昨日は体育の日でしたが、私は近頃、あるトレーニング・ジムにときどき行っています。
昨年少し体調を崩してしまい、それから運動するように心がけ、いろいろ試した結果、このトレーニング・ジムにたどり着きました。
「運動しないと太ってしまう」という方がよくいるのですが、私の場合は逆で、運動をしないと胃腸が働かなくなってものが食べられなくなることがあります。昨年胃腸の具合をかなり悪くした時期があったことから、できるだけ運動するように心がけています。
以前はジョギングだのトレーニング・ジムだのは大嫌いでした。バレーボールとかテニスとかゴルフとか、とにかくゲームの楽しさがないものには全く興味が持てませんでした。しかし、そういう種類の運動は、場所やら相手やら都合のいい時間やら、いろいろと面倒もつきまといます。その点で、トレーニング・ジムというのは自分の都合のよい時間に好きなだけ運動ができるので、続けてみると「これはこれでいいもんだ」と思うようになってきました。
ところで、私が行っているトレーニング・ジムというのは、高い年会費や毎月の会費を払うようなところではぜんぜんないので、いろんな人が気軽にやってきます。筋トレしたり、エアロバイクをこいだりしているとヒマなので、他の人を何となく(見るつもりでなくても)見てしまうのですが、なかなかユニークな人たちがやってきます。
たとえば、いつもダンスの腕の形をしている人。私は心の中でひそかに「ダンスじいさん」と呼んでいるのですが、右手を伸ばして高く上げ、左手を女性の背中に回すかのように肘から曲げています。そして、その姿勢のままトレーニングルームを歩いたり、鏡に向かったり、時にはその姿勢のままでランニングマシーンの上を歩いているのです。
あるいは、もうかなりの年配の方なのに異常に筋骨隆々の体をしている人。こちらもひそかに「マッチョじいさん」と心の中で呼んでいます。この人は、これ見よがしにひどく小さなタンクトップと言うかランニングシャツを着てくるのです。真夏でもないのにタンクトップ、それもまるで小学生の女の子が着るような小さいシャツを着てトレーニングルームに入ってくるので、どう見ても体のすごさを見せたくて仕方がないのだと思われます。
あそこまでにはなりたくないものの、私もせっかくトレーニングジムに通っているのだから、少しくらいは筋肉をつけようかとは思います。特に、昨年胃腸の調子を悪くしてかなり痩せた時期もあったことから、あんまりみすぼらしい体型にもなりたくないなと感じることがありました。
まあ、またそれにも飽きて違う運動を見つけるかもしれませんが、そんなわけで、しばらくはこのトレーニングジム通いをしてみようかと思っている今日この頃なのでした。