新作「イノセント・ガーデン」だけはガッカリしてしまったけれど・・・。
もちろん、だからといってパク・チャヌク自身の評価が下がったかと問われると決してそんなことはなくて、彼が「オールド・ボーイ」という傑作を産み出した事実はまったく変わらず、今でも傑作たる一本であることに間違いはない。
この、土屋ガロンと嶺岸信明による日本漫画を原作にした、カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作、パク・チャヌク監督の「オールド・ボーイ」が、スパイク・リー監督、ジョシュ・ブローリン主演によって今回新たにハリウッドで映画化された。
パク・チャヌク監督の「オールド・ボーイ」を観たのはもうだいぶ前なので、細かい部分についてはほとんど忘れてしまったけれど、あの濃厚な後味だけは絶対に忘れることが出来ない。
今回のアメリカ版「オールド・ボーイ」は、監督がスパイク・リー、主演がジョシュ・ブローリン(適役でしょうね)。
サミュエル・L・ジャクソンがまたまた拾い物の脇役で、ジョシュ・ブローリンとサミュエル・L・ジャクソンの2人が、今回はいいところ全部持って行ってしまったようだ。
仕事が上手くいかずに、酒を飲んでべろべろに酔っ払った男が、酔いから醒めてふと目覚めると、突然拉致され、テレビだけが置かれた部屋に閉じ込められてしまう。
男は、理由もわからぬまま、20年にわたってその謎の部屋で監禁生活を強いられることに。
男は、一度は絶望から自殺まで考えるが、生きる決心を決め、その謎の監禁部屋からの脱出を試みる。
その矢先、男は何故か突然その場所から解放される・・・。
何の目的で男は20年もの間、監禁生活を強いられたのか?
監禁した人間の真の目的は何なのか?
男は、やがて監禁場所を突き止め、罠に落とした人間たちへの復讐を誓うのだが・・・。
やっぱり面白い、「オールド・ボーイ」。
前作の衝撃度や濃厚さはかなり薄まってしまったけれど(そこを評価できないという人もいるだろう)、ストーリー自体が面白いので最後までグイグイと惹き付けられてしまうのだ。
復讐劇って、面白い。
血が滾り、胸躍る。