テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



多少弾きにくいけれども 柔らかい音色は捨てがたい e-winds 次の録音は e-winds でしようと 思い立ったところに e-winds テレビ出演が決まってしまい しばらく 岩手に出張に行っておりました(もともと 所有は岩手の愁さんなんだけれども) それが 先日 戻ってきました。 ゼロポイントが取れなくなったのを ついでに調節して頂きました。

箱から出して セッティングして音を出して見ると 確かに つまみの中央の位置で ゼロポイントが取れる様になっています。 良かった~。

e-winds の 弾き勝手 慣れるまでに 約30分。 何回か 録音する内に ピッチがどんどん伸びてきます(あれ~) ついに つまみを振り切っても ゼロポイントが取れなくなってしまいました(泣) 置いてある部屋が 西向きなので 午後になって西陽が当たる様になると 室温も上がってます。 一体 この子は 電源を入れっ放しで使用可能な時間が短いのか それとも 大変温度に敏感であるのか どちらだろう? と思い 今日は 電源入れっ放しにしたまま(ミュートのスイッチがあります) 午後は出かけてしまいました。

夜 帰宅すると 室温の下がった部屋に置かれたe-winds  外出中 ずっと 電源が入ったままだったんですが つまみが中央の位置で ゼロポイントが取れる様に 調整が戻っています。 つまり あなたは 温度に敏感な子だったのね~。 録音の続きは 明日にしましょ♪


テルミン日記)  コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




テルミンDVD『祈 one ~』 楽曲の使用料の請求書が届きました。

まず 非商用 という事で 基本使用料が不要。 値段のついたものの場合は 1曲1分毎に800円徴収されるので 結構大きい。

複製使用料 は 通常ならば 50個までは 1曲1分毎に500円。 50個越えると 1個1分毎に7円。
これが 非商用 という事になると 1個1分毎に3.5円。 という事になる様です。 全部で1365円で済む☆ とか そんなうまい話ではなかった。 なんか 話が違うな~。 でも まあ 基本使用料が不要だし 複製使用料も半額だし。

ところが よくよく請求書を眺めてみると まだおかしい。 今回 2回に分けて 申請を出しています。 最初は ほんと 内輪に配る程度の数だけ申請しました。 が 申請してから 折角作ったんだから やっぱり もちょっと 広い範囲に配っちゃお♪ という気になってきて もう一度 数を増やして申請したのです。 こちらが 1個1分毎に7円で計算してあるではないかっ。

これは変だ と思って JASRACに問い合わせてみましたら 「追加申請時は通常規定通りとなる為、1分単価は7円で計算することになります。」なんだそうです。 

先に言って~。


テルミン日記)  コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




一陶人DVD今年5月の禅文化歴史博物館でのテルミンは 陶芸家の長谷川剛先生の講演会での おまけイヴェントでした。 講演会の模様は 大学側がVIDEOに撮っておいてくださったので それをDVDに作り直しました。 40分の講演の途中には 作陶展での展示作品の画像を 散りばめてあります。 ついでに テルミンも BGMでちょろちょろ顔出してます☆(しめしめ)

長谷川先生に納品した後 講演会にいらしてくださったお客様にも 記念でお送りしましたら その内のお一人 お茶の先生をしている方から 「これは 是非とも もっと多くの方に見て頂きたいものである。」という事で 20枚 追加注文がありました! 

映像作家(今年から こういう肩書きができました)になって(今年 なりました) 初めての受注作品 増刷です(どんどんぱふぱふ) すんばらしい。

しかも テルミンがBGMで参加しているので ディスクには ちゃっかり 「テルミン:大西ようこ」と書いてあります(自分で書いた)

そんな訳で 原価計算 してみました。

ディスク  38円
箱     48円
ジャケット 80円(しおりも付けると150円になる)

計  166円

あら~。 ディスクの原価が 一番安いんですね。 お衣装(?と言うんだろうか。ジャケット)代が 高うございます~。


DVD・映画)  コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




旧古河庭園外観 赤トンボ

来月 旧古河庭園で テルミンを弾かせて頂くので 会場の下見を兼ねて 洋館の見学をして参りました。

部屋ごとに その部屋のテーマカラーみたいなものがあり この部屋は モスグリーンの部屋 この部屋は青い部屋 この部屋は赤い部屋 この部屋はピンク という感じに 色分けしてあるのが 面白い。 ビリヤードルームは モスグリ-ンで 喫煙できるサンルームが併設されています。 ビリヤードする人は 喫煙がセットなのかしら。

家族が3名に対し 使用人の数は 推定40名だそうです。 当主にとっては これ 全員が扶養家族 という事かぁ と思うと 流石は 銅山王です。

今まで 外から見るばかりで 全然分かりませんでしたが 2階は 半分以上の部屋が 畳・障子・時には床の間・金砂子 という バリバリの和室でした。 客間は15畳と12畳。 仏間まであります(設計図には チャペル と書いてあるそうです)

そういえば 庭園も 薔薇園と 奧の日本庭園と 和の文化圏 洋の文化圏 と 二重構造になっています。 

見学が終わってから もう一度 外から眺めてみましたら 子ども部屋など ちょっと奥まっているので 室内は和室 とは 俄には 分かりづらい構造になっています。 その気になってみると 窓から障子が見えました。 例年より早く咲き始めた薔薇が 彩りを添える庭には 秋あかねが 無数に飛び交っておりました。

この 旧古河庭園 設計は ジョサイア・コンドル。 五反田の清泉女子大学の島津邸と同じ設計者 というのは あまり関係が無い事ではありますが わたしにとっては びみょ~に 感慨深いものでありました。


テルミン日記)  コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




ハープ安井弘子さんの門下生と お仲間による 発表・ミニコンサートです。 テルミンDVD『祈 one ~』で ハープを弾いてくださっている 榊未籠さんは M,トゥルニエの 『 Quatre Preludes 1,2,4楽章』を弾いてくださいました。 使っていたのは 先生のハープかしら。 彫り物がしてあって 豪華です☆ 随分 繊細な音が出る様になってきました。

プロのハープ奏者は二人。 かなり 弾き時の手付が違います。 どちらも見た目の優美な事は ほんと うらやましい楽器です。

グランドハープ と アイリッシュの他 膝の上にのせてかきなでる もっと小さなハープ いろんなハープを取り混ぜて 楽しませて頂きました。

カメラマンをしてらしたのは 先生のご主人だそうです。 作品が いくつか店内に飾ってあって ちゃんと奥様の写真もあったのが 微笑ましい。


ライブ・コンサートメモ)  コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




こちろうさんテルミンの図『テルミンとマトリョミンによる映画音楽の夕べ』@ポナペティ on 第86回チェロリン村水曜コンサート

1年半ぶり? 久しぶりに聞くこちろうさんのテルミン ますますグレードアップして 竹内先生の音そっくりになってきました。 いろいろ映画音楽を聞かせて頂いた中で 一番 こちろうさんの音の印象が似合う(と わたしが感じる)のは 井上陽水の『少年時代』 あたりかなぁ。 オカリナと合わせても よく合いそう。

マトリョミンの合奏を 生で見るのは 今回初めてです。 テレビ では 見てましたが。 みんなでやればこわくない☆ みたいな感じぃ~? 確かに 人目は惹くが。。。う~ん。 何はともあれ お疲れさまでした。 マトリョミンの 顔 胴体の模様 頭のぐりぐり 1体1体 全部違う というのは 発見。 中には 頭部全面に ぐりぐり渦巻きが描いてある子も。 目ぇ 回りそう~。 ウチの不思議ちゃん 結構 イケてると思います(親ばか?)

テルミンだけでなく マトリョミンも入ると しかも 合奏が入ると テルミンの演奏会 と一口に言っても 随分バリエーションが付けられるものです。 

あと お店が広くて 比較的明るいのが よい感じ☆ チェロリン村 という言葉から連想するのか 清く正しいよい子のテルミンコンサート という感じで? 


ライブ・コンサートメモ)  コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




マリア像高校の授業でテルミンを弾かせて頂きました。

ざわざわしていた教室が 演奏が始まると どよどよ~っというどよめき。 興味津々で聞いてくださり 演奏が終わると 満場の拍手。 こんな嬉しい反応は初めて みたいな気がします~(涙) もっとも 考えてみれば 200名の拍手 というのは かなりの迫力です。 うん きっと 今までも わたしは 暖かい拍手を頂いてきたのに違いない。 有り難や有り難や。

昨年の生徒さんより 既にテルミンを知っていた という生徒さんが 多かった。 何故かしら。 もしかしたら マトリョミンは よくテレビに取り上げられるので マトリョミン効果かしら。 高校1年生が対象の授業だったのですが 噂を聞きつけた3年生も数名 聞きに来てくれました。

映画の効果音に使われた話をしていて 「鳥の声」をやってみたら 生徒から 「白雪姫が 水を汲んでいるところ!」 という声がかかりました☆ その方がよほど文学的です。 今度から そう説明しま~す。

(写真は 教室のマリア像です)


テルミン日記)  コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




失われた週末『失われた週末』 1945年

テルミンが使われた映画 として有名です。 同じく テルミンが使われて その年の アカデミー賞の音楽賞を受賞した『白い恐怖』 と 同じ年の作品。 『失われた週末』の方は 作品賞・主演男優賞・監督賞・脚色賞 と言ったアカデミー賞を受賞しています。

アルコール中毒の主人公の苦悩 精神が崩壊していく様子 そして 立ち直る。。。であろう 明るい未来 という結末。

最近 『恋に落ちたシェイクスピア』とか『ローマの休日』みたいな映画を見ては 恋愛ものとしては 一体 この結論は何!? みたいに 画面の前で 一人 いかっていたのですが この映画は う~ん いいお話です(´ー`) 

アルコール依存症で どうしようもない ダメ男のドン は 更正する意志は ちょっとはあるものの それよりは アルコールの誘惑の方が大きく お酒を飲むお金欲しさに ついには 他人のカバンにまで手を出す始末。 最後は 自暴自棄になって 自殺しようとします。 片や 恋人のヘレンの方は 前向きで けして あきらめない。 いい所のお嬢さんで 真面目に品行方正に育ってきたのに なんで こんな男に 関わり合うの という感じ。 その 無償の愛は 殆ど天使です。 すんばらしい☆ 

ヘレンがついているのなら きっと ドンは 立ち直って 作家として大成するかどうかは分からないけれども それなりにまっとうな人生を歩むでしょう~。

それにしても アルコール依存症って こんなに大変なんですかしらね。 わたしの友人の 某リパッティーさん という方が お酒が好きで好きで 心配です。 その内 小動物の幻影が現れるそうですわよ。 お気を付け遊ばせ。


DVD・映画)  コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




働かざる者喰う寝る遊ぶと言うではないか
(「働かざる者喰う寝る遊ぶと言うではないか」←言いません!って)

DVD だと 第11巻に収録されています。 この#22話は やの先生が 1話通して テルミンで音楽をつけている☆ BGM的なテルミンの使い方なので そう と知って見なければ テルミン と気づかないかも。

江戸時代 ムゲン・ジン・フウ という3人組が 全国を旅する内に あちこちで事件に巻き込まれる という ルパン三世 というか 水戸黄門 というか まあ そんな話です(なんか 大分 違う様な気もするけれども) DVDには #21話と#22話がセットになっていたので ついでに#21話も見てしまいました。 どうやら #22話のカラーは オカルト と ギャグ らしい。 テルミン ぴったし(!?)

ムゲンとジンが毒きのこを食べたせいで 妙な世界にワープしてしまい そこでは 自称平家の子孫が埋蔵金を掘ってます。 この 自称平家の子孫が 抑揚無く 台本を棒読みする様に 名言を述べたてるのが かなりおかしい。

「そうやって なんでも半信半疑 疑う事から始まるコミュニケーションなどというものが あるとでも言うのであろうか。 そして そんな世代間断絶を生み出すのは ささいな一言なんだよ。 お嬢さん。」
「そうして断定という名の拒否。 他人を一面的にとらえる事が イマドキのありようだものね。 しかたない。」

イマドキのお嬢さん
(イマドキのお嬢さん)

ここでの食糧は 山葵です。 実は 埋蔵金を掘っている人達は ゾンビだったんです。 ゾンビのご飯 殺菌や防腐効果抜群の山葵 オススメ。


DVD・映画)  コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




hideミュージアムのトイレ

横須賀の hide MUSEUM に行ってきました。

知らない分野の音楽なので よく分からないのですが 「日本のロック界に数々の伝説を残したバンド ”X JAPAN”」(とパンフレットに書いてある)のギタリスト hide の記念ミュージアムです。 1998年に亡くなって 横須賀出身のミュージシャンだったものですから 小泉さんの尽力あって 2000年7月に 横須賀に こんな記念館が出来てしまったんだそうな。 

出来てしまった とは ちょっと語弊を招く言い方かもしれませんが ロックミュージシャンとしては 日本初の記念館だそうです。 夏休みも終わった平日 しかも 颱風が来ている というのに お客様がちらほらと。 案内してくださった リス君のママさんから アプローチには 沢山のお花が飾られて みたいな 話を伺うと すごいミュージシャンだったんだろうなぁ と 往事を偲ぶばかりです。 ご一緒してくださった あいすさんは 東京ドームでのコンサートの時は 長蛇の列になったのを 覚えていらっしゃいました。

(館内 撮影禁止で この写真は トイレの写真!です。。。汗)
黄色いギターに 真っ赤なハートが飛んでいる という というギターをよくステージで使ってたんだそうで 黄色と赤が このミュージアムのシンボルカラーの様になっております。

中に入ると 第1室は 黄色と赤を基調にして 原色使いのサイケデリックな明るい部屋。 ソファは 真っ赤なハートです。 年譜を見ていると 中学生の時に お祖母ちゃまに レスポワールのギターを買って貰った と書いてあります。 リス君のママさんに言わせると これは とっても 高級なギターなので 中学生にこれをポンと買い与える というのは 偉大な事なんだそうな。 よっぽど 欲しそうにしてたんでしょうね。

続く第2室 第3室は 暗い。 ミュージアム というよりは ライブハウスのイメージです。 記念館 なので 日常に使用した小物類が いろいろと展示してあります。 一番感動したのが 自筆の原稿。 意外と 真面目な字で 書いてある内容も 真面目な人生論です。 青春してますねぇ という感じの。 頭がピンクに爆発したポートレートや 真っ黄色に塗って赤いハートを一面に飛ばしたギターや 鎧みたいなマスクや ステージ衣装や その他けばけばの展示に混ざって レポート用紙に鉛筆で書かれた原稿。 見ていて 何か とても いじらしい感じがしました。

お目当ては テルミンでした。 リス君のママさんから このミュージアムに展示してあった と 伺ったので 行ってみる事にしたのです。

展示されていたテルミンは 小さな1アンテナのテルミンでした。 音量制御の無いタイプ。 展示の説明には 何かのライブで使用した と書かれてあります。 アーミーみたいな衣装の横に ちょこんと鎮座する ミニテルミン。 おお。これを使ったのか。 どうやって使ったのかな。 ライブで使った後も こうして持っているのは きっと 面白いおもちゃだと思ったんだろうな。

出口の横の壁には 大勢の人が落書きしているので それに混ざって テルミンの絵を描いてきました☆

 ★

kingカクテルミュージアムには 『Cafe Le PSYENCE』 というレストランが併設されていて そこでは hide にちなんだ?メニューが並んでいます。 目指すは 目玉カクテル。 目玉は hide が愛したアイテムだったんだそうで その目玉(鯛の目玉みたいの)が 赤いカクテルの中に浮いている写真が メニューに載っています。 カクテルを飲み終わったら 目玉はお持ち帰りできます。

その目玉カクテルを注文しましたら 今 目玉が品切れ なんだ と言う。 「これを楽しみに来たんです!」と力説しましたら king カクテル という新製品をススメテくださいました。 こちらは コースターがお土産で持って帰れるんだそうな。 では 次善の策として これ。 という訳で king カクテルをノンアルコールで作って頂く様に お願いしました。

注文を受けて また カウンターから戻ってくるウェイターさん。

「すみません。 king カクテルは ノンアルコールでは出来ないそうなんです。」

「え~。そうなの?」
「なんとかなりませんの?」
「そんなに強くないでしょ?」

「いえ 結構強いかと。。。」

「。。。。。」

「水をおつけしますので☆」

「水をおつけしますので☆」「水をおつけしますので☆」・・・・(リフレイン) ここで この日本語はおかしくないだろうか。 普通は 何と言うだろうか。 複雑な思いをかみしめながら頂きましたカクテル。 水 を おまけにつけて頂いた king カクテル の味は アレキサンダーに似ておりました。

hide MUSEUM は 9月25日に閉館だそうです。 もともと 3年 という期限を切って開館したものの 人気があるので 今まで続いてきて でも ついに 閉館。

まぼろしのミュージアムになってしまうんだなぁ。 颱風が近づいているので 外に出ると すごい風。


テルミン日記)  コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




テルミンのお稽古。 月に2回なのですが いろんな都合で 2週連続でお稽古になると 次のお稽古の日が 早い(あせる)

テルミンDVDの話題。 『すき』の衣装と お着物 先生に誉められた~☆ グリーンスリーブスの 木の陰から顔出すところも お気に入りのご様子(わ~い☆わ~い☆★☆) あと カッチーニの演説(!)誉められました。

そして もろもろ 問題点。 演奏の不備。。。は 仕方ないとして 改訂版を作っている最中なので すぐに直せるところは 直しておこ♪ 有り難い先生です(涙)

DVD・映画)  コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




先日話題にした サザン・オールスターズのCD 『Yeah!!!!!!!!!!』

どこかで見た事のあるジャケットの写真だなぁ と思ったら 『禁断の惑星』 でした。

しかも 過去の日記に 書いてあるし(汗)
  ↓

『禁断の惑星』を見ました。 1956年製作。 すべての音楽を電子音楽で作った映画として有名なんだそうです。 ただし テルミンは使われていません。

スターウォーズのR2D2に影響を与えた(と DVDのパッケージに書いてある) というロボット ロビーには 先に丸いわっかの付いたアンテナが2本 頭に立っています。 片方は垂直に上に伸び 片方は真横に伸びています。 テルミンのアンテナそっくり~♪ と 映画を見ながら 紙に ロビーの似顔絵を描いて喜んでいました。 まるで マトリョミンに アンテナをつけたみたいです。

 
・・・どうも おかしい。 わたしの描いた絵は ロビーの左耳に位置するアンテナは 上に伸び 右耳に位置するアンテナは 横に伸びています。映画の中には この姿で登場しました。

が DVDのパッケージに印刷してある写真やイラストは 右耳が上に伸びて 左耳が横に伸びている。 左右が逆です。

?? と思って 映画を見直してみましたら ロビー登場のシーンを 映画のフィルムとは左右を反転させて パッケージに印刷してあるのです。 間違えたのかしら。

それにしても どっちのアンテナが上で どっちが横に伸びているのか なんて 気にするのは テルミンを弾く人だけ なんだろうなぁ。

禁断の惑星(表) 禁断の惑星(裏)

1枚目がジャケットの表紙で 2枚目が裏。 この裏表で 左右に矛盾は無いんですが 映画本体では アンテナが 左右 逆なんです~。

DVD・映画)  コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




竹久夢二のお墓昭和9年9月1日夢二没。満49歳。諡名 竹久亭夢生楽園居士。

今日は 夢二の命日です。 毎年 この日 弥生美術館・竹久夢二美術館の主催で お墓詣りがあります。 池袋の雑司が谷霊園。

花器にお供えされた以外に 自然石の様な墓石の前に 無造作に置かれた花が いかにも夢二らしい。

わたしは 夢二の どこが好きなんだろう? センチメンタルで 甘えたぁ でも ちょっぴり悲しい 夢二美人。 すねた様な詩。 子どもの絵には 童歌が良く似合う。 美術館の館長の鹿野さんが 夢二の息子の不二彦さんに 「夢二のバックボーンは 結局何だったのでしょう?」と尋ねたら 「それは3つあります。万葉集と マザーグースと 日本の古謡です。」と答えられたそうです。

夢二の絵には およそ 攻撃的なところが無い。 輪郭がぼやけていて 絵がにじみ出して 溶けてしまいそうな気がする。 いつのまにか 懐にいる猫 みたいな。

続く懇親会で 歌を歌ってくださった室田さんは 竹久夢二の詩を歌う事をライフワークにしていらっしゃるそうです。 いつか どこかで 交錯するかもしれないので メモっとこ。

ヴォーカル   室田純子
ギター     水口昌昭
パーカッション 前田富博

今日は 夢二の詩に水口さんがメロディをつけた曲 4曲 歌ってくださいました。

美術館では 館蔵品が また良い物が増えて 10月からの企画で 展示予定だそうです。 楽しみ~。


テルミン日記)  コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )