テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



ぷらイム、お陰様で10周年!
3rd Album 『燦々・碧』再販記念!!

ぷらイム企画・建長寺『アグニの神』で圧倒的な存在感を見せた
水沢有美さんをゲストにお迎えして『智惠子抄』を上演!!!




高村光太郎は、最初から『智惠子抄』という詩集を編もうと思って智惠子を詩に詠んだのではありません。
折に触れて綴ってきた智惠子に関する詩から、智惠子の死後、取捨選択した、いわば寄せ集めの詩集です。

なので、智惠子という女性の人生を語り、光太郎という漢の人生を語るのには・・・・言葉が足りない。
光太郎の本業が彫刻家である事を知る人はいても、智惠子が、当時としては珍しい女流画家を目指していた事を知る人は、少ない。

そこをあえて!
本公演では、100%『智惠子抄』のみから抜き出した言葉で立体的に構成。
太平洋戦争開戦4ヶ月前に出版された『智恵子抄』を、今の世に、新たに、見直します。

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ついでに!
テルミンのテルミンによるテルミンの為の新アルバム 『All Theremin』発売予定!

  ~~~~~~~~ 演奏会詳細  ~~~~~~~~

■タイトル:智惠子抄 ~ テルミンと語りで紡ぐ愛の物語り ~

■時:2017年10月28日(土)15時開演(14時半開場)

■所:
横浜美術館レクチャーホール
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
http://yokohama.art.museum/index.html

■出演:
ぷらイム 
http://theremin.blue.coocan.jp/prhymx.html
大西ようこ[テルミン]
三谷郁夫[ギター&歌その他]

■ゲスト:水沢有美

■アクセス:
みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい」駅〈3番出口〉から、マークイズみなとみらい〈グランドガレリア〉経由徒歩3分。
または〈マークイズ連絡口〉(10時~)から徒歩5分。

■朗読(予定):
「人に」「人類の泉」「樹下の二人」
「あなたはだんだんきれいになる」
「あどけない話」「風にのる智惠子」
「千鳥と遊ぶ智惠子」「レモン哀歌」
「荒涼たる帰宅」「亡き人に」
「智惠子の半生」

■演奏曲(予定)
「智惠子抄」より(清道洋一)
「三つの情景」より(田中修一)
「夢想」(ドビュッシー)
「別れの曲」(ショパン)
「トロイメライ」(シューマン) 他

■第二部はぷらイムです。こちらもお楽しみに!

■チケット(全席自由)
前売:3,000円 当日:3,500円
小学生以下 1,500円
障がい者・介助者ペア 5,000円
未就学児童のご来場はご遠慮ください。

■主催:
浜野クリエイト(お陰様で30周年!)
ぷらイム(お陰様で10周年!)

■共催:彩企画

■チケットお取り扱い:
浜野クリエイト(大西)
theremin@art.nifty.jp
お名前・枚数・ご連絡先・チケット送付先お知らせください。
チケット及び郵便振替用紙を郵送いたします。
振込手数料が発生する場合はお客様でご負担ください。

■水沢有美プロフィール:
東宝ニュータレント第5期生。1966年「青春とはなんだ」の高校生役として本格的に女優デビュー。1975年「俺たちの旅」では食堂の看板娘・奈美役で人気を博す。2013年より現在、年間新作主演舞台4本出演。
2012年、亡父・小沢不二夫氏の作詞になる「リンゴ追分」(1952年、美空ひばりのシングル)をシティレコードよりカバー。
2016年「東久邇宮文化褒賞」を受賞。
日舞は坂東流名取(坂東三有美)
俳号、水沢水音(みおん)
コントロールプロダクション所属。

■クイズに答えて、ぷらイム10周年記念グッズをもらっちゃおう!
 クイズに参加する場合は開演10分前までにご来場ください。

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フランスに行く直前に、高村光太郎連翹忌運営委員会の小山さんから、光太郎先生がパリ留学中にパリを紹介している画像をいくつか頂いたので、自由時間に、その跡を尋ねてみました。


【光太郎先生が住んでらしたモンパルナスの下宿。】



17番地、というと、ここになります。ここに住んでらしたのかっ!と写真を撮っていたら、中から今の住民の方が出てらっしゃいました。

左側がカフェになっていて行き止まりの路地の角はカフェです。





路地の奥は関係者しか入れないみたい?



狭い路地に車の路駐。エクスでもパリでも、びっしり車が道に止まっている光景をよく見ました。どうやって縦列駐車するのかしら。

そして、石造りの家。光太郎先生が暮らしてらした頃とあまり変わってないのだろう、と思うと、不思議な感じになります。



フランスの家は、中庭が素敵な事が多く、これも、どなたかの家の中庭。

最近の(?)フランスはとても親日的で、うっかりすると、嬉しそうに片言の日本語で話しかけられたりします。

駆け足取材だったので、日本に帰ってきてから、あれ、この建物は1棟だったのかな~、とか、気になる所が色々出てきます。いつかゆっくりお散歩したいです。



【メディチの噴水】



光太郎先生の説明によれば

「昔この公園がメディチ家の庭園であった頃、其中にあったもので、後それが公園となり、四辺が漸次と明るく新しく変わって行く中に僅に昔のおもかげを残して淋しく突っ立っている」

という事ですが、ここが、気持ち良かった!! パリに行く予定のある人にはみんなに薦めたい! 



 

暑いパリの町。水辺の気持ちよさは格別で空気まで違う気がします。休憩している人も多く、市民の憩いの場みたい。





噴水の横に生えている木には、落書きが沢山! これは良くないのではあるまいか。とは思いますが、愛されている場所の様です。



これは妹です。

 

これは噴水の裏側。




【パンテオン~ソルボンヌ大学】



塔の先端が町並みから飛び抜けているので、遠くからでも、あ、多分あそこ、と分かります。建物が光太郎先生好み。。。な気はしないのですが、上の方にあるロダンの彫刻に惹かれたのかも。

階段の所には、沢山人が座ってくつろいでいました。





パンテオンの向かい側。学校の様ですが、とりあえず自由に入れるので、現役の学校ではないのかしら。さまよいこんでトイレが使えて助かりました。ソルボンヌ大学附属の施設かしら。。



という訳で、ソルボンヌ大学の方へふらふらと。

さすがに大學の校舎は身分証明書(学生証?)を見せて入る様になっており、その前のカフェで休憩。オムレツとサラダを頂きました。



フランス、特にエクサンプロバンスは、野菜と果物がおいしかった! フランスのいわゆる高級食材は、お金を出せば日本でも食べられます。チーズも種類は山ほどあってどれも美味しいですが、日本で買うと高い・・・・という事に目をつむれば、日本でも食べられます。問題は日常的に食べる野菜や果物のおいしさ! 中身がぎゅっと詰まった感じで食べ応えがあって新鮮で、お日様の味がして。それに比べると、日本の野菜や果物は水っぽくてモロモロしている。。。。なんと言うか、根性無しな野菜や果物、という感じ。これは、食べたい時には輸入物を食べればいいわ、という訳にはいかない贅沢だなあ、と思います。これを日常的に食べられるフランスの人がうらやましい。




【サンミッシェルの噴水】

この噴水に関しては、光太郎先生の文章が面白いので、引用します。

「通路の出外れにあつて、或長屋の入り口の角が噴水となつて居るものである。家屋の建築の上から、日本などでは考へも及ばないことであるが、これを見ても巴里人が如何に街街を美しくしやうと努めて居るかが解るだらう。家屋なるものは衣食住の住のみを以て能事終れりとしては居られない、只住むといふ以外に何等か求むる處がなければならぬと云ふ事が感付かれる。」

岡倉天心の『茶の本』の冒頭を思い出しました。茶は日常生活の俗事の中に美を崇拝する一種の審美的宗教すなわち茶道の域に達す。



その紹介文から小さな噴水を想像して行ったら、意外と大きくてびっくりしました。
車がびゅんびゅん行き交う真ん中にあり、光太郎先生の頃とは大分様子が違うかもしれません。

今は、待ち合わせポイントになっている様です。






【サント・シャペル寺のステンドグラス】



中を見学するのには行列になっていたのであきらめて、外側からのみ。

あっちこっちで建物に入るのに行列していますが、これは入場制限をしている為なので、中に入ってみるとゆっくり見られる事も多いです



左側が教会で、右は裁判所。

ステンドグラス、どこかしら。



セーヌ川。





【オペラ座入り口正面の階段】

オペラ座の前は、巴里で一番危ない所だと言うので、まだ人が出始める前、朝起きてすぐ、荷物は全てホテルに置いて、決死隊になって写真だけ撮りにいったらば、正面の階段なるものは、中に入れないと見られない。

まだ中に入れる時間にはなってなかったので、オペラ座の前でマリリンモンローごっこだけして帰ってきました。





そして、夕方、今度こそ、と思って行ったら4時半で閉館!(着いたのが4時31分) 

フランス、夜の9時10時まで明るいのに、観光施設の閉館時間早いっ。あとはご飯食べる位しかする事ないのに。

 

 

いつか、チケットを買って着飾ってオペラ座の中に入ってみようと思います。




【その他】

中に入れなくて空振りな訪問先もありましたが、巴里の町中、どこを歩いても楽しい!!


特にモンパルナスのあたり。


リュクサンブール宮殿


宮殿のあるリュクサンブール公園


う~ん、モンパルナス! な感じ☆ 多分。。。


ソルボンヌ大学のそばで、彫刻にゴミ箱を干してありました。


やはりソルボンヌ大学のそばの、中世博物館。ずっと工事中の様です。


けれど、ぐるっと工事中の壁に、いろんなアートがあって楽しい。




光太郎の「曽遊紀念帖」明治45年(1912)へのリンクはこちら
https://blogs.yahoo.co.jp/koyama2870041/11907665.html

今回回ってきた所の、詳しい説明は、連翹忌運営委員会さんのブログのこちらの記事
https://blogs.yahoo.co.jp/koyama2870041/14563034.html


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Kyさんとご一緒させて頂いて、パリの、エスパスジャポンで演奏させて頂きました。

革命記念日前のお忙しい中、沢山の方にご来場頂いて、ありがとうございました。

テルミンを貸してくださいました生方さん、ありがとうございました。







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エクス市、マルセイユ総領事館、観光局、テルミンを貸してくださった生方さん、コーディネートと当日の通訳までお願いしてしまった脇本さん、その他エクサンプロバンスの方々、多くの方にお世話になりました。

ありがとうございました。

快く能楽堂を使わせてくださった熊本の狩野家にもお礼申し上げます。
エクスプロバンスの青い空と能楽堂、素敵なシチュエーションで演奏させて頂けて、お客様も沢山いらして頂けて、幸せです。















演奏動画 「無限に広がる大宇宙~新相馬節 」
https://youtu.be/55MlHUqbCZg


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