淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

レッド・ツェッペリン「コーダ(最終楽章)リマスター/デラックス・エディション」は聴きどころ満載だ!

2015年08月25日 | Weblog
 日本経済新聞を読んでいたら、興味の惹く記事に出会った。
 文化面の「私の履歴書」である。

 毎回、著名人が連載で自分の過去を振り返るコラムで、今ちょうど掲載中なのが倉本聰。
 ショーケンの「前略おふくろ様」、フジテレビの「北の国から」、日テレ「昨日、悲別で」、高倉健主演の映画「冬の華」、それから「駅 ステイション」などなど、これまで書いた脚本によるドラマ・映画はどれもが素晴らしい作品だった。

 その倉本聰が、日経の「私の履歴書」の中で、北海道の富良野に移住した当時を回想して、こんなことを書いていた。
 何もない、真冬の厳寒の大地で孤独な毎日を過ごし続けることで、『死ぬことばかり考える日々が続いた。夜、2階の暖炉の前で(中島みゆき)を聞いているうちにまた死にたくなる。医師が、毎年寒くなると鬱が出ますよという』と。

 あの著名で次々と名作を発表してきた倉本聰でも、そこまで落ち込むことがあるんだと、妙に関心する自分がいる。
 やっぱ、北国の冬は辛いわなぁ・・・。
 鬱にもなるわ。

 ということで、ちょっとこちらもまた、ダークサイドに引き摺り込まれそうになるのを必死で食い止めるべく、レッド・ツェッペリンによる、というか、ジミー・ペイジによる、2015年最新リマスタリング・シリーズ最終章「コーダ(最終楽章)リマスター/デラックス・エディション」を聴いて、元気を貰うことにする。

 1980年、ドラムのジョン・ボーナムが突然死去したことから、それまでの音楽活動に終止符をうつことになってしまったレッド・ツェッペリンだったが、ジミー・ペイジがそれまで長い期間ストックしていた未発表曲を選曲して、新たなアルバムとして世に出す。
 それが、1982年リリースされた「コーダ(最終楽章)」だった。

 今回の「コーダ(最終楽章)リマスター/デラックス・エディション」では、なんと、オリジナルのほか、2枚ものアルバム未収録作品集がついてくる。
 これ、とにかく貴重!

 アルバム自体にも、いい曲がたくさん入っている。
 「コーダ(最終楽章)」好きなアルバムである。

 それにしても、これでリマスターがすべて終了してしまい、このレッド・ツェッペリンのシリーズもジ・エンドかと思うと少し淋しくなるけれど・・・。

 







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