テルミンの彼方へ

宇宙とシェアする楽の音

llma さんのライブ@吉祥寺

2006-01-27 | ライブ・コンサートメモ
llma さん ハンマーダルシマー

テルミンライブ@吉祥寺 『STAR PINE'S CAFE』

ライブのあったのは 昨日 1月26日の木曜日です。 昨年一度伺って やの先生そっくりの音色に 驚嘆するやら うらやましいやら の後 2回目のライブ。 ライブ2回目とはとても思えない程すっかり場慣れして 彼女独特の世界を作りあげてます。 音と 楽曲と llma さんの持つ雰囲気と。 

先日 友人と テルミンは 下手すると 何曲弾いても同じ曲に聞こえてしまうんですよね。。。という話から 案外 演奏者の個性 というものが出しにくい楽器なんじゃないか なんていう話をしていましたが それは まだ 自分の世界というものを作りあげる事のできていない演奏者に対してであって それが 出来てしまうと テルミンは こんなにも全人的で 「楽器です。」 という範疇には収まらないものがある。 常々思う事ですが お茶の世界に似ている。 お点前や お茶の味 だけではなくて どういう世界を作りあげるか という 雰囲気芸術の様なところがある。 それが うまく行っている演奏者は 聴衆を 異次元に 連れて行ってくれる。 例えば ピッチ精度 みたいな一つの要素だけを取り上げて追求してみても うまく行かんのです(いくら追求しても テルミンのピッチ精度は 所詮限界がある)

そして llma さんの強さは この音色の甘さ。 聞いてるだけで 心地よい~。

昨日は llma さんに わたしのテルミンにサインをして頂いてしまいました(*^^*) 初サインだそうです。 やった~☆★☆ きっと 将来 プレミアムが付くに違いない。

llma さんの出番は 5組の出演者の内 トップバッター。 居残って 他の組の演奏も聞きましたら みんな面白い(*^^*) ついつい 最後まで聞いてしまいました。 ハンマードダルシマーを演奏したのは 壱零base さん。 ピアノの原型となった と説明してらっしゃいましたが そういう流れがあるのかな。 チェンバロもピアノの原型と言われますが チェンバロの音色よりは もっと ころころした優しい水琴窟の様な音色です。 オルゴールの音色にも似た 癒し系の音。 台の上に並べた弦をスプーンみたいな撥?で叩く。 低音の時左側(演奏する側から見ると右側) 高音の時右側を叩いているので これって ピアノの鍵盤の並びと逆じゃないのかしら? 違和感無いのかな? と思って 演奏が終わってから見せて頂きましたら 弦は 横に張ってありました。 低音から高音まで 何往復かする様です。

その後の yuka さんのウクレレも 大概変わってます。 舞台の上に ウクレレのケースをまず置いて その上にウクレレを横に寝かせて 演奏者はその前に座って(あぐら?) 弦を弾いたり 叩いたりしながら 不思議なリズムの歌を歌います。 古代の曲みたいな。 それが 個性的な本人の雰囲気ともぴったりで やはり 独特。

奇妙な世界を 沢山見せて頂きました~。

銀座YAMAHAインストアイベント

2006-01-23 | ライブ・コンサートメモ
YAMAHAインストアライブ(エレクトーン&テルミン)2006年1月22日
松本淳一 with トリ音
「オトノキモチ ヒト ツナグ」DVD&エレクトーン楽譜 発売記念

お目当てはテルミンだったのですが エレクトーンの松本さん ほれぼれと魅入ってしまいました。 こんなエレクトーンを聞いたのは 初めてです。 エレクトーン というよりは シンセサイザーに近い。 尺取り虫の恋 という曲では 効果音的な音を駆使しながら 尺取り虫の動き 驚き 喜び 悲しみ そんなものが 目の前にありありと見える様な曲に仕上がっています。 映像をつけたら もっと面白そうです(DVDでは この曲に 何か 映像をつけてあるらしい)

次の未来のとびらがのすきまがなんちゃら という曲(タイトルをよく覚えていない)は 最初 サバンナの雄大な自然か何かをイメージしたものかと思いながら聞いていました。 松本さんの音は 空間的に とても広い印象があります。 北海道の方だからかしらん。 空も 晴れ渡って 高い。

演奏しているのは 2本の手と2本の足(左足だけみたい?)なのに それは 今までのエレクトーンのイメージを覆す様な 様々な音色が複雑にからまりあった ミュージックボックス です。 たった1台で 何でも出来ちゃう。 この1台で これだけいろんな音が出てる という事態(!?)と 演奏者は 2本の手で鍵盤を叩き 足で下の鍵盤を叩いているだけ という 見た目のギャップに混乱をきたさない様に という意図があるのかどうか知りませんが かなり オーバーアクションな演奏スタイルも 見ていて面白いです。

問題のテルミンは。

こちらも 流石のトリ音さん。 テルミンとエレクトーンの掛け合い みたいな即興に見える(でも どうやら楽譜があるらしい)曲は ひたすら感心して聞いてました。 その他 ちゃんとメロディのある曲も。 ふるさとが一番好きです☆ トリ音さんのテルミンは ちゃんと ひとつの世界を作りあげています。 テルミンでなくては出来ない表現方法をふんだんに取り入れながら 楽曲としても 聞き応えのあるものになっている。

惜しむらくは エレクトーンが主役なので そもそも音量バランス的に テルミンの音を絞ってある(多分?)のと エレクトーンが シンセサイザーみたいな音を出すものだから 音の氾濫の中から テルミンの音を拾い出すのが。。。似た様な音なので。。。。 テルミンを知らない方には テルミンが出しているのは どの音なんだか 分からなかったんじゃないか と心配です。

そういえば 先日の 紀ノ川さんと一緒にやったライブも 打ち込み音源にテルミンを合わせる という形でした。 あれ 聞いてらしたお客様には どの音がテルミンの音なのか 理解して貰えてたんかしら と ふと心配になったりする。。。

テルミンを主役に持ってくるなら テルミン + 生ギターあるいは生ピアノあるいは生ハープ + それだけじゃ弱いので環境が許すなら映像 が欲しい。 Jーポップスだと なんか舞台の上にもう一声 という感じで ダンサーを呼んでくるんでしょうが テルミンの後ろにダンサー というのは 多分 うるさい。 以前 やの先生が 学士会館でなさった演奏会の時は 後ろのプロジェクタに 映像を投影していらっしゃいました。 あの時は どうやったんだったかしら。 客席 暗くしたんだったかしら。 記憶にありません。

風雅練習日

2006-01-21 | テルミン日記
メトロノーム


東京 大雪 どの日記も みんな「雪だ~」「雪☆」「雪です」状態の中 風雅の練習日でした。電車は大幅に遅れたらしい。 まゆこさん お疲れさまでした。

メトロノームの甲斐あって わたしは まゆこさんに
「ようこさん すごい リズムが改善されましたね☆」
と誉められました。 やった~☆

メトロノームを下さいましたおぎ原さん 有り難うございます。

The Girl Talk+2Men

2006-01-20 | ライブ・コンサートメモ
公園通りクラシックスの入り口1月19日

@渋谷・公園通りクラシックス
http://www.radio-zipangu.com/koendori/index.php

ギタリストのまゆこさんのお誘いで 風ぴゅんぴゅんの中 ロック?(ソウル系の音楽中心だったらしい)のライブに行ってきました。 轟音も 段々 慣れてきました。

ライブハウスの入り口がすごい。
どう見ても駐車場(実際 駐車場)の中に 構わず入っていくと その先に 入り口があるのです。駐車場のボイラー室をライブハウスに改造したのかしら? みたいな感じ。 しかも 1階は教会です というのが どことなくシュール。 東京山手教会。 こんな繁華街の真中に突然あるんですね。

ライブのMCによれば 昔は「じゃんじゃん」と呼ばれる場所でした。だそうです。 渋谷じゃんじゃん。 それは 小説の中でしか お目にかかった事のないライブハウス。 バーで言えば バー・ラジオみたいな。 なんだか 自分が いっちょ前になった気分です☆

演奏は 相変わらず まゆこパワー炸裂。 かっこよい系のギター 楽しませて頂きました。まゆこさんは 実に楽しそうに演奏するので 見ている方も楽しくなります。 4月京都で 風雅(テルミン:ようこ ギター:まゆこ)として演奏する時の ちらし案を見て頂いたりして 終了後 いろいろご挨拶が忙しそうだったので そのまま失礼してきました~。

お稽古の新曲:宵待草

2006-01-15 | テルミン日記
夢二茶碗振り返ると やの先生のテルミンのお稽古は 大体 半年に1曲 というペースで(一応)仕上がっていってます。 他の生徒さんは どんなペースなんでしょう。 個人レッスンになってから 様子がよく分かりません。

昨年暮れまでは サン=サーンスの『アヴェ・マリア』をお稽古しておりました。 あんまり これで完成 という気分でもないのですが 年も改まりましたので 新曲に進む事にしました。

今年前期の目標は『宵待草』

写真は 4年半前(計算してみて自分でびっくり。もうそんな前の話になるんですね)に作った 夢乃茶碗です。高台が 夢二の永遠の恋人 彦乃の 「乃」という文字になっているのです。 夢二は 今 誰と一緒にいるのかな。

赤坂初詣ライブチアーズの映像

2006-01-14 | テルミン日記
L@N Akasaka 写真我が家は電話局から遠いので インターネットで配信されている動画を見るには ちょっと辛い環境にあります。 昨日 実家に帰った際に 母のパソコンで ライブチアーズに映像を見に行ってみました。 おお。流石に さくさく動画が見られる。 この環境はうらやましいです。

と わたしが喜んでいるのに 母は「これ 正しいの? なんか 壊れてるんじゃない?」と パソコンを 縦にしたり 横にしたり 斜めから見たりして ようやっと 別に パソコンの画面がおかしいわけでもなく 電球が切れかかっている訳でもなく(ああいう パカパカする照明なの) という事が分かって貰って 残りの出演者の方も 改めて拝見。 ついでに 他の日のライブも 片っ端から見てみると いや~ 皆様 舞台の作り方が お上手で。。。どうすれば 見栄えがするか というのは 事前に ここで 予習しておけばよかったわ。

見ながら 思いついた事 ↓

・1曲は 斜め横から 紀ノ川さんに単一のスポットを当ててもらおう と思っていたのを忘れていた。
・テルミンは 舞台の奧 ではなくて 前に出た方が良かったかも(絵として)
・紀ノ川さんも 途中 舞台の上 客席間際まで迫るシーンがあっても 良かったかも
・椅子に座った出演者の映像が 意外とサマになってる。
 次回は 一曲くらい 紀ノ川さんに座って貰おう。
・マヨネーズマンは テルミンと朗読とで 照明を使い分けて貰っているのだけれども これは もっと違いの分かるくらい はっきりと使い分けて貰えば良かった様な気が。
・客席でも照明がぱかぱか光ってる様な舞台があった。あれも楽しそう。
・1曲くらい お客様がノレル曲があっても良かったかも~。

写真:prayer 様

赤坂初詣の音源・映像

2006-01-13 | テルミン日記
L@N Akasaka 写真

ケロログ という音声を貼りつけられるブログを始めました。
赤坂初詣の音源を ちょこっと ご紹介。
こちらからどうぞ→http://www.voiceblog.jp/theremin/

ライブチアーズでは ライブの映像を紹介して頂いています。
こちらからどうぞ→http://www.livecheers.com/
中に入って「再放送」というタブで「赤坂 L@N Akasaka」の「2006年1月」のライブです。映像を見るには 会員登録が必要です(無料)

写真:prayer 様(ちょっとトリミングしました。ごめんなさ~い)

赤坂初詣テルミンの写真

2006-01-12 | テルミン日記
prayer さんが ミクシィのアルバムにアップしてくださいました。
これが もう 流石 としか言いようの無い芸術写真です。 かなり 過酷なシチュエーションだったにも関わらず 良いタイミングで 綺麗にシャッターが切れています。

ミクシィにいらっしゃる方は prayer で 検索してみてくださいませ。

赤坂初詣ビデオ再び

2006-01-10 | テルミン日記
赤坂テルミン後学の為に もう一度見直してみましたが やはり うまい(←他の出演者の方) わたし達のすぐ後のレンダさん(歌+キーボード)なんて 中島みゆきさんの夜会を彷彿させます。 今 思うに 照明データも 打ち込み音源データと一緒になってあったのかも。

自分の舞台を省みて こうすれば良かったかも~ と思う演出☆

・最初 幕が開く前に 紀ノ川さんのセリフを始めてみた方が良かったんじゃなかろうか。
・わたしは テルミンを弾かずにいる時間は そこで でんぐり返しでもしてみたら良かったんじゃなかろうか。
・最後は「握手をしましょう」で 紀ノ川さんとわたしが 握手をしながらお辞儀して 幕 という構成にしたら良かったんじゃなかろうか。

赤坂初詣テルミンVIDEO反省会

2006-01-09 | テルミン日記
テルミン 於L@N赤坂 テルミン 於L@N赤坂

テルミン 於L@N赤坂 テルミン 於L@N赤坂

当日 わたしは 先に失礼しましたので 録音用のMDプレーヤーをお店に置いたまま帰ってきてしまいました(汗) 紀ノ川さんに お電話しましたら 紀ノ川さんが持って帰ってくださったそうです。有り難うございました。 都内まで出かけるついでに 最寄り駅まで 届けて頂きました。重ねて 有り難うございます~。 ご面倒おかけします。

お陰で お店の方が撮ってくださったVIDEOも 早々と頂いてしまいました。 らっき~☆ という訳で 早速VIDEOチェック。

見直すと 自分のヘマばかりが目につきます(ひやひや) でも 1ヶ所 床に転がったたらこちゃん(本番直前に 紀ノ川さんが舞台で使う事になって どなどなどーな と 紀ノ川さんのカバンの中にいた) そのたらこちゃんが気になって 間違えてしまった所は あ 間違えてかえって良かったんじゃない? という雰囲気~かも~(みんなも そう思ってくれている事を祈ろう)

他の方の舞台は 持参のVIDEOの方に入っておりまして それを拝見しますと 他の出演者は 皆様 舞台慣れしていらっしゃいます。 それに よく作って練り上げてあります。 あれに比べると まだまだーー。 これからでございます。 どうぞ 長い目で よろしくお導きのほどを。。。

写真は まずは カラフルなのを選んでみました。