※当初26日とご案内しておりましたが、27日に変更になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/24/dea250fe4ac35a30453a660d5d863a35.jpg)
テルミンミュージアムでは、不定期ですが、月末の第4土曜日、RCAテルミンの実演奏を行う「RCAテルミンの夕べ」を開催しております。毎回、ゲストにお越し頂いており「第13回RCAテルミンの夕べ」には、日本の電子楽器の受容史、開発史の研究で博士の学位を取得された藤野純也さんと、『テルミン』(ユーラシア・ブックレット)著者の尾子洋一郎さんをお迎えし、日本のテルミン受容史の、これであまり知られて来なかった側面を語って頂きます。
RCAテルミンの音は、昭和初期に日本に輸入された際、RCAテルミン・日本における初めての演奏会のプログラムに沿って、聞いて頂く予定です。
※RCAテルミンの演奏者は未定です。
※RCAテルミンの調整具合によっては、RCAテルミンの演奏は省略される可能性があります。
■時:令和4年3月27日(日)14時~15時
■所:テルミンミュージアム
■配信URL:https://youtu.be/tMCnzXm7Yt4
チャットによる参加可
■主催:テルミンミュージアム
■ゲスト:藤野 純也(Junya FUJINO)・尾子 洋一郎(Yoichiro OGO)
■藤野 純也:
1979年生まれ。大阪府箕面市出身。2001年に上京、PAN SCHOOL OF MUSIC、東京音楽大学で作曲を専攻、卒業研究としてとりくんだ、日本のテルミン受容研究をきかっけに資料研究の面白さにのめりこみ、大学院からは音楽学に転向。 国立音楽大学、大阪芸術大学を経て、2018年に日本の電子楽器受容史研究で博士(芸術文化学)の学位を取得、日本の電子楽器受容史・開発史の研究、関連資料の蒐集に継続的に取り組んでいる。
■尾子 洋一郎:
『テルミン』(ユーラシア・ブックレット)の著者
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008173509-00
■RCAテルミンとは
RCAテルミンは、テルミン博士自身が設計し、一般に流通したテルミンとしては、最古のモデルです。1929年から1930年にかけて、RCA社により500台販売されました。
現在は、世界に137台の現存が確認されており(2022年3月1日現在)いくつかは美術館や博物館で展示している、という貴重な楽器です。テルミンミュージアムの所有するテルミンは、テルミン博士をアメリカに招聘した Mischa Tulin の所有だった事が分かっています。
中をあけると大型の真空管が並んでおり、それらは、今は製造されていない真空管ばかりです。真空管の消耗を避ける為、お客様に音を聞いて頂くのは、月に1回「RCAテルミンの夕べ」のみとしております。
■Facebookのアカウントのある方は、イヴェントページはこちらになります:https://www.facebook.com/events/353820096622194