淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「イカゲーム」が現在世界的な大ヒットを飛ばしているけれど、この「バカボンド」もまた250億ウォンの製作費をつぎ込んだアクション大作!

2021年10月31日 | Weblog
 世界中で視聴ランキング第1位。すでに1.4億視聴を越えた「Netflix」配信の韓国ドラマが「イカゲーム」だ。
 この大爆発、「Netflix」における過去最大のヒットとなったようだ。

 確かに面白い。
 一話当たりの時間も韓国ドラマってかなり長いんだけど、この「イカゲーム」は1時間以内に抑えられていて、スピーディーに展開することもヒットした一因だろう。

 それに、主人公である冴えない中年男ギフンに、地下鉄のホームで「メンコ勝負をしませんか」と話しかけて、謎の「イカゲーム」に参加させる謎のサラリーマンを演じたのは、映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」や大ヒットドラマ「トッケビ」のコン・ユだし、なんと、イ・ビョンホンまでがカメオ出演していた。

 こうなると、「Netflix」で観る韓国ドラマの充実度には驚嘆せざるを得なくなる。とにかく観るドラマ、観るドラマ、そのどれもが面白いのだ。
 毎晩、遅くまで韓国ドラマを観続けてゆく羽目に陥っている。

 そして、今観ているドラマが「バガボンド」。ただ、日本のこれまた有名な漫画である、あの「バガボンド」とは全く内容は違うものだ。
 韓国ドラマ「バガボンド」は、旅客機墜落事故で甥を失ったチャ・ダルゴン(イ・スンギ)が、実はその事故が国家の陰謀によるものだったことを知り、その巨大な組織に立ち向かう姿を描いてゆく。
 なんと製作費が250億ウォン。
 それに見合う過激なアクション・シーンが、毎回毎回繰り広げられる。まるで映画並みである。

 今回のシーズン1に続いて、現在シーズン2の構想が練られているようだ。
 どこまでこの韓国ドラマの快進撃は続くんだろう?









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「秋の終わりの暖かい日差しが降り注ぐ十月最後の土曜日、その爽涼と静謐」

2021年10月30日 | Weblog
 十月最後の土曜日は清々しい爽涼感に包まれたような大気に街が覆われている。
 いつものように、深い眠りにつくことが出来ず、真夜中、そして明け方、何度か目が覚めた。
 なので、今日もぼーっとした感覚が抜けぬまま蒲団の中から飛び起きる。

 11月最後の週末、約2年半ぶりに東京へ行こうとスケジュールを立てていたのだけれど、26日の金曜日がちょうど「卒業論文」の締切日となって、あえなく断念。
 いつになったら東京に行けるんだろう?

 朝起きて窓から外を眺めたら、青空が広がっていて、太陽が眩しく照っていた。
 午前10時半からジムで「ヨガで肩関節」のエクササイズを取っていたので、車を出す。
 ヨガは満杯だった。
 休日の朝に行うヨガもまた気持ちがいい。
 終わってお風呂に入り、お昼前にはジムを出た。

 コンビニに寄っておにぎりと珈琲を買い、車の中で食べ、16時間ぶりに胃の中へと放り込む。
 そのまま大学へ。仕事が溜まっていて、平日だけじゃ追いつかなくなってしまったのだ。

 誰もいない棟の6階までエレベーターで上がり、研究室のドアの鍵を開け、暖房を付けてパソコンに向かう。
 いつもの「雪片付け」だ。優先順位をつけて高い順から片づけてゆく。溜まったら片づけ、また溜まったら片づける・・・。それしかない。

 月曜日の授業で使う「パワポ」をもう一度読み直し、学生たちに配る新聞の切り抜きを人数分コピーし、メールを全部チェックし、必要な部分をプリントアウトする。

 6階の窓から、秋の終わりの暖かい日差しが、鮮やかに紅葉した木々に降り注いでいるのが見えた。
 黄色や橙色に染まった葉が、気持ちよさそうに秋の爽やかな風に揺らめいている。

 最近、死ぬことを考えている自分がいる。そのことが頭から離れず、ピッタリと頭の中にこびり付いている。

 明日はないと思え。
 今日しかもうないんだと心に決めろ。
 じゃないと、またいつものように、怠惰と惰性と虚無の海にドボンと投げ込まれるぞ。








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もうすぐ冬が来る。そしてクリスマス。まだ少し早いけどノラ・ジョーンズのクリスマス・アルバム「アイ・ドリーム・オブ・クリスマス」。あったかいです。

2021年10月29日 | Weblog
 いつも書いてきたけど、季節の中で一番嫌いなのが冬だ。特に、北国の凍れる冬。これが鬱陶しい。暖かい雪のない土地に逃げ込みたくなる。
 それから、クリスマス、これも大嫌いだ。なんで、あんなにみんなして騒ぐんだろう。別に楽しいなんて思わない。世の中にはそんなクリスマスを寂しげに遠くから見つめている人間だっているだろうに。

 でも、音楽の世界では、そんなクリスマスにターゲットを絞った、あるいはイメージして作られた曲やアルバムが数多存在する。
 まあ、それはそれで仕方がない。

 ノラ・ジョーンズがニューアルバムをリリースした。
 これがなんとクリスマス・アルバムなのだ。
 タイトルは「アイ・ドリーム・オブ・クリスマス」。

 オリジナルとカヴァー曲を散りばめ、「ホワイト・クリスマス」や「クリスマス・ワンダーランド」なんかの名曲をジャジーに歌い上げている。
 なぜ今、あえてクリスマス・アルバムを制作したのかというと、新型コロナウイルスが蔓延している世知辛い世の中で、今年こそはホリデイにみんなが集まれることを願う気持ちを作品にしたかったらしい。
 どうりで、「ア・ホリデイ・ウィズ・ユー」なんていう曲も入っているわけか。

 今作も、スモーキーで艶っぽいヴォイスは健在で、落ち着いたジャズ・ヴォーカル・アルバムに仕上がっている。
 
 まだ少しクリスマスには早いけど、ノラ・ジョーンズのクリスマス・アルバム「アイ・ドリーム・オブ・クリスマス」。あったかいです。

 ああ・・・雪がまた降るのかあ・・・。







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「助けて…」と言えない・路地裏に立つ女性たち

2021年10月28日 | Weblog
 新宿歌舞伎町の路地裏に何人もの女性たちが、秋の冷たい夜風に震えながら立っている。
 夕方から朝方まで約半日ずーっと立ち続けている女性も数多くいるらしい。お腹がすくと、コンビニでおにぎり一個だけ買い求め、それで飢えをしのぐのだという。

 彼女たちは街娼である。
 立ちんぼして、言い寄って来た男性とラブホに入り、身体を売って収入を得るのだ。
 それでも交渉して得たお金は1万円程度だ。住む家もないので、狭いインターネット・カフェで寝泊まりし、そこで洗濯もする。

 昨日の夜(10月27日)、NHKの「クローズアップ現代」、「助けて…」と言えない・路地裏に立つ女性たちを観た。
 何とも言えない、暗い気分に襲われた。もちろんボカシが入っていたけれど、衝撃的なシーンもかなり映し出されていた。
 そこは、さすがNHKだと思った。切り込み方が違う。

 番組は、歌舞伎町で自らの肉体を差し出す女性たちにカメラを向けてゆく。
 去年の秋から歌舞伎町に立ち始めた女性は、ある地方の食品工場で非正規労働者として働いていたのだが、コロナ禍でシフトを大幅に減らされ、家賃の支払いも出来なくなり、歌舞伎町へと流れてきた。
 路地裏に立って手にするお金は月に10万円! そのうちの3万円を病気の親へ仕送りしている。

 また、別の女性は、夫の暴力に耐えられず着の身着のままでこの街へ逃げて来たのだけれど、残してきたまだ幼い子供のことが気がかりだといって泣く。
 高校卒業後、コンビニなど非正規の仕事をしてきたのだが、生活が苦しく、日払いで収入が得られる風俗店で働くようになり、それもコロナ禍で稼げなくなって、仕方なく街娼をしている女性も番組の中には登場する。

 格差がますます広がっている。
 このコロナ禍の影響で特に女性の雇用が脅かされていて、特に非正規労働者たちが酷い。
 解雇された非正規労働者のうち、約7割を女性が占めているのだ。

 金銭などを得る目的で不特定の相手と性行為を行うことなどは売春防止法によって禁止されているのだが、逮捕されるのは女性の側で、性を買う側の男性は免れる。

 富めるものと、それとは真逆な、貧しさに怯えるものがいる。
 現在、日本は様々な分野で他国に次々と追い抜かれていて、豊かさ指数のランキングにおいても他の先進国に次々と追い抜かれている。
 たとえば香港は、平均寿命において日本を抜いて現在では世界1位となった。

 日本は瀕死の危機に直面している。
 それに対して誰もがあまりにも無自覚だ。







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「 A Day in the Life」

2021年10月27日 | Weblog
 朝7時過ぎに起きて何も食べず玄関先に挟んであった新聞2紙を鞄に入れ、重いシャッターを上げて車を出した。
 車内のテレビを点けてテレ朝の「グッド! モーニング」を聴きながら、ハンドルを握る。それなりに暖かい。空には秋の青空が広がっている。
 テレビでは昨日の夜のニュース番組同様、小室圭氏と眞子さまの結婚記者会見の模様をしつこいくらいに流し続けていた。

 CMが入った。
 笑顔の男性老人が孫の女の子と縁側のような場所で幸せそうに会話をしている。
 妻がまた働き始めたらとても明るくなったんだよというような趣旨の話を孫の女の子に語り掛け、さらに次のシーンでは、自分もまた働きに出掛けたことで人生がとても充実してきたんだと爽やかな表情を浮かべ、そこでこのCMは終わる。

 このCMが流れるたびに、なんとなく苛つく自分がいる。ムカつく自分がいる。
 なんなんだろう?

 そうかあ。老体に鞭打ってまた働きに出ることで新しい自分に出会い、人生への充実感がまた生まれてくる?
 嘘だろ?

 CMの中の初老の男性は、働き出したことで、いかにも素晴らしい人生がまた目の前に開け出したとでもいうように、満面の笑顔を浮かべて孫の女の子に語り掛けていた。
 会社の役員だとか、それなりの地方企業のトップ・クラスならそうかもしれない。高い報酬を貰い、安定的な余生を送れるだけの基盤が出来ているだろう。仕事自体も面白くて毎日が楽しいに違いない。安心した毎日を送ることができるだろう。
 でも、一般の人間はそうはいかない。もっと仕事をし続けることに躊躇し、疲労感は溜まってゆく。

 60歳を過ぎた定年男性がまた敢えて仕事を見つけて働き出すとしても、僅かな年金を補完する程度の月収しか得られない。
 もちろん、「いやいや、お金が欲しいんじゃない、仕事をすることでの充実感が欲しいから仕事を新たに始めるんだ」、そういう考え方だって確かに存在する。否定はしない。これはこれで正しいし、批判なんて出来ない。
 
 でもなあ。朝、こういうCMを見せつけられると、「働け、働け!」、「お前も生産性を産み出すための歯車になれ!」と、誰かが裏で笑っているみたいで、すんごくイヤーな気分になっちゃうんだよなあ。
 これって、あまりにも穿った見方で、あまりにも極端でシニカルな考え方なんだろうか?

 本音言うと、仕事なんてしたくないもんね。出来るなら。
 好きな趣味に溺れ、ひたすら自由な時間を泳ぎたいもんねえ。
 それが出来るのならば・・・。

 ・・・なんてことを考えながら、運転しながらテレビのスイッチを切る。
 朝の八甲田連邦の頂上には真っ白な雪が積もっている。郊外に延びる幹線道路の脇に、鮮やかな紅葉に輝く木々が目立ってきた。
 気持ちのいい朝日を浴びて公園を散歩する初老の女性がいた。

 USBに入れてあるアルバムの中から、ウェス・モンゴメリーの「 A Day in the Life」をチョイスして車内に流した。
 ビートルズや「男が女を愛する時」なんかのポップス・ナンバーをカヴァーしたjazzアルバムだ。

 朝日に、ウェス・モンゴメリーの心地よいギターの音色がゆっくりと融けてゆく・・・。







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あらら、久しぶり。サンタナの最新アルバム「Blessings And Miracles」。うーむ・・・確かにヴァラエティに富んではいるけれど・・・。

2021年10月26日 | Weblog
 ラテン・ロック(もうこれさえ死語か)の雄、あのサンタナの最新アルバム「Blessings And Miracles」を聴く。
 大ヒットした「Smooth」のロブ・トーマスとコラボしたシングル曲「Move」もしっかり組み込まれてはいるけれど、「Smooth」のほうが数段上だ。

 今作はかなりヴァラエティーな楽曲で構成されていて、ヘビーなメタル曲もあれば、チック・コリアと組んだ曲もあり、はたまたスティーヴ・ウィンウッドがヴォーカルを務めた「プロコル・ハルム」の往年の名曲「青い影」なんてのもあったりする。

 もちろん、ラテン・フレーバー溢れるいつものサンタナ節も最新アルバム「Blessings And Miracles」では聴かせてくれるのだけれど、ちょっと散漫。
 平均点は当然超えていますが・・・。








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「死ぬ時が来たら死ぬしかない。だから、生きたいように生きさせてくれ」

2021年10月26日 | Weblog



    I’m the one that’s got to die when it’s time for me to die,so let me live

    My life the way I want to.

                     「ジミ・ヘンドリックス」


     だよね・・・。






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「 I'm sick of everything!」

2021年10月25日 | Weblog
 何もかもが鬱陶しい。何もかもが面倒くさくて億劫だ・・・。
 そんな日。

 ムシャクシャして、仕事帰り、街中を遠回りしてドライブした。
 夕暮れ時が速くなり、行き交う車はみんなヘッドライトを点けている。

 小学校の校庭で子どもたちがサッカーの練習をやっていた。もう夕方5時過ぎということもあって、周りはほとんど暗くなっている。
 そんな薄暗いグランドで、子どもたちはみな、必死でサッカーボールに食らい付いている。

 サッカーのユニホームが夕暮れの冷たい風に少し揺らめく。グランドの脇では、お母さんたちが寒さに震えながらも優しい笑顔で子どもたちのプレーを見守っている。

 やがてこの子たちも大人になってゆく。
 恋愛をし、哀しい失恋をし、就職をして組織の中にどっぷりと浸かってゆく。裏切りにあい、絶望し、周りの人間たちとの関係性に疲れ果て、それでも家族たちのために歯を食いしばってなんとか生きてゆくに違いない・・・。

 人生は苦の連続だ。その苦悩の果てに、やっと小さな幸せを見つけてみたりする、ただそれだけの人生に終始する。
 てっぺんへと登り詰め、満足の行く充実した人生を送る人間なんて、ほんの一握りに過ぎない。
 
 ふと、空を見上げた。

 暮れかかった空に浮かぶぶ厚い雲の絨毯に、隠れた月の光がぼんやり漏れているのが見えた。








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「arc-en-ciel」

2021年10月25日 | Weblog
 虹を見た。

 とても綺麗な、そして見事な虹が市内東側の空に美しいアーチを描いていた。
 思わず写真におさめようと、慌ててスマホを取り出しじっくり写そうとしたのだけれど、濃厚な七色に輝いていたその虹が直ぐ消えそうになり、慌ててシャッターを切ったら、結局数枚しかスマホには残せなかった。

 最近めっきり寒くなり、先日も、雨が降ったと思ったら突然晴れ間が覗き、晴れたと思ったら今度は急にみぞれ混じりの氷雨が落ちてきた。
 晩秋である。
 そしてそんな10月も終わろうとしている。

 テレビのコマーシャルも、暖房器具や除雪機やスタッドレス・タイヤで溢れてる。
 来月は11月。この街に雪が降る。
 あの、長い長い長い冬がこの街にやって来るのだ。

 あと、何年生きられるんだろう?
 10年? それとも20年?

 人生100年時代だなんて嘘っぱちだ。
 誰もが100歳まで生きてゆけるわけなどないし、仮に何とか100歳まで生きたとしても、それまで何の病気にも事故にも遭わず、いきなりそこで大往生してポックリなんて死ぬわけがない。
 老いてゆく過程で必ずや何がしかの病気に罹り、少しずつ体力は衰え、寝たきりになったり痴呆になったりしながら、右往左往する中で死んでゆくのである。
 苦しみと年齢とは間違いなく比例する。

 この街の冬は、いつも心を荒くさせる。
 毎日降り続ける雪が、心まで凍らせてゆく。
 
 





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80年代前期、お洒落なbarではとにかくBGMで流れていた。グローバー・ワシントン・JR「Winelight」。「Just The Two Of Us(クリスタルの恋人たち)」、やっはり名曲!

2021年10月24日 | Weblog
 80年代前期、お洒落なbarに女の子と2人で行ってカウンター席に座り、美味しいカクテルを頼んでふと耳を澄ますと、必ずといっていいくらい、グローバー・ワシントン・JRのアルバム「Winelight」がBGMで流れていた。

 アルバム「Winelight」は全米アルバムチャートの5位にランクされるほどの大ヒット! 
 フュージョンというかクロスオーバー・ミュージックというジャンルもまた一大ブームに。

 特にこのアルバムから、ビル・ウィザースのヴォーカルがフューチャーされた「Just The Two Of Us(クリスタルの恋人たち)」もすぐにシングルカットされて大ヒットを飛ばし、ビルボードのチャートで最高2位にランクされた。

 久しぶりにCD棚から引っ張り出して聴いているけど、やっぱり、いいね。
 懐かしいあの頃を思い出す。






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はっきり言ってジャケ買いです(笑)。エリック・アレキサンダーの「ジェントル・バラッズ」。でも夜聴くと、心が静かに解けてゆくのがよく分かる。

2021年10月24日 | Weblog
 アルバムの内容をきちんと知ったうえで普通はCDを購入するということが基本中の基本なんだけど、たまに、そのジャケットの素晴らしさから思わず買い求めてしまうアルバムというのも確かに存在する。

 僕で言えば、モントローズとかロキシー・ミュージックのアルバムの一部がそうだった。ほかにもたくさんありました。

 今回のエリック・アレキサンダーの「ジェントル・バラッズ」もジャケ買いでした(笑)。
 ところが聴いていると、なかなかセクシーで、夜の匂いがプンプンするアルバムだ。大人が聴くべきjazzの雰囲気。

 でも、ジャケ買いとはいったけれど、サックスの響きも色っぽく、秋の夜長に独り、部屋の中で静かに流すと心がゆっくりと溶けてゆく。そんな素敵な感じに包まれる。
 やっぱりjazzがいい。
 最近は車の中で流しているのも、そのほとんどがjazzのアルバムだ。マイルスが多いけど。

 深まる秋。長い夜。
 そこはjazzです。







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大石静が脚本を書いた、「嵐」の相葉雅紀主演ドラマ「和田家の男たち」(テレビ朝日)、その初回を観る。うーん・・・どっちの方向を向いてるのかがイマイチわからない。

2021年10月23日 | Weblog
 「嵐」の相葉雅紀が主演を務める連続ドラマ「和田家の男たち」(テレビ朝日系)の初回が10月22日金曜日の夜放送された。
 ふとしたことから、長い間疎遠になっていた義理の父親と祖父と出逢った主人公が、またまた一緒に暮らし始めるところからドラマはスタートする。
 相葉雅紀がネットニュースの新人記者、父の佐々木蔵之介がテレビ局報道マン、祖父の段田安則が新聞記者という「マスコミ一家」の「和田家」を描くホームドラマである。

 脚本が大石静なのだが、美味しそうな家庭料理の数々をさりげなくドラマの中で紹介したり、昨今のマスコミ批判を会話の中に散りばめたりと、それなりに丁寧に作られてはいるのだが、なんか散漫で、まとまりがない。
 いっそ、ほのぼの系のゆったりドラマに絞ったほうがいいと思うのだが・・・。

 祖父の段田安則が、皮肉で辛辣な言葉を機関銃のように発し続けるのだが、これまた結構ウザったくて気に障る。
 もうちょっと緩ーく流れて欲しい。






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ダニエル・クレイグ最後のボンド、映画「ノー・タイム・トゥ・ダイ」を観る。これって究極のラブ・ストーリーじゃん。

2021年10月23日 | Weblog
 観よう観ようと思いながら中々日程があわなかったけど、やっと観ることが出来ました、007シリーズ第25作目「ノー・タイム・トゥ・ダイ」。

 何せ、青森市内にあった大きなシネコンが今夏撤退してからというもの、アート系の「シネマ・ディクト」を除いて、ショッピング・モール内にある映画館一館だけになってしまったから、メジャーな新作映画はほとんど観ることが出来なくなってしまった。

 で、肌寒い土曜日、午前中「スポーツジム」でヨガと筋トレ系のエクササイズをこなして、そこから映画館まで車を飛ばした。

 現役を退いて、愛する女性と穏やかな生活を送っていたジェームズ・ボンド。
 しかし、魔の手は非情にも2人に忍び寄り、それまでの平穏な愛の生活に突然幕が下り、世界を滅ぼすほどの最悪な細菌を巡る過酷な戦いの中へと巻き込まれてゆく・・・。

 ダニエル・クレイグが5度目となるジェームズ・ボンドを演じ、イギリス諜報部のMにレイフ・ファインズ、そして、「ボヘミアン・ラプソディ」のフレディ・マーキュリー役でアカデミー主演男優賞を受賞したラミ・マレックが今回の悪役だ。
 監督は、日系アメリカ人キャリー・ジョージ・フクナガ。ということから、畳の部屋が出てきたり、ボンドが正座で土下座したり、日本庭園っぽい造りが出てきたり・・・。

 これから観る人もいるだろうから、ネタバレだけは避けたいけれど、とにかくラストは衝撃的だ。ほんと、びっくりした。そう、きたか!

 そして、エンド・ロールは、まさに感涙ものだ。
 映画の冒頭に「カジノ・ロワイヤル」で死んだ恋人のお墓に佇むシーンを入れたりしていたので、「うん? なんかありそう」と思いながら観ていたのだけれど、ラストのラストで、ボンドが結婚する「女王陛下の007」の中にとても効果的に流れていたルイ・アームストロングが歌う「愛はすべてを越えて」が、今作のエンド・ロールにも流れるのだ!

 そうかあ、「女王陛下の007」へのオマージュね!
 確かに、物語もちゃんと繋がってました。さすがです。








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ジェームズ・スペイダーが主演しているクライム・アクションTVドラマ「ブラックリスト」シーズン8をやっと観終えた。驚愕のラスト!

2021年10月22日 | Weblog
 どうも体の調子がイマイチぱっとしない。
 季節の変わり目だからだろうか? 夜も中々深い眠りにつけないし・・・。

 仕事の関係があるかもしれない。
 ストレスが溜まっている。かなり溜まってる。まあ、ここでは深くリアルな記述は出来ないけれど・・・。

 そうなると、当然ストレス解消策が必要だ。
 僕の場合は、ランニングかジムに行っての身体苛め。あるいは好きな音楽を聴くか、本を読むか。
 それとも、何も考えないで、深刻にならないようなドラマで憂さを晴らすか。

 で、全米ドラマ「ブラックリスト」シーズン8を最後の回まで観る。
 それにしてもこの犯罪アクション・ドラマ、既にシーズン8である。何年間、このドラマを追って来ただろう?
 シーズン1が始まったのが2013年だから、もう10年近く観続けて来たことになる。

 主演は、あの映画「セックスと嘘とビデオテープ」でデビューしていたジェームズ・スペイダーだ。もう「ブラックリスト」では禿げたおじさんですが・・・。

 ドラマは、世界中の犯罪者たちと裏取引をし、ブラックリストという極秘犯罪リストを持つ最重要指名手配犯のレイモンド・レッド・レディントンが、FBIに情報提供を申し入れ、FBI捜査官エリザベス・“リズ”・キーンらと凶悪犯罪者たちを追い詰めるというストーリーだ。

 とにかく、目まぐるしく物語は進んでゆくので、1シーズンでも見逃すと、ドラマの内容自体がまったく分からなくなってしまう。とにかく凄まじいジェット・コースター的展開なのだ。

 そして、シーズン8のラストは驚愕の展開!
 シーズン8だけ観てもストーリーは理解できないと思うので、そういう方は、億劫でもシーズン1からきちんと観ることをお勧めします。







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ドゥービー・ブラザーズの約11年ぶりとなるオリジナル・アルバム「リベルテ」を聴く。年取ったねー。でもスピリットは健在!

2021年10月21日 | Weblog
 アメリカの大御所バンド「ドゥービー・ブラザーズ」、「World Gone Crazy」以来、約11年ぶりとなるオリジナル・アルバム「リベルテ」がリリースされた。
 ところが、まだCD発売前だというのに、もうすでに「Amazon music」でその「リベルテ」が全曲聴けるというのだから、世の中は凄い!

 アルバム・ジャケットも、いかにもアメリカ・アメリカしていて「ドゥビー」らしいといえば「ドゥビー」らしい。
 サウンドそのものも、「ドゥービー・ブラザーズ」初期の土臭さがムンムンする、骨太な音作りに終始している。これはやはり、トム・ジョンストンが加わっているからだろう。

 知っての通り、「ドゥービー」は、カントリーやロックンロールを絡めた初期のハード・ロックなテイストと、マイケル・マクドナルドが加入してからのR&Bをベースとした都会っぽい洗練された音作りとに大きく分かれる。なので、前期が好きなファンと、逆に後期の音が好きなファンとが存在する。
 今回のアルバムは、トム・ジョンストンが中心のバンドということで、当然にして「ドゥービー」初期の王道をゆくアメリカン・ロック・アルバムに仕上がっている。

 つまり、70年代のアメリカ・ウエストコースト・ロックの匂いがプンプンしているのだ。カラッとした西海岸の青空を突き抜ける、そんな肯定的な音である。

 これはこれで大好きです。








 

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