それにしてもである。それにしても、こう毎晩毎晩TVドラマをひたすら観続けることでその先に待っているものって一体なんなんだろ?
まあ、何かの先を見通してドラマ(映画を観ることも含めてだけど)を観続けているわけじゃなくて、ただ単に好きだから、ただ単に面白いから観ているだけで、別にそこに理屈も何もないのだが・・・。
まるでアルコール中毒者の如く、テレビの前に座らないと落ち着かない、あるいは新作の面白そうなドラマをひたすら探して回らないとと苛つくという行為、これに疲れないわけがない。一種の病気だろう。
少し自粛しようか。そうじゃないと、本がまったく読めなくなってしまう・・・。
そんなことを考えながらも、今日もまたTVを点けて面白そうなドラマを物色し、最後まで観続けるという行為自体が止まらない。
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そして、今夜も観てしまった。
「THE BLACKLIST/ブラックリスト」である。
この海外ドラマ、本国アメリカでは、2013年9月23日から2023年7月13日までNBCで放送された犯罪サスペンステレビドラマシリーズで、主役はジェームズ・スペイダー。
ジェームズ・スベイダーなんて、最初にスクリーンで観たのは今でも覚えてる「青森ミラノ」(青森県庁の西側にあった映画館)で観た「セックスと嘘とビデオテープ」(この映画でカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞した)だった。まだ若くてクールな佇まいがカッコよかったけど、この「THE BLACKLIST/ブラックリスト」ではすっかり禿げていて、当時の面影なんてほとんどない。
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よく続いたものだと思う、このドラマ。全10シーズン。っていうか、根気よく観続けて来たもんだと感心してしまう。
アメリカ本国では既に「ファイナル・シーズン」が終了してしまったけれど、我が日本では、現在CS「スーパー・ドラマ・TV」でオンエアされていて、ドラマは佳境を迎えている。
ジェームズ・スペイダー演じる国際的犯罪者のレイモンド・レディントン(通称レッド)が、ある日自らFBI本部に出頭し、自分の免責と引き換えに情報提供を申し出て、自らが知る凶悪犯罪者の「ブラックリスト」を提出したことで、FBIとタッグを組んで難事件解決をしていくというダークなストーリーなんだけど、いやいや、そこから込み入って複雑に物語が交錯し、観ている側もかなりこんがらかってしまうことに・・・。
でも確かに10シーズン続くだけあって、面白いことは面白い。展開が早いのだ、とても。
最後の最後は、とんでもないどんでん返しが待っているんじゃないだろうか?
そういう物語なんです、この「THE BLACKLIST/ブラックリスト」ってドラマは。
ファースト・シーズンからどうぞ。相当長いとは思いますが。