淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「ユーミンの罪」③

2022年02月28日 | Weblog
 憧れの東京生活は惨めなものだった。

 ユーミンがそのアルバムで描く、心ときめく恋愛模様とも、ソフィスティケートされた街の匂いを胸いっぱい嗅ぐこととも、それはまったく無縁な生活だった。

 それでも、昼と夜が逆転して、今でいうところの「引き籠り」状態から脱出できたのは、友人の紹介で、皇居の真ん前に位置する場所にある某高級ホテルでアルバイトを始めてからのことだ。
 アルバイトをするということになると、きちんと時間通りの出退勤が求められたし、真夜中まで起きて音楽を聴いたり本を読むなんてことは、到底不可能になる。

 それでも、ユーミンを聴き、山下達郎(「シュガーベイブ」)を聴き、レッド・ツェッペリンを聴き、鈴木茂や大瀧詠一(「はっぴいえんど」)を聴き、ジョンレノンやポール・マッカートニーを毎日聴き続けることだけは欠かさなかった。
 音楽だけが描き出す、美しい風景とポジティブなライフスタイルを夢想しながら・・・。

 結局、いまだに現実が把握できない「夢見る少年」から抜け出せずにいる、叶いもしない妄想と理想に雁字搦めに縛られたおバカな田舎者のおのぼりさん状態は、それでもずーっと続いていて、悶々とした毎日を送っていたことに変わりはない。

 アルバイトをしていたホテルは「大手町」や「霞が関」や「銀座」が近いということもあって、毎朝のように「経団連」や「一流企業」の朝食会が開かれ、土日の結婚式ともなると、高級官僚と女性医師だとか大企業の御曹司とどこどこのご令嬢だとかの豪華絢爛な式が繰り広げられ、政治家たちも大勢訪れていた。

 少し横道にそれるけれど、とにかくアルバイト学生を含めたホテル従業員たちのお昼の食事が凄かった。豪華なのだ。加えて月一でスペシャル・メニューが出され、バイト自体も楽しく、時給もかなり高額で、色んな大学からやって来るバイト学生とも仲良くなって、今度はまったく大学に行かなくなった。
 やることが極端なのだ。ほんと、どうしようもない。

 僕は、アルバイト先の高級ホテルの高層階の窓から、一日何度も外を眺めていた。
 リネン係だったので、真っ白なクロス類を一括管理している部屋に居ることになる。会場の準備時以外はほとんどやることがない。つまり暇なのだ。
 だから、そこで何冊もの本を読み、何紙もの新聞を捲り、あとはぼんやり外を眺めて過ごした。

 遠く、東京タワーが見えた。美しく鮮やかな緑に囲まれている皇居東御苑も見えた。
 お堀の周りの車道にはたくさんの車が滑らかに滑り、日比谷公園や国会議事堂付近の高層ビルが明るい太陽に光り輝いていた。

 まだまだ時間はたっぷりとある。
 人生は始まったばかりだ。
 この街でずーっと生きていきたい。そして好きな分野で一等賞を獲りたい。公務員や民間会社になんて絶対勤めないぞ。
 そのことを心の底から願った。

 ユーミンが描く「朝陽の中で微笑んで」や「中央フリーウェイ」の世界・・・。山下達郎が描く「DOWNTOWN」や「雨は手のひらにいっぱい」の世界・・・。
 そんな煌びやかな世界なんて絶対にないとは知っていても、そういう世界を心の底から求めてしまう自分がいた。

 








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「ユーミンの罪」②

2022年02月27日 | Weblog
 いま、ユーミンの初期のアルバム「ひこうき雲」、「ミスリム」、「コバルト・アワー」、そして「14番目の月」を、ちゃんと向き合って聴くことには少しばかりの勇気がいる。
 それほどこれらのアルバムは、東京で暮らしていた時期とリリース期がピッタリ符合していて、まさに青春真っただ中で聴き続け、血となり肉となった「音楽」たちだからだ。
 そう考えると、山下達郎がバンド「シュガーベイブ」としてデビューを果たし、今は無き「エレック・レコード」から出したアルバム「SONGS」も1975年4月の発売だった。ちょうどユーミンが「コバルト・アワー」を発表した年である。

 ユーミンと山下達郎・・・。
 そうなんだ。この2人の音楽と一緒に走りながら、僕は東京での生活を送っていたのだ。いつも自分のそばにはユーミンとタツローがいた。毎日のようにアルバムを聴きながら、不確かな未来を思い煩い、生きることの不安と希望に揺れながら身悶えていた。

 板橋は大山にある木造モルタル2階建てアパートの日当たりのいい2階の部屋からは、遠く、鼠色した巨大な水道タンクが、そして窓を開けた右手遠方には「日大板橋病院」のビルの上階部分がちらっと見える。
 アパートの向かいは「銭湯」で、夕方の4時に開く。毎日が日曜日状態だった僕は、昼と夜がほとんど逆転していて、夕方近くにゆっくり起き出すと、真っ先にその100歩も歩けば着いてしまう「銭湯」に行って、のんびりと湯に浸かり、「銭湯」を出ると、近くの定食屋で安い定食を食べ、また散らかしっぱなしの淋しい部屋へと戻ったものだった。

 昼夜が逆転していると、主な活動時間は真夜中ということになる。つまり、ほとんど誰とも話をせず、ましてや携帯電話などなかった時代だからなおさら友人たちとも会わなくなってゆく。

 えっ? これが、東京だったっけ?
 華やかな街を闊歩しながら、素敵な恋人と一緒に美味しいレストランで食事をしたり映画を観たり公園を手を繋ぎながら歩くんじゃなかった?
 なんのために、あの寒々とした本州最北端の街から脱出して来たんだよ。
 恋に勉強にアルバイトにスポーツに勤しみ、友人たちと六本木や青山や赤坂辺りに繰り出して、思いっきり「青春」って奴を謳歌するんじゃなかったのかよ?

 ・・・でも現実はまったく違っていた。

 独りぼっち、アパートの部屋の中に引き籠り、ユーミンのアルバムをひたすら聴いてゆく。
 その世界は何処までも光り輝いていて、恋人との楽しいひとときが語られる。夜の都会の煌びやかさが語られ、春の優しさや夏の眩しさや秋の物悲しさや冬の静謐な静けさが語られる。

 なんなんだ? この凄まじいまでのギャップは・・・。
 こんなんじゃない。こんなんじゃなかったはずだ。
 「東京」だけが唯一の救いだったのに・・・。

 ああ。
 ここには素敵な恋愛も、心躍る楽しい場所も、なにもない。
 所詮、虚構の世界だと知っていたのに、そこに活路を求めていた自分が悪い。

 ああ。
 東京にも負け、ユーミンにも俺は負けちゃっている。
 
 
 
 








 

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「ユーミンの罪」①

2022年02月26日 | Weblog
 たまたま本棚をぼんやり見ていたら、本棚の奥に古い1996年10月号の「レコード・コレクターズ」を見つけた。何気なく手に取ると「ユーミン」の特集号だった。
 そういえば、来月3月21日はユーミンのコンサートが「リンクステーション青森」であるんだっけ。チケットも既に買ってある(誰も一緒に行くひとがいないから、一人で淋しく行くんですが・・・)
 ユーミンに関しては、ベスト・アルバムを含めすべてのアルバムを持っていて、荒井由実時代の2枚目のアルバム「ミスリム」から最新作「深海の街」まで、発売日に必ず買い求めてきた。

 でも、最近はそれほど熱心に聴いているとはいえない。ちょっと醒めていた。
 正直に言っちゃえば、1992年にリリースされたアルバム「ティアーズ・アンド・リーズンズ」辺りまではかなり熱心に聴き込んでいたけれど、それ以降の「U-miz」からはマメに聴き込むこともなくなって、曲によっては、今ここで流れてもどのアルバムに入っている曲か分からないと思う。
 ただ、コンサートだけは欠かしていない。青森に来たら必ずライブに行くし、場合によっては東京や仙台、そして盛岡まで行って観ている。

 いつまで経ってもユーミンの呪縛からは逃れられないのだ。絶対に・・・。
 それほど、初めてユーミンを聴いたときの凄まじいショックが今でも身体全部に残っている。
 僕は、ユーミンの「ミスリム」を聴き(LP盤を買った)、そこからファースト・アルバムの「ひこうき雲」を聴き(直ぐに買い求め)、3枚目の「コバルト・アワー」、4枚目の「14番目の月」と聴き続けていったのだ。
 つまり、人生の歩みそのものがユーミンとの伴走だといえる。

 そこには、明るく晴れやかな「都会」での生活がイメージとして常に沸き上がっている。どの曲も洗練されていて、たとえアンニュイでメランコリーな色彩に彩られた暗めの楽曲であったとしても、その根底に流れているのは、まさしくキラキラした「街の音」、どこまでも光り輝く「都会のライフ・スタイル」だった。
 久しぶりに見つけた1996年10月号の「レコード・コレクターズ」を読みながら(そこにはファースト・アルバムである「ひこうき雲」から年代順にユーミンのアルバムが詳しく論じられていた)、自らの青春時代やその先の人生と重ね合わせている自分がいた。

 ユーミンは本当に罪なひとだ。
 彼女の音楽を聴くことで、僕は「幻想の中の別の人生」を絶えず思い描き、苦しいことや辛いことがあると、その虚構の世界に逃避することでなんとか自分自身を保ってきたからだ。
 彼女の描く世界が、たとえ「嘘」のあり得ない「絵空事」だと知っていても・・・。

 エッセイストの酒井順子もおんなじようなことを書いていた。
 彼女が書いた新書「ユーミンの罪」(2013年)もまた、1973年からバブル期へと至る輝いた時代を、ユーミンの歌と共に詳細に検証していた。
 その新書「ユーミンの罪」についても、確か昔ここでも取り上げたはずだ。

 ユーミン・・・。
 東京への憧れと東京への憎悪。
 ユーミンはやっぱり罪である。








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「鎌倉殿と13人の合議制」(河出新書・本郷和人著)を読む。これを読んで、ますますNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を観ることが楽しみになってはきたけれど・・・。

2022年02月25日 | Weblog
 能天気に、テレビドラマがどうだとか、聴いたアルバムがどうだとか、観た映画がどうだとか、そんなことを書いている場合じゃないのかもしれない。
 ついに、ロシア軍がウクライナの首都キエフに向かって軍事侵攻を行った。陥落は時間の問題だ。
 これを受けてウクライナの大統領は、「われわれは孤立無援で防戦している。共に戦ってくれる者はいないようだ」と悲壮感を漂わせながら全世界に向けてのメッセージを発している。
 ニュース記事の引用だけれど、既に民間人を含めてウクライナ人137人が死亡したという。大統領も海外へ脱出せず、家族と一緒に国内に留まっているとも伝えていた。腹を括っているのだ。死をも覚悟しているだろう。
 それにしても、人間という生き物はどこまで愚かで残酷な生き物なんだろう? 愛は地球を救うと微笑みながら人類賛歌を謳う、某局の番組もあるけれど、愛が地球を救った試しなど、有史以来あったただろうか?

 そんな悲惨な出来事が進行しているちょうど今、一冊の新書を読み終えた。
 今年のNHK大河ドラマ、三谷幸喜が脚本を務めている「鎌倉殿の13人」が面白くて、本屋さんに数多出揃った関連本の中から一冊を選んで読んだのだ。
 「鎌倉殿と13人の合議制」(河出新書・本郷和人著)だ。

 ドラマ「鎌倉殿の13人」は、源頼朝による鎌倉幕府誕生の功労者であり立役者である北条義時を主人公に、源頼朝の死後に発足した集団指導体制「13人による合議制」を描いてゆく。
 まだ大河ドラマは物語の前半戦で、源平合戦や鎌倉幕府誕生にすら辿り着いてはいない。

 ただ、ドラマもそうだけれど、この「鎌倉殿と13人の合議制」の新書を読んでいて心底思うのは、人間とは(特に男たちは)、どこまで欲深く、権力という魔物に憑りつかれ、他人を徹底的に蹴落とす(あるいは殺してしまう)ことを「是」としてまで、我武者羅に登り詰めようとする生き物なのかと唖然としてしまうことだ。

 歴史を動かす陰には必ずといっていいほど女性という存在が隠れていたし、名誉や地位や権力や富を奪い取るために、多くの男たち(中には女性もいただろうが)は血で血を争う行為を繰り返してきた。

 何千年が過ぎても、世界は何も変わらない。
 戦争は繰り返され、虐げられた弱い人間たちは、いつまで経っても浮かばれない。








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「いつまでも降り続ける雪、ロシアのウクライナ侵攻、国際芸術センター青森(ACAC)20周年、故浜田剛爾さんのこと」

2022年02月24日 | Weblog
 昨日の休日、「雪掻きなんてもうするもんか!」と思って、「スポーツジム」に1カ月ぶり行ったものの、夜になっても雪は止まず、積もる度合いは早くなってゆく。
 仕方がないので、夜の8時過ぎ、防寒具に着替えて外に出た。雪掻きしよう!

 凄まじい吹雪が襲ってくる。家の前の雪はかなり積もっていた。
 スノーダンプを使って雪を片づけてゆく。息が上がる。汗が滲み出る。ハーハーという口から洩れる音だけが暗闇の中で響き渡る。

 ああ・・・。
 暖かい街に移り住みたい。穏やかな季候で、冬も青空が一面に広がるような場所に行きたい。雪の心配がまったくない、温暖で、静かな環境の、豊かな自然に囲まれた街がいい。
 何十年もこの厳寒の街にそれなり貢献してきたのだから、最期は、その程度ぐらい許してもらえるだろう。

 でもなあ・・・。
 移り住むことで派生する、これまた別な意味での厄介なこと、いっぱい出てくるからなあ。ここには書けないけれど・・・。
 家財一式全部売り払って移住することを決めたとしても、それに伴う潤沢な資金も手元には残んないだろうし・・・。

 約1時間かけて雪処理をした。疲労困憊。汗まみれの衣服を脱ぎ棄て、熱いお風呂に入った。
 お風呂から上がり、パソコンを開いて、「首都圏」、「中古マンション」、「価格」で調べてみたら、高いのなんのって。手が届く様な額じゃない。
 ん? 待てよ。どうせ、いずれ音楽に特化した店を開くつもりなら、別にこの街じゃなくてもいんじゃね? 色々考えながらパソコンの前に座っていたら、もう午前0時を回っていた。

 朝起きて、いつものように車で出勤。
 吹雪である。雪も積もっている。道路環境は最悪だ。
 ニュースで「ロシアのウクライナ侵攻」が流れている。確かに、プーチン大統領にしてみたら、「NATO」に対する不信感があり、「ミンスク合意」も納得がいっていないのだろうが、ウクライナ東部地区の「独立」と「平和維持部隊」を送り込むには無理がある。
 このまま「戦争状態」へと移行すれば、日本経済のみならず世界的な景気悪化は避けられないだろう。特に日本は資源輸入国だ。大変な事態に追い込まれるのは必至である。

 仕事場について、お昼休み、いつものように独り淋しくコンビニ・ランチをしながら「東奥日報」を読んでいたら、文化欄に「国際芸術センター青森 20周年」の特集記事が載っていた。
 初代館長の故浜田剛爾さんのことや、キュレーターだった近藤由紀さん、それからこのブログを最初立ち上げた時の共同執筆者だった田沼禎子さんのコメントが掲載されていて懐かしかった。
 このブログも実は、最初の1年弱近く、日沼さんと2人で交互に書いてゆく、書簡形式で始まったものだった。

 そうかあ。
 もうACAC20周年かあ。
 初代館長の故浜田剛爾さん、魅力的で、本当にいい人だった・・・。







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「140センチの明日」

2022年02月23日 | Weblog
 瞬く間に雪が積もり、朝起きて玄関前に出たら湿った重い雪がドアを塞いでいた。
 積雪は140センチ。もうずーっと100センチを超えたままだ。
 本当にこういう冬は初めてだ。それとも雪に対してナーヴァスになりすぎているんだろうか? 
 心底、この街の冬には辟易する。勘弁してくれ。

 今日は水曜日だけれど、天皇誕生日、祝日である。
 近所の人たちが雪掻きをしているのが見えた。でも、やりたくない。飽きた。どうせ、明日からは暖かくなって、週末なんて10度近くまで上がるというじゃないか。黙っていても融けるんだから一切雪片付けなんてやるもんか。
 そう思って、一か月ぶりに「スポーツジム」へと出掛けた。

 受付のスタッフが「お久しぶりですね」と声を掛けてきた。
 「いやあ。市内でコロナ広がっているんで、3回目のワクチン打つまでは少しジム通いは控えようと・・・」

 聞いたら、やはりオミクロン株の広がりを受け、ジムに来る人も前よりかなり減っているらしい。
 中に入ってマシンが並ぶトレーニング・ルームを覗いたら、7、8人しかいなかった。ガランとしている。でもこっちとしては密になるより数倍いい。
 ランニング・マシンで40分走る。寒いけれど窓を開けて外気を入れたまま走った。
 ランニングが終わって、45分間の「ターゲット・アブス」。一か月ぶりのエクササイズは結構きつかった。

 マスクは2重マスク。こまめに換気をして会話も一切控え、エクササイズが終わると同時にお風呂に入ってマメに身体を洗った。
 4月17日の「あおもり桜マラソン大会」まであと7週間ちょっと。
 フルマラソンにエントリーしたので、走り込むしかない。それも徹底的に。
 3月いっぱいで、200キロは走りたいのだが・・・。

 お風呂から上がって体重計に乗ったら、ほとんど現状維持。これにはビックリした。4、5キロは太っていると思っていた。一か月間、一切運動はしていないわけで。
 これは16時間断食のおかげだろう。

 帰りの車の中、大音響で「キング・クリムゾン」のアルバムを聴く。
 外気温はマイナス1度。時々思い出したように雪が降って来る。道路はゲチャゲチャで走り難い。

 もういい。
 もうほんとにいい。
 もう雪なんて見たくない。

 そうさ。3月になれば・・・。






 
 

 

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傑作! 宇多田ヒカル最新アルバム「BADモード」がいい。フックが効いていてキャッチ―なメロディと英語と日本語のチャンプルーが癖になる!

2022年02月22日 | Weblog
 もうほんと、いい加減にしてほしい。なんなんだ、この騙しみたいな大雪と凄まじいまでの寒気と地吹雪は!
 やっと春めいてきて、少しウキウキしていたのに、裏切るように、突然「爆弾低気圧」が襲ってきた。
 こうなるんだよねー。やっぱり。油断大敵、火がボーボー。
 火じゃなくて雪だけど・・・。

 今日は成績判定をするとても重要な「教授会」。
 それがなんとか午前中に終わって、どっと疲れる。
 「研究室」に戻って、独り淋しくコンビニで買って来たおにぎりとアサリのインスタント味噌汁を食す。
 外を見た。
 猛吹雪である。ほとんど真っ白で何も見えない。

 仕事が終わって吹雪の中、家に帰る。
 駐車場の前に積もった雪を片付け、ついでに玄関前も処理したらそれだけで汗がビッショリ。勘弁してくれよ、ったく。

 夕食は鰻を食べた。
 食後の珈琲を飲みながら、疲れた身体を音楽で癒す。
 宇多田ヒカルの最新アルバム「BADモード」である。3年8ヶ月ぶりの8枚目となるオリジナル・アルバムだ。

 前作アルバム「初恋」ラストの「嫉妬されるべき人生」は、脳天を打ち抜かれるくらい凄い曲だったけれど、今回のアルバムは、全曲が、寄せては返す波のように波状攻撃を脳の奥底に仕掛けてくる、そんな感じがする。

 とにかく、詩が一度聴いたぐらいじゃよく理解できない。でもそれは、詩が難解だとか意味不明だとか言っているわけじゃない。あまりにも意表を突くWordがジグソーパズルのようにコラージュされているからだ。

 だからといって敷居が高いわけじゃ決してなくて、EDMっぽいノリがあったり、フックが効いていてキャッチ―なメロディと英語と日本語のチャンプルーが癖になる。

 特にアルバムの中てお気に入りの楽曲は、1曲目の「BAD モード」、6曲目「気分じゃないの (Not In The Mood)」 、スクリレックスとのコラボ曲である9曲目の「Face My Fears」、それから約12分にも及ぶ大作「 Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー」辺りだろうか。
 「 Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー」なんて、CLUBで踊ったらかなりいい気分になる気がする。

 宇多田ヒカルの最新アルバム「BADモード」、噛めば噛むほど味が出る。
 数回聴いただけじゃ、この良さは多分分からないと思う。

 奥が深い。
















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「最後の冬」

2022年02月21日 | Weblog
 猛烈な地吹雪だ。
 ほとんど前が見えない。完全なるホワイトアウトである。
 車に取り付けてある外気温計はマイナス5度。凍てつく寒さだ。

 月曜日の朝は、昨日とは打って変わって凄まじい風雪に見舞われた
 朝、出勤しようと外に出てみると、雪そのものはそれほど積もってはいなかったけれど、台風並みの風が吹き荒れ、吹雪で視界がかなり悪い。
 仕方がないのでライトを点けて慎重にアクセルを踏む。
 昨夜も窓ガラスが風で揺れ、強風の音でよく眠れなかった。

 それでも天気予報では、今日明日辺りが大寒波のピークらしい。
 それ以降は天気も落ち着き、10度前後まで気温が上がって、やつと春らしい気温になるのだとか。
 ということは、これが今冬最後の大寒波かぁ・・・。

 冬季オリンピックも終わった。
 後期の授業も終わり、成績評価も終わり、卒業論文も終わり、教授会も終わり、教員選考委員会も終わり、あとは「学位授与式」を待つだけとなった。来週の金曜日からは3月である。

 こうしてまた、日々はただただ過ぎてゆく。
 本を読み、音楽を聴き、映画を観て、テレビを観る。食事をして、身体を鍛え、仕事をこなし、風呂に入り、缶ビールを飲み、珈琲を淹れ、ニュースを観て、眠りにつく・・・。
 そんな繰り返しの毎日が続いてゆく。それだけだ。

 小さな絶望が起こり、小さな希望がやって来る。嫌なことがあると、その次にはちょっとだけ良いことがあり、それからまた悪いことが起こってゆく。でも、その繰り返しの先には一体何が待っているんだろう?
 闇雲に月日を重ねるだけで、そこから何か新しいものを産み出したり、自らを高めるものが芽生えたり、生きている充実感や喜びのような感情で満たされたりするんだろうか?  我武者羅に生き抜くその先に待っているものって、なんなんだろう?

 背負ってる荷物を軽くすることが生きる証しなんかじゃないはずだ。
 いきなり人生が終わることだって、ないとは絶対いえないんだし・・・。

 落とし穴は、何処にでも隠されている。











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ネットフリックス「気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?! 」第3話、映画「るろうに剣心」ザ・ビギニング、「ウォーキング・デッド」シーズン10・・・。

2022年02月20日 | Weblog
 結局、土日の2日間、家から外に一歩も出なかった。
 天気は良かったけれど、家で読書と映画とドラマ三昧。
 もちろん、16時間断食はちゃんと継続中だ。

 土曜日から行こうと決めていた「スポーツジム」も直前でキャンセルした。
 オミクロン株の市内蔓延で、やっぱり行くのを止めることにしたのだ。水曜日の休日には行こうと思う。でも、たった3日間でコロナが収束するわけなんてないんだけど・・・。
 二重マスクをして人との接触を避け、終わったらすぐさまお風呂に入って速攻で帰るとしよう。確かに3回目のワクチン接種したからといって安心はできない。

 日曜日のまずは朝の10時から始まった、カーリング女子の「日本対イギリス」戦。
 日本も頑張ったけれど、ロコ・ソラーレ、世界ランク8位の英国に3-10で負けて、銀メダルを獲得した。残念。
 最終的に日本の獲得メダルは金3個、銀6個、銅9個の計18個。

 そのまま今度は「ネットフリックス」。
 韓国ドラマ「気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?! 」の第3話が配信されたので、早速観た。
 ラブコメの王道である。ドラマの展開なんて観ていて簡単に予想できるのだけれど、美男美女が繰り広げられる恋愛ゲームにどっぷりハマってしまう。ほんと、上手いよ。

 「気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?! 」は第4話の配信が明日なので続きを観ることが出来ない。
 仕方がないので、同じネットフリックスで新たに配信されていた、映画「るろうに剣心」ザ・ビギニングを観ることに。
 こちらは映画館で観た「ザ・ファイナル」と全く違う展開で、最後まで暗く重い流れに終始する。まあ、剣心の辛い愛の形が描かれるわけだから、仕方がないと言えば仕方がない。

 映画「るろうに剣心」ザ・ビギニングを観終え、引き続いて、「ディズニー+」で「ウォーキング・デッド」シーズン10の続きを観る。あと、シーズン11を観たら、遂に最終シーズンへと傾れ込めるぞ。
 それにしても。
 ああ、これもまた長い!
 もちろん、面白いですが。








 


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あの「レッド・ツェッペリン」のロバート・プラントが、フォークの歌姫アリソン・クラウスとコラボしたアルバム「Raise The Roof」。これは渋い。大人こそが聴くべき音楽だろう。

2022年02月19日 | Weblog
 ロック界最高のヴォーカリスト(のひとり)ロバート・プラントが、14年前、ブルーグラス・フォークの歌姫アリソン・クラウスと組んで生み出したアルバム「Raising Sand」は、傑作の呼び声が高く、グラミー賞を受賞するという快挙を得た。

 そんな「レッド・ツェッペリン」のロバート・プラントとアリソン・クラウスとがコラボした最新アルバム「Raise The Roof」がリリースされた。
 プロデューサーは、第51回グラミー賞5部門を受賞した名盤「Raising Sand」と同じく、Tボーン・バーネット。

 しっかし。
 あのヘヴィでハードなコッテコッテのド派手最強ロックバンド「レッド・ツェッペリン」のロバート・プラントも、こういう渋くて「侘び寂び」に溢れた大人の音楽を世に放つ時代になったんだね。

 すべては過ぎゆく・・・。







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「北京冬季オリンピック」カーリング女子、日本が初の決勝進出を決めた18日準決勝スイス戦は、8ー6で日本が勝利。この試合はなかなか面白かった。

2022年02月19日 | Weblog
 昨日の夜はテレビで「北京オリンピック」日本が初の決勝進出を決めた18日の準決勝スイス戦。8ー6の勝利をテレビ観戦した。
 面白かった。

 しかし考えてみたら、プロ野球やプロサッカー試合のテレビ中継番組を、リアルタイムで何時間もテレビの前に座り、最後までジックリ観続けるということをしたことがない気がする。
 飽きちゃうのだ。
 贔屓の「楽天イーグルス」の公式試合を何度か仙台まで行って観戦したりはするけれど、あれはまた、大きなスタジアムで美味しい生ビールを呑みながら開放的な雰囲気の中で観るのでそれなりに楽しいけれど、毎日のようにテレビを点け、最初から最後までスポーツの試合を観続けるというのは、ほとんど無理に近い。
 点けっぱなしで試合中継を流しながら、同時にほかのことをしているのがほとんどだ。
 身が持たないのだ。

 それでも昨日の準決勝スイス戦は、試合自体が緊張感に溢れ、いっときも目が離せなかったこともあったけど、食い入るようにして最後まで観てしまった。
 明日の決勝戦はイギリス。
 これまた目が離せなくなった。
 観なくちゃ。

 今日の土曜日もまた穏やかな天気。
 午前中、晴れ間が覗いた。
 それでも明日からは大荒れの天候で、月曜日は猛吹雪らしい。その低気圧が去った後はやっと春めくと、テレビの天気予報士が言っていた。
 来週の土曜日なんて、プラスの10度である。こうなると、どんどん雪は融けてゆく。
 今日現在の市内積雪量は110センチ。

 そして明日からは「ジム」を再開する。
 でもなあ。一か月以上身体を動かしていないわけで。

 最後までやれるんだろうか。
 「シェイプ・ザ・ボクシング」と「ターゲット・アブス」・・・。












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ブルーノ・マーズ、2016年リリース「24K MAGIC」を聴きながら、ひとり、終わりゆく長かった冬のことを想う。

2022年02月18日 | Weblog
 昨日の夜は、北京冬季オリンピックをテレビで観る。
 前回の平昌オリンピックで銀メダルの小平奈緒は、女子スピードスケートでなんと10位。17位に終わった500メートルに続いて失速してしまった。残念。
 かわって高木美帆が、五輪新記録をマークして金メダルを獲得した。

 そして、注目のフィギュアスケート女子。
 坂本花織が銅メダル。でも一番の注目は、ドーピング騒動に揺れるロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ15歳だろう。
 それにしてもニュースを観ると、カミラ・ワリエワが何度か横転して不甲斐無い結果でリンクから戻った際の、ROC女性コーチ・エテリ・トゥトベリーゼが放ったカミラ・ワリエワへの非情なまでの批判めいた言動である。
 そこまで言うか?

 そんなこんなで、今日は2月18日金曜日。
 2022年が始まったと思っていたら、もう2月も下旬へと突入する。
 13時現在の積雪111センチ。気温2.2度。曇り空。午後から晴れ間が広がった。

 しかし、今週末からまた寒波が襲うようだ。予報では、数日間、真冬日が続いている。でも3月に入ると一転、気温は急上昇。10度前後にまで上がるみたい。つまり、来週が今冬最後(になるらしい)の寒波となる(予想だ)。
 あともう少し。

 4月17日日曜日開催される、「2022あおもり桜マラソン大会」フルマラソンにエントリーしているので、そろそろ走り込まないとこれまたヤバい。
 ということで、3回目のワクチンも打ったことだし、感染防止に努め、「スポーツ・ジム」に日曜日から行くことに決めた。
 3月中、200キロは走りたいけど出来るだろうか。とにかく、マメに走り込みしようと思う。

 帰宅して、ブルーノ・マーズ、2016年リリース「24K MAGIC」を聴きながら、ひとり、終わりゆく長かった冬のことを想ってみる。
 ほんと、今冬は長かった。

 さあ。雪が融けたらランニングするぞ。






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いま、日本のミュージック・シーン、「Friday Night Plans」がキテると思う。

2022年02月17日 | Weblog
 「Friday Night Plans(フライデー・ナイト・プランズ)」は、女性ヴォーカリストMasumi(日本人の父とフィリピン人の母)がフロントに出ている音楽プロジェクトだ。
 竹内まりやの「プラスティック・ラブ」のカバーが巷では有名だけれど、そのほかにも「HONDA」なんていうイカした曲も発表している。ここから知った音楽ファンも多いだろう。

 ユニット名「Friday Night Plans」とは、金曜日の夜の、明日からやって来るワクワクするウイークエンドのことを考えながら色々計画を練る、そんな至福の時間帯のことから名づけられている。
 紡ぎ出す「音」は、黒人音楽がベースになっていることは明白で、とにかくカッコいい。

 日本のミュージック・シーン、「Friday Night Plans」がキテると思う。







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「MONDO GROSSO(モンド・グロッソ)」の最新アルバム「BIG WORLD」。満島ひかりが無観客の劇場でひとり踊るPVがとにかく素晴らしい!

2022年02月17日 | Weblog
 北陸地方を含めた日本海側は、今冬最大級の大寒波が襲っているらしい。でも、我が青森市は穏やかな天気で、雪も融け出している。
 なんなんだろう? この差はいったい。
 ただ、来週の前半はまた真冬日に逆戻りするらしいけど・・・。

 今日は何度目かの一般入試。盛岡、仙台、東京キャンパスでも実施するので、朝から「入試本部」に陣取る。それでも午前中に試験は無事に終了した。
 3回目の新型コロナワクチンを打って微熱が続いたけれど、それも今はすっかり収まった。

 仕事を定時に終え、乾いた路面を車で飛ばす。5時を過ぎても外は明るい。
 帰宅して珈琲飲みながらの音楽タイム。

 大沢伸一のソロ・プロジェクト「MONDO GROSSO(モンド・グロッソ)」のニュー・アルバム「BIG WORLD」を聴く。
 MONDO GROSSOとはイタリア語で「大きな世界」という意味らしい。その英語表記「BIG WORLD」を今回はアルバム・タイトルにしていて、前作同様、女優の満島ひかり(彼女が歌った、前作の「ラビリンス」も中々いい曲だった)、それから齋藤飛鳥(乃木坂46)も今作に参加している。

 最新アルバム「BIG WORLD」を聴きながら、「YouTube」で、アルバムからのPV「IN THIS WORLD feat. 坂本龍一[Vocal:満島ひかり]」も何度か観たのだけれど、これがまた素晴らしい作品に仕上がっているのだ。
 ぜひ、「YouTube」で確認してほしい。

 「IN THIS WORLD feat. 坂本龍一[Vocal:満島ひかり]」のPV、無観客の舞台で満島ひかりが躍りながら歌うのだが、そのパフォーマンスが息を呑むような美しさに満ち溢れている。もちろん、曲自体も素晴らしい。

 そしてアルバムには、ほかにも中島美嘉、田島貴男 (「オリジナル・ラブ」)、 「EGO-WRAPPIN')」の中納良恵、「ヨルシカ」のsuis、今話題の「Awesome City Club」のPORINなどがそれぞれ参加していて、いつものように豪華絢爛。
 個人的に気に入った曲は、「IN THIS WORLD feat. 坂本龍一[Vocal:満島ひかり]」、「幻想のリフレクション[Vocal:田島貴男 (オリジナル・ラブ)]」辺りだろうか。

 大沢伸一のソロ・プロジェクト「MONDO GROSSO(モンド・グロッソ)」、いつも期待を裏切らない完成度の高さである。









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文藝別冊「キング・クリムゾン 二十一世紀の異常音楽、五十年目の真実」を読む、ワクチン副作用が落ち着いた夜。

2022年02月16日 | Weblog
 2月16日火曜日の夜は、微熱が続き、夕食を済ませて即蒲団に潜って目を瞑る。
 熱は37度台前半。それでも気分は最悪だ。
 関節痛、悪寒、頭痛・・・何にもヤル気が起こらない。まあ、これでコロナから逃げきれるなら、それはそれでいい。

 少し眠っては目が覚め、そこからまた浅い眠りにつく。それを何度も繰り返した。
 朝方になって、目を開ける。
 少し気分は上向いている。熱も下がったみたいだ。これまた前回とおんなじ。一日で回復している。

 着替えて仕事に出る。
 今日も穏やかな天気。それでも道路の両側には2メートル以上の雪壁が何処も彼処も出来ていて、固まった雪はまったく融ける気配がない。
 8時には「研究室」。
 暖房を付けて缶珈琲を飲んだ。でもまだ本調子とは言えないな。熱を計ったら35度9分だった。

 午後になると体調が戻る。
 大きな会議をこなし、夕方5時には大学を出た。
 家に帰って食事を摂り、文藝別冊「キング・クリムゾン 二十一世紀の異常音楽、五十年目の真実」を読む。

 キング・クリムゾンを1969年の処女作「クリムゾン・キングの宮殿」から、年代順に一枚一枚じっくり聴いていこうと思っていて、まずはキング・クリムゾンに関する音楽文献を何冊かピックアップして読んでいる。
 この本を読み終えたら、ファースト・アルバムから順番に聴いてゆくつもりだ。

 しかしそれにしても、このキング・クリムゾンというイギリスのプログレッシブ・ロック・バンドの奥は深い。そして彼らの音楽の歴史、そのすべての鍵を握っているのが処女作である「クリムゾン・キングの宮殿」ということになる。

 ディスコグラフィーは物凄い数になると思うので、とにかく丁寧に彼らの音楽を深掘りしていこう。
 こういうのが楽しいんだよね。







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