テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 





敬愛する作曲家今井重幸先生が2014年1月4日、81歳のお誕生日の日に亡くなられました。その跡を慕い、一周忌に当たる来年のお正月、愛惜の想いを込めて、追悼公演を行う事にいたしました。

■タイトル:今井重幸追悼公演

■時:2015年1月4日(日)14時開演(開場13時半)

■所:港南区民文化センター「ひまわりの郷」ホール
  横浜市港南区上大岡西1-6-1 ゆめおおおか中央棟4階 
  TEL:045-848-0800
    http://www.himawari-sato.com/

■交通:京急線・市営地下鉄「上大岡駅」から駅ビル直結5分。
    http://www.himawari-sato.com/modules/access2/
    ↑この説明通~りにいらっしゃれば程なく到着しますが、迷いやすいので、時間に余裕を持っておでかけください。

■プログラム(予定):

 今井重幸作品より
  『シギリヤ・ヒターナ』marimb.perc.
  『対話と変容』fl.vc
  『青峰悠映』fl.fg.hp
  『小さなロマンス第二番』fl.there.hp
  『モイルの海鳴り』there.hp.朗読.violin1.violin2.viola.vc.

 今井重幸に捧げる追悼曲(会より委嘱)
  『!Mi musica#2! ~Ore no Uta~ Para maestro Shigueyuki Imai 』
   (曲/清道洋一)there.hp.舞踏.朗読.fl.fg.marimb.perc. 他
  『「悠久の舞」の主題によるレクイエムとシフト・オスティナート』
   (曲/吉原一憲)there.marimb.violin1.violin2.viola.vc.

■出演(あいうえお順):
  飯島諒[フルート]
  今井万里子[マリンバ・パーカッション]
    http://marhythmimai.web.fc2.com/
  大西ようこ[テルミン]
    http://homepage2.nifty.com/YOKO/
  大野慶人[舞踏] 
    http://www.kazuoohnodancestudio.com/
  大森香奈[マリンバ・パーカッション]
    http://www.kana-mallets.com
  宝木美穂[朗読]
    http://happyrollcake117.blog.fc2.com/
  中澤沙央里[1stヴァイオリン]
  福田道子[ヴィオラ]
  堀之北三保[ハープ]
  堀辺祥世[2ndヴァイオリン]
  安武悠太[ファゴット]
  他

■チケット
  前売 ¥3,000 / 当日 ¥3,500
  中学生以下 ¥2,000   障がい者(介助者も一名まで同料金) ¥2,000
  未就学児のご入場はご相談ください ※親子室あり(会場の集音マイクの音になります)

 ※全席自由。
  補助的に会場のPA(天井から音が出る)を用いますが、テルミンの音は、基本的にアンプの向いている方向にしか出ませんので、お席の希望のある方はお早めのご来場をオススメいたします。
  全355席 1階席240席

■チケットお取り扱い:
  今井重幸追悼公演実行委員会(担当:大西)
   080-5436-0828 
   theremin-japan@ezweb.ne.jp
   お名前・枚数・ご連絡先・チケット送付先お知らせください。
   チケット及び郵便振替用紙を郵送いたします。
   振込手数料が発生する場合はお客様でご負担ください。


■清道洋一プロフィール:
1966年長野市出身。これまでに,作曲理論を土肥泰,アナリーゼと実作を三善晃,音楽理論と管弦楽法を眞鍋理一郎並びに今井重幸に指導を受ける。劇団の座付き作曲家を経て,2012年,科学技術と芸術により世の中をより良く,より楽しくすることを目的とした「東京博物研究所」を設立,活動の拠点としている。現在,技術士としてダム構造物をはじめとするコンクリートに係る試験,調査を行うとともに,作曲,編曲,舞台の演出など,科学技術と芸術の両面で活動を展開中である。
(社)日本作曲家協議会会員,日本音楽舞踊会議会員,作曲家グループ「蒼」同人。


■吉原一憲プロフィール:
複数のコンテンストでグランプリを受賞しCM等の音楽制作依頼を受けるようになる。敬愛する伊福部昭の音楽を若い世代に広めるべく「シンフォニア・タプカーラ」「ピアノと管弦楽の為のリトミカ・オスティナータ」等の代表曲をクラブ・ミュージックへアレンジを試み、好評を得たことをきっかけに伊福部昭生誕99年白寿コンサートにて「リトミカ・オスティナータによる《讃》」「アメノウズメの舞」の編曲を担当し今井重幸より手解きを受ける。
http://www15.plala.or.jp/solidsoulrobot/



■今井重幸プロフィール:

 1946年より独学で作曲を始め、交響詩「狂人の幻影」が縁で伊福部昭に師事、後にアメリカでエドガー・ヴァレーズ(Edgar Varese)にも師事。1953年NHKテレビの開局と同時に影絵・人形劇の放送スタッフに参画、「蜘蛛の糸」「杜子春」「走れメロス」等の劇音楽の作曲担当。また既成の音楽にない斬新な手法で次々と曲を発表、横山はるひバレエ団「ピノキオ」、江口・宮舞踊団「蜘蛛の糸」、大野一雄・花柳照奈「一角獣」、土方巽「埴輪の舞」、三条万里子バレエ団「禅に基づく三章」等多くの舞踏曲を作曲。他に演劇界では東京芸術座、ソシエテ・デ・ザール、青俳、文学座、人間座、薔薇座、アルス・ノーヴァ等の劇音楽、また「愛は惜しみなく」、「北風と太陽」、「繪金」等の映画音楽、TV・ミュージカル等多方面で作曲を担当する。

 純音楽では「Sinfonia」、オーケストラの為の「Metamorfosi Concertante」、オーケストラの為の「悠久の舞」、仮面の舞第5番、邦楽器の為の「傀儡曼荼羅」、「斜箭提陽」等多数の作品がある。

 同一人物の舞台演出家「まんじ敏幸」としては、1955年舞台に関わる各ジャンルの意欲的な芸術家達を結集して現代舞台芸術協会を設立。企画・演出担当として既成概念に囚われない新しい舞台芸術の創造と運動を展開。ヨネマヤ・ママコをパントマイム、土方巽を舞踏、三条万里子をニューヨークのモダン・ダンスの世界へと飛躍させた。(ちなみに土方巽の芸名と舞踏という新しいジャンルの命名はまんじ敏幸である。)

 演劇の世界では、カフカ「審判」、イオネスコの「授業」等の日本初演、「拠物線」等の創作劇の演出、またフラメンコの世界では、小松原庸子、長嶺ヤス子、山田惠子らの舞台演出家、企画・プロデューサーとして活躍。長嶺ヤス子「娘道成寺」(昭和55年度文化庁芸術祭大賞)、「曼荼羅」(昭和58年文化庁芸術祭優秀賞)等の業績がある。

 現代舞台芸術協会理事長、日本フラメンコ協会理事、東京造形大学造形学部・舞台芸術専攻講師、日本大学生産工学部・建築工学科講師を歴任、(社)日本作曲家協議会会員であった。

 2014年1月4日東京大学医学部附属病院にて逝去。81歳。



■後援:伊福部昭百年紀実行委員会
    青山ハープ株式会社東京営業所
    株式会社銀座十字屋
    一般社団法人 東京国際芸術協会 

■主催:今井重幸追悼公演実行委員会

■イヴェントページ:
 http://homepage2.nifty.com/YOKO/imai/2015-0104.html
あるいは
 https://www.facebook.com/events/621852434579844/



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ご報告が遅くなりましたが、無事に終了いたしました。

ご来場いただきました方、応援くださいました方、有り難うございました。

神社、という特別な場所での演奏、祈りの言葉が、世界に、宇宙に、届きます様に。



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