テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



みなとみらいホールみずほフィルハーモニー 第8回定期演奏会@横浜みなとみらいホール 大ホール

◎モーツァルト/歌劇「劇場支配人」K486 より序曲
◎ビゼー/歌劇「カルメン」より 第1組曲・第2組曲
◎シベリウス/交響曲第1番ホ短調 作曲39

舞台の奧の席が 気になります。 いつか あそこに座ってみたい。 あっちから見る方が 指揮者もよく見えて 絶対に 面白そうです(← コンサートは「聴く」ものです。「見る」ものではありません。 70%位は。。。) 

今日は 席が沢山あいていたので 休憩時間に あっちに移動してよいかどうか 聞こうと思っていたのに 15分の休憩時間は あっという間に過ぎて 慌ただしく また 自分の席に戻ってきてしまいました。

カルメンは カスタネットが オーケストラの主役をはれます。 すばらしい☆ カスタネットだけではない。 いろんな楽器に それぞれ 見せ場がちゃんと用意してあります。 ハープも。 姪も いつか あんな風にハープを弾く日が来るのかしら。


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テルミン日記が滞っておりますが けして テルミンを弾いてない訳ではないのです。 次の羽丸は 『ヴォカリーズ』にしよう。 それも クララ・ロックモアもどきでやってみよう と思い立ったので 苦戦しているのです。 クララさんの録音に合わせて 一緒に弾いてみているんですが しみじみ クララさんは 天才です。 このピッチ精度と 表現力☆ 一緒に弾いてみると 今まで 気づかなかった わずかな呼吸 今まで 均一だと思っていた ヴィヴラートの 微妙な変化 耳に入ってきて 発見の日々です。 道は 遠い。。

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十二夜「シェイクスピアの名作「十二夜」を蜷川幸雄の演出で歌舞伎座初上演!この夏、演劇界話題の出逢い」(ちらしより) 舞台を日本に移して オーシーノ公爵やオリヴィアは お公家さん ヴァイオラやセバスチャンは武家 という設定です。

ともかく 蜷川です。 何が蜷川って。 まず 幕開け。 幕があくと 舞台全面鏡です。 舞台の奧の鏡に 客席が写っているのですから それだけで どよめき。 試しに手を振ってみているお客さんもいました。 で それは ほんの一瞬で すぐに暗転。 

次に明るくなった時は 鏡の向うにライトが当たって 鏡の向うが透けて見える様になっています。 鏡の向うは 一面に桜。 チェンバロや 異国の音楽を演奏する楽人達。 手前の鏡には うっすらと 客席が写っています。 そこに 花道を歩いてくる 信二郎扮する大篠左大臣(オーシーノ公爵) 花道には強い照明が当たっているので その姿は 舞台の上の鏡にくっきりと写ります。 それは まるで 鏡の奧の桜の園の中を歩いてくる様な錯覚。

こんな感じ。

そのあとも 大がかりな演出が続きます。 ここは ディズニーランドか? という様な局面も。。。 文句無しに面白かったのですが これで 良いのか 悪いのか 分かりませんー(← 頭 固いかも(>_<)) それでも コクーンほどには 波瀾万丈の舞台にはならずに やはり ここは 歌舞伎座。 演出の違和感は 次第に 置き忘れられ(単なる慣れ?) 物語に引き込まれていきました。

菊之助は 本当は 女性の 琵琶姫(ヴァイオラ)で 遭難後 男性の獅子丸(シザーリオ)に化けて 大篠左大臣に仕えます。 本来は男性の役者が 女形をやって その女形は 舞台の中で男装している という二重の倒錯があります。 それは シェイクスピアの時代の舞台と 一緒です。 大筋は男性のふりをしているのですが 時々 「女性」が出てきます。 この「女性」が 良い。 左大臣を見つめる 獅子丸 この時は お小姓姿なので 変なのだけれども その顔は まるで 女の子の顔です。 菊之助は 女形の方が似合うなぁ と思いました。

鏡は 最初に登場するだけではありません。 芝居が続く間 ずっと 舞台奧に鏡 襖は鏡 舞台袖も鏡(舞台転換の時が面白い) 全編を通じて 現実と虚構のないまぜ という雰囲気が よく出ています。 しかも 自分も鏡に写っているのですから 観客だと思っていた 自分が いつのまにか舞台にいる。 鏡に写る 役者さんの後ろ姿と客席。 視点がどこにあるのか分からなくなりそうです。 そして 最後には 鏡は真実を映す と言う事で 舞台の設営が動いて 鏡の手前も 向うも 一緒の1つの世界になってしまう という 綺麗なオチがついています(なんていう説明は どこにも書いてないですが。でも そんな印象)

この芝居を引っ張っているのは 菊之助です。 この若さで すごいなぁ。 勘九郎に続くパワーを感じるのは 若い世代では まず 菊之助。 この『十二夜』も 菊之助ひとりの為の芝居の様なものです と思ってみていたら 最後は オヤジ が持ってった(笑) 流石 菊五郎。 親子の世代が こうして 新しい演劇の中で 同居している というのは 見ていて 気持が良いです。 よい家庭なだろうなぁ。

ちょっと ん? と 思ったのは 出てくる役者さんの数が少ない。 論理的で ストーリーテリング的な要素が強いので そうなるのかな。 確かめた訳ではないけれども おそらく シェイクスピア劇は どれも こんな感じなんじゃなかろうか と思う。 登場人物が 多くて 2ページくらいで列挙できてしまう様な。 シェイクスピア劇団は 歌舞伎と違って そんな大所帯じゃなかったのかな。 役者さんの数が少なくて ストーリーを追っていく というあり方は 狂言に近い。

あと コメディはコメディなんだけれども 「なんで ここで笑うねっ!?」という客席。 わたしも つい笑ってしまったけれども。 最後 斯波主膳之助と琵琶姫が再会を喜ぶシーン。 菊之助は 主膳之助をやっていて 琵琶姫は 他の役者さんが 代理で舞台に立っています。 それで 声は 主膳之助も 琵琶姫も 両方とも 菊之助がやる。 主膳之助のセリフの時はよいですが 琵琶姫のセリフの時は 菊之助が腹話術をする訳です(ですよね? これ?) 変。 でも おかしい。 菊之助 よく頑張った☆

あとは ●●姫に 身も世もないほど 恋こがれていた人が 事情が変わると 次の瞬間に ころっと ○○姫こそ 自分にとって 運命の人だ みたいに振る舞う事に対する違和感 というのは シェイクスピアには いつも付いて回るので 不問にしよう(ロミオとジュリエットだって そうだった)

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ミクシィの話で 申し訳ありませんが。。。 くーくーさんから 紹介文を頂きました☆ ミクシィ 使い方が よく分かってなくて 殆ど放置状態なんですが なんか 嬉しい~。

(テルミンの話ではないのに テルミンのブログにこの話を書くのは ミクシィからリンクしているのが このテルミンのブログだから なんです)

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第2回ピアノ・声楽コンクール入選者演奏会 @東京オペラシティリサイタルホール

相変わらず 人生を感じさせる迫力のピアノです。 野谷恵さんの『ダンテを読んで』(リスト/ソナタ風幻想曲) 全身で弾いている感じ。

実は ちょっと他の事に気をとられて(>_<) あまり演奏に集中できてなかったんですが。 すみません。 

他に 気になったのは 声楽の方の伴奏のピアノを弾いてらした 森篤史さん。 どんな方なのかなぁ 演奏会とかあるのかしら と思って ネットで検索しても はかばかしい情報が出てこない。 会場でお友達になってしまうのだったわ。

演奏会後 東京オペラシティ53階のカフェ 「バール・オペレッタ・サバティーニ」で 諸々のお話。 ピアノの椅子の話題で 異様な盛り上がりを見せていました。 椅子の高さの調節 苦労していらっしゃるんですね~ ピアニストの方々。

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幻想的な万華鏡便りの無いのは 無事の知らせ と思ってください 状態。。。

ピアニストに 先日から気に入っている楽譜を弾いて頂きました。 ウォン・ウィン・ツァンの『或いは街で、あの頃』 という曲です。 わたしは ♯や♭を全く無視して白鍵だけで弾いていたので 本当は どんな曲なのかが 分からない。 楽譜通りに弾いて頂きましたら 癒し系の 明るい曲でした。 眠ってしまいそう。。。

写真は ピアニストが撮ろうとした万華鏡の写真です。 曰く「難しいね~。」

でも 何か 幻想的な 雰囲気写真☆

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テルミンちゃん「テルミンちゃん」という宛名で 手紙が届きました。 何となく 嬉しい~☆

中身は お茶会のお誘いでした。 申し訳ないくらい お茶の世界からは 遠のいてしまっています(汗)


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スピーカーの性能があまり音楽向けではないと 羽丸が 想像以上に音痴に聞こえる事を発見。 羽丸は音痴だ と思っていらっしゃる方。 音痴なのは 羽丸ではなくて スピーカーなんです~。。。。。多分。   半分くらい は? 

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テルミンオーケストラ今年3月20日 座間で やの先生のコンサートがあった時に 生徒がテルミンオーケストラで『ロンドンデリーの歌』を弾いている写真を頂きました☆ (顔が写っている人には 送りますので 少々 お待ちを )

動画も入っているので しっかり音まで記録されています。 これだけの人数で よくやったなぁ と 自分もその一員ながら 感心します。 一緒に弾いているところは 音が埋もれてしまって どれがわたしの音なのか分かりませんが 3番は 高音で入っているので 「これ わたし~ わたし~。」と思って なんだか嬉しい(←単純です。 つきのたぬきさん式に言えば「アホです。」) 

 ★★★

陶芸家のプロモーションビデオの制作で テルミンの音をBGMに使いたい という お申し入れ。 有り難や有り難や。 既に録音済みの音源の他 「日本の昔の曲がよい」というので いくつか 新しい録音も用意しました。 どれか 使えるものがあると良いのですが☆


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ハウステンボスの風景は アトラクション編。 『オルゴールファンタジア』

ガイドの案内つきで いろんなオルゴールの音色を楽しんできました。

入り口の部屋のストリートオルガン

オルゴール各種 

下のオルゴールは 1回転すると シリンダーが横にずれて 次の曲の演奏を始める というすぐれもの。

移動するシリンダー

自動演奏楽器の後ろに入って見てみると 組み込まれた太鼓。

カテドラルオルゴール 自動演奏楽器に組み込まれた太鼓

コンサートホールでの デモ演奏には 毎回 違ったオルゴールが登場 だそうです。

オルガンコンサート

天井からぶらさがってる妖精達が 気になります。 びみょ~に かわいい~☆

妖精 妖精 妖精

向かいの『ピーメレント・ボウ』では 自分でストリートオルガンを回してみる事ができます。

ストリートオルガンを演奏する



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ねこふんじゃったひょんな事から 『ねこふんじゃった』 というCDを 頂きました。 水森亜土さんの歌 ねこふんじゃっタイランド ねこふんじゃッタンゴ の3曲が入っています。 この 水森亜土さんの 正式タイトル『ねこふんじゃ・・・・・だめ!』 は 小室等さん編曲で とっても可愛いのです。

歌詞の中に「中原中也も言っている ねこをふんではいけないと」という部分があります。 そんな詩 あったかしら と思いつつ調べていたら 面白いサイトがありました。 → ねこふんじゃった資料室(http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2623/) このCDの関係者です。 今年4月には ねこふんじゃった1曲の 様々なバリエーションで コンサートまで敢行した という話です。 驚くべし ねこふんじゃった。

ねこふんじゃったの題名あれこれ(http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2623/html/faq-title.html) によれば 国によって ノミ 豚 犬 アヒル ロバ 猿 果ては カツレツ チョコレート 公爵夫人 お箸。。。。 などなど 色々だそうです。 

実に 人生は 発見に満ちています。

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ミステリアスエッシャー ミステリアスエッシャー

ミステリアスエッシャーハウステンボスの風景は アトラクション編。 『ミステリアスエッシャー』

アトラクションのメインは 特殊眼鏡を掛けてみる3D映画 ですが 建物自体も面白い。 空間の感覚が おかしくなってしまいそうです。 エッシャーはオランダ人だ というのを知りませんでした。 うかつなわたし。

写真は これで 上下 合ってます。

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ジョージアンクラブ ジョージアンクラブ

チューチョ・デ・メヒコ ランチタイムショー@六本木ジョージアンクラブ(http://georgian-club.com/

いわゆる 「サロン」 と呼ばれるものを目指して 「イギリスジョージ王朝様式の建物とインテリアのフランス料理レストランです」 なのだそうです。 会員制の秘密のサロン という訳ではないですが 知らないお客様がふらっと入っていらっしゃる場所ではないので 看板も無いし 表に出ている建物の名前も違います。 建物の前に 案内の方が立ってなければ ここが目的地だ とは分からない。

中は 大変 居心地の良い落ち着いた空間で 人数を限った食事は美味しく 演奏は もう言う事なし。 チューチョさんは こういうサロンがよく似合います。 多分 コンサートホールよりも 似合うのじゃないかなぁ という気がします。 醸し出す雰囲気が 古き良き時代 という感じがするので そう思うのかな。。 末永く お元気で アルパと歌を聴かせてくださいます様に☆

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シンセサイザーの演奏WINDS CAFE 103  【アコースティックとエレクトロニクスの出会い】

まず シンセサイザーやデジタルエディットのmelotram(http://www31.ocn.ne.jp/~mol/index2.html)(藤井一広・内田浩二・末永史尚)の演奏があり 次に アコースティックのアンサンブル・クラフト(http://www7.ocn.ne.jp/~pmmusic/)(今回は 三浦浩のギター・梅本由紀のクラリネット・鈴木あかねの歌)の演奏があり その後で melotram と アンサンブル・クラフトの共演です。

ばりばりシンセと ばりばりアコースティック。 演奏するのは ジョン・ケージ 武満徹 そして フリーセッション。 聴いている内に不安になってくる音楽が好きな人は 必聴。 面白かった~。 (武満徹は 極めて素直に聞けましたが)

シンセサイザーの操作は 今まで あんまり しみじみ見た事がありませんでした。 今回は 見やすい場所に居たので(そこを陣取った のだけれども) 演奏の間 飽きない飽きない。 シンセサイザーは「操作」という言葉の方が似合いそうだけれども 音と一緒に情報が入ってくると これは 確かに シンセサイザーの「演奏」だなぁ という気がしました。

melotram の 藤井さん 恐ろしく ご親切な方です。 好奇心丸出しの質問に丁寧に答えてくださいました。 有り難うございました~。 今度 ライブに行ってみよ。


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「おぎ原まことLIVEⅡ 蔵出」@オーディオ&ライブカフェ 音楽室

のこぎり:おぎ原まこと
パーカッション:松島玉三郎
ヴァイオリン:宮崎響子
チェロ:迅バブヲ
ウッドベース:ワタナベース
ギター:ホシノヒロシ
  
特別ゲスト:都家歌六

この編成で こんなに楽しく美しくまとまって。 こんな風に 雨に降り込められたある夜は 更けていくのでありました みたいな。 いらっしゃらなかったあなた とっても残念でした。 もっと 大きなお店で 沢山の方に聞いて頂きたいです。 音楽のある生活って 素晴らしい~。

歌六さんに サイン頂いてしまいました v(^o^)v テルミンに☆


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