淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

やっぱり、ディランに始まる18「地下室(ザ・ベースメント・テープス)」

2016年10月31日 | Weblog
 「ザ・バンド」とディランがセッションを行い、そのデモ・テープが公式に発売された。「地下室(ザ・ベースメント・テープス)」だ。

 僕はそれまでどちらかというと、ツェッペリンだとかディープ・パープルだとか、いわゆる当時のハード・ロックを中心に聴いていたのだけれど、この頃からだろう、「ザ・バンド」やアメリカ音楽にもウイングを広げ始めたのは・・・。

 大人になりかけてたんだろうな、たぶん。








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やっぱり、ディランに始まる17「血の轍」

2016年10月30日 | Weblog
 前作「偉大なる復活」がとても大好きで、ずっと聴き込んでいたので、この「血の轍」も発売されてすぐに買った。

 当時、僕は東京に住んでいて、一日中、部屋に籠もって色んなアルバムをじっくりと聴いて過ごしていたことが結構多かった。

 ディランがリアルタイムでそこにいた。
 青春だった。









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やっぱり、ディランに始まる16「偉大なる復活」

2016年10月29日 | Weblog
 初めてボブ・ディランのアルバムを買ったのがこの「偉大なる復活」。
 当然、その素晴らしさにぶっ飛んだ。
 なので、ここからが個人的なディラン体験の始まりということになる。

 1曲目の「我が道を行く」から、ロックしている。
 バックの「ザ・バンド」もアルバムの中で何曲か演奏していて、怒涛のD面とA面は何度も聴いたものだ。

 でも、あとでディラン自身がインタビューで語っていたのは、「このライブ(ツアー)、少し力み過ぎていて嫌だった」ということ。

 それでも、僕は大好きなアルバムだ。
 色々と思い出もあるしね・・・。











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やっぱり、ディランに始まる15「プラネット・ウェイブズ」

2016年10月28日 | Weblog
 アルバム「プラネット・ウェイブズ」のジャケットを書いたのはディラン。
 このアルバムは全米で第1位になった。

 ザ・バンドと組んだ「プラネット・ウェイブズ」は中々いい。
 バンドが絡んだディランのアルバムってみんな好きだ。









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やっぱり、ディランに始まる14「ディラン」

2016年10月27日 | Weblog
 カヴァー曲が9曲入っている。
 女性コーラスを伴って歌ったり、「ナッシュヴィル・スカイライン」の時みたいに爽やかヴォイスを聴かせたり・・・。
 なんと「好きにならずにいられない」まで歌っているのである。

 いやぁ、このアルバム「ディラン」、ディランの一面を知るという意味で貴重なアルバムではあるのだろうが、ちょっと辛い。
 何度も聴きたいとは思わないなあ・・・。








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やっぱり、ディランに始まる13「ビリー・ザ・キッド」

2016年10月26日 | Weblog
 サントラだ。
 映画は「ビリー・ザ・キッド」。「ワイルド・バンチ」や「わらの犬」のサム・ペキンパーが監督していて、映画にはディラン自身も出演している。

 ただ、アルバムは全10曲中、ディランのヴォーカルが入っているのはたったの4曲である。
 あとは、西部劇ということもあって、牧歌的で、いかにも西部劇のBGMという感じなのである(別に悪くはない曲ですが)。
 映画のエンディングとなる曲、「ファイナル・テーマ」は美しい。

 しかし、この「ビリー・ザ・キッド」には、ディランの代表曲とも呼ぶべき、あの「天国への扉」が7曲目に控えている。

 ちょっと短めですけどね・・・。









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やっぱり、ディランに始まる12/「新しい夜明け」

2016年10月25日 | Weblog
 前作までの、予測不可能な展開というか、何をしでかすのかよく分からないというか、リスナーを裏切り続ける音作りというか、そういうハラハラ感はここにはない。
 真っ当なディランがここにいる(何が真っ当なのかは一旦横に置いといて)。

 1曲目の「イフ・ノット・フォー・ユー」を聴くと、どうしてもオリビア・ニュートン・ジョンの爽やかな歌声を想像してしまうのはわたくしだけなんでしょうか。

 全英1位である。
 ディランって、アメリカよりもイギリスのほうがセールスがいいんだよね、どのアルバムも。

 何故なんだろ?







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やっぱり、ディランに始まる11/「セルフ・ポートレイト」

2016年10月24日 | Weblog
 なんじゃこりゃ?
 それにしても摩訶不思議なアルバムである。ディランの「セルフ・ポートレイト」って。

 自画像というアルバム・タイトルで、ほとんどの楽曲はカヴァー曲で占められている。まあ、それは別にいいだろう。
 ただ、凄まじいまでのごった煮状態で、サイモン&ガーファンクルの「ボクサー」までカヴァーしている!

 このアルバムで、いったいディランは何を言いたかったのだろう?
 自画像と言われても・・・。

 それに、ここでも名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」を取り上げているんだけれど、このアレンジと歌には最後まで馴染めない。

 このアルバム、ほんと意味がわからん。








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やっぱり、ディランに始まる10/「ナッシュビル・スカイライン」

2016年10月23日 | Weblog
 このアルバム「ナッシュビル・スカイライン」を、ボブ・ディランであると一切告げず、何の予備知識も与えずに音だけを聴かせたら、声の主をディランだとちゃんと当てる人間は一体何人いるだろうか?
 たぶん、いないのではないか?

 それほど爽やかなヴォイスで軽やかに歌っているのだ、この「ナッシュビル・スカイライン」では。
 インストも1曲だけ入っていて、最初の1曲目「北国の少女」なんかはジョニー・キャッシュとのデュエットだし、アルバム・ジャケットは青空を背景に無垢に笑うディランがいる・・・。

 「ナッシュビル・スカイライン」、全編、カントリー色に包まれた、ディランのアルバム史上、かなりの異色作に仕上がっている。









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 やっぱり、ディランに始まる9/「ジョン・ウェズリー・ハーディング」

2016年10月22日 | Weblog
 ディランがバイク事故を起こして暫くの間音楽シーンから消え、その復帰盤としてリリースされたのが「ジョン・ウェズリー・ハーディング」である。
 期待も高かったんだろう、アルバムは全米で2位、イギリスではナンバーワンとなった。

 前作までのロック色が消え、初期のフォークというか、カントリー色が強くなっている。

 でも、個人的にこの穏やかさは嫌いじゃない。
 名曲「見張塔からずっと」も入ってるし。









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やっぱり、ディランに始まる8/「ブロンド・オン・ブロンド」

2016年10月21日 | Weblog
 2枚組だ。
 このアルバム「ブロンド・オン・ブロンド」もまた傑作・名盤と呼ばれている。

 2枚目の1曲目である「わが道を行く」は、74年に発表された「偉大なる復活」でも冒頭の1曲目を飾っていて、そっちのアルバムの「わが道を行く」には、最初聴いた時、ほんと、鳥肌が立った。

 俺は俺の道を行くんだ・・・時が教えてくれる・・・誰が倒れ、誰が残ったのか!
 誰が倒れて、誰が残ったか。

 いい曲だ。
 「わが道を行く」。

 






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やっぱり、ディランに始まる7/「追憶のハイウェイ61」

2016年10月20日 | Weblog
 全米3位、全英4位。
 しかも、1曲目の名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」はシングルで全米ビルボード2位。
 とにかく、ディラン初期の名盤がこのアルバム「追憶のハイウェイ61」である。

 ローリング・ストーンズもカヴァーしている「ライク・ア・ローリング・ストーン」がなんといっても素晴らしい。
 栄華から転落してゆく女性を歌っていて、秀抜。
 疾走感もあって、一気呵成に歌い上げるディランも凄い。名曲だ。

 ディランのアルバムの中でこの「追憶のハイウェイ61」を挙げる音楽評論も結構多い。
 僕もこのアルバム、車の中でよく聴いている。








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やっぱり、ディランに始まる6/「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」

2016年10月19日 | Weblog
 この5枚目となるアルバム「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」から、ディランは大きく変化する。
 いわゆる、フォーク・ロック路線への転換である。
 そしてこの辺りから、ディランは傑作アルバムを何作か矢継ぎ早に提示して行くのである。

 「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」の1曲目、「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」がまず凄い。
 今の音楽を既に先取りしていることが見て取れる。

 今週末からNHKTVでディラン関連の特集が何本か組まれているけれど、その中で「ノー・ディレクション・ホーム」というドキュメンタリーも再映されるのだけれど、 これは必見だ。
 PVのさきがけとなる、「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」の映像も中に組み込まれていて、これがとにかく素晴らしいのである。

 観るべし!












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やっぱり、ディランに始まる5/「アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン」

2016年10月18日 | Weblog
 スウェーデン・アカデミーが、「アメリカ伝統音楽にのせて新しい詩の表現を創造した」ということで、2016年ノーベル文学賞をボブ・ディランに授与すると発表したのは10月13日のことだった。

 でも、この「やっぱり、ディランに始まる」は、そんなこととは全く関係ない。単純にディランの音楽の足跡を一度振り返ってみたい、前々からそんなふうに思っていたからに過ぎない。

 で、オリジナル・アルバムの4枚目は「アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン」。
 次のアルバムからディランはもの凄い事になってゆくので、この「アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン」、これまでの政治的・プロテスタント的な楽曲からちょっと離れた、ラブソング全開のアルバムである。
 だから過渡期ということになる。

 割りと好きだなぁ、このアルバム。








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やっぱり、ディランに始まる4/「時代は変る」

2016年10月17日 | Weblog
   
 仏頂面のディラン。
 政治的なコミットメントを含む、いわゆるプロテスタントなアプローチをフォークという手法を使って全面に押し出すアルバムはこの「時代は変る」で一応のピリオドをみせることに。

 それにはてもディランは掴みどころがない。
 いつも変り続ける。そして、いつも聴き手を裏切る。
 もちろんそれは、このサード・アルバムまでの足跡からは読み取れるはずもなく、ここからまたディランは、驚愕の音楽的転換をわたしたちの前に差し出すことになるのである。

 当然、僕自身がこのアルバムを聴いたのは、ずーっとずーっとあとになってからのことなので、したり顔でここで言うのも、なんか照れるんですが・・・。











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