今 お稽古中の サン=サーンスの『アヴェ・マリア』 楽譜が 書き込みだらけで 滅茶苦茶になってきたので 一旦 綺麗に整理しました。 メロディラインに沿った 細かい指摘はともかくとして あちこちで 共通した言葉が書き込まれている指摘があります。 「フシフシにならない」「自然に落ちる」「チビこぶし入れない」「ボリューム急に上げない」「ビブラートでアクセントつけない」・・・・わたしの演奏のクセ みたいなものです。
わたしの演奏 間延びするクセがありますが チビこぶしが入ると ますます 間延びしていく。 メロディラインが動いているところなら メロディに引っ張っていかれるので まだよいのですが フレーズが解決する部分で チビコブシが入ってしまうと これは もういけない。 小節の拍は終わっているのに テルミンの音が終わらないのです。
先日 紀ノ川さんに頼まれて テルミンの音を録音しました。 録音する時には 紀ノ川さんが作ってくれた伴奏の音も 一緒に聞こえている。 録音されるのは テルミンの音だけです。 この 録音されたテルミンの音を聞いてみると 気持として まだ このフレーズが終わらない内に 次のフレーズが始まっているので フレーズの最初の音が どれも つんのめった感じで 出ています。
無伴奏で弾く時は よいけれども(本当は よくないのかもしれないけれども) 他の楽器と合わせる時は わたしの このクセ 困ったもんです。。。
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