淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「満島ひかり・佐藤健ダブル主演によるNetflix新作ドラマ『First Love 初恋』」。【93日後の春へ】

2022年11月30日 | Weblog
 寒くなってきた。
 今冬最初となる寒波が週末に掛けて襲って来るらしい。
 11月の下旬には必ず降って来る初雪も、今年はまったくなくて、これも気象台の観測が始まって初めてとなる記録らしい。どうなっているんだ?
 明日からはいきなり積雪となるということなので、こちらとしても身構えてしまう。

 11月26日付のブログでも意味深に紹介した「GOOD BYE APRIL」というグループの「Missing Summer」という曲がもう最高で、まるで角松敏生か山下達郎が作っているんじゃないかと思うほど、キャッチ―で爽やかなメロディと歌詞になっている。
 毎日毎晩、この曲をヘビロテしていて、現実の寒々とした風景との凄まじいまでのギャップに対して、めげてしまいそうになるほどだ。
 ああ、夏が恋しい!



 ということで、そんな寒い日々、家に籠って今夜も好きなドラマや映画を観て過ごす。
 なかでも今話題沸騰のドラマは、満島ひかりと佐藤健がダブル主演している「Netflix」の新作ドラマ「First Love 初恋」だろう。
 最近のランキングでもダントツの第1位である。



 「First Love 初恋」は、宇多田ヒカルの楽曲「First Love」と「初恋」にインスパイアされた純愛ラブストーリーで、90年代から今までの約20年間を交互に描く、全9話構成。
  舞台は北海道。女性タクシードライバーとして働く満島ひかりと、セキュリティ会社で警備員として働く佐藤健の、過去と現在が切なく交差する。



 一話を観るごとに二人の過去の経緯が分かってゆくという、少しミステリアスな展開にもなっていて、そこに宇多田ヒカルの「First Love」が素敵なタイミングで流れるので、切なさが倍増する。
 寒竹ゆりという1982年生まれの女性監督人が撮る映像も美しく、韓国ドラマやフランス映画を観ているような感覚にさえ襲われた。

 日本のドラマも進化しているな。
 お勧めです、Netflix新作ドラマ「First Love 初恋」。








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「街に冷たい雨が降っている。そして明後日からは雪警報で、ずーっと雪マークが続いている」。【94日後の春へ】

2022年11月29日 | Weblog
 昨日の夜は久しぶりにボクシング・ジムに顔を出した。
 前の職場の後輩が懲りずにずっと通っていて、「早くボクシング、再開してくださいよ」とのラインが届いたからだ。
 ジムのオーナーが「いやあ、久しぶりです。いつから来ます?」と笑い掛けてくる。今お世話になっている教育機関の高校のボクシング部の生徒も流れる汗を拭きながら寄って来て、「お久しぶりです」とお辞儀をしてきた。高校ボクシング全国大会で準優勝した選手で将来の有望株のボクサーだ。
 いやあ、青春だねー。
 こうなると来年からまた通うしかないなと心を決める。この歳になって、もう殴り合いでもないんだけど・・・。



 家に帰って「ネットフリックス」で「ファースト・ラブ 初恋」の第4話を観て眠りについた。
 ところがまた真夜中に目が覚めた。
 言いようのない、漠然とした不安が襲ってくる。世界の中で自分だけが取り残されているような感覚・・・。それでも悲観的なことを考えないようにして無理やり目を瞑った。
 なんとかなる。なんとかなる。なるようにしかならない。なるようにしかならない。と。



 火曜日も午後から雨がぽつぽつと落ちて来る。
 今日は「ゼミ」で3年生たちを連れて、青森市内の主要なエリアを周りながら「まちづくり」の講義をした。
 中心市街地、市内の大きな団地群、既成市街地、郊外にある市街化区域の現状・・・。雨が降る中、車で丁寧に回って説明をした。



 「ゼミ」の授業が終わって一息つく。熱い珈琲が美味い。
 それにしても、この圧倒的な虚無感はなんなんだろ?
 いかん、いかん。
 気持ちを切り替えよう。

 もう本当に俺には残された時間がないんだって!












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「森保ジャパン、0-1でコスタリカに敗れる。そんな嫌な気分を『パリス・マッチ(paris match)』で紛らわす」。【95日後の春へ】

2022年11月28日 | Weblog
 日曜日の夜、6時からBSPで「鎌倉殿の13人」を観て、そのままテレビ朝日系のサッカー中継に切り替える。
 今日も勝つでしょ。そう思って余裕でテレビを観ていたら、攻めに攻めても一向にゴールを決められない森保ジャパンに対して段々と苛立ちが募ってくる。
 圧倒的なシュート数を決めているのになんかチグハグなプレーに終始する日本。後半に突入したら、コスタリカに試合終盤のワンチャンスを決められ、結局0-1で敗れてしまった・・・。



 あーあ。
 ムシャクシャしてきたので、気持ちを鎮めようと音楽を聴く。
 男女2人組の「パリス・マッチ(paris match)」、そのカバー企画「OUR FAVOURITE POP」の第二弾である。
 前回は洋楽のカバーだったけれど、今回は邦楽編だ。

 今回のカバー・アルバム、選曲がなかなかいい。
 山下達郎の「あまく危険な香り」に始まって、高橋真梨子の「真昼の別れ」、そして前のアルバムにも入っていた、サーカスの「ミスターサマータイム」などなど全10曲の構成だ。
 中でも、初めて聴いた濱田金吾の「夜風のインフォメーション」がとにかく素晴らしい出来栄え。

 アルバム・タイトルを「OUR FAVOURITE POP Ⅱ ~TOKYO STYLE~」と謳っているように、都会的で大人っぽい仕上がりだになっていて、BGMで流しているだけで心が和んでくる。
 さすが、「パリス・マッチ(paris match)」、ハズレがない。でも、なぜかいまいちブレイクしないんだよなあ。
 コアなファンはかなりいると思うんだけど・・・。不思議である。



 コスタリカに敗れてしまった日本。あとはスペインに勝つしかない。
 落ち込んでいた気分がちょっとだけ上向いた。
 「パリス・マッチ(paris match)」の「OUR FAVOURITE POP Ⅱ ~TOKYO STYLE~」のおかげだな。







 






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「さよなら、松村雄策さん。あなたの『ロッキング・オン』でのビートルズ愛が滲み出ている文章が凄く好きだった」。【96日後の春へ】

2022年11月27日 | Weblog

 もちろん一度も会ったことなどない。すべて、「ロッキング・オン」で連載していた音楽エッセイやアルバム評や、単行本になった書籍を買って読んできたに過ぎない。
 そんな大好きだった音楽評論家でアーティストの松村雄策さんが亡くなった。2022年3月12日、永眠したのである。
 松村雄策さんは1951年東京生まれ。雑誌「ロッキング・オン」の創刊時から深く関わり、渋谷陽一氏との親交も長く共作もある。バンドを組んでプロデビューしてアルバムもリリースしている。
 ここ数年はずっと闘病生活を続けていたようで、「ロッキング・オン」に載らない時期も結構あって、心配していた。
 その松村雄策さんの遺作エッセイ集が出た。
 タイトルは「僕の樹には誰もいない」である。ビートルズの「アクロス・ザ・ユニバース」の歌詞から取ったのだとか。
 「僕の樹には誰もいない」は松村雄策さんが闘病中にタイトルを決めていたという10冊目のエッセイ集ということになる。これまでの9冊も全部読んできた。
 本の内容は、いつものビートルズやフーやキンクスの音楽を俎上にのせながら、自らの私生活を綴ってゆく。
 これがまたいい。優しくて素直な文体が心に沁みる。本当に沁みる。
 死期が迫っていることを自覚しながらも、ポールやジョンのことに触れる文章を読んでいると、目頭が熱くなってくる・・・。

 誰もがいつかは死んでゆく。
 自分もそうだろう。いつかこの世界から消えてゆく。
 もうこの歳になると、半分は居直りのような不思議な感情も生まれたりするからおかしなものだ。
 辛くて苦しい毎日だけれど、ぶざまに生きてゆくしかない。
 一日一日を丁寧に、そして優雅に。それがカラ元気だったとしても、そうやって虚勢を張って前を向いて走り続ける。ほんと、それしかない。

 合掌。








 





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「Missing Summer」

2022年11月26日 | Weblog

    強い風に吹かれて 空高く舞い上がれば すべて忘れ去れるか

    壊れた世界のままで ゼンマイを無理矢理巻いて

    ひび割れた夏が行く


                        「GOOD BYE APRIL」



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「遂に完結! 『ウォーキング・デッド』が大団円。スター・ウォーズ『キャシアン・アンドー』もシーズン1終了」。【97日後の春へ】

2022年11月26日 | Weblog
 土曜日。
 朝、太陽が眩しくて気持ちが良かったのに、午前10時を過ぎた辺りからいきなり分厚い雲に覆われてきて、雨が降り出し雷まで鳴っている。
 本当は10時半からの「ヴィンサヤヨガ」を予約していたのだけれど、ドタキャンした。行くのが面倒くさくなったのだ。まあ、そういう日もあるってば。

 「アマゾンプライム」も「ネットフリックス」も「Disney+」も、これまで観続て来たシリーズものを全部観終えてしまったので、暫くは「箸休め」ということに決めた。



 そんな中で一番感慨深かったのが、「ウォーキング・デッド」だろうか。
 なんと、シーズン開始から12年と全169エピソード という長きに渡るドラマだった。観終えて感無量。
 「Disney+」で「ウォーキング・デッド シーズン11」パート3の最終回のエンドロール が流れ出した時は、少しグッときてしまった。12年である。全169話である。しっかし、よくみたもんだ。

 ただし、これまでに張り巡らされて来た数々の伏線がすべて回収されたわけじゃない。謎のまま残っているものが多い。
 ということで、何本かのスピンオフ作品が待機しているらしい。
 まず、「ザ・ウォーキング・デッド:デッド・シティ(原題) / The Walking Dead: Dead City」。全6話予定。
 主役の一人であるマギーと彼女の夫の仇でニーガンが荒廃したマンハッタンをサバイブするストーリーだとか。
 続いて「ダリル・ディクソン(原題) / Daryl Dixon」。
 ドラマの一番人気、ダリルの活躍を描いてゆく。
 そして、ドラマの途中でいきなり姿を消し、シーズン11の最終話で突然現れた、本来の主人公であるリックとミショーンの物語もスピンオフとして控えている(だったら、本編でちゃんと整理整頓してほしかった気もしますが・・・)。

 ただ、言えることは、「ウォーキング・デッド」はとても面白いドラマだったというその厳然たる事実である。
 これまで観て来た海外ドラマの傑作5作品に入ると思う。個人的に。
 とにかく面白かった!



 そして、同じ「Disney+」の「スター・ウォーズ」スピンオフ、「キャシアン・アンドー」のシーズン1も完結した。
 ドラマの後半、ちょっとグダグダしてきて失速した感もあるけれど、まだ物語自体が道半ばであることから、そこは大目にみよう。
 続く「シーズン2」に期待するしかない。



 さて。それじゃあ、次、何のドラマに取り掛かろうかな?













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「FIFAワールドカップ・カタール大会で日本が強豪ドイツに2対1で逆転勝利!」。【98日後の春へ】

2022年11月25日 | Weblog
 今日は一日中穏やかな天気に恵まれた。
 でも週間天気予報を見てみると、来週の中盤から「雪」マーク。遂にこの街にも冬将軍がやって来るんだ。それも新聞等によると、今冬は去年に引き続いて寒くなるらしい。そうなると、雪も多いんだろうか?

 なんとかまた、この冬を耐えながら生きてゆくしかない。でもそう考えるとあまりにも癪なので、どうせ約3か月間を過ごすのならそれなりに楽しく暮らすほうが得策だと気持ちを切り替える。というより、そんな冬なんかに負けたくない。
 そうだ。カラ元気だろうがなんだっていい、冬自体を楽しもう、時間がないんだ人生は。



 休日23日の水曜日の夜は、遂に始まった「FIFAワールドカップ・カタール大会」日本対ドイツ戦の模様をテレビで観る。
 グループE初戦に挑む日本代表が、なんと、優勝4回を誇るドイツ代表に2-1で勝ったのである。
 前半戦を観ていて、「こりゃあ、ダメかも」と思って落胆していたら、前半0-1で折り返した日本、後半から3バックに変更した途端、俄然良くなってきた。
 30分に堂安が、そしてその8分後の38分には浅野がゴールを奪う。
 これで決勝トーナメント進出も夢じゃなくなった。27日のコスタリカとの第2戦が楽しみだ。



 ということで、昨日も夜も日本の逆転ゴールシーンが観たくて、NHKの9時のニュースに始まって、テレ朝「報道ステーション」、TBSの「ニュース23」と連続して観続けていった。
 当然、同じシーンが繰り返されるだけなのだけれど、やっぱり何度観ても飽きるということがない。胸がスカッとする。



 そして今日も朝から新聞のスポーツ記事に目を通す。
 今日が4年ゼミ生の「卒業論文」締切日なので、何かあってはいけないと思い、一日中「研究室」で仕事をしながら控えていた。
 初冬の青空が広がっている。
 ポットで沸かしたインスタント・コーヒーを飲みながら、独りおにぎりを頬張りサラダを食べた。



 さあ。北国の冬に備えよう。

















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「桑田佳祐のベスト・アルバム【いつも何処かで】を聴く11月24日木曜日は朝冷たい雨が降る」。【99日後の春へ】

2022年11月24日 | Weblog
 「朝日新聞」へのアルバム・リリースに向けての全面ぶち抜き広告にもビックリしたけれど、遂に出ました、桑田佳祐のベスト・アルバム「いつも何処かで」。

 正直に言っちゃえば、桑田佳祐のソロより、「サザン・オールスターズ」の新しいアルバムが本当は聴きたかったのだけれど、まあそれも仕方がない。
 今作は35曲2枚組のベストアルバムである。
 そしてこれまでの楽曲に加え、「平和の街」と、「時代遅れのRock'n'Roll Band feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎」の新曲2曲も入っている。



 「若い広場」から始まって、作家の伊集院静氏も「朝日新聞」のアルバム全面ぶち抜き広告に寄稿していた「なぎさホテル」で終わるという、まさしく桑田佳祐の集大成と言える2枚組となっている。

 全曲聴いてみて、確かに悪くはない。
 ヒットした「いつか何処かで (I FEEL THE ECHO)」、「 波乗りジョニー」、「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」、「MERRY X'MAS IN SUMMER」、それから「BAN BAN BAN」や「白い恋人達」まできちんと網羅されている。
  「ユニクロ」のCMで何度も何度も流れている「明日のマーチ」も。

 でも個人的には、「可愛いミーナ」(6曲目)だとか、同じベスト盤の「I LOVE YOU -now & forever-」に入っていた「カフェ・ヴリュ」なんかの、70年代のフィリー・ソウルっぽいというか、ミディアム・ポップな甘めの楽曲が大の好みなので、どうしても比較すると前作2012年のベスト・アルバム「I LOVE YOU -now & forever-」のほうに軍配を上げてしまう。
 それに、ダブっている楽曲も何曲がある。仕方ないのだけれど。



 それにしても、この人もまたワーカホリックな音楽人生まっしぐらのアーティストである。ここまで次々と曲を提供し続ける音楽家も珍しい。才能が尽きるということがない。羨ましい。
 そして、彼の向紡ぎ出す楽曲の基底に流れているのは、「湘南」、「ヨコハマ」という独特の「風土」である。これには敵わない。それは「クレイジー・ケン・バンド」の横山剣にも言える。匂いがプンプンとしてくるのだ。ここが大きな強みだろう。

 青森に育ったことで染みついている匂いとは、まったく異質なものだ。







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「いいことがあれば、悪いことがある。こうして人生はまた続いてゆく」。【100日後の春へ】

2022年11月23日 | Weblog

 「ああ、今日はなんていい一日だったんだろう」・・・とまでは思わなくても、煩わしい事など一切起こらず、とても静かで落ち着いた、そんな一日が人生の中にはある。
 まあ、一年の内で何日か指折り数える程度しかないだろうけど・・・。



 でも、仮にそんな素晴らしい一日であったとしても、心の中を不安の風が不意に吹き抜けたりすることもまたあったりする。
 「こんな穏やかな一日なんてそんな続くはずないじゃないか。必ず、明日になればなったで、色んな嫌な事や面倒臭い案件が次から次へと降りかかって来て、俺の心を悩ませ続けるに決まってる」のだと。



 そうなのだ。
 毎日がすべて満たされ、充実していて、幸福感で満たされる・・・そんな日なんてあるはずがない。春夏秋冬、そんな日が続くなんて絶対ありえない。
 楽しい日があれば、その何倍もの数の辛くて哀しい日があり、面倒で煩わしくて気の滅入る日々は、これからもずーっと続いてゆく、人生ってもんは。



 数週間前、何日か「凪」のような穏やかな日が続いた。とても久しぶりのことだった。
 日中の仕事を終え、車を駐車場から出し、最近系統づけて処女作から順番に聴いている「キング・クリムゾン」を流しながら夕方のラッシュアワーに紛れ込んだ。
 家へと帰り、夕食を摂り、いつものように「スポーツ・ジム」に行って汗を流し、サウナとお風呂に入って夜空に輝く星たちを眺めながら空いている夜9時過ぎの国道を走った。



 とても穏やかで充実した時間だった。
 ほんの少しだけれど幸せな時間に身を任せた。夜もすんなりと眠りに落ちることが出来た。お月様が綺麗な夜空にぽっかりと浮かんでいた。
 ところがその翌日から、案の定、また幾つもの気の滅入るような嫌な出来事が雪のように降ってきた。
 やっぱり、そうきたかぁ・・・。
 いいことがあれば、悪いことがある。こうして日々はまた続いてゆく・・・。これが人生だ。


 
 なんにも起こらない、ただただ平凡な一日、これこそが真の幸福たる一日だろう。心からそう思う。
 こうしてまた、重たい荷物を背負い込み、直ぐに終わってしまう幸せな一瞬のことを考えながら、まだまだ続く長い長い路を、歯を喰いしばり歩いてゆくしかほかに術などないのである。

 ああ。
 人生とはかくも苦しいものなのか・・・。














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