淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「時は時に触れるものすべて色あせ変えてゆく」と浜田省吾が歌ってる。

2015年08月13日 | Weblog
 浜田省吾のニューアルバム「Journey of a Songwriter ~ 旅するソングライター」はやっぱり傑作だ。
 特に、前半の怒涛の6曲が特に素晴らしいと思う。

 その中でも5曲目の「美しい一夜」は名曲だ。
 最近はランニングするとき、浜田省吾の「Journey of a Songwriter ~ 旅するソングライター」だけを何度もリピートして聴きながら走ることが多い。

 今日は8月13日の木曜日。
 今日と明日、お盆休みを取った。
 お墓参りはすでに済ませていたので、午前中、炎天下、いつものランニングコースを13キロ走る。
 もちろん、ランニング用ウォークマンで浜田省吾の「Journey of a Songwriter ~ 旅するソングライター」を聴きながら。

 国道沿いのデジタル温度計がもう30度を示している。
 中心市街地を通ったら、ほとんどのお店は閉まっていた。車も少ない。人影も疎らだ。

 海に出たら、東から強い風が吹いてきた。
 でもそれがまた、走っている身には扇風機のようで、ひたすら気持ちいい。
 Uターン先の「合浦公園」は、海水浴に来ている家族連れで賑わっている。夏休みを取っている人たちが多いのだろう。

 炎天下、汗をぶったらして走ることに無上の喜びを感じる自分がいる。
 もはや、走るという行為は、自分にとって生きているという存在証明にすらなっている。そこに音楽が介在すると、それはまさに無敵になる。
 生きている証しにさえなる。
 レーゾンデートル!

 嘘偽りなく、このままこの炎天下を走りながら、自然に意識が薄れ、倒れてそのままこの世界に戻って来られなくなったとしても、全然悔いはない。本当にない。
 それを望んでいる自分がいる。

 真っ白な雲。強い日差し。海から吹き荒れる強めの風。遠くまで広がる蒼い海。それと胸焦がす素敵な音楽・・・。
 あと、いったい何がいるというのだろう?

 走っているその耳元で、「美しい一夜」の曲が流れ始める。
 時計はちょうど12時を回っている。
 2015年8月13日木曜日12時の、海と、空と、太陽と、浜風と、滴り落ちる汗と、浜田省吾の「美しい一夜」。

 「時は時に触れるものすべて色あせ変えてゆく」と浜田省吾が歌ってる。









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