淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

ビートルズの中で一番好きなのはやっぱりジョージ・ハリスン。そんな彼の「ジョージ・ハリスン スワンプ・ロック時代」(和久井光司)を読む。

2021年11月30日 | Weblog
 昨日の夜は「ジム」で「フローリング」のエクササイズを45分。
 薄っすら汗を掻いた。
 裸足のまま立って行うヨガと言ったら分かりやすいかも。
 前の職場で一緒だった女性も毎回「フローリング」に参加していて、彼女と始まる前にちょっとその職場の近況を聞く。
 うーむ・・・どこの組織も大変だ。色々あるなあ、どんな組織にも様々な問題が・・・。

 ジムを出たのは夜の8時。
 土砂降りの雨が降っている。真っ暗で見通しの悪い夜道を安全運転に徹しながら帰った。

 なんか、ビートルズの8時間ドキュメンタリー映画を観たからだろうか、急にジョージ・ハリスンのアルバムが聴きたくなって、「オール・シングス・マスト・パス」から年代順に聴いてゆく。

 ああ、そうだった。そういえば、買ったばかりの「ジョージ・ハリスン スワンプ・ロック時代」(和久井光司)があったんだ。
 ジョージのアルバムを聴きながら、「ジョージ・ハリスン スワンプ・ロック時代」を読んでゆく。

 ジョージが亡くなって没後20年である。
 もう、そうなったのかあ。まだ生きているような気がする。アーティストはたとえ亡くなったとしても、その作品だけは滅ぶことなく永遠に残ってゆく・・・。

 スワンプ・ロックのスワンプとは、アメリカ南部の湿地地帯のことだ。
 なので、スワンプ・ロックといえば、アメリカ南部から派生した「ルーツ・ミュージック」、いわゆる、ブルースだったりカントリーだったり、ゴスペルなんかが適度にクロスオーバーした、少し泥臭いロックのことを指す。

 歴史的名盤と呼ばれているジョージのソロ・アルバム「オール・シングス・マスト・パス」もまた、大きくはスワンプ・ロックとして語られることが多い。
 今回の「ジョージ・ハリスン スワンプ・ロック時代」は、ビートルズ関連本をたくさん書いてきた和久井光司氏の編集なので、かなり「深掘り」した内容となっていて、資料としても十分活用できる。

 ジョージ・ハリスンのファンももちろんそうだけど、アメリカ南部の音楽からインスパイアされているたくさんのロックの名盤が俎上にあげられているので、そっち系が好きな音楽ファンにもたまらないだろう、この本は。








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「凍える北風に晒されながら、寒空の下、自転車のペダルを踏んで7キロ先の仕事場へと向かう十一月最後の月曜日」

2021年11月29日 | Weblog
 日曜日の夜は、テレビを観て過ごした。
 いつものように、明日からまた始まる仕事のことが頭を過ぎり、ちょっとだけメゲそうになる。憂鬱な気分が襲って来る。もう、脳がそういう回路に固まっていて、日曜日の夜になるとまるでパブロフの犬みたいになっちゃうのかもしれない。
 でもなるべくダーク・サイドには落ちないように心掛け、7時から「NHKニュ―ス7」、7時半から「ダーウィンが来た!」、8時から「大河ドラマ 青天を衝け」、8時45分からまた「NHKニュース」。9時からチャンネルを変えてTBS「日本沈没ー希望のひと」、終わって10時はフジテレビ「Mr.サンデー」、途中からまたチャンネルを変えて、日テレ「真犯人フラグ」を10時30分から観る。

 今夜こそ、ちゃんと寝るぞと、11時半にはテレビを消して眠りにつく。でもいつもとおんなじだ。色んな思考が頭の中を巡り出して眼が冴える。それでもいつのまにか眠ってしまったようだ。朝の6時過ぎには目が覚めた。

 寒い。天気はそれなりにいいようだけど。雪は積もっていない。
 トイレに行って用を足し、歯を磨いて顔を洗い、着替えて外に出た。
 車庫のシャッターを開けて車に乗り込み、車のスイッチを入れて出そうとしたら、「きゅるきゅるきゅるきゅる」とまったく動かない。うんともすんとも言わない。バッテリーだろうか。たぶんそうだろう。
 なんとかしようと何度もアクセルを吹かした。時間はもうすぐ8時になろうとしている。時間が・・・。
 焦る。かなり焦る。

 朝から3年ゼミ生の面談がある。そのあと続けて韓国の留学生とのZOOMでの面談。午後は警察署のトップをゲストスピーカーに迎えての講義があって、お昼前からその準備をしなければならない。今日は日程がビッシリなのだ。
 仕方がないので、自転車を倉庫から引っ張り出した。とにかく行かなければ。時間がないんだ。今日、車で行くのは諦めよう。

 仕事場まで約7キロの行程だ。
 それにしても寒いな。朝の冷たい北風が吹いていて、自転車を漕いでいるともろに当たってブルブル震える。その震えが止まらない。
 なんなんだよ・・・ったく。
 ほんとツイてないな。なんでこうも色んなプチ不幸が襲って来るんだ?
 ああ、めんどくさ!

 いやいやいや。
 もっと生死を分けたギリギリのところで歯を食い縛っている人間なんてこの世にはたくさんいる。こんなのは屁みたいなもんだ。いや、吹けば飛ぶような、些細でどうでもいいことに過ぎない。

 郊外に出て1㌔以上ある登り坂を必死に漕いでいたら、少しずつ身体が火照って来た。ハアハアと白い息を吐きながら自転車を走らせる。
 八甲田連邦の峰に真っ白な雪が被っていた。

 35分で目的地に到着した。遅刻もしなかった。
 仕事が終わって帰りも当然に自転車を漕いで帰る。
 外はすっかり暗くなっていた。風がマジで冷たい。手がかじかんで、頬っぺたが凍みてきた。

 寒風に晒されながら川沿いを走っていたら、今度は途中で道に迷ってしまった。真っ暗でよく分からない。
 約1時間も掛かってやっとのおもいで自宅に着く。
 車庫を開けたら既に代車が用意されていた。
 
 それにしても・・・明日は何が起こるんだろ?







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やっと観終えたディズニー+「ザ・ビートルズ:Get Back」8時間。ラストのライブ・シーンでジョンが歌う「ドント・レットミー・ダウン」にちょっと目頭が熱くなった。

2021年11月28日 | Weblog
 3日間限定で配信された(っていうか、今朝「ディズニー+」見てみたらまだ配信中になっていましたが)、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督によるドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ:Get Back」8時間。
 連日一気見して、やっと最後の「part3」を昨日の夜に観終わった。

 やはり、ビートルズ最後のライブとなった、自社ビル屋上での4人揃い踏みのパフォーマンスは素晴らしかった。
 「ゲットバック」ももちろん良かったけれど、やはりジョンの歌う「ドント・レット・ミー・ダウン」は感動的だった。

 画面を観ながら、ジョンもジョージももうこの世にはいないんだなあと改めて思ったら、ジョンが寒々としたロンドンの空の下でポールと並んでギターを鳴らして歌う「ドント・レット・ミー・ダウン」に少し目頭が熱くなってしまった。

 映画を観終わって、無性にビートルズが聴きたくなり、今もまたこうしてパソコンに向かって文字を打ち込みながら、アルバム「レット・イット・ビー」を聴いている。
 そんな今日の日曜日は、朝から青空が広がった。

 いつもなら、午後から「ジム」で2セットの「エクササイズ」をこなすのに、今日は所用があってキャンセルした。
 新聞を眺めていたら、大きくコロナの新たな変異株「オミクロン株」の記事が載っていた。
 世界保健機関(WHO)によると、「過去の変異株よりも、一度コロナにかかった人が再感染しやすかったり、急速に広がったりしやすい可能性がある」とのコメントが。
 これも先進国が、アフリカ諸国にワクチンを回すよりも自国優先で接種対応して来たそのツケだろうと新聞には書いていた。

 第6波は必ずやって来る。
 世界規模の環境異変をも含め、歴史的な大転換期をいまこの世界は迎えようとしている。
 「じゃあ、どうすんだよ」と問われても解決策なんて見いだせないけれど、とにかく自分の半径数メートルで生じる問題をクリアしてゆくしかないだろう。

 ゴミは分別して無用な廃棄物は出さない、無駄を省き絶えず環境に配慮した行動を取る、他人を敬い人には優しく接する・・・。
 それにしても・・・半径数メートルで起こる問題の処理もまた、それなりに難しいことに変わりはないけれど・・・。








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「First snowfall」

2021年11月27日 | Weblog
 みぞれが降る冷え冷えとした昨日の夜は、「ザ・ビートルズ Get Back」(ディズニープラス)の「PART2」、怒涛の3時間を一気見した。
 名曲「ゲットバック」を、メンバーの面々がセッションしながら少しずつ完成品に近づく過程を克明に追った場面は凄かった。

 「ザ・ビートルズ Get Back」を観ていて思ったのは、何処の世界でも人間関係なんておんなじなんだと改めて再確認したことだろうか。
 どんなに仲のいい友人であっても、ましてやそれが趣味だったり目標だったり目的だったりが共通していたとしても、ちょっとした考え方や方向性の違いで、必ず喧嘩したり仲たがいしてしまうという、その厳然たる事実だ。

 ビートルズもまた、修復不可能な行き違いが生じて最後には解散をしてしまう。そしてこの約9時間にも及ぶ長編ドキュメンタリー映画は、そういう隠された部分にまでカメラは入り込み、観ている側へとあからさまに提示する。

 いよいよ明日の最終回は、伝説となったあの屋上ライブが観られるはずだ。
 やはりビートルズは凄いと思う。

 そんな今日の朝もまた朝から雨混じりの雪が降っている。
 遠くの山々には真っ白な雪が積もっている。
 今日と明日は個人的な所用があって、ジムはパスすることにした。
 確定申告もやらなきゃいけない。それから冬までには出版しようと思っていた「日本映画編」も、ほとんど原稿が進まずに滞っている。
 かなり、焦って来た・・・。

 しっかし。
 それにしても今日の朝刊を読んでいたら、去年の11月25日から12月16日の間、いわゆる政府が「勝負の3週間」と位置づけて国民に自粛を求めていたあの緊迫していた時期、菅首相をはじめとする国会議員70人が、合計で85回もの政治資金パーティーを開催していたのだという。

 マジで日本という国は劣化している。
どこまで他国に追い抜かれたら気が済むんだ?

 なんてことでムカついてたら、午後にはやっとお日様が顔を出してきた。
 久しぶりに見る太陽だ。
 ちょっと、気分もあったかくなった。






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「ザ・ビートルズ:Get Back」全6時間。25日から3日連続配信で始まった「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督によるドキュメンタリー映画を観る。

2021年11月26日 | Weblog
 朝、起きて窓から外を眺めたら雪が降っていた。
 かなり寒い。
 昨日の夜もまたよく眠れなかった。眠っているのか目を瞑って考え事をしているのか断片的な夢を見続けているのか、その辺りが曖昧でよく分からない。
 それでも何とか起き上がり、震えながら着替えて仕事に出掛ける。

 昨夜は、夜5時から遂に始まった、3日間限定で「ディズニー+」から独占配信される、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督による全6時間「ザ・ビートルズ:GetBack」、その1日目配信「part1」2時間を観た。

 いわゆる、ビートルズのラスト・アルバム「レット・イット・ビー」へと至る、その制作過程を追ったドキュメンタリー映画である。
 これを観るために「ディズニー+」に加入したといっていい。
 
 ビートルズが事実上の解散をしてから発売された(1970年5月8日)アルバム「レット・イット・ビー」が、ビートルズにとってのラストのアルバムと書いたが、実際は、「アビイ・ロード」こそが彼らの最後のアルバムであるのだと、これまでの文献などでは言われてきた。
 ところが最近、「アビイ・ロード」完成後も続いていた、今回の映画でもドキュメントされている「ゲットバック・セッション」を経て生まれた「レット・イット・ビー」が、結局は時系列的に本当のラスト・アルバムなのだということがわかってきたらしい。
 これまた、かなりややこしいですが・・・。

 で。ピーター・ジャクソン監督による全6時間「ザ・ビートルズ:GetBack」である。
 昨夜はその1日目、「part1」が配信された。
トゥイッケナム映画撮影所という場所で行われたリハーサル・セッションの模様が撮影されている。つまりビートルズはここに4人で集まり、新しい曲作りを始めることで、その模様を映画にし、更には観客を入れた大きなイベントを行おうとしていたのである。

 しかし・・・。
 曲作りは思うように進まず、イベント場所とテーマ決めも全員バラバラで、セッション自体が険悪ムードに包まれてゆく。
 いやあ。これがまた非常に生々しい。
 「part1」の最後、ジョージ・ハリスンがキレて「辞める!」と言い出し、スタジオから帰っちゃったところで映画はプツンと終わる。

 こうなると、俄然、「part2」「part3」が観たくなってくる。
 それに、「part1」だけでも大変貴重で鳥肌ものの映像が満載だった。
 ポールが「ゲット・バック」のサビのメロディを突然閃いてギターで歌い出すと、そこにジョージとリンゴが即興でリズムを引き出してゆくところとか、「アビイ・ロード」のb面を彩るポールが作った名曲たちの誕生する瞬間を、矢継ぎ早にカメラで治められてゆくところとか、お宝映像が満載だ。

 「ザ・ビートルズ:Get Back」、「part1」だけじゃなく、「part2」と「part3」も見逃せない。








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ソウル界の歌姫・ディーヴァ、ダイアナ・ロス77歳の、な、なんと22年振りとなるニュー・アルバム「サンキュー」。なんなんだ? この凄まじいまでの活力は!

2021年11月25日 | Weblog
 今日(11月25日木曜日)の朝日新聞を読んでいたら、海洋冒険家である堀江謙一さんが来年3月に、ヨットでアメリカのサンフランシスコから日本までの無寄港単独航海を行うというニュースが載っていた。
 堀江謙一さん、御年83歳である。失礼だけれど、いわゆる後期高齢者である。寝たきりになったり痴呆症の人だっている。もちろん、健康でピンピンしている人だっているだろうけど・・・。

 もしも成功すれば、世界最高年齢での単独無寄港太平洋横断になると新聞には書いていた。
 彼が若い時分に成し遂げた太平洋横断は、石原裕次郎の主演で「太平洋ひとりぼっち」というタイトルで映画公開され、当時大ヒットを飛ばしている。

 しっかし。それにしても83歳がたった独りぼっち、ふつう大海原を横断するか? 並みの精神力や体力では絶対無理だろう。
 凄い。凄過ぎる。
 絶対成功してほしいと切に願う。

 そういえば、70歳代の音楽アーティストたちもまた、最近エネルギッシュな活動をみせている。
 ロッド・スチュアートやエルトン・ジョンも新しいアルバムを出したし、ポール・マッカートニーの制作意欲はまだまだ衰えを知らない。
 それに、ストーンズのミックやキース・リチャーズは、このコロナ禍でありながら精力的なコンサート・ツアーを行っている。
 コンサート・・・それもツアーって・・・呆然とする。

 そして、ここにもう一人そんな超人が現れた。
 ソウル界の歌姫、ダイアナ・ロスである。
 ダイアナ・ロスは、シュープリームス時代とソロとを合わせ、全18曲もの「ビルボード」ナンバーワン・ヒットを送り出していて、これはビートルズに次ぐ史上第2位の記録なのだ。

 今回のニュー・アルバム「サンキュー」は、なんと22年ぶりとなる。
 全曲通して聴いてゆくと、とにかく、王道のソウル・ミュージック。このシンプルな言い方に尽きる。
 特に新たな試みをしているとか、ヒップホップやエレクトロニカの要素を取り入れているとか、そんなことは一切なく、真っ当なクラシカル・ソウル・ミュージックをこれでもかこれでもかと力強く歌いあげている。

 どこから湧き上がってくるのだろう?
 こんなパワーと歌うことへの果てしなき情熱・・・。
 
 参りました!







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冬がすぐそこまで来ている休日の夜のショッピング・モールのフードコートは、とても物悲し気で手持無沙汰に佇んでいる。

2021年11月24日 | Weblog
 火曜日の夜。勤労感謝の日の夜。
 引っ切り無しに冷たい雨が降っている。外はもう真っ暗だ。天気予報では明日から雪が降って来るらしい。山沿いだけじゃなく、里にも降って初雪となるという。
 時計は午後の7時を示している。

 休日でも16時間断食は続いてゆく。
 今日も朝起きてお腹が空いていたけれど、グッと我慢して正午近くまで何とか耐えた。お昼はケンタッキーフライドチキンとパンに蜂蜜を塗って食べた。美味かった。それに熱い珈琲も。

 WOWOWで放送されていたミュージカル映画「CATS」を観て、そこからジムに向かった。今日は有料で15時から筋トレのエクササイズがある。かなりハードなトレーニングらしい。
 スタジオに入ったら、男性はこっち一人だった。「えーーーっ!」。
 全部で8人の参加者。

 時間にして50分間のトレーニング。
 隣の女性が、ヒーヒー言いながら「部活かよ!」と漏らしたのが可笑しくて笑ってしまった。しっかし、キツかった。辛かった。なんで特別料金まで払ってここまで身体を苛めなきゃならないんだ?
 いやいや。これが鍛錬です。正しく死んでゆくためのこれは鍛錬なんです。

 ハードなエクササイズが終わって、疲労からか歩いていても足がちゃんと上がらない。それほどキツかった。お風呂とサウナに入ってまずは落ち着く。
 外に出たらもう真っ暗だった。突き刺さるような冷たい雨が落ちてくる。

 ジムの帰り、お腹が空いたので、郊外にある「イトーヨーカドー」に車で立ち寄って夕飯を食べる。
 フードコートに行って、リンガーハットの「長崎ちゃんぽん」。珈琲も飲みたくなって、同じフロアにあるマックで「三角チョコパイ クッキー&クリーム」と一緒に頼んだ。

 珈琲を飲み終え、頬杖をつきながら闇に包まれた雨降る外をぼんやり眺める。
 冬がすぐそこまで来ている休日の夜のショッピング・モールのフードコートは、とても物悲し気で、ちょっと手持無沙汰に佇んでいる。

 小学5、6年生ぐらいの髪を長く伸ばした女の子とその子のお母さんだろう、テーブルで2人ラーメンを啜っている。初老の女性が2人向かい合ってプレートに乗っけたご飯ものを黙々と食べている。

 休日の夜のただっ広いフードコートに人影は疎らだ。
 時計を見たら午後の7時。

 明日からまた仕事かぁ・・・。
 じゃあ、そろそろ、帰ろう。

 真っ暗な外は、まだ冷たい雨が降り続いている。







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これ、いいよ! トム・ミッシュ「Quarantine Sessions」。初冬に聴く環境音楽として最適です! 静謐で透明感に溢れていて、まるで真っ白な雪のよう・・・。

2021年11月23日 | Weblog
 これ、お勧めです。
 まさに冬に聴くべき環境音楽だと言えるかもしれないな。
 透明感に溢れていて、どこまでも透き通っている。そして、すんごく静けさが漂っている。

 トム・ミッシュが「コロナ禍」、自室に籠って撮影した画像をYouTubeにアップしたものを音源化したのが、アルバム「Quarantine Sessions」。
 オリジナル曲のほかに他人の楽曲も何曲か入っているけれど、ほぼインストで、統一感がある。

 ほんとにリラックスできるアルバムだ。
 体内に潜んでいる余計な雑念や重いシコリまでが何処かに拡散して行っちゃいそう。

 この季節、完璧にフィットします。トム・ミッシュの「Quarantine Sessions」。







 

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いやあ。ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンも老けちゃったねえ。新作「アット・マイ・ピアノ」は彼の過去の名曲をソロ・ピアノで奏でたアルバムだ。

2021年11月23日 | Weblog
 ビーチボーイズといったら、カルフォルニアの青い空に真っ白なビーチに燦燦と輝く太陽のイメージが強い。
 そしてアルバム「ペット・サウンド」は、歴史的名盤として今でもロック名盤の上位1,2位には必ず食い込んでいる。

 でも、ビーチボーイズの大半の楽曲を作り、アルバム制作に徹底してのめり込んだブライアン・ウィルソンはそのことで精神を病み、長い闘病生活を強いられた。
 そんなブライアン・ウィルソンの最新アルバムが出た。「アット・マイ・ピアノ」である。

 全曲、ピアノのソロだ。なので歌ってはいない。
 今回のアルバムにも入っている、名曲「カルフォルニア・ガールズ」や「ドント・ウォリー・ベイビー」なんかを、彼の静かに奏でるピアノ・ソロで聴くと、少しグッとくる。

 それにしても、このアルバム「アット・マイ・ピアノ」って結構物悲しくて、切なさえ襲って来る。
 往年のビーチボーイズファンには、ちょっと複雑かも・・・。








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UKネオ・ソウルの新星、ジョイ・クルークスのデビュー・アルバム「Skin」。こんな荒んだ天候の休みの日に聴くと心が和む。

2021年11月23日 | Weblog
 ジャケットだけを見ると少し引き気味にはなるけれど、音楽自体は素晴らしい。
 UKネオソウルという括り方もいいけれど、21世紀のエイミー・ワインハウスと前向きに評価したい。5曲目なんか聴くと、その開放的でポジティブなポップ感にびっくりする。

 全体を通してアルバムを聴き通すと、確かに今風のアレンジでソウル・テイストが感じられる。
 今日のように、憂鬱で冬に入り掛けの肌寒い休日に、暖かい部屋の中でBGMのようにして流すのも悪くない。

 透明感がある。透き通っている。
 まだ23歳である。
 ブレイクするだろう。




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「秋の終わり」

2021年11月22日 | Weblog
 秋が終わった。

 八甲田連邦の頂にはもう薄っすらと新雪が乗っかっている。
 明後日からは雪マークも連日続いている。タイヤ交換もしたし(予期せぬパンクもあったけど)、雪掻き用のスコップやスノーダンプも用意した。防寒靴にも履き替えた。

 さあ。冬がやって来る。
 100日戦争が始まる。腹に力を込め、何とか厳寒の100日間をやり抜こう。

 土曜日も日曜日も休日出勤した。
 大学入試の指定校面接があったのだ。その面接審査が土曜日に行われ、日曜日は別件で「研究室」に籠って仕事をしていた。

 土日に仕事をすると、良いことが一つだけある。それは日曜日の夜の憂鬱がないことだ。「サザエさん症候群」が起きないことだ。これだけが救いだ。
 つまり、月曜日から始まる仕事に対する億劫さと憂鬱な気分がない。でもこれって、果たして良いことなんだろうか?
 まあ、いっか。
 深く考え込むのはもう止めにしよう。明日は明日の風が吹く。何とかなるさ、人生は。

 今日の月曜日も一日中パッとしない天気。
 ずっと曇りや雨の日が続いていて、たまに晴れ間が顔を出す。
 土日、ジムで身体を動かすことが出来なかったので、仕事が終わったらそのままジムへと直行。
 癒しのエクササイズ「フローリング」を45分間こなす。この45分間って、ほんとリラックスできる。

 外に出たら激しい雨風が吹き荒れていた。
 真っ暗闇の中、横殴りの雨に打たれながら車を飛ばして家へと帰った。

 そして明日は「勤労感謝の日」。
 明日の午後から、有料の「劇汗HIITトレーニング」を申し込んでいるので、これから夜更かしして明日の午前中はゆっくり寝ているとしよう。

 あと一か月でクリスマスかぁ。
 なんという速さだろう・・・。






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「イカゲーム」よりこっちのほうが面白いかも。「新感染 ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督による「地獄が呼んでいる」。

2021年11月21日 | Weblog
 韓国の文化産業に対する財政支援をも含めた「後押し」が凄い。そして、それに関する国家予算も日本に比べて圧倒的に多い。
 たとえば2020年度予算でいうと、4762億ウォン(約440億円)だという。日本のクールジャパン機構の2019年度の出資枠は170億円だった。
 韓国のコンテンツ輸出額も2020年でみると、約1兆1350億円にまで達しているというから驚異的だ。

 韓国は、その国力と国内市場の規模の小ささから、国外へと軸足を伸ばし、輸出によって外貨を稼ぐしか存在感を高めることが出来ないという側面があることは否定できないだろう。
 ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」が、カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞して今年のアカデミー賞作品賞をも受賞した快挙や、音楽の世界においてもK-POPが世界的に大人気を博し、「BTS」は、アジア圏のアーティストとして初めて、アメリカ「ビルボード」のアルバム部門で全米1位になり、シングルまでもがトップを獲ってしまった。

 悔しいけれど、韓国の映画もそしてドラマも、やはり面白い。観ると、確かにハマってしまうのだ。
 最近でもNetflix「イカゲーム」が全世界で大ヒットを飛ばし、その勢いは現在でも続いている。一気見してしまった。

 そして、11月19日より、同じNetflixからオリジナル韓国ドラマ「地獄が呼んでいる」が遂に配信開始された。
 当然、配信日、全6話一気に観てしまった。眠いったらありゃしない。
 もしかしたら、「イカゲーム」よりもこっちのほうが面白かったかもしれない。監督が「新感染 ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督だ。

 物語は、突然現れる3体の得体の知れない謎の怪物が、罪を抱えた人間たちを次々と罰してゆくという内容なのだが、そこに歪曲した正義感を振りかざす集団が現れて、怪物たちを崇拝化することで更なる悲劇と混乱を招いてゆく・・・。

 とにかく、冒頭からハイテンションでハイスピードな展開に度肝を抜かれる!
 一話が60分以内ということもあって、観ていてあっという間に時間が過ぎる。
 面白い!

 ただ、一つ難点をいえば、後半、ちょっと急ぎ過ぎた感じがしないでもない。それに、謎の伏線もすべてを回収できずに終わってしまったことも悔まれる。「えっ?」っていう感じでラストを迎えてしまうのだ。
 それって、シーズン2があるってことなんだろうか?

 一歩間違えたら、おちゃらけなモンスター・パニックものになってしまうところを、練りに練ったストーリーと丁寧な演出によって、素晴らしいエンターテイメントな作品に作り上げているところが凄い。

 「地獄が呼んでいる」、お勧めです!








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イタリアのロックバンド「マネスキン」が、今アメリカを含め全世界で大ヒットしているらしい。ということで早速聴いてみた。

2021年11月20日 | Weblog
 テレビ朝日「ベストヒットUSA」を毎週観ていて、その中の「カウントダウン20」のコーナーでベスト20位内に食い込んでいたのが「マネスキン」という4人組のロックバンドだった。
 イタリアのバンドだという。
 見るからに70年代を彷彿させるようなロックロックしたビジュアルである。

 今さら? と、少し訝って眺めていたのだが、平均年齢20歳だということを知ってまたまた吃驚してしまった。
 まあ、回顧主義的な部分が現在の若者たちに受けているのかもしれない。
 アルバム・ジャケットも古風というか定番というか、これまた垢抜けない。確信犯なのかもしれない。

 で、聴きました。全世界でブレイクしている平均年齢20歳のイタリアンロックバンド、マネスキンの最新アルバム「Teatro D'ira: Vol.I」を。

 イタリア語で歌っているので、最初聴いたときはちょっと戸惑った。
 それにしても、この音、この世界観って、まさしく1970年代王道ロックじゃん!
 最近ほとんど死語と化した、ラウドなハードロックの匂いじゃん!

 ギターの響きも懐かしい。ロックの原点回帰といったらいいのだろうか。もちろん、ラップやファンキーなアレンジも至る所に塗していて、時々、レッチリっぽいテイストもあったりする。

 うーん。
 でも個人的に、今の自分にとって欲しい音ではない。つまり必要としている音楽ではない。
 それよりも、ヒップホップを含めたブラック・ミュージックが荒れ狂うアメリカのチャートで、こういう原理主義的ロックが流行るっていうのは、一体どういうことなんだろう?

 不思議だ・・・。
 






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アデル待望のニューアルバム「30」。これはこれでかなりパーソナルで赤裸々な私小説的アルバムだ。これまた大ヒットするんだろうな。

2021年11月19日 | Weblog
 2008年にデビュー・アルバム「19」が、音楽評論家たちだけではなく広く音楽ファンの支持を受け、いきなりグラミー賞2部門を受賞したシンガー・ソングライターのアデル。
 そして、デビュー・アルバムに続く2枚目「21」もまた大ヒット。2,500万枚という今世紀最大のセールスを記録してしまった。ギネス記録にも認定されたのではないだろうか。

 そして2015年にリリースされたアルバム「25」もまたグラミー賞で5部門を受賞し、今回、約6年ぶりとなる待望のニューアルバム「30」が遂にリリースされた。

 その間、アデルは私生活においても離婚という悲劇に見舞われ、慰謝料も数百億円を元旦那に支払ったとか支払わなかったとか・・・。
 男の子を産んでいるので、その親権はたぶんアデル側にあるのだろうけど、そういう状況下の中で今回のアルバム「30」は制作されてきたのである。

 そういう個人的なトラブルがこの「30」にも大きな影響を与えているのは間違いない。
 シングルカットされた「EASY ON ME」のミュージック・ビデオを何度か観たけれど、「EASY ON ME」の歌詞を読むと、辛かった離婚について歌っていることがリアルに伝わって来る。

 最近のアデルに関するインタビュー記事をネットで探すと、アデル自身、今回のアルバム「30」は、愛する息子に対して離婚へと至った経過をちゃんと説明したいと思ったことが制作の動機だと語っていた。
 子どもが20代か30代になった時に、私(アデル)という人間や、私(アデル)が自分自身の幸せを追い求めるために、自ら進んで息子の人生を解体したその理由を説明したいのだと。

 全曲アルバムを通して聴くと、確かにかなりパーソナルで赤裸々な私小説的アルバムであることがよく分かる。
 シングルカットされた2曲目の「EASY ON ME」はやはり素晴らしいし、透明感溢れるスロー・ナンバー「MY LITTLE LOVE」も、楽曲の後半、アデル自身が嗚咽しながら語り掛ける生々しさをも伴い、アルバムの色彩を決定づけている。

 これまた大ヒットするんだろう。
 でも、個人的にはこれまでの3作のほうが好きだ。








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「Netflix」配信映画史上最高の初日配信世帯数を記録した、映画「レッド・ノーティス」を観る。

2021年11月18日 | Weblog
 青森県内では一部の地域を除いて「フジテレビ」を観ることが出来ない。なので、フジ系が観られる「青森ケーブルTV」に昔から加入している。
 そうなると、BS放送やCS放送も一緒に視聴できるので、そこでBS各社の放送や「スーパー・ドラマ・TV」なんかも観ることにしている。

 加えて「WOWOW」も視聴している。加入してもう何十年になるだろう。
 やはり「WOWOW」は、一般封切りされた映画を最短で観ることが出来、音楽ライブの映像も充実しているので、これはこれでかなり重宝している。

 地方都市に住んでいると、首都圏のようにあらゆる映画が上映されるわけじゃない。ましてや、今年の夏で市内にあった大きな「シネコン」が撤退してしまい、ミニシアター系の映画館と3スクリーンのみを上映する映画館の2館だけになってしまったので、ますます観たい映画が即観られなくなってしまった。
 こんなことってあるんだろうか? 県庁所在地なのに・・・。

 そして今度は「Netflix」である。
 これにもまた加入している。それから、今月からは「ディズニー+」にも。
 こうなると、観たい映画や観たいドラマがあまりにあり過ぎて、毎日が追いかけっこ状態になり、これはこれで相当シンドイ。
 まあ、好きだからこそ、それでもずっと観続けているわけですが・・・。

 今回、11月12日から独占配信となり、Netflix映画史上最高の初日配信世帯数を記録したという映画「レッド・ノーティス」を観た。
 アメリカ映画で、FBI捜査官と詐欺師と泥棒が手を組んで困難な強盗計画に挑むというアアクション・コメディ大作だ。
 「ワイルド・スピード」のドウェイン・ジョンソン、「ワンダーウーマン」のガル・ガドット、「デッドプール」のライアン・レイノルズが共演している。

 佳作、良作、オリジナルの韓国ドラマと、素晴らしい映画を次々に量産し続けているNetflixだけれど、アクション系だけは今までちょっとイマイチだった。
 でも今回の「レッド・ノーティス」は、それなりによく出来ていて、最期のオチまで楽しめる。
 アクション映画の傑作とまではいきませんが・・・。








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