ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

経営と政治と経済

2011-01-26 00:54:04 | つれづれ

私、大学は国際政治経済学部というなんだかすごそうな学部を卒業しました。

 

その学部を選んだ理由は、高校生のとき、国際機関で働きたかったので、国際政治を勉強したかったからです。今考えると安易な選択でしたが・・・そして、大学に入ってしばらくすると国際機関で働きたいという願望もなくなり、しかし皆がやっていた就職活動は嫌で、リクルートスーツを着てがんばっている人たちを横目に、通訳の学校に行ってみたり、でも結局挫折したり、と、今思えば適当なことをしていました。大学卒業しても親のすねをかじるわけには行かないだろうと思って4年生の秋になってから、適当に雑誌の募集をみて応募したのが今の会社です。そんな私が、あんなに苦労して就職した友達たちが転職を繰り返したり主婦になったりしてるのを尻目に、未だに大学卒業してすぐに入社した会社に勤めているというのは不思議なことです。

 

話はそれましたが、大学で、政治とか経済とか経営の授業をいろいろとったけど、結局は何にも頭に残っていない。授業は真面目に出席して、興味があるものは勉強もしたので、成績はそこそこだったのですが。なのに何で全然覚えていないのでしょうね。

 

こんなことをいまさら言っているのは、最近、「世の中は政治、経済、経営、この3つに尽きる」と実感しているからです。そして、何であの時もっとちゃんと勉強しなかったのかなあ?或いは、今の経験と実地から得た知識で、もう一度勉強できたら、何か役に立ったのかなあ?とつれづれ思うからです。

 

仕事で、経営の補佐を任されるようになり、どうしたら会社が儲かるか、どうしたらうまく運営していけるか、というのを本気で考えるようになりました。しかし、それをやっていくうちに、経営は世の中の経済に左右され、また運営は、社内の政治力にも影響される、ということを実感するようになりました。

 

また一方で私のプライベートの時間の多くを費やすことになっている補習校。(土曜日半日だけですが、週末の半分は、通学、宿題のフォローなどで終わるし、ボランティア活動も少しあるので。)ここでも、最近私の周りであるトラブルが発生し、いろいろ考えさせられたのです。会社は、会社の持ち主であるオーナーや株主に発言権があり、取締役に経営責任がありますが、学校って誰が経営責任を負うのでしょうね?補習校のような場所は、理事長でしょうか、校長先生なのでしょうか?保護者がボランティアでやっているさまざまなサポート活動で、もめたときは、誰が責任を持ち、誰が最終決断するのでしょうか?そんなこと、恥ずかしながら今まで考えたこともなかったのです。会社は、上司や経営者の指示にしたがうのが基本で、誰の言うことを優先するのかは明確です。でもそれ以外の組織の場合はどうなのかな?といろいろ考えてしまいました。簡単に言うとある活動の中で対立している人が出てきたのですが、力のある人を自分の味方につける、異なる勢力を調整する、「政治力」って必要だなと思ったのです。これって規模は違えど、世の中の政治と全く同じですよね。

 

そして政治だけでも世の中は成立しないのです。ちゃんと経営できないと、破綻してしまいますからね。現在世界各国の政治には「経営力」が欠けている気がします。民衆の声だけ聞こうとして、それで「政治」だけをやっていると、収支がおろそかになります。お金は沸いて出てくるものではないですからね。収入をみて、使う金額を決める、どうしたら収入も増えて皆もハッピーになるか、考えなくてはいけませんよね。

 

と話はいろいろ飛んでしまって、お読みいただいた方にはわからなかったかもしれませんが、なんだか自分の消化のためにも、ちょっとだけ吐き出したかったのでブログに書いてみました。すみません。


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Jane)
2011-01-26 17:16:00
国際舞台(って何だ?つまり国家の代表達が集まってなんだかんだやっている、会合、会談とかCNNとか、そういう全部かな)において、
政治と経済の力、というのはいつも思っていたけど、経営、というのも確かにそうだね。
国家にしたって、どうやって経営していくか、
つまり、どうやって国民を取りまとめて、
国民の意見を聞くようなジェスチャーをしながら(つまり、国民の意見を実際に聞くかどうか、ではなく、国民自身が意見を聞かれていると感じるかどうか、が大事だと思う)リーダーシップを取って、国家をいう集合体をマネージしていかなければいけないなぁ。

うーん、大学の授業、私も国際法と英語以外は何も覚えていないかも。学部出てすぐに行った
大学院の授業も、結構覚えていない。でも、
その後しばらく働いて、それから戻った大学院の授業は、とっても鮮明に覚えているよ。
そう考えると、大学の授業は、ある程度社会経験をつんだ社会人にもっともっとオープンにしていくべきですね。
Unknown (えぬ)
2011-01-31 13:17:22
補習校の例のトラブルは私も驚きました。ボランティア集団は責任の所在が難しい。ただそれをわかって、みなが助け合い、時に目をつぶらなければならないことも時にありながら、円滑にやっていくのが大人の集団と私は考えます。それはイコール政治力といえるよね。あのケースでは、問題提起した先生もやり玉にあげられた委員長氏も政治力不足といえるよね。。。
そう、これから現地校だって、PTOも対学校/先生対応も政治力いるよー。

国際政経か、花形学部だったんだねー(笑
さあ今思い出そう、何を勉強したかを!! 私は大学時代とても不真面目だったけど、今講義を聞いたら全然違って聞こえると思うよ。でも不真面目時代がないと、そういう今の感慨もないんだろうから、人生に無駄なことなんてないと思ってる。。。
Unknown (ウサチーロ)
2011-02-02 11:03:54
Janeさん
なかなか含蓄のある意見ありがとうございます。
でもJaneさんさえ大学の授業覚えていないなんて安心した!でも私も英語のクラスは覚えてるかも!トクラってなんとなく特殊な雰囲気があったよね・・・

えぬさん
ご意見ありがとうございます。
なんか、結構無関心派?というか傍観の人が多くて私はそこももやもやしてたんです。何か口を開くとどちらかのサイドについてるように思われてしまうと思ったのかな?彼らの会話を、主観的にメールしあうのではなくて、皆で面と向かって話し合えばもうちょっとうまく行ったんじゃないかな?と思いますが、難しいですね・・・

コメントを投稿