テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



ヒッチコック

エンパイア・ステート・ホテルの最初の場面でロビーのエレベーターから最初に降りてくるタバコを吸っている通行人

だそうです~。

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遊星よりの物体X1951年 アメリカ作品のモノクロ映画。

以前 見たことがあったのですが この映画にもテルミンが使われている というのを フレンズ・オブ・テルミンの会報誌で知り(執筆者 菊池誠さん)また 見てみました。テルミンを弾いているのは 『白い恐怖』と同じく サミュエル・ホフマンだそうです。

見始めたら 結構面白くて(以前にも見てるんですが)ストーリーにはまってしまって テルミンがどこに出てきたのか気づかない内に終わってしまった(汗) もう一度 流しっ放しにして音声だけ聞いていましたら 確かに 使われています。 効果音として という いかにもテルミンらしい使われ方(?)で でも 控えめな音で入っているので 聞き漏らした様です。 他にも 不安感を募らせる様な いろんな音を使っているので。 もったいない。 こういう音なら テルミンに是非お任せを☆ と言いたい。。。(何か 路線を間違ってる様な。。。)

物語は 北極の基地に飛来した 未確認物体。 雪の中にめりこんでしまったのを 掘り出そうとした時に 間違って爆発して 物は燃えてしまいます。 が どうやら 乗組員らしき人影が 氷の中に埋まっている。 というので それを掘り出して 基地に持ち帰ります。 氷が溶けてみると 実は 「それ」は生きていて 動物 というよりは 植物 に近い生き物でした。 植物なのに 知能があって 生きるための智慧は発達しており しかも 動物の血液が食糧源(!)だったりするので そこから 北極基地の人間と バトルが始まります。 バトル というか 凶暴な植物から 一方的に人間が逃げ回る という構造ですが。 人間にとって 植物は食べるもの と思っていたのに 自分が 食べられるもの に 立場が逆転しているのですから(なんだか お笑い映画みたいな書き方ですが 画面は 恐ろしげなのです)

学術的興味と好奇心から 殺人植物を培養してしまう という どうしようもない学者さん と 実務家の軍人さんとのすれ違いが さもありなんめ という感じです。

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次のジブリ作品は『ゲド戦記』だそうです。 原作は 自分自身の闇の部分(影)との戦い というテーマの走りとなった作品です。
2006年7月公開。

http://www.ghibli.jp/

「かつて竜と人はひとつだった。
 人は大地と海をえらび、
 竜は風と火をえら選んだ。」

わたしは 青龍とひとつになれるでしょうか~。

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Megumiさんのラフマニノフ@東京オペラシティリサイタルホール

今年で26回目。このコンクールは 録音審査のみ。予選に上京しなくて良いので 地方の演奏者が応募しやすいのです。 今回は 全国から 17組の出場者が 無事に審査を通過して 集まりました。

北海道からは Megumiさんが出演。 一番若い子は高校生 という中に混じり 相変わらず 一体何が違うのか 厚みのある迫力のある演奏を楽しませて頂きました。

Megumiさんが弾いて下さったのは ラフマニノフのプレリュード
嬰ハ短調Op.3-2
切なく美しい 嬰ト短調Op.32-12
情熱的な ト短調Op.23-5
(よく分からないので Megumiさんの文章をコピペしました)

他に面白かったのは コントラバスのソロ。 ひたすら低音の魅力です。 チェロのソロ なら よくありますが コントラバスのソロ は珍しいのではないでしょうか。 音はよいのですが 弾く時に どうしても前屈みになってしまうので この辺は 姿があまり美しくない。 これは なんとかならないかしら?

あと トランペット五重奏。 息があった音が 次々に重なっていく その合奏は美しい。 演奏するのは プレスティの 5本のトランペットの為の組曲。 トランペットの為の組曲 なんていうものがあるんですね。。

印象に残って美しかったのは 米川さやかさんのヴァイオリン。 コーンゴルドのヴァイオリンコンチェルト ニ長調 作品35 第1楽章 なる演奏です。 今 芸大の4年生だそうです。 あら~。 日本にも こんなに美しいヴァイオリンを弾く人がいたんですね。 先が楽しみです。

その後 物珍しさが話題のアフリカ料理のお店で打ち上げ。 Megumiさんの今日の演奏は 多少のミスタッチはあったものの(気づきませんでした~) 気持ちよく弾けた事に 本人 絶好調☆ 日本のピアノ演奏指導の現状と問題点 の話やら 複数曲を演奏会で弾く時の曲の組み立て とか いろんな話 面白かったです~。

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静電気除去キーホルダー メトロノーム

冬は 静電気がたまって 手がぱちぱちすると 回路がショートして壊れてしまう事もあるみたいなので 静電気除去キーホルダーなるものを買ってみました。 体に静電気がたまっている時に これを手に持って 何かの金属物に先端を触れると 放電してくれるんだそうです。 放電中は キーホルダーが青く光る というので 楽しみです。

2枚目の写真は メトロノーム。
ギターと合わせて弾く時 テルミンが勝手なリズムで弾くと ギターがとっても困るらしい というので メトロノームに合わせて まずは 曲を正確に覚える為に。。。2拍子の中に 三連符が入ってる みたいな ややこしい曲があるのです。

リズムを正確に というのは かつて いろんな方から注意されており(汗) この メトロノームも のこぎり奏者のおぎ原さんからの頂き物です。 役に立っております。 有り難うございます~。

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赤坂初詣

松岡宮企画イベント「赤坂初詣」のO.A.として参加します。

朗読 : 紀ノ川つかさ
テルミン : 大西ようこ

日時 : 2006年1月8日
    open 17:30 start 18:00

場所 : L@N Akasaka(千代田線赤坂駅徒歩5分)
    http://www.explosionworks.net/lan/

地図 : http://www.explosionworks.net/map/akasaka_map.gif

その他の出演 : レンダ、はらいそ、松岡宮
(その他 って こちらがメインなんですが。。。)

料金 : 前売り 1500+1d(500) , 当日 1800+1d

O.A.とは 出番が一番最初 すなわち 前座 という意味らしい。 約20分ほどの 0.A.となります。
ライブハウスなので ただ今 照明をどうするか 研究中☆
いらしてくださる方は メールを頂ければ 前売り券をご用意致します~。

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第22回トヨタロビーコンサート(12月21日)です。

ロビーコンサート お土産:車の形をしたクッキー

トヨタが 社会貢献事業の一つとして 東京本社のロビーで開催しているコンサートです。 コンサートと言っても 今回はタップダンスなので 楽器は一切無し。 人間だけ。

タップダンス と言うと 社交ダンスみたいな おしゃれな格好をしたスマートな男女が 音楽に合わせて 足を鳴らして踊るもの というイメージが一般的なのではないかと思いますが 熊谷さんのタップダンスは 音楽はありません。 ひたすら 足でリズムを刻む。 それも どうやったら 2本の足で こんなに細かいリズムを刻めるのかしら と思うくらいのスピードとテクニック。 その上 ただ 突っ走るだけではなくて 緩急のメリハリも 素晴らしい。 ひたすら 感心して 魅入ってしまいました。

鬼太鼓座の演奏を聞いている様な アマゾンの太鼓を聞いている様な 原始的なエネルギーを感じさせるタップダンスです。 熊谷さんのお話では タップダンスのルーツは 話すことを禁じられ歌うことも許されなかった黒人たちが考え出したコミュニケーション手段なのだ と言う事でした。 なるほど。

続く第2部では 口で ドラムやベース サックス? トランペット? その他 様々な効果音。 口で オーケストラをやっちゃいます という MaL さんと ポエトリーリーディングのマーセラスさんと 3人の演奏(?) これは 面白かった~。 英語の即興詩 というのは 初めて聞きました。 分かりやすい発音なのと 朗読自体にリズムがあるので 一つの音楽みたいに楽しめます。 3人の打楽器奏者が コラボしているみたいです。 なんというか。。。 皆様 名人芸。 大道芸 というジャンルなんでしょうが 殆ど アートです。(どう違うんだ と聞かれても困るんですが。。。。「面白いけれども 所詮 大道芸です。」 とは言えない それ以上のもの。。。。なんて 書くと 大道芸を低く見ているみたいで 誤解を呼びそうですが(>_<) ) まとめ役の 熊谷さんの いかにも お育ちの良さそうな という雰囲気も よいんだろうな。 これからも 自由に タップダンスを続けて行って欲しい と思いました事です。

入場無料なのに コンサートに行くと ジュースが配られるわ お土産にクッキーがつくわ と 大サービスです。 トヨタ。 お土産のクッキーは 車の形でした。



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天使テルミン 天使テルミン

あいすさんから頂いた中から ピックアップ☆

このまま空を飛べそうな羽~。

天使準備中

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駒ヶ根 駒ヶ根

新ユニットに 名前が付きました。

「森詩」(しおん)
ピアノ:リパッティー
テルミン:ようこ

命名 玉青様

有り難うございます。
写真は 駒ヶ根の風景です。 駒ヶ根でテルミンを弾く為に リパッティーさんにピアノをお願いし その後 他の場所でも 合わせて頂きました。

今年2回目の 駒ヶ根テルミン。 行きのバスの中からは 西の空に十六夜の月を眺め 帰りのバスからは 東の空に十七夜の月が 雲のあいまに 見え隠れしていました。 名古屋では 大雪が降ったそうです。

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準備中 テルミン

恵比寿ガーデンプレイスのセンター広場での野外ライブです。 寒空の中 お客様がびっしりでした。 風も冷たくて 赤城先生のギターがつらそう。。。

やの先生は 気持ちよさそうです。 先生が 手を振り上げると 風が巻き起こり スカーフが風になびいて 風にのって テルミンが歌い出す みたいな そんな感じ。

ガーデンプレイスを彩る光は Laur Meyrieux のデザイン。 最初 なんだか 地味な電飾だなぁ と思ったましたら 白い光をつないだ線をはりめぐらしたオブジェ(?)の前で やの先生がテルミンを弾くと 後ろの 白い光の玉が 風にちらちらして まるで雪が舞っている様です。

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白い恐怖500円DVDを売っていると のぞいていたのに なかなか見つからなかった『白い恐怖』 やっと見つけました~☆(正規の値段で買ってあげなさいよ~。いや。500円だって 正規の値段だけど ← でも 字幕が ところどころ変でした(?))

お目当ては 映画の中で使われているテルミンです。 今まで 断片的にしか聞いた事がなかった。 見てみると なるほど これは名作です☆ テルミンが こんなに美しく 効果的に使われているなんて。 わたしも 弾いてみたいです~。 白い恐怖。(白い休符。。← うっかり間違えたら こうなりそうになった) 

テルミンだけではない。 ヒッチコックが こんなに感動的な愛の物語だとは知りませんでした。 記憶喪失の話だとも知らなかった。 イングリッド・バーグマン 相変わらず 美しうございます。 そして ストーリーは 最後まで はらはらどきどきです。

テルミンを弾く人にも 弾かない人にも おすすめの一枚でございます(ん? 何か こう ポイントがずれている様な。。。) まあ ここは テルミンのブログなので。

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今日は ピアニストのリパッティーさんとの音合わせでした。
本番が来週なので クリスマスソングを幾つか仕入れ 子守歌も バージョンアップです☆

結構 一緒に弾いて頂いているのに いまだに名前が無いではないか という訳で 玉青さんに命名をお願いしました。
どんな名前になるかしら~。

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今日は まゆこさんとの音合わせでした。

最初 ちぐはぐだったギターとテルミンが 曲のイメージを話し合う事によって 寄り添っていく風景が 面白かったです。 何をイメージしているか どういう風にこの曲を演奏するか という意識が統一されてくると こんなに変わるのか と感心。
曲のイメージって 大切です。

ユニット名は「風雅」と決まりました(ぱちぱちぱち)
命名 キース様。 有り難うございます。

とりあえず決まっている演奏予定は 4月15日夜 京都の千本ゑんま堂の桜祭です。
京都方面の方 是非 いらしてくださいませ~。

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 ピエール=ロラン・エマール読売日本交響楽団第472回名曲シリーズ
@サントリーホール大ホール
12月9日(金)

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
シューベルト:交響曲第8番 ハ長調 D944「グレイト」
指揮 カルロス・カルマー
出演 ピエール=ロラン・エマール(Pf)

ピアニストの エマールが 感動的でした。 弾いているのは ベートーヴェンなのに まるで現代音楽の様に聞こえます。 何がどうして こう聞こえるのか 他の人が弾いた ピアノ協奏曲第3番を知らないので分かりません!! プログラムを知らなかったら 「今日は武満ですよ。」と言われれば 「ああ そうなんですか。」と 納得してしまいそうです。 隣の席の方が 関係者らしく 楽団員と挨拶してらしたので 思わず 肘をつかまえて 「あの人は 楽譜通りに弾いてるんでしょうか?」 と 聞きそうになってしまいました。

勿論(?) 多分 楽譜通りに弾いてるんだと。。。 あの早いパッセージを弾きながら(!) ちらちらと 指揮者の方を見ていました。 それに気づいて 他を眺め回してみると 他の楽団員の方の視線は ずっと 楽譜に貼り付いたままで 指揮者を見てません。 常任指揮者だから 目の端にとらえる程度の事で 済んでいるのかしら。 もっとも エマールは 全く 楽譜を見ていない。 というか 譜面台の上には 楽譜はありません。 あれを 全部 暗譜です~(泣) 偉大。

わたしの席は エマールの顔が正面に見えるところでした。 最初 席に着いた時は 「鍵盤が見えない~。」と がっかりしたのですが エマールの顔を見ているのが これまた 面白い。 弾きながら 百面相です。 弾き方も かなり アクションが入る。 かと言って それは オーバーアクションではなく 演奏は きっちりと 繊細に 恐らく しゃべってよい場所だったら 「うまいなぁ。。。。」「うまいなぁ。。。。」を 連発していた事でしょう わたし。 頭がよい人なんだか 本能的に それが出来るんだか ともかく 「うまい。」

見た目。。。と言えば。。。楽器の中で ピアノ というのは かなり パフォーマンス度の高いパートだったんだ と 改めて思いました。

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青龍で 録音し直しました。

『ヴォカリーズ』
直行の方は こちら → http://homepage2.nifty.com/YOKO/hane/theremin/vo.html


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