考えるための道具箱

Thinking tool box

POPEYEの創刊号を入手しましたよ。

2005-02-02 18:49:52 | ◎書
…って珍しくもなんでもないですね。思えばわたしが「POPEYE」を毎号購入していたのは、通巻50号から120号くらいまで、中学3年から高校3年までの多感な時期でした。大学に入ったあたりから、同誌の編集方針も変わり、かなりくだらなくなったので購読をやめたわけですが、それでも今にして思えば、あの時期の「POPEYE」がわたしのメディアリテラシーの基盤になっているし、その後の雑誌狂の原点になっているともいえます。

50号から始めたわけですから、当然その前のことも知りたい。よって一時期は古書店をめぐり蒐集したりもしました。そのなかでも、当時はやはり創刊号カリフォルニア特集は幻的な位置づけになっていたわけです。たまに見つかっても、けっこうな値段がついていましたので、若者がおいそれと買えるものではなかったと記憶しています(いまの相場はわかりませんが)。

で。写真でおわかりいただけるように、ようやく入手することができました。

って、その指はなんなんだよう。

こたえは、ご存じのかたも多いと思いますが「タイムスリップグリコ」の新しいおまけシリーズ「思い出のマガジン」です。これまで「タイプスリップグリコ」は、60~70年代のブームをフィギュアにしたり(ウルトラQのカネゴン、フラッシャーつきのサイクリング車…)、鉄人28号シリーズをやったり、70年代の歌謡曲CDなどをおまけにしていたわけですが、今回は、60~80年代に世を席巻した雑誌のミニチュア。写真の「POPEYE」は、70mm×50mmサイズですが、中身はほぼフルの222ページで広告も含めて再現されています。

もちろん記事は、たとえルーペがあったとしても読めるかどうか怪しいですが、それでも写真含めて、創刊号の気概と雰囲気は伝わります。「スタンスミスは知ってたけど、スーパースターもこの頃からあったんだあ(もちろん、NIKEのシューズも、古いロゴ)」とか「あ、これがジョギングブームの発端だなあ」とかね。全編、小林泰彦画伯によるミニ「カリフォルニアスケッチ」なんて、感慨深い記事もあります。デザイン&コピーとも、2005年の雑誌の源流であることがあきらかにわかるというのも驚きですね。

さらに、じつは1972年の「平凡」ってのも入手しています。おなじみの表紙は、ジュリーと天地真理。青春時代の村野武範、ビキニの小柳ルミ子、サーファー紀世彦、ジュリーとショーケンの対談、ゴールデンハーフ…と赤面の人たちがピックアップアーティストされています。あ、「マスコミ嫌いの変り種・吉田拓郎」の記事もありますねえ。もちろん、付録のソングブック「VIVA VIVA! NEW HITS」しっかりついているわけです。

「思い出のマガジン」シリーズは、このほか「花とゆめ」「Olive」「ARENA37℃(表紙は、THE ALFEE)」「鉄道ファン」「少年画報」「CAR GRAPHIC」。たぶんわたしはじつは「4年の学習」を狙って買い続けることになると思われます。

このほかにシークレットもあるようで、これを予想してみるのも楽しいかもしれません。マガジンハウス(平凡出版)のものが多いので「平凡パンチ」かなあ、と思ったりもしますが、場合によっては、付録つきの「5年の科学」かもしれません。どなたか入手した方、お教えください。

と、思ったらすでにゲットした方がいらしゃいましたよ。

あ、こんなのも販売しているようです。ある意味おバカですね。まあ、いずれにしても、なかなか面白い食玩ではありますが。

------------------------
あ、ちなみに食玩といえば、先週はコナミのエイリアンシリーズを買い続けたわけですが、こちらはエイリアンじたいを当てることができなかったものの、ナルキッソス号とパワー・ローダーが入手できたので、そこそこの満足度をえることができました。

------------------------
あ、そういえば、ようやく今冬2回目のチロルチョコきなこもちもゲットしました。こんなお気楽なことばかりやってる場合ではないんですけどねえ。


------------------------
↑青息吐息で更新しとります。ぜひ、
↓本と読書のblogランキングサイトへ。