テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



テルミンミュージアムでは、月に1回、RCAテルミンの実演奏を行う「RCAテルミンの夕べ」を開催しております。毎回、ゲストにお越し頂いており、「第3回RCAテルミンの夕べ」には、濱田佳奈子 さんをお迎えし、ライブを行っていただきます。

※今回はRCAテルミンによるライブ演奏はありません。
※名古屋のmb-laboさんに修理状況を取材に行って参りましたので、そのVTRでご覧頂きます。


■時:令和2年11月28日(土)14時~15時

■所:テルミンミュージアム


配信URL
https://youtu.be/B7i_Z0tjXi8
チャットによる参加可

■主催:テルミンミュージアム

■濱田佳奈子プロフィール:
Kanako Hamada Theremin Player テルミン奏者
東京出身、日本大学芸術学部演劇学科卒業。声楽を前野邦子氏に師事。
円演劇研究所を経て「ぼっくすおふぃす」、「元祖演劇の素いき座」『阿房列車』(平田オリザ作)などの舞台公演に出演。俳優として幅広く活躍。
その後、当時FMラジオ放送でオンエアされていたクララ・ロックモア氏の演奏に感銘を受け、ロシアの電子楽器「テルミン」奏者の道へ。
D.ショスタコーヴィチ専門「オーケストラ・ダスビダーニャ」(※2014年すみだトリフォニーホール)と共演し好評を得たり、人気映画「のだめカンタービレ最終楽章・後編」にてテルミン演奏の
スタント(2010年)を務め精力的な活動を行っている。
そして、2018年には、世界でも珍しいテルミンアンサンブル集団である「東京テルミンオーケストラ」を発足し、音楽監督に就任。
2019年には、指揮者、西谷国登氏を常任指揮者として迎えるなど、世界的な活動を目標にテルミン業界を牽引し続けている。
また演奏活動の傍ら、テルミン業界を盛り上げる人気指導者として、これまでに,ヤマノミュージックスクール池袋、よみうりカルチャー大宮、ヨークカルチャーセンター小杉にて講師を歴任。現在は、約15年間に渡り指導を行う、池袋コミュニティ・カレッジ、ヤマノミュージックサロン吉祥寺にてテルミン、マトリョミン教室講師を務める。
その他、ソプラノとテルミンのユニット「ソプラミン」、2017年にはテルミン・オーボエ・キーボードの異色ユニット「妄想テルミンヌ」を結成。
テルミンとオーケストラ、弦楽四重奏、声楽、ストリングラフィ、演劇、舞踏、朗読などと多数共演するなど、幅広く活動を行っている。

東京テルミンオーケストラ公式HP
https://sites.google.com/view/tokyothereminorchestra/home 

■RCAテルミンとは
RCAテルミンは、テルミン博士自身が設計し、一般に流通したテルミンとしては、最古のモデルです。1929年から1930年にかけて、RCA社により500台販売されました。
現在は、世界に132台の現存が確認されており、いくつかは美術館や博物館で展示している、という貴重な楽器です。テルミンミュージアムの所有するテルミンは、テルミン博士をアメリカに招聘した Mischa Tulin の所有だった事が分かっています。

中をあけると大型の真空管が並んでおり、それらは、今は製造されていない真空管ばかりです。真空管の消耗を避ける為、RCAテルミンに通電するのは、月に1回「RCAテルミンの夕べ」のみとしております。



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