フィクションのチカラ(中央大学教授・宇佐美毅のブログ)
テレビドラマ・映画・演劇など、フィクション世界への感想や、その他日々考えたことなどを掲載しています。
 



 少し前のことになりますが、刑事鳴沢了シリーズや高城賢吾シリーズなどの警察小説や、多くのスポーツ小説で有名な、作家の堂場瞬一さんと対談してきました。6月下旬のことです。
  堂場さんのウェブページはこちら→ 「堂場瞬一with中央公論社」 
            
 この対談は、中央大学広報部が読売新聞の協力を受けて企画されたものです。中央大学が「YOMIURI ONLINE」のページ上に見出しを持っていることから、企画が実現しました。いずれ「YOMIURI ONLINE」と中央大学の「CHUO ONLINE」の両方からアクセスできる形で、ウェブ上に掲載されると思います。
            
 堂場さんは長く新聞社に勤めながら小説を書いてきた方で、現在は執筆に専念されています。お会いしてみると、元新聞記者というイメージよりは、警察小説の登場人物のように精悍で若々しい方で、そのお話もきわめて魅力的でした。
            
 堂場さんの作品、特に警察小説は、何度もテレビドラマなどの映像作品に原作として使われています。また、私は近年、文学研究からテレビドラマ研究に分野を広げています。そんな共通点もあることから、今回の対談は、文学のリアリティをめぐる話や文字ジャンル(小説)と映像ジャンル(ドラマ)の関係など、多岐にわたるやりとりができました。1時間半ほどの対談時間があっという間に過ぎてしまうような、自分自身がスリリングな体験をすることができた対談でした。
 この対談の内容はいずれウェブ上に掲載されますので、楽しみにお待ちください。
            



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