全然期待していなかったドラマなのですが、毎回見る度に涙・涙のドラマです。この土曜日9時の時間はそれまで『ごくせん』の枠で、戯画化されたお笑い系ドラマの時間だったのですが、今クールは一転して感動ものです。 「親に捨てられた子どもが南の島で人々の愛情に触れて変わっていく」って書くと、あまりに安っぽい設定なのですが、そして、実際に安っぽいお涙頂戴ドラマでもあるのですが、それをわかっていても毎回泣いてしまうところがすごいドラマと思います。
それから、音楽の効果というものもドラマ(映画や演劇も含めて)ではとても大きいですね。このドラマの主題歌はコブクロ『ここにしか咲かない花』で、この曲がかかると反射的に泣けてくるような気がするくらいです。
ちなみにこのドラマには原作本(森口豁『子乞い』凱風社)があるので、今度取り寄せて読んでみるつもりです。