My Pug Log

「MY PUG」は、生前のパグの名前『舞』から摂ったものです。
これからは夫婦二人を、気ままに綴っていきます。

5月最後の山旅 《終》 - 白州町の中で 花たち -

2005-05-31 21:32:41 | 山・野草
白州町の朝の野菜や、草花、木々の花、空気が澄んでいるので、太陽の光が強く、色が鮮やかでした。
KINO CAFE の農場で ~~~ 小麦の若い穂です ~~~

KINO CAFE の農場で ~~~ エンドウ豆の花です ~~~

白州サントリー蒸溜所の中で ~~~ ヤマボウシです ~~~

白州サントリー蒸溜所の中で ~~~ クサノオウ ~~~ ※ hanafumiさんコメント有り難うございます。
◇ クサノオウ ◇ ケシ科クサノオウ属 学名:Chelidonium majus var. asiaticum 和名:草の王、草の黄
chelidon = ギリシャ語のツバメ、燕が雛鳥の視力を高めるため、草の液で目を洗うといわれている?。

白州サントリー蒸溜所の中で ~~~ 西洋シャクナゲです ~~~

2005-5-27 ~ pm12:00     白州町の中で撮った花たち     これにて《オワリ》です
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5月最後の山旅 《終》  - 尾白川・駒ヶ岳神社-

2005-05-31 17:22:06 | 山歩き
尾白川の河床には、どうやってここまで来たのかと思うような大岩が、寝床のようにドカンと鎮座していまし
た。この真っ平らな大岩を、端から端まで歩いてみたら9歩ありました。 その上で6時から30分程横になっ
て寝ってしまいました。瀬音を子守唄に気持のいい仮眠、野鳥、風の音、岩の声・・・聴くことが出来ました。

甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根がぼんやり見えています。 ~~~ 夢の中なのかな。 ~~~

花崗岩の河床を流れ下って行く「南アルプス 天然水」、仮眠から起きてこれで顔を洗いました。

『甲斐駒ヶ岳・駒ヶ岳神社』
甲斐駒ヶ岳の名称は建御雷神から生まれた天津速駒と言う白馬が住んでいたのに由来します。同様に
尾白川もこの白馬の尾から取られたものです。甲斐駒ヶ岳は信州の人 今右エ門の次男、権三郎(後に
弘幡行者開山偉力不動尊)によって開かれた信仰の山であります。 甲斐駒ヶ岳は甲斐駒の麓にあり、
今から約270年前に駒ヶ岳講信者が建立し、須佐之男命の子、大躬貴命が祭られています。 幽玄なる
神木に囲まれたこの神社は毎年4月12日に神楽が行われ講社、氏子の参拝で賑やかです。  白州町
と云う、説明板が入口に立っており、境内のあちこちに氏子や講中の寄進した烏天狗の像が建っている。

千が淵の淀み(ここから先は遊歩道崩落で通行止)      大きな岩がごろごろしている尾白川の河床。

2005-5-27 ~ am10:30  この後、限定ウイスキーを買うため白州蒸溜所へ

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5月最後の山旅 - 白州の里 -

2005-05-31 14:20:15 | 山・野草
早起きは気持いいです。山里の早朝は爽やかな空気と、淡い朝日の光が深呼吸の体一杯入ってきます。

◇ アヤメ ◇  アヤメ科アヤメ属  学名 : Iridaceae iris sanguinea  和名 : 文目

葉のつきかたが文目模様に似ているのでついた名前。花に青紫の網目模様がある。

◇ キショウブ ◇  アヤメ科アヤメ属  学名 : Iridaceae iris pseudacorus  和名 : 黄菖蒲

白州尾白の森 名水公園の池に咲いていた「キショウブ」です。ヨーロッパ原産。

◇ ワラビ ◇ イノモトソウ(井之許草)科ワラビ属 学名 : Pteridium aquilinum latiusculum 和名 : 蕨
ワラビは、草の色(表面)が藁を焼いた灰に似ているとこから、「藁火」(ワラヒ)からついた名前です。

◇ オオマムシグサ ◇ サトイモ科テンナンショウ属 学名:Araceae takedae 和名:大蝮草
下から見たもので仏炎苞の内部が見え、口の所が耳状に広がっているのが良くわかります。

筒(仏炎苞)の中は一本の棒状の肉穂花序に雄花(上)、雌花(下)がついています。  (図鑑を参照)
苞の中に雄花花序がちょっと見えます、草丈は場所によって大小があり、人の背位のものもあります。

◇ タラノキ ◇  ウコギ科タラノキ属  学名 : Araliaceae elata  和名 : 愡の木  別名 : タランボ

2005-5-27 am5:30 ~ am7:30  早朝の白州の里山
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5月最後の山旅 -Pensyon Born Free -

2005-05-31 00:10:00 | 山歩き
入笠山を下って富士見町から20号線を、白州町(現在、北杜市)のペンション Born Free まで走る。

走る20号線の真正面に、雨乞山越しに甲斐駒ヶ岳の頭がちらっと見えた。将にサイトビューイングライン。

午後17時20分ペンション到着。ペンションマスターにご挨拶。 「急な予約でどうも。お世話になります。」
「いや、飛んでもない。ご利用頂き有り難うございます。」「珈琲が入ってます。どうぞ。」うれしい歓迎です。
と云うことで、去年歩いた日向山のアルバムを見せて ・・・・・ 無理矢理見てもらって、話題は弾む。・・・・・・
今晩は、雑誌「Hanako」の取材スタッフが同宿。6月22日発行の「水の特集」でサントリー蒸溜所を取材。
ペンション ボーンフリーの入口。                  看板猫の「ショコラちゃん」。

   テーブルに飾られた「タニウツギ」           全て自家製の朝食。野菜は朝採りです。

2005-5-26~5-27    20号線(走行中は家内が撮る)とペンションで撮影
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5月最後の山旅 - 大阿原湿原を歩く -

2005-05-30 16:30:05 | 山歩き
入笠の駐車場から10分ほど車で下った所に、大阿原湿原の入口があります。= 駐車場程あり、5台程。
右を進むと、初めから湿原の中を進むことになりますが、左に行くとしばらく樹林帯を進むことになります。

「大阿原湿原の貴婦人」 ・・・・・ 戦場ヶ原の白樺にあやかって、白く艶やかになってください。

谷地坊主も、中間湿原のスゲの仲間が湿原の乾燥が進んで、草原化している状態が良くわかります。

林から湿原を覗いたら、一頭の鹿がすーっと走っていくような感じがしました。良く見たら木の切り株でした。

湿原の水が集まって流れが出来ていました。水の色は、珪藻類が溶けているのか一寸茶色していました。

樹林帯を抜けた林縁の原には、まだ谷地坊主が必っかりしていて、完全な湿地状態で湿原の姿を残して
いる場所がありました。 ⇒ 谷地坊主:スゲ類が繁茂して株を作り、それが隆起して出来たものです。これ
から、坊主の頭のてっぺんに緑の髪の毛を生やして可愛らしい姿を見せるでしょう。 その横は谷地眼か?

2005-5-26 ~ pm16:00 ~   やっと春、若緑の大阿原湿原。
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5月最後の山旅 - 大阿原湿原の花 -

2005-05-30 13:20:15 | 山・野草
入笠山の中腹にある、一周が2kmの終息期に入った湿原です。湿原はまだ早春の顔、野草たちは数種
程度で、やっと芽が出ている所で、花は「イチリンソウ」「「ミツバオオレン」「ミヤマカタバミ」の三種です。

◇ ズミ ◇  バラ科リンゴ属  学名 : Rosaceae malus sieboldii 和名 : 酸実 別名 : 小梨、小林檎
湿原や湿り気のある林縁に生育する潅木、奥日光の戦場ヶ原、霧ヶ峰、八ヶ岳の裾野などにあります。  

◇ ミツバオウレン ◇ キンポウゲ科オウレン属 学名:Ranunculaceae coptis trifolia 和名:三葉黄蓮

◇ イチリンソウ ◇ キンポウゲ科フクジュソウ属 学名:Ranunculaceae adonis nikoensis 和名:一輪草 

◇ ヤナギ ◇ 

◇ ミヤマカタバミ ◇ カタバミ科カタバミ属 学名:Oxalidaceae oxalidaceae griffithii 和名:深山傍食 

2005-5-26 大阿原湿原にて    白州の植物へ続く
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5月最後の山旅 - 入笠山を登る 2 -

2005-05-29 13:20:00 | 山歩き
14時20分広場のような山頂に到着、3人の方が休んでいる静かな頂 1、899m。もちろん展望は最高?。360度というところ
だが富士山、北アルプスは見えない。八ヶ岳全山、蓼科山から霧ヶ峰、美ヶ原まで、南アは鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、間の岳、仙
丈岳、惜しむらくは北岳が甲斐駒の蔭で見えないのが残念です。南には、中央アルプスの木曽駒ヶ岳、宝剣岳の千畳敷カール
が見える。                    (画像は、レタッチにて修正してあるものがあり色が少々異なって表示しています。)

左から 車山、蓼科山、横岳、天狗岳、硫黄岳、阿弥陀岳、赤岳、権現岳、編笠山と並んでいます。右に秩父の山が見えます?。

左から横岳 2,829m、中央に阿弥陀岳 2,805mと主峰 赤岳 2,899m、赤い岩壁は大同心、小同心の脆い壁、
岩登り、氷壁登りのメッカで、今は知らないが50年前にはまだ未知のルートが沢山あり賑やかな所だった。
赤岳を下ってキレット(切戸)、権現岳 2,715m、編笠山 2,523m、三ツ頭 から小淵沢へ裾野が続いている。

左は、富士見高原に裾野が広っている。      右は、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳 2,967m、鋸岳。

北の剣岳、南の北岳と共に、私の好きな山「仙丈岳」。カール(氷河跡)は高山植物の宝庫だったけど?

中央アルプス。左から、空木岳 2,864m、宝剣岳(千畳敷カール)、木曽駒が岳 2,956m などが連なる。

親切な方が「シャッター押しましょうか」と云うことで、八ヶ岳をバックにした滅多にない二人の写真です。

14時50分、こんな天気ならサンセットタイムまでゆっくりして写真を、でも次の予定が、又、来ますよ~。

2005-5-26 入笠山山頂にて     ⇒ 次は、大阿原湿原へ
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5月最後の山旅 - 入笠山の花たち 2 -

2005-05-29 10:00:00 | 山・野草
途中花を探しながら登ってきた山頂、枯草色で花なんか咲いていないようだ。まわりを探していた家内が
「フデリンドウが咲いているわよ。」と呼んでいる。急いで下りていくと、「あっー、足元気をつけてよ。」と云
われ下を見るとありました、草丈2、3㎝の小さな星のような花「フデリンドウ」です。一輪だけのもの、三輪
集まっているもの、色も株により濃い淡いがあって個性を持っているようだ。 カメラを構え覗いてみても、
なかなか被写体が見つからない程小さいのです。その横に「ヤマハハコ」が生えていますが、まだお芽覚
め中で、綿毛に包まれた葉もまだ小さいものでした。「エーデルワイス」「ウスユキソウ」と同じ種類ですよ。
◇ フデリンドウ ◇  リンドウ科リンドウ属 学名 : Gentianaceae gentiana zollingeri 和名 : 筆竜胆

三輪 三人娘。十弁の花弁をお互いにぱっちり、下の茎には小さな葉を付け、美しさを競ってるようだ。

◇ ヤマハハコ ◇  キク科ヤマハハコ属 学名 : Compositae anaphalis margaritcea 和名 : 山母子
リンドウの横に、やっと芽が出た「ヤマハハコ」の綿毛に包まれた葉が見える。ウスユキソウに似ている。

◇ クサボケ ◇  バラ科ボケ属 学名 : Chaenomeles japonica 和名 : 草木瓜 別名 : シドミ、ジナシ
ここだけに、ボケの木が這いつくばるように生えていて、赤い花が色のない山を彩っていました。

2005-5-26 入笠山の斜面にて
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5月最後の山旅 - 入笠山を登る 1-

2005-05-28 22:30:00 | 山歩き
朝起きたときには目的の山が小楢山だった。 珈琲を入れている間に南アルプスの懐に行きたくなり、急
遽入笠山に変更、泊まる所を去年日向山に行ったとき利用したペンション「ボーンフリー」に電話する。行く
先と宿が決まり出発を9時半予定で車に道具を積み込み、9時45分出発する。中央道を諏訪南に向かう。
13時、入笠山の登山口駐車場に到着、卵スープを作り自家製お握りで遅い昼食を摂り13時40分出発。

登る途中から見た八ヶ岳・・・・・中央は主峰の赤岳2、899m 左に横岳2、829m 硫黄岳2、760mと続く 

やっと芽吹き始めた落葉松の林の上を、雲が千切れ飛んで青空が出てきた。明日はいい天気かな。

八ヶ岳全貌、その麓に広がる広大な裾野、八ヶ岳が如何に大きな火山(4、000m以上)であったかが判る。

登り終えた頂上1955m、三角点横にある入笠山の守護神 大山祗命摩利支天 の石碑。到着 14時20分。

~ 2005-5-26 pm14:50 ~
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5月最後の山旅 - 入笠山の花たち 1 -

2005-05-28 17:30:20 | 山・野草
午後1時40分マナスル山荘を出発、標準コースタイムでは30分のところを40分かけてゆっくり登る。大菩
薩と同じで、まだ山は目覚めたところ、登る途中には山桜が5分咲きで、白樺や落葉松はやっと芽吹き始め
たばかりだった。それでも 「エンレイソウ」「クサボケ」「フデリンドウ」「タチツボスミレ」 なども咲いていた。
◇ ヤマザクラ ◇  バラ科サクラ属  学名 : Rosaceae purnus jamasakura ※これ以上は判りません。

この桜は、窪みのようなところの日溜まりに多く咲いていて、芽吹いたばかりの紅い葉が艶やかでした。

◇ シロバナエンレイソウ ◇ ユリ科エンレイソウ属 学名 : Liliaceae tschonoskii 和名 : 白花延齢草
登り始めた道の横に"お花畑"の立札があり、やっと芽の出た鈴蘭の中に「エンレイソウ」が3株咲いていた。 

◇ タチツボスミレ ◇ スミレ科スミレ属 学名 : Violaceae viola grypoceras 紫色が標準、変種が多い。
山頂に近い林の蔭一面に紫色のタチツボスミレがあり、その一角に3株ほどこの白いスミレが咲いていた。

2005-5-27 入笠山を登る途中にて
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