テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



11月26日

於:森のテラス
http://www.moritera.com/

月にハチミツ
壱零base
DOIS MAPAS

壱零base さんから 生音ライブ&木漏れ陽のライブです というご案内を頂いて ずっと楽しみにしておりました本日のライブ。 仙川の駅を下りて住宅街を歩いていくと それは 突然現れます。

森のテラス

造園屋さんが自宅&事務所を開放して ガーデンスペースとして貸し出している場所なのです。

テラス席 おこた席

室内席

半オープンの室内には グランドピアノ。 外の客席には たき火スペース。 中2階にあがれば おこた席があり 中2階から1階を見下ろす事もできます。

住宅街という事もあり アコースティックメインの優しい音楽に 好きな場所に移動しながら 火のはぜる音を聞きながら 小鳥の声に驚かされ 木々の葉ずれに耳を傾け あったかいハーブティの入った湯飲みが手のひらに嬉しく ライブを聴きに行く というよりは まったりとした時間を味わいに行く という感じでした。

お目当てのハンマードダルシマーは テラスに舞台をしつらえてありました。

ハンマードダルシマー

これがまた 撮ったVIDEOをパソコンに取り込みながら再生していましたら 旦那様が 「それは マイクで拾ってPAで流しているの?」 と聞くほど 音処理したのかしら? と思われる様な 天然のリバーブが聞いて ころんころんと水琴窟の様な音が響きます。 普段井の頭公園で演奏している という壱零base さん。 風と空気を感じながらの こんな風景がよく似合います。

入り口からテラスまでの木の生い茂った小道の向こうから聞こえてくる音楽に惹かれて いかにもお散歩中な近所の方 という感じの方が ふらっと立ち寄ってくださったりもしました。 

わたしも こんな場所で テルミンを弾きたいな~ と思いました。

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11月25日
於:江古田 KEI-Ⅲ

各駅停車
町田人紀
マコフェイ
くたじゃ

くたじゃさん企画のイヴェントですが お目当ては マコフェイのフェイターンさん。 初めて聞くのですが 期待を裏切らない素晴らしい舞台でした。

歌いながら テルミンを弾いています。

と言っても 歌とテルミンが同時。。。は流石にちょっとムズカシイらしい。歌に合いの手を入れる形でテルミンが入るんですが これが うまい。 歌ってる時から ずっと 踊ってる様な ひらひらと 手を動かして それはそれは その姿が様になるんですが 1フレーズ終わって ひょいと手を伸ばして テルミンういん♪ そして また 歌を歌って テルミンういん♪ その流れが すごくスムーズで テルミンっていうのは こうやって使うものだったんだ☆ と 発見してしまいました。

フェイターンフェイターン
フェイターン

頼まれてVIDEOも撮影していたので キーボードの見せ場になったら フェイターンさんの相方の 白川真琴さんの方にカメラを振ろうと思っていたんですが キーボードの見せ場(間奏前奏含めて) フェイターンさんは 何かしら踊って(る訳ではなくて 動いているんでしょうが。。)ので ついつい カメラはフェイターンさんに釘付けになります。

意味不明の動きが テルミンの回りを ちょうちょの様にひらひらして 宇宙の果てまで飛んでってしまいそうな音。

かなり小柄な方なのに 実に舞台映えがします。 素人っぽさ というものが無いのは 何が違うのかなぁ~ と 深く考えてしまいました。 完成度の違い とか 舞台に対する責任感の持ち方の違いとか。。。

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サントリーホール20周年記念公演
サントリーホールオルガンレクチャーコンサートシリーズ特別企画
「天正少年使節と音楽の旅」Ⅱ妙なる響き編

2006年11月23日(祝)

進行:大森博史
解説:皆川達夫(芸術学博士だそうです)
指揮・監修:鈴木雅明

オルガン:徳岡めぐみ

大きなパイプオルガンを所有するサントリーホールでしばしばやっているオルガンレクチャーコンサート方面のイヴェントです。 今回は オルガンに対するレクチャー という訳ではなく 天正少年使節団に対するレクチャーつきのオルガンコンサートという感じでした。 

オルガン

大きなパイプオルガンも使いますが メインに演奏で使うのは 舞台の上の小さなオルガン。 こちらにも 中にパイプがずらっと。 これは 舞台の始まる前の準備風景です。 こんなに直前に調律するものなのかしら。

進行役の大森博史さんが 天正少年使節の物語を弁士の様に語り ところどころで 指揮者の鈴木雅明さんと 皆川達夫先生との 対談形式の補足説明が入り それにまつわる音楽の演奏がある という形です。

演奏は 合唱とオルガンと トロンボーン ヴァイオリン チェロ。。。。は ともかくとして リュートが一台。 絵になる楽器です。 演奏者の背の高さくらいの大きなリュートでした。 リュートの音が 合唱隊の声に消されてしまうので もう2~3台欲しかった。 あんなに大きな楽器なのに 意外と音は小さい様です? 笛はリコーダーでした。

ホールに ノーマイクで響き渡る歌声って 久しぶりに聞いた気がします(最近 アンプを使った音楽ばかり。。。) 合唱 最初 いきなりアカペラから入るのに 綺麗にはもっていて 途中から オルガンがすべりこんで来た時に キーがピタっと合ってる。 歌い出す前に 音取りした訳でもないのに。 すごいな~。 鍛えられてます。

ご自慢のパイプオルガンは ずっと控えめに(でも目立ちつつ)参加していたのが 最後の曲に入ってからは 全開モードで大音量で弾き始めると すごい迫力でした。 シンセサイザーが 大きなアンプで鳴らしているみたいな (シンセサイザーを パイプオルガンみたいな と形容すべきなのでしょうが) 舞台の後方の高いところで目立っているので 演奏者が 足をばたばたさせて 全身で弾いているのが 客席からよく分かります。

天正遣欧少年使節とは 1582年(天正10年)に九州のキリシタン大名 大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代としてローマへ派遣された4名の少年を中心とした使節団です。 彼らは ローマ法王に謁見し すぐ法王が亡くなった為 次の法王の戴冠式に参列し 諸国を回って歓迎されつつ 日本に帰ってきたのは 1590年。 出発の時14歳だった少年は22歳になっていました。

不幸な事に 使節団がヨーロッパに行っている間に 秀吉からバテレン禁止令が出されてしまいます。 おそらく 主君の命を受け 帰国後には 日本のキリスト教会にとって 指導者的役割を果たす筈であったに違いない少年達は 行き場を失い 追放されるもの 殉教するもの 棄教するもの。。。。。

このレクチャーコンサートでは 様々な画像を 会場に投影して見せていただきました。その中には グレゴリオ13世の後を継いだ新教皇シクストゥス5世のパレードで 大役を仰せつかり 得意そうに胸をそらせて 馬に乗って行進する少年使節団の絵もありました。 選ばれていくからには 彼らも それなりのエリートと自負があったでしょう かつての!異国にあって堂々たる日本人 の姿を彷彿とさせます。

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貼り紙

シャルトルーズで テルミンに貼ってあった貼り紙。

以前 電源入ったままのテルミンに お客様が触ったら バチッと盛大に静電気が飛んで(あとから考えれば その時回路がショートした)本番で 音が出なかった事があったので その予備工作の貼り紙です。

そこはかとなく あやしげな雰囲気を醸し出しています(?)

この時は ミュートにしてあったので 誰かが近づいても音は出ない様になっていました。 舞台の上で テルミンに電源を入れっ放しで 近づけば音が出る状態にしておいて 何か 面白い事をやりたいな。

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@ティアラ江東小ホール

テルミン:やの雪
ピアノ&映像:ホッピー神山
パーカッション:スティーブエトウ

舞台

重金属 て 何でしょう? と思ったら パーカッションの事 の様でした。普通のドラムやシンバルの他に 不良が使う様な鎖 やら ドラム缶やら 中国の映画に出てきそうな大きな銅鑼やら。。。 迫力~。 いわゆる ヘビ・メタ なんだそうです。

でも 一番の迫力は やの先生のテルミン。 久しぶりに見ました。 ぱわ~炸裂 宇宙系全開テルミン。 

出だし一曲目は 客席暗くして ループ(というエフェクタ?が足下にありました)を使って わんわんにエコーした「オデュッセリア」 テルミンの不思議感を お客様に 一番最初の味わって(?)頂くのに 最適です☆

その後も 先生 何やってるのか分からない複雑な動きで 即興が続く続く。 演奏のバリエーションの引き出しが 無限に開いていく様です。 ボキャ貧では こういう演奏は出来ないなぁ。。。 低音で 両手を振り回して 大きなドラムを打つみたいな弾き方をしているのも面白いです。 打ち合わせ不足なのか ちょっと 乗り切れなかったみたいな所があるのが残念でしたけれども 観客的には 十分 茫然自失状態。

客席 大丈夫かな~ と思いましたけれども ウケてます。 どうやら ホッピー神山さん スティーブ・エトウさん ロックの方でしょうか? 最後は テルミンもまじえ クリムゾンや ツェッペリンまでやってました。

先生の衣装 一部は そこそこ普通なエスニック。 二部の衣装は こういうのは 初めて見ました 男の子みたいな 青の上下 に 黒い (スカート?? じゃないですよね? あれは 何と呼ぶもの? 腰蓑の短いの みたいなの) 細いハイヒール というのも 珍しい。 普段でさえ ハイヒールは 殆どはかないのに。 これが ロックな格好 かしら。

写真 左側に隠れて見えませんが 3台目のテルミンがいます。 古いタイプのテルミンらしく ボリュームのコントロールが無い? かしら? 演奏中 これと 中央のじぇーにゃボックスと 右のプロと 3台電源を入れておいて その3台 同時に演奏する みたいな 目が回っちゃいそうな場面もありました。 確かに 2台のテルミンの間に立って 左右に手を出せば 2台同時に弾ける。 3台のテルミンを同時にあやつるやの先生は あのすらっとしたスタイルともあいまって さながら 興福寺の阿修羅像の様です。 先生 手が長~い。

第2部の現代音楽は そういうわけで面白かった。 第1部の古典は。。。あれで 良かったんでしょうか? 後半に合わせて ピアノも PAから出す様になっているので バランスが??? ピアノ 大きすぎ。 鍵盤をたたきつける様な弾き方にもよるんでしょうが。。。 ピアノとテルミンが まるで戦ってるみたいな ヴォカリーズ 初めて聞きました。 

第1部では 最後のラウダ。 あれは 良かった☆ ロックテイストと 古楽の力強さと 微妙に似通うところがあるんだなぁ と思いました。

ホッピーさんが映像もする方なのか 途中から 映像が入って それに演奏をつける という場面もありました。 この映像が なかなか 凝ってます。 シュールで面白い。 星のきぐるみを着た人が気になって 夢に出てきそうだ~ と思っていましたが この晩の夢は ライブの前に見に行ったエッシャーでした。

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譜面台

10月27日のシャルトルーズの演奏会のVIDEOから はにゅうの宿 カットして アップしました。 紙芝居付き☆

こちら↓が 一番画質も音質も良いんですが プレーヤーをダウンロードしないと見られません。
http://stage6.divx.com/members/131097/videos/1035392

上のサイトが見られない方は YuTube でどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=O87CtcFSDac

写真は 紙芝居置き場の譜面台です。

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マイクの設定を間違えて VIDEOの音がとっても情けない音で 困ったな~ と思っていたところ 録音が手に入ったので 映像と音を合成させる事が出来ました。よかったよかった。

VIDEOの音が とても小さいので 殆ど勘で録音を合成させます。 自分が写っている曲は 自分がどの音を出しているのか分かるので 合わせやすいのですが 人が演奏している映像と音 ちょびっとだけ迷う場面が。。。やの先生の生徒は 人によって 演奏スタイルがまるで違います。 二人が演奏している場面で 一人に合わせると どうも もう一人は 動きがおかしい様な気がする。。。。変だなぁ? と思ったけれども どうやって弾いているのか 演奏のクセが分かると ああ なるほど と ピタっと合う様になってくる。 面白いです。

パンフレット

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WINDS CAFE 119

スーパー・カスタネット・トリオ "CASTAMANIACS"

北海道の真貝裕司先生(わたしのカスタネットの先生です☆)
東京の橋本純子さん
九州の平川元子さん

という全国規模のフラメンコカスタネットトリオです。

もともとは 3人とも オーケストラの打楽器奏者です。 オーケストラの演奏する曲の中で カスタネットのパートがあると 通常は膝打ちにしたりして演奏するのですが この3人が 打楽器奏者として加わったオーケストラでは 華麗なるフラメンコカスタネット となります。

演奏のプログラムの中で 3曲はカスタネット3台の為の曲。 内 2曲は新作 という豪華版。

最初の中村彩子さんの曲は 以前にも聞いた事がありました。 メロディ楽器が何もなく カスタネット3台だけで こんなにも面白い曲が出来るんだなぁ と 驚きました。

最後の曲は 藤田崇文さんによる委嘱曲ですが 途中 日本の童歌 とかが 入ります(カスタネットの演奏者がアカペラで歌う)他にも 日本的な味付け。

考えてみれば 最初の中村彩子さんのカスタネット3台の為の曲も 間 というのが 曲の中で重要な役割を占めています。何も鳴ってない時間。

真貝先生のカスタネット 感動的なすばらしさです。 何故に 音がこんなに違う。 クリアで 力強い 綺麗な音です。 打ち損じた音なんて 絶対に混ざらない。 早すぎて 何をやっているのか分かりませんが いろんな奏法で いろんな音。 ロールをやりながら 左右のカスタネットを打ち付けていたりしたのは あれは どうなっているのか スローモーションで見たい。。。。

わたしも 早く 綺麗に カレティアタン が出来るようになりたいです~。

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音楽堂

11月5日 秩父でのテルミンオーケストラ 本番は 野外ステージでしたが 前日のリハーサルは こちらの 音楽堂でした。

舞台

やはり ネックとなるのは テルミンどおしの干渉ノイズ。 単に音がよくない くらいなら まだなんとかなるのですが 他のテルミンに 自分のテルミンの出す音が操られる という事になってしまうと もう 演奏が不可能です。

大抵の場合 低音が暴れ出すので プロの場合 低音のチャンネルを使って ピッチアンテナの近くで演奏すると まだマシ という逃げ道があるので 有り難かったです。。

客席

テルミンオーケストラに参加しないメンバーは 客席で 贅沢なお客様役。 後で伺いましたら パイプオルガンを聞いている様な音の響きでした と。 このホールは まるで 教会の様に 音がよく反響するのです。 この音響が喜ばれるのか 入り口のところには 音楽堂で録音されたCDです というのが 沢山並んでました。

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シャルトルーズ

シャルトルーズでの演奏会の音源を 羽丸にアップしました。
『月の沙漠』
http://homepage2.nifty.com/YOKO/hane/theremin/Tsuki-sabaku.html
『ハバネラ』
http://homepage2.nifty.com/YOKO/hane/theremin/haba.html

音源のみに直行の方は こちらから。
月の沙漠.mp3
ハバネラ.mp3

下に2枚 発掘写真。 当日 お店の方で用意してくださったディナーのメニューと デザート。

メニュー デザート

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PA

これは 当日の写真ですが。 舞台のはるかかなた 客席の後ろに PA席がしつらえてありました。 これって ケーブルは 客席の階段をずるずると 長~く引っ張って行くのかしら と気になって ミキサーから出ているケーブルをたどってみますと 足下に

機材

普通のケーブルがさしてありますが 出ている先が 太~いケーブル。 その先は。。。

壁のパネル

壁のパネルへと消えておりました。

ここから 客席の下?を通って 舞台にも同じ様な装置があるので それでつながっているらしい。 大きなステージだと PAって こんな風になってたんですね~(感心)

野外の大きなステージだと テルミン 途端に宇宙系になりますが すっと手元に収斂すると 小さな世界。 当日 本番の真っ最中 メンバーのテルミンの上を 虫が歩いていたんだそうです。 演奏中 気にはなっていたのだけれども ずっと 自分の出番中だったので そのままにしていたら ついに 虫がピッチアンテナにたどりついた!瞬間! ピッチが ふにゃっと変化したそうです。 野外ならではのハプニング。

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テルミンオーケストラ テルミンオーケストラ

秩父のテルミンオーケストラのビデオをパソコンに取り込みながら 見てみました。 音の重厚感が なかなか よい具合です(自画自賛)

普段 テルミンを演奏する時 わたしの場合 目線は下を向いているのですが 今回は やの先生が指揮棒を振ってらしたので 目線が上になってました。 VIDEOで見ると わたし やたらとまばたきしてますーーーーっ。 え~ わたしって こんなにまばたきの多い人だったのか と 自分でびっくりです。 そういえば 昔から 写真と言えば 目をつむってしまっているショットがすごく多い。 こんなに まばたきばかりしていて わたしと会話する人は うっとおしくないのでしょうか? わたしは ビデオを見ていて 我ながらうっとおしい。

これからは 上を向いて演奏するのは やめよう と思った事でした。

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テルオケ テルオケ

秩父での テルミン18台によるテルミンオーケストラ 終了しました。 ご来場頂きました方 有難うございました。

相変わらず ノイズ対策が大変で デュオや四重奏の時は 弾かないテルミンは 電源を切る事。 これは テルミンオーケストラ 鉄の掟となりました。

全員が弾く時は どうしようもなく あっちのテルミンに音を引っ張られ こっちのテルミンに音を引っ張られ。 場所を変えたり プロの場合は ピッチ調整のつまみが外に出ていて 簡単に周波数を変えられるので 周波数を変えてみたり。。。それでも どうにもならないと どうやら 影響を受けているテルミンどおしの間に 人が立って その影響を遮断すると テルミンが いきなりクリアな音で鳴り始める というので 本番で まさか そこに人を立たせておく訳にはいかないので マイクスタンドを置き そこに アースを取って 見えない ついたて代わりにしてみたり。。。多少はよくなったみたいですが 最後まで 風邪ひきさんみたいな音だった人もいて これは テルミンオーケストラにとって 大いなる課題です。

野外だと 大地が近くて テルミンも嬉しいらしく ノイズが消えますと すごく快調に鳴り始めます。 テルミンオーケストラの 次のステージ(あるのかっ!?)へ向けて 気持ちよい野外で 小手調べ という感じの演奏会でした。

そして 何より 合宿状態が楽しかった~。

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機材の設置

10月27日のシャルトルーズ。 先日届いた フレンズ・オブ・テルミンの会報 エーテルタイムスに そうするとよろしい と書いてあったので アンプを 壁向きにおいてみました。 そうすると 会場に届く音が スピーカーからの直接音ではなく 壁に反射して帰ってくる 間接音になります。

リハーサルの時 としぞをさんにサウンドチェックしていただきましたら スピーカーを客席に直接向けた時は いかにもスピーカーから音が鳴ってます という感じになってしまうらしい。 スピーカーを 壁面に向けると 音の伝わり方が自然な感じになる というので 本番でも こう設置しました。

ところが 演奏者(特にテルミン)は 伝わってくる音が 間接的すぎて なんだか 自分が弾いている という感触が頼りない。。。 聞こえてくる音の大きさも 何となく 音量が足りない様な気がして 届いているかしら? と 心配で ついつい ピアノで弾きたい部分まで 大きな音を出してしまう。。。 という訳で 予備で持っていった MS60S を 足下に モニターとして設置しました。 持って行ってよかった~。

足下に MS60S を置いても 客席に届く音には 殆ど影響しない様です。 MS60S が 指向性の強いスピーカーで良かった。

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